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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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21.  稲妻(1952) 《ネタバレ》 
成瀬巳喜男のやるせないドロドロ全快な傑作「稲妻」。  登場する兄妹は全員父親がバラバラ。 この時点で「(゜д゜)」である。流石成瀬初っ端から残虐だ(褒めてる)。  更には突然落雷が起こるように次々と家族に不幸が訪れる。 拍車をかけるフラストレーション・・・爆発した怒りの「叫び」は雷雨の如く家族を嬲り合う。  ただ稲妻は同時に恵みの雨をもたらす。 暗闇を一瞬でも照らす稲妻は希望の光でもある。 そして嵐で生き残った者には肥沃な大地が待っている。 嵐で荒れた大地を人の手で豊かにしていくように、彼らもまたそれぞれの希望を胸に新しい人生を初めていくのだろう。 清々しい作品だ。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-11 04:37:06)
22.  偽りの花園 《ネタバレ》 
「黒蘭の女」と共にベティ・デイヴィスが魅力的かつ怖いワイラーの傑作。 デイヴィスにとっても「イヴの総て」や「情熱の航路」「何がジェーンに起ったか?」等に並ぶ最高傑作の一つ。  本当に「ローマの休日」以前のワイラーのメロドラマは面白い。リリアン・ヘルマンの容赦の無いシナリオも凄すぎてドン引きしちゃうくらい。  とにかく、思わず葉巻をへし折るくらい女が怖い。ここまでくるとホラーだ。どうしてデイヴィス主演の映画はデイヴィスが並みの殺人鬼よりも恐ろしい作品が多いのだろうか  劇中のベティ・デイヴィスは黒いドレスから胸元がはだける若い貴婦人にも見えるし、年増のイジワルというか極悪な母親にも見える。彼女が階段を昇り降りするだけでもゾッとしてしまう。  彼女もまた「女相続人」におけるオリヴィエ・デ・ハヴィランドのごとく、放置プレイで男を“黙殺”してしまう。 直接手を下すよりも、より残酷な手段で男が抱えた“爆弾”の起爆を見届けるだけで良いのだから。 そんな彼女も、同時に夫を愛した過去の自分を“押し殺して”まで欲望に狂っていく様は何処か憎めないというか、悲しい。  そのデイヴィスに耐えられなくなったテレサ・ライトも、デイヴィスを、家を“見捨てる”瞬間の悲しさが何ともいえない。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-10 06:12:51)
23.  犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 
常に陰鬱な空気が包み込む「金田一耕助シリーズ」の第一弾。 原作以上にエログロナンセンスをねじ込む市川崑の世界観が拡がる。 オープニングの斬新なクレジットの入れ方はカッコイイ。けど、このシリーズが市川崑の代表作と言われるのは何だかなあ。本当は海外で評価が高い「東京オリンピック」や「ビルマの竪琴」「野火」といった作品が代表と言えるものなのだけど(何故コッチの評価は日本で低いのか謎)。 俺としては「木枯し紋次郎」といった時代劇をオススメしたい。  個人的にこの手の大量殺戮を敢行する推理ものは嫌いだ。 金田一という探偵は事件を止められない(もはや止める気がない)。 事の成り行きを傍観し、頭を掻いてフケを撒き散らし、そして事件の真相を暴く。 まるで殺された魂を待ち受ける死神(轟警部にとっては厄病神か)のように・・・。 毎回金田一の事を忘却する轟警部、いつも金田一と鉢合わせする宿場の娘など、個性豊かなキャストがドラマをさらに盛り上げる。 そして権力とか何やらに溺れる欲深い大貴族とか大家族とかを虐殺レベルで殺しにかかるのがこの映画シリーズ。 おまえら全シリーズを見てみろよ! 「名探偵コナン」よりよっぽど死神だぞコッチの方が!! そんな映画です。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-06 19:43:29)
24.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 
核の冷蔵庫、飛ぶ鮫、ハリソン・フォードの不死身 誰もが「『最後の聖戦』でやめとけ」と絶望したであろうクリスタル・スカル。  中学生の頃は普通に楽しんでいたが、改めて見ると (・Д・) \(゜ロ\) (/ロ゜)/ orzの連続だった・・・。  初期三部作の頃はモチロンCGなんか皆無だ。 全部本物だからスリリングで楽しめた。 ツッコミ所も山ほどあったが、それでも説得力があったよ。  ただ今度はところどころCG。 「どうせ作り物なんだろ?」という嫌な先入観が襲い掛かる。  でもアリに食われるシーンは良かった。  オマケにエリア51の前を走ったり、 四十苦のデブスパイだったり、 核実験場を冷蔵庫でクリアか!? ガンダムかてめえは!!!!! ハリソン・フォードあんた絶対遊ばれてるぞ・・・。  「スターウォーズ」はレーザー避けるだろ? 「ブレードランナー」は何時の間にかレプリ、 「逃走者」はダムから落ちてもへいちゃら。 やっぱりデッカードはレプリカント(ry  しかし本作はシリーズ特有の悲しみも多い。 友人と父親に先立たれ意気消沈するインディ。 せっかく戦火を潜り抜けても、苦楽を共にする者がいなければ何の喜びもない。  オマケにガキが出てくんだぜ? 責任取れてよかったなインディ。 遺跡に眠る宝物よりも大事な「宝物」だぜ。 本作のテーマはそれに違いない。  そして敵はソ連だ! ミリオタ歓喜のリアリティ。 アクションだけでも一見の価値があるぜ。考えたら負けだ! だから俺は敗者で良いです!!
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-04 23:38:54)
25.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
こういう馬鹿映画、嫌いじゃない。 「インディペンデンス・デイ」かと思っていたら「インデペンデンス・デイ」だった事に今日気付いた。ジーザス!  1953年の「宇宙戦争」に火薬を大量増量したような爆破映画。  謎の巨大円盤がホワイトハウスからニューヨークまで吹き飛ばしまくるメチャクチャな内容だ。  だが、ミニチュアの爆破シーンの迫力は凄いぜ。たまにCGも使うが、本物の迫力にこだわった点だけは大いに評価したい。  ウィル・スミスがグランド・キャニオン?で宇宙人とドッグ・ファイトしたり、大統領が飛行機乗ってバトるんだから凄いわ。 円盤のシールドは「スターウォーズ ジェダイの復讐」?  飛行機乗りじいさんの最期には不覚にも涙が・・・いいじゃないかこういうの。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-04 23:09:55)
26.  インディア・ソング 《ネタバレ》 
マルグリット・デュラスは、自身が描く小説よりも官能的で狂気に満ち溢れた作品を作り挙げた。架空のインドを舞台に、フランス大使夫人とそれを取り巻く男たちの官能的な交わりを描いたこの作品は、太陽が昇りはじめたばかりの空から物語は始まる。暗い部屋、郊外の屋敷、湖、森・・・。そこに横たわる黒衣の女。何かを語る彼女の横に服をはだけた白シャツの男が座り込む。仰向けになった女の胸元もはだけ、白い乳房が熱く脈打つ。傍らの男もまた、一緒に寝そべる。女の語りは続き、そこにまた上半身裸で白いズボンを履いた男が座り込む。女の乳房は、より荒々しく脈打つのだ。まるで誰かがその肌に触れるのを待つように。もの凄くエロいです。  彼女たちは、画面ではほとんど口を開かず、スクリーンの外で大いに語らい合う。それは我々が小説の文体から彼女たちの姿を想像するのと同じ様に、我々の心を掻き毟るのだ。 人によってはその難解な映像を退屈に捉えると思うが、少なくとも映像の美しさだけは見て損はしないだろう。 2時間を包み込む独特の倦怠感は、大使夫人の中に眠る暴力的な欲求を揺り動かしていくのである。
[DVD(字幕)] 9点(2014-11-27 01:02:29)
27.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
後に南北戦争を描いたスピルバーグの「リンカーン」を予告していたかのような作品。 武器が尽き、どんどん追い詰められる様子は南北戦争の南軍の様。アメリカ人の視点で日本人の生き様、死に様をありありと刻んでいく。 そこには狂信的な異常はなく、ただありのままが描かれているに過ぎない。 実際にあった激戦をアメリカと日本の二つの視点から描いていくが…「硫黄島からの手紙」の方はアメリカ軍相手に予想以上に持ちこたえた戦略だとか、硫黄島を守備していた日本兵よりも多い敵を倒したとか、数字的な物はこの映画からは感じられない。  そこに描かれるのは赴任した栗林中将が、いかに戦いまでの準備をし、いかに生活し、いかに戦い、いかに死んでいったか。 特に穴を掘って立て篭もり、島全体を天然の要塞とする戦法。そしてそこを守った他の日本兵たちがいかに暮らし、いかに戦い、いかに死んでいったか。そこに重点が置かれているようだ。 目に映る凄惨な死闘、そして兵士の語りによる人間ドラマ。 発掘される手紙の数々、死を覚悟した男たちが何を残して散っていったのか。 バロン西のカッコ良さは異常。 「万歳!」の渇いた声が耳に残る映画でもあった。
[DVD(字幕)] 9点(2014-10-07 18:21:26)
28.  インセプション 《ネタバレ》 
クリストファー・ノーランによる傑作の一つ。  夢の中で「これは夢だ」と意識をハッキリ保つ明晰夢。 その世界を詳細な設計までして自由自在に操ろうとする正に夢見たいな映画だ。 脳味噌だけ生きてさえいれば、その世界で永遠に生き続ける事さえできる。 だが、現実は常に動き続けけして止まる事はない。  人の夢の中に侵入して記憶を盗むという企業スパイたち。 作られた夢の世界と二重、三重の階層空間。深く潜りすぎれば心が死んでしまう。 階層事に感じる体感時間の違い。  現実と夢の狭間で行き交う人々、夢から夢へジャンプしていく無限の世界観。  コブは自分の罪と失った者の事をズルズル引き連りながら戦い続ける。 妻のための“インセプション(植え付け)”が仇となる罪の意識、夢と現実の区別が付かなくなる恐怖。 夢の中の過去を断ち切らなければ次に進めない。  自分の都合で仲間を危険に巻き込む危ない奴だ。 世界の運命よりも過去との決別。  そんなグラグラなコブを献身的に支える古女房のアーサーがカッコ良い。 イームスのオッサンも隠れ武闘派で頼りになるぜ。孤軍奮闘して仲間を守り作戦を遂行する頼もしさ!  CGを協力抑えてこれだけの世界観を構築してしまうノーランは凄い。  雪山のスキーと銃撃戦の迫力、夢の中は何でもありだ。  コブは現実に戻れたのか、それとも・・・駒はあの後止まったのか、回り続けたのか。それは解らない。
[DVD(字幕)] 9点(2014-10-07 17:55:09)(良:1票)
29.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》 
シリーズ最高のアクション、ホラー、馬鹿馬鹿しさ全回の2作目。  絶叫と弾丸飛び交う激闘、 秘境に伝わる呪いと儀式の風習、 シリーズ随一の不死身振りを見せるインディ。絨毯の性能がヤバいのかインディたちがイカれてんのか(褒め言葉)  トロッコのシーンが楽しすぎるんだが。
[DVD(字幕)] 8点(2014-08-18 07:51:51)
30.  いぬ
メルヴィル最高の1本になるであろうフィルム・ノワールの傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2014-06-18 20:41:51)
31.  いちごブロンド
キャグニーb.  ギャング映画もいいけど、コメディ映画のキャグニーもさいこー。
[DVD(字幕)] 9点(2014-03-27 01:31:13)
32.  怒りの河
この作品の原題は「河の曲がり角」。 強盗だったジェームズ・ステュアートが改心していく様子、そして更に悪に堕ちて行くアーサー・ケネディの対比。 善人顔のステュアートが強盗というのは「決断の3時10分」並に窃盗力に欠けるが、そんな男が以前は犯罪に手を染めていた・・・「人間見かけじゃ判断できない」という演出なら上手くいっていると思う。 ラスト付近の狭い幌馬車における格闘は、互いが息切れしながら争うなど生々しい。
[DVD(字幕)] 9点(2014-03-23 21:55:11)
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