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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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21.  イングリッシュ・ペイシェント
火傷した男の回想する恋と看護される現在が交互に描かれるが、肝心のこの不倫話に感情移入できない。この男は二人の入浴シーンの時「束縛されるのも束縛するのも嫌いだ」と言っておきながら、彼女が引きそうになると見苦しく執着する。心から愛してるとか彼女も実はぞっこんだったなんて言われても、そうだったの?と思ってしまう。それで長々繰り返される回想も退屈になってくる。 むしろ看護婦とインド人将校の恋のほうが短くても良く分かる。 砂漠の官能的で美しい映像や看護婦が高い天井画を見せてもらう所など印象的なシーンはあるけれど、やはり劇場で見たときと同じく映像とムードの作品という印象で心に残らない。私はどうもこの監督の描く恋愛は苦手かもしれないと分かった。
6点(2004-06-28 23:44:44)
22.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 
二人の姉妹はとても自然な可愛らしさでほほえましいし、胡散臭い住人ばかりの汚いボロアパートで階下の黒人マテオとの交流は麗しい。しかしETベースのようないい話も「都合よすぎる」部分に違和感がある。(莫大な入院費支払い方法には脱力)。家族皆がいつまでも亡くした坊やに囚われていて不安定な妻の態度や、貧乏なのにゲームに有り金はたく父親、最後のハッピーにまとめたラストシーンなどあちこちで演出過剰な気がするし粗漏や甘さが気になってしまう。おいしそうなケーキにさらに砂糖を振り掛けて甘すぎる感じ(身内話で甘くなったんでしょうか)。期待してただけに残念。おまけにベリーショートのモートンはプリコグみたいだし、、結局2人の姉妹の愛らしさが一番印象的だったのだが最後の姉の言葉は興ざめ。
6点(2004-01-15 17:16:53)(良:1票)
23.  生きものの記録
原爆の恐怖で狂わんばかりに叫び続ける老人を三船が演じた異色作。この老人の気持ちは監督の気持ちでもあったのだろう。晩年の八月のメモワールでも、オムニバス映画の夢の一話でも原爆の恐ろしさを訴えている。黒澤監督は娯楽作以外ではメッセージ性の強い作品も作っている。晩年にその傾向が強いが、この時期には珍しい。第五福竜丸事件がこの頃だったか?それがきっかけかもしれない。
6点(2003-05-31 16:39:37)
24.  イン・ザ・ベッドルーム
最悪の状況設定の中で、知的だが普通の夫婦が苦悩して選択した道。いかにもアメリカ的だなあと思った。心情的にはこの結末を理解するけれど、現実にこんな「目には目を」をやったらまずいでしょう。夫婦役のシシー・スペイセクとトム・ウィルキンソンは、息子を失った悲しみや憎しみを抑えた演技で見せる。妻はいかにも「あなた、よくやったわ!」って感じだったけど、疲れ果てた夫はこの後どんな気持ちで生きていくのだろうか。見た後すっきりするとは言いがたく、いろいろ考えてしまう映画です。
6点(2003-02-08 14:29:20)
25.  伊豆の踊子(1974)
歴代アイドル映画だから、アイドルが可愛く引き立てば良しとしましょう。歴代の中でようやく元祖昭和8年の田中絹代版を見たら、やはりこれは以後のアイドル映画とは違うものがあります。見てるうちにどんどん引き込まれる面白さがあります。踊り子と学生の淡い恋、だけじゃなくその周囲の人間や出来事など話に広がりがあります。お互いにはっきり恋を打ち明けてますしね。ラストの別れは姿も見えないのに、薫が着物の袖を懸命に振るので本当にいじらしいです。
6点(2003-02-07 21:41:05)
26.  インソムニア
寒々しい色彩と風景で見てるだけで寒くなった。アル・パチーノはうまい。ロビンはコメディに徹するべし。
6点(2003-02-03 20:49:13)
27.  インデペンデンス・デイ
たしかに映像はとてもインパクトはあった。こういうパニックものも嫌いではない。しかしこれと同じ頃にたて続けに公開された類似の作品も、核を使って問題解決を図るというものだった。核兵器の恐さも広島の惨状も知らないらしいアメリカは、こうして安易に核兵器を使っても平気らしい。こういう無知は恐い。単なる娯楽映画だが、アメリカの核に対する非常識振りがうかがえる。こういうメディアを通して無意識にアメリカの正義を押し付けられている気がする。自己犠牲を称えるような描き方も疑問。たとえ映像がどうであろうと、こういう諸々の本質に目をつぶって楽しめない。<補足追記>真面目に言ってしまいましたが、実は上記部分やストーリー展開の突っ込みどころなど気にせず、単純に映像を楽しみコメディとして見れば結構面白いというジレンマもあるので点数はムツカシイ、、、
5点(2003-02-19 18:25:05)(良:1票)
28.  一番美しく
黒澤もこんな戦時協力作品を作ったのね。当時の様子は分かるけど、女性映画だし後の黒沢作品とは異質な感じです。でも監督にとってはこの作品の主演女優と結婚したから記念的な作品でしょう。
5点(2003-02-08 14:35:21)
29.  いまを生きる
作品自体は悪くないと思うが、これはどうにもキーティング先生がいい先生だとは思えないので内容からあえて評価を低くします。トッドが自殺するほどの結果にならなければまだ救いがあったが、これではとても取り返しがつかない。一番の原因は親の意のままに子供に進路を命令して、子供の心を理解せず話し合おうともしない親にあるだろう。子供が自殺してもなおこの親はそれに気づかず、原因究明を学校に求めたりしている。この頑迷さは学校が規則で子供を縛り付けたり規制したりしているというところにも描かれる。そういうところにいる子供たちの前に「若いときは今しかない。すぐに老いてしまう。自分に素直に今を生きろ」という型破りな教師の教えは衝撃的で魅力的だっただろう。大人の言うままにエリートコースを歩んできた子供たちにとって、この教え自体は悪くないし彼らには新たな視野が開かれた思いだっただろう。何が共感できなかったのかといえば、彼は一方的な自分の価値観で生徒を扇動しただけだと思うから。たとえば詩の鑑賞理論をくだらないと一方的に論じ破り捨てさえさせたこと。教師が個人的に納得できないことでも、これはまずいろんな考え方を知った上で自分の考えができるように多面的に教えるのが教師ではないのか。トッドは自分が一番やりたいのは芝居だと考え、反対されるのは火を見るより明らかな親の意向を無視し芝居をする。この前にトッドは教師にどうしたらいいかと相談に行くと、親の承諾が得られなければ自分の夢をあきらめるか学校をやめて自分の意思を貫くかしか方法はないと答える。他に道はないと。金銭的にも親の庇護のもとにある生徒に、この2つの選択しかないと言い切ってしまうのも冷たくて無責任すぎる。この教師が立派であるかのような描き方はそれこそ勘違いのように思えてならないので、後味も悪く感動よりも違和感が大きかった。 
4点(2004-02-25 23:54:04)(良:4票)
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