Menu
 > レビュワー
 > tottoko さんの口コミ一覧
tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  心の旅路 《ネタバレ》 
なんとまあクラシカルな品の良さ。記憶喪失恋愛モノの原型ですね。展開も着地も予想できるベタっぷりですが、今どきやろうとしても突っ込みが入りそうなほどの奥ゆかしさ。 人物らが皆品下れず、苦労や困難に耐え忍ぶのです。登場時からずっと観客の「泥棒猫」視線を受けてきたキティ嬢の、まさかの潔い身の引きっぷりには驚きました。彼女の株が爆上がりした瞬間です。 そして構成の洗練されていること。古い映画にありがちな「だらだらして退屈」がありません。チャールズの記憶が戻った後はポーラには全く触れず、突然中盤に秘書として場に戻す。(ちょっとドアの画にタメがあるのが良いです)彼女の数年間の苦労についての描写を避け、さらりと台詞で語らせるのも「ああ苦労したんだねえ(涙)」とこちらの想像をかきたてる効果がありました。 何度も期待させてはポーラ(と鑑賞者)をがっかりさせる、じらし術のあんばいも程良かった。邦題でなんとなく敬遠してたけど、これは今も鑑賞に堪えうる立派な古典です。 それにしても妻の姿はおろか、スーツケースもネックレスも不発だったのにタバコ屋の婆さんが記憶の戻るきっかけって。いやなんでだよっとポーラの立場なら思うだろうなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-04-09 23:59:41)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS