21. 恋におちたシェイクスピア
シェークスピア好きが作ったエセ伝記といった趣きで、どの場面にも「こんな夢の映画を撮れて幸せだ」といった喜びが満ちあふれていて、観ていて一緒に幸福感を味わえる。俺はシェークスピアをあまり好きではないが、それでも随所に偉大な作家への愛を感じられた。できれば、前半の作家としての苦悩をもっと深く描いてほしかった。 7点(2003-11-26 10:44:07) |
22. コマンドー
レビューするといってもただただ破壊し、殺しまくる映画だしね。確かにシュワの原点かもしれないな、これは。でも、やっぱりここまで何も中身がないとちょっと物足りなさを感じるのも事実。まぁ、アリッサ・ミラノがとってもかわいかったので不満はないことにしよう。 6点(2003-11-26 18:23:03) |
23. コブラ
とにかくスタローンがかっこいい!・・・ポスターは(笑)。まぁ、スタローン好きの俺としては、まずまず楽しめた作品には違いない。『逃げるアヒル』の映画化だったが、後に『フェアゲーム』というタイトルで再映画化された。そして、その企画段階で主演候補の筆頭に上がっていたのがスタローンだった!・・・って、同じ役者で同じ小説映画化してどうするんだって(汗)。 6点(2003-11-26 18:18:11) |
24. コナン・ザ・グレート
演技ができないと感じているシュワの数少ないはまり役。英雄としての貫禄があり、エネルギッシュでよい。しかし、作品全体を観るとあらだらけで、今ひとつノレないというのが正直なところ。とはいえ、日曜の夜にチャンネルを合わせたら観てしまったという状況なら充分楽しめる仕上がりといえるだろう。 6点(2003-11-26 18:00:20) |
25. ゴジラVSビオランテ
《ネタバレ》 一時期カルト宗教信者だった我が輩は閣下が布教活動をされるという理由で本作に馳せ参じた。受付で学生証を見せるとなぜかお布施をまけてもらえて御利益が減るかもなどと思ったが、そのまま甘えて中へ。待ちに待った閣下の説法に子供たちが笑っているのが不愉快だったが、最後まで観賞。ビオランテの最期に沢口靖子が重なり、我が輩も悟りの境地に達することができたと喜んだ次第であった。ムハハハハハハハ! 6点(2003-11-26 16:56:46) |
26. コクーン
R・ハワードらしいあたたかい視点で描かれる高齢化問題。人間は避けられない死をどのように受け入れるのか? う~ん・・・後味はいいのだが、やっぱりテーマの大きさの割には斬り込みが浅い。巧みな演出で飽きることなく楽しめるので採点はこれぐらいかな。 6点(2003-11-26 12:30:00) |
27. 氷の微笑
《ネタバレ》 いくら『白と黒のナイフ』が成功したからって、エスターハス、男女ひっくり返しただけじゃない、これ。しかし、バーホーベンの悪趣味全開の演出が不思議な緊張感を生み出し、最後まで飽きずに観ることはできた。ダグラスの評価が低いが、このダメ男はやはりダグラスじゃなきゃダメでしょ。ストーンは成り上がったもののこれ以降ヒット作に恵まれず、続編制作にこだわっているとのこと。哀れだなぁ・・・。 6点(2003-11-26 12:07:58) |
28. コップランド
興味深い設定だが、プロットが練られていない。それは、脇に豪華なキャストをそろえたため、皆に気を遣いすぎて焦点が絞れていないのも要因の一つだろう。問題のスタローンは世間で言われるほど演技ができない役者ではない。しかし、本作のテーマを完全に表現できるほどの演技巧者ではないのも事実。耳が聞こえない状態で乗り込むクライマックスは素晴らしかったが、そこへ至るまでの苦悩はあまり感じられなかった。惜しい! 5点(2003-11-26 17:54:12) |
29. ゴッド・アーミー/悪の天使
《ネタバレ》 ご贔屓役者ウォーケンとストルツの共演ということで期待値が高すぎたか、可もなく不可もなくといった印象。中盤からプロットの運びによれがあるのが気になる。とはいえ、ウォーケンの怪演には満足。ストルツは・・・あの最期はないよなぁ・・・。 5点(2003-11-26 17:21:16) |
30. 心の旅
みなさんのレビューを読んでいるとなかなか好評ですねぇ。でも、なぜか全くシーンが思い出せないんだよなぁ、これは。元々あまりハリソンが好きではないこともあるのだが、こういった人間ドラマをやるほどの演技力はないと当時感じたように思う。スターとしての輝きのある人なのだから、それを殺す必要もないと思うのだが・・・。(ファンのみなさん、すみません) 5点(2003-11-26 16:39:57) |
31. 告発の行方
《ネタバレ》 プロット段階で練り込みが足りず、話がうまく転がっていない印象。女性に非があってもレイプは犯罪。これは至極もっともなことながら、手放しで賛同できない部分もある。男女関わりなく人間は自分を守っていかなければいけない。弱みを見せすぎるのはやはり問題。たとえ裁判で社会が守ってくれても傷ついた後では遅すぎる。事前に対処すべきことはしっかりすべきであろう。 5点(2003-11-26 12:43:20) |
32. 恋と花火と観覧車
砂本量の脚本を読んだ時、これはひょっとするとひょっとするな、と期待感を持った。ハリウッド得意の大人のラブコメの匂いをかぎとったからである。しかし、残念ながらカギとなる紅茶が活かされてなく、揺れる中年男の感情が上手く息づいていなかった。小品はドラマで充分という意見には異論があり、むしろこういった作品こそ暗闇のなかで心地よく感じさせてほしいと思っている。砂本監督、演出手腕に磨きをかけてリベンジを! 5点(2003-11-26 10:24:01) |
33. コピーキャット
全体的に緊迫感が不足している。現実の事件のコピーキャットというのは、脚本家にとってはなかなかおいしい発想だったと思うが、その分語り口に力を注ぐべきだったのでは。シガニー同様、ハリーも存在感に欠けあまり怖くもなく、ミスキャストだったと個人的には思う。そして、大プッシュのあったダーモット君は・・・ごめん、やっぱり覚えてない!(笑) 4点(2003-11-26 18:11:52) |
34. 恋のためらい/フランキー&ジョニー
今ひとつ入っていけなかった作品。やはり当時二十歳だった俺はあまりにも子供だったってことかな。ファイファーに魅力を感じられなかったこともマイナス要因。でも、歳をとってきてファイファーに色気を感じられるようになってきた今日この頃。今見直せば、たちまち得点倍増という可能性も否めない。今度借りてこようっと。 4点(2003-11-26 10:51:30) |
35. コン・エアー
緊張感が全くないアクション大作。ブラッカイマーとしては『ザ・ロック』の夢よ再び、といった思いだったのだろうが、くせ者を揃えた囚人たちに無駄なキャラクターをつけすぎだらけているは、ウエストの演出は一瞬の楽しさばかり求め全体をコントロールできていないはで、惨憺たる出来となってしまった。これだからアクション映画は不当に見下されてしまうんだよ・・・。 3点(2003-11-26 19:39:53) |
36. コクーン2/遥かなる地球
やっぱり前作がかろうじて楽しめたのはR・ハワードの功績だと認識するためだけの作品としか思えない。ところで、当時人気絶頂だったS・グッデンバーグはどこにいった? T・ハンクスを一歩リードする人気を誇っていたのに。 3点(2003-11-26 12:33:53) |
37. 高校教師/もうひとつの繭の物語
いくらTVドラマがヒットしたからって、キャスト・設定を変えてまで映画化というのはちょっと無理がある。といいつつ劇場で観てしまったのだが、荻野目慶子が演じる役の狂気を作品内でうまく消化できず、結果とても浮いた存在となってしまっていたのが印象的。過酷な運命を主人公に突きつけるショッキングさで乗り切ろうとする野島伸司の手法が映画という媒体に対応しきれなかったのが最大の敗因。 3点(2003-11-26 11:17:45) |
38. GODZILLA ゴジラ(1998)
《ネタバレ》 東宝ゴジラと造型が違うというのは個人的には構わないと思うのだが、中途半端にGODZILLAを生物として扱っているのが気になる。ならば平成『ガメラ』のようにしっかりとリアリティをもたせてくれないと。また、登場人物達の設定・言動もいい加減で何をしたいのかわからない。『ジュラシックパーク』もどきのミニラ(?)大量発生も空回り。 1点(2003-11-26 16:47:01) |