1. 激流(1994)
《ネタバレ》 公開当時の宣伝の印象はサスペンスよりも川下りアクションに重点を置いてて(勝手にそうとらえてただけかも)、とにかく今まで見たこともないようなアクションが見れるのだと期待したのをよく覚えています。けっきょく映画館には行かずレンタルしたんだけど、たしかにほぼ全編で川下りってのは新しいんだけど、ごく普通のサスペンスにちょっぴりの味付けくらいにしかなってないのが惜しい。だいたい、せっかく命懸けで激流を下ってきたのにこんなこと言うのもなんですが、徒歩の父ちゃんの方がトラップつくる時間があるほど先に目的地についちゃってますが・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-20 15:28:58)(良:1票) |
2. 月光の囁き
《ネタバレ》 SだのMだのといったものが誇張されているように見えて、実はどこにでもある恋愛の中のちょっと複雑で異端で、それでいてものすごく単純で真理ともいえる恋愛を描いている。とくに女はSとは言い難い。男を犬のように扱ったり、他の男との性行為を見せつけたりというS的な行動があるが、そこに快感らしきものが見えない。一方で男はかなり異質な性癖を持っている。でも純愛の極致とも言える。なぜならその相手は一人だから。女は言う。「普通の恋愛がしたい」と。「普通」ってなんだろう。彼女の言う「普通」とは皆と同じということだろう。自分を隠して、その偽りの自分を好きになってもらう。でも男は自分の全てをさらけだしてくる。女はこの男を好きだから、さらけ出されたものに困惑しているだけ。彼女は答えを出す。感動的なエンディングと同時に感動的な主題歌が流れる。昨今のタイアップ曲でしかない主題歌ではなく、まさに主題を歌った歌が流れるのだ。「運命の人」という歌が。 [DVD(邦画)] 7点(2007-04-10 17:36:42) |
3. ケロッグ博士
男のケツが一列に並んでブルブルと振動している画は圧巻!?酷い点が並んでますが、私はけっこう楽しめました。不必要にエロかったけど目の保養もできたし。やたらと”う○こ”がでてくるがケロッグ博士が堂々と”う○こ”を扱うのであまりいやな感情は出なかった。でも浣腸のあとの黒生ビールジョバジョバーのカットはやめてくれ(笑)! 上記のケツのシーンもそうだが、大勢の人をとらえたショットはさすがアラン・パーカー、迫力あります。ズンチャッズンチャとリズミカルな音楽も作品をテンポ良く見せていて良かった。A・ホプキンスも良かったしB・フォンダも美しかった。ん?なんか絶賛してるなあ、書いてるうちにすごくいい映画のような気がしてきたぞ。えーい!7点!! でもホント、なかなかの秀作だと思ったんですけどねえ。 7点(2004-08-25 11:41:04) |
4. ケープ・フィアー
聞いた話だとジュリエット・ルイスの指なめシーンは彼女のアドリブだとか。デニ-ロが優れた女優と絶賛したらしいが、後の彼女の活躍を見ると、この作品ですでに片鱗を見せていたんですね。ジュリエットのことを知らなかった当時は(今は大ファンです)画面を通して彼女の凄さは伝わらなかった。今考えるとデニーロのインパクトが凄すぎたせいかも。作品は中盤まではなかなかに面白い。最後はホラーのお決まりのパターンでちょっとがっかり。 6点(2003-09-09 12:25:55) |
5. ゲーム(1997)
「ゲーム」が始まった時点でオチを予想していた。でも途中、話はどんどん思っていたのと違う方向へ。「おーい、どこまで行くの~。こんなストーリーかよ~!?」と半分がっかりぎみで見ていたら、最後は帰ってきてくれてホッとした。どんでん返しのある映画は大好きなのだがこの映画はどんでん返しだけである。観終わった感想は面白いんだか面白くないんだか...。でも映画にこだわりが無い人には薦めやすい。 6点(2003-06-09 15:27:48) |