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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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1.  恋の十日間
クリスマス・イブから始まる10日間の恋物語は、コットンとロジャースのこれぞメロドラマというメロドラマに仕上がっており、“テン良しナカ良しシマイ良し”の私の大大好きなラブロマンスです。二人の境遇が一発で語られる売店のオープニングに痺れます。始めは列車で向かい合った二人が切り返されるショットであったのが、二人の仲が親密になるにしたがい横並びや向かい合う二人をいっさい切り返さなくなるカメラに感心します。街灯の光が首から下を照らす・・・誰だ!コットンだ!・・・後年「第三の男」にコットンが出ていることを思うと、物語上泣けるシーンでありながら愉快なラストに拍手を贈ります。その他にも、ロジャースがドレスを買うシーンの巧い脚本、食卓を囲む五人を五パターンの2ショットで撮るカメラ、大晦日パーティで大人数に舞う紙吹雪、紙テープの量は凄いったら。最後にロジャースとコットンが投げた石が共に街灯の柱にコ~ンと命中した時、この映画は私のハートにも命中したのでした。二人の10日間に10点満点です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-08-26 20:52:46)
2.  心の旅路
記憶喪失をモチーフにしたメロドラマのパイオニア的作品。コールマンが精神病院から抜け出るとそこは深い霧の中で、彼の記憶も霧の中。交通事故後はコールマンばかりが描かれるため、「おい、ガースンはいったいどうなったんだ!」とガースンのことばかりが気になり始めたところへ、何食わぬ顔で「あら、私ならここにいるわよ」とばかりにガースンが登場するもんですから、観客はすっかり二人の関係の行く末を見つめる目撃者としての地位を存分に味わうことができるという仕掛けになっております。ショーガールとして踊り歌うガースンと静かに愛を潜行させるガースン、どちらもいいですね~。煙草屋のおばさんに拍手です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-17 23:53:53)(良:2票)
3.  皇帝円舞曲
ワイルダー、ハリウッド監督5作目。初めてのカラー作品です。ビング・クロスビーの歌にヨーデルに口笛、王宮の円舞、チロルの村の踊りにヴァイオリン。カラーを好まないワイルダー、ミュージカルを好まないワイルダー。からして、これが本当にワイルダーかと思うぐらいの異色作。でもって出来栄えは、楽しい!作品自体は会社主導で企画されたようで、ワイルダーさん本人はあまり気に入っていなかったようですが、私個人的にはパラマウント作品の中では一番好みです。なんといっても犬!犬の恋!実に愛らしい。犬好きの人必見!『マリリンに逢いたい』ばりの犬が湖を泳ぐシーンには、笑うし泣きます。歌と踊りの華やかさ、甘い恋のメロディーの中にも、アメリカとヨーロッパ、自由社会と階級社会を対比させての風刺を効かせた、ワイルダー的ラブコメディーの傑作。ワルツに乗せて9点献上。
9点(2004-06-06 20:48:26)(良:1票)
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