21. イコライザー
《ネタバレ》 ウォー、新しいヒーロー誕生じゃないですか。今までのヒーローと比べると、一枚も二枚も上手(うわて)の主人公のやることなすこと、うまい敵役と相まってすべてかっこいいじゃないですか。「償いをしろ」のシーンが特に好き。駆けずり回るでもなく、グチをこぼすでも、雄叫びをあげるでもないお茶と読書が好きなヒーロー。ワタシ、これは、なんというか「ジョン・マクレーン(1作目)の逆」というふうにとらえました。惜しむらくは、いかにも「2」がありそうなエンディングだったこと。もう1回、これやっちゃうと「おいおい、それじゃデューク東郷みたいだろ」ってことになりますから。 [DVD(字幕)] 8点(2015-06-06 23:43:14) |
22. インターステラー
《ネタバレ》 ハードSFのストーリーを一生懸命に追いかけていたら、後半ものすごい勢いで大林宣彦風センチメンタルSFが追い越していったという印象です。少しボーゼンとしましたが、いや嫌いなわけじゃないですよ。「時をかける少女(1983)」好きですし。時間を超えて、また会えるんだ。 [DVD(字幕)] 6点(2015-04-29 21:28:23)(笑:1票) |
23. イントゥ・ザ・ストーム
確かに家のテレビで観ちゃうと、アメリカの人が2時間ドラマで十分、とか言ってるんじゃないかと思っちゃいますね。 [DVD(字幕)] 3点(2014-12-29 21:15:55) |
24. いのちの食べかた
《ネタバレ》 食物を扱っているのに無機質な感じ。それで色彩豊かとくれば、キューピーのCMを彷彿させます。地下の塩田、拉致された宇宙人のような屠殺されたニワトリなどはSF映画みたいでしたし、リンゴの出荷場など工場見学のようでした。だからもっとこちらを引きつけてくれると思いきや、しかし。何かこちらを寄せ付けない感じ。この映画には「表情」が一切ない。まるで作り手は「飽食」とか、「いのちの尊さ」とか、「安全・安心」とか、「食物メジャー」とか、そういうものには興味がない体(てい)。「Our Dairy Bread」。私たちの日々の糧(かて)。そのまんま。意図したものではあると思いますが、そんな作り手のあり方が怖くなる作品でした。なんでそんなに冷静なんだ。 [DVD(字幕)] 6点(2014-08-30 20:01:46)(良:1票) |
25. 偽りなき者
《ネタバレ》 過剰な忖度が世の中をおかしくするとか、バカがバカを呼ぶとか、そういう陰々滅々とした社会派ドラマであるとしばらくは観ていました。しかし観終わった今、ワタシに残っているのは、家族であること、友だちであることの鉛を飲んだようなやりきれない気持ちです。最後の一撃は一体どんなメッセージだったのだろうと未だ解釈できないままですが、それでもこれは10点だ。【追記】pillows様。なるほど、それだと腑に落ちる。ありがとうございます。知ればなおさら胃に悪い。すごい作品。 [DVD(字幕)] 10点(2014-07-06 15:22:18) |
26. E.T. 20周年アニバーサリー特別版
《ネタバレ》 うーん。自転車を空に飛ばしたいという願望があって、そのための後付けの物語のような気がする。 [DVD(字幕)] 3点(2013-11-23 11:51:24) |
27. 生きるべきか死ぬべきか
いい作品の気配はするんだけど、いまいち物語に入っていけない。先のレビュワーの方がおっしゃるとおり、変な字幕。これじゃ正しい評価は困難なので、現在の平均点を一応入れさせていただきます。ワタシが観たのは、販売元:ジェ○オン・ユニバ○サルのもの。残念なことをしたと思っています。 [DVD(字幕)] 8点(2013-07-13 12:10:21) |
28. 居酒屋兆治
《ネタバレ》 脇役が印象的な本作。最後に殴りかからない左とん平さんは男前だし、「俺にはおまえが待っているから」などと、みなまで言わせない加藤登紀子さんはいい女なんだろう。でも、その良さが、ワタシにはまだ分からないんだ。もはや、ずっと分からないと思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-01-19 08:52:26) |
29. いまを生きる
《ネタバレ》 うーん、正直分からなかったです。これは何だろう、と思いながら観てましたが、ワタシの結論としては、「アメリカ版中学生日記」。ロビン・ウィリアムズが、湯浅実さんに雰囲気が似ているような(古い?似てない?)。ラストシーン。立ちあがる子とそうでない子。立ちあがらなかった子の丸い背中が印象的でした。 [DVD(字幕)] 3点(2011-12-16 23:34:26) |
30. 異人たちとの夏
《ネタバレ》 なかんずく、サッパリとした江戸っ子、片岡鶴太郎がよい! [DVD(邦画)] 6点(2011-08-13 00:29:27) |
31. インセプション
《ネタバレ》 これは、いいでしょう。「なんでもあり」のこの設定で、キチンと「ミッション・コンプリート」まで、持っていった力業に恐れ入りました。2度見るのがおっくうな人も、見終わった後、オープニングの3分間だけでももう一度見直してみるのをおすすめします。どうせ、「パプリカ」は超えられないと思いながら、観始めましたが、いやいや、どうして。素晴らしいです。 [DVD(字幕)] 9点(2011-03-09 22:29:12) |
32. イエスマン "YES"は人生のパスワード
《ネタバレ》 教祖様はジグソウの方かと思いました。でも、そうではないのですね。本作中でカールが観ていたTVに「ソウ」映ってたから、完全に勘違いしましたよ(ワタシだけ?)。もうこうなったら、監督は、あえて「そっくりさん」を起用したもの、とますます手前勝手な解釈をしてしまい、教祖様には、集会で「おまえたちは、せっかく与えられた生を生きていない」とか言って欲しかったです。あるいは、誓約の際に「アイワナプレイゲーム」とかも言って欲しかったです。…いや、これは、完全にお門違いですね。理不尽でした。すみません。いやー、しかし、そう思いませんでした?ホント?オレだけ? [DVD(邦画)] 5点(2010-11-06 18:14:19) |
33. イヴの総て
《ネタバレ》 わかるわ~。誠実で、利発で、謙虚で気が利きすぎる人って付き合いづらいんですよね。マーゴの気持ち分かります。ただ、イヴが途中ではっきり「腹黒い奴」と分かっちゃうのが惜しいんですよ。最後まで、善良な、女優としての才能もある「出来過ちゃん」が、ラッキーに恵まれつつ、しかし周囲を変な雰囲気にしつつ、トップに上り詰める話だったらよかったのに。もちろん、そこにイヴのしたたかな計算があるんじゃないかと、観客を疑心暗鬼させる場面が必要なのですけど。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-16 00:04:04) |
34. イン・ザ・プール
《ネタバレ》 田辺誠一のエピソードを最後に持っていって、スパッとしめる構成は良かったです。ワタシも、これで、三木監督作品はみんな見たクチ。次回作も期待。松尾スズキ氏の伊良部医師は、この正月見た「志村けんのバカ殿様」を彷彿させるものでした。これは、これでいい。 [DVD(邦画)] 6点(2010-01-09 23:54:22)(良:1票) |
35. インスタント沼
《ネタバレ》 本作のテーマと思えるものを、ラストシーンでヒロインが、そのまんま、セリフとして叫び上げます。モノを表現する上で、なんぼなんでも、そんな「乱暴」はないだろう。しかし、「人生、リセットしたい」とのたまう主人公の言葉を、一瞬で唾棄するシーンはよかったので、3点。 [DVD(邦画)] 3点(2009-12-11 08:19:01) |
36. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 最後の探険隊の人たちよ。せっかく見つけた大事な手紙、落とすなよ。 [DVD(字幕)] 4点(2009-09-05 00:16:54) |
37. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 んー、本人が、自分のものまねをやってるのを見てしまったみたいでした。スピルバーグが、原爆実験のシーンをどうしても撮りたかったので作った映画みたい。 [DVD(吹替)] 6点(2008-11-29 13:52:12) |