41. 言えない秘密
《ネタバレ》 グイ・ルンメイは相変わらず魅力的。 話としては、前半はベタな恋愛劇、後半はうってかわって時空を超えたファンタジーという構成。 前半のベタな恋愛劇のまま通してくれたらと、現代の台湾映画に無理な願いをこめたのも虚しく、やっぱり後半は突飛な展開へと発展していく。 日本映画もそうだが、台湾映画は、もはや最初から最後までベタな恋愛映画で通すのは不可能な模様。 観客側がそれを望んでないからなんだろうが、別に普通の恋愛ドラマでいいじゃないか! 少なくとも、私はそれを望む。 監督・主演・音楽・脚本を手がけたジェイ・チョウだが、音楽だけは素晴らしい。 それ以外は、どうもなぁ。 今後のジェイ・チョウの活躍には目を離せない、どころか、興味がない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-20 00:34:56)(笑:1票) |
42. インストール
《ネタバレ》 最大の見せ場シーンは上戸彩への胸タッチ。 これを経験できた神木隆之介は果報者だ。 大人になってからも、絶対この時の手の感触は忘れないはず! いやぁ、羨ましいのなんの。 上戸彩はこの頃からかわいかったけど、制服は似合っていなかった。 ラストシーンの、グリーンの私服にサンダル姿の方が色気があった。 内容は大したことはないが、上戸彩をかわいいと感じることができるならば、それなりに楽しめてしまう作品だろう。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-02 00:36:54) |
43. 生きてはみたけれど 小津安二郎伝
《ネタバレ》 サイレント時代の作品から遺作である『秋刀魚の味』にいたるまでが時系列的に記録されており、小津作品を30本以上観てきた私にとっては楽しむことはできた。 ただ、溝口健二に関する同様のドキュメンタリー『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』に比べると、それほど感銘は受けなかった。 ただ記録としてのドキュメンタリーに終始しており、もっと関係者の記憶を紐解く様な感動的な演出で観たかった気がする。 唯一、杉村春子のインタビューだけは、気持ちがこもっており、思わず杉村春子が涙声になるところなど、印象的であった。 それにしても、相変わらず新藤兼人は口数が多く、話がクドかった・・・ [ビデオ(邦画)] 6点(2009-11-10 00:56:51) |
44. 怒りの街
《ネタバレ》 女を騙して金を巻き上げる、そんな副業をして学費を払う悪徳大学生二人を主軸に置いたお話。 そこで問題になってくるのが、女を騙しまくる色男を原保美が演じているところ。 確かにかっこいい方ではあるが、ずば抜けて魅力があるとは思えない。 いや、でも、当時は人気があったのかもしれないが。 それに宇野重吉は、個人的に苦手。 最初は原保美と一緒に女を騙していたが、途中から人が変わった様に豹変。 突然、善人と化す。 これが何とも不自然だ。 その中で輝きを放っていたのが、柳谷寛。 くちづけ(1955)でも存在感を発揮していたが、本作でも、その独特のナヨナヨキャラが爆発していた。 演技もさりげなく巧いし、なかなか凄腕のバイプレーヤーといった印象。 それにしても、冒頭にチョロっと出てきて、その後もほとんど出てこない久我美子がもったいない。 全体的には楽しめた作品だが、成瀬作品の中にあっては平均的な作品かもしれない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-03-04 04:36:46) |
45. 犬の生活
チャップリンと犬って、とっても相性が良いと思う。 犬を枕にしつつも、全体重を犬に乗せていない。 チャップリンが撮影に当たっても、犬を大切にしていたことが伺われる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-06-10 00:17:38) |
46. 稲妻草紙
木暮実千代はやっぱり魅力的だった。 人なつっこいしゃべり方に、あの目遣い。 女性としての色気、優しさ、美しさ、全てが備わっている女優だ。 キャストしては、阪東妻三郎、田中絹代、木暮実千代、三國連太郎と、そうそうたる顔ぶれ。 これらの面子が、一堂に会するだけでも楽しい。 惜しむべくは、話が淡々とし過ぎているところ。 そして、田中絹代の心の動きが急過ぎて、共感できないところ。 そして、何より、田中絹代より振られてしまう木暮実千代の方が魅力的であり、男性目線で観た時に、ちっとも共感できないところだ。 [ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-29 23:43:23) |
47. 稲妻(1952)
なるほど、あの稲妻はそんなきかっけを示唆していたんですね、青観さん。 まだまだ映画を観る力が足りないようです。 それにしても、あまりに香川京子の出番が少ないのが残念で仕方ないです。 [DVD(邦画)] 6点(2007-11-15 20:59:28) |
48. イル・ポスティーノ
あまりにヒューマン臭が強く、乗り切れず。 最後はハッとさせられたが、それまでがやや退屈した。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-25 10:28:34) |
49. インファナル・アフェア
ケリー・チャンのスーツ姿と白いレクサス・オープンカーとのツーショットにうっとり。 自分の中でケリー・チャン好きが加速した作品。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-04 11:11:38) |
50. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
確かに“トロッコチェイス”はインパクト絶大! 今だにおぼえている。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-04 11:09:45) |
51. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
高校受験を終わった後に、友達達と映画館で鑑賞。 あの日を思い出す映画。 [映画館(字幕)] 6点(2007-10-04 11:08:49) |
52. いぬ
ジャン=ピエール・メルヴィルとジャン=ポール・ベルモンドが組むとこんな感じになりますよ、っていう感じの映画。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-04 10:59:15) |
53. E.T.
いい話なんですが、どこか切ないんですよね・・・ [地上波(字幕)] 6点(2007-09-21 08:20:36) |
54. 119
まんま、消防署とその隊員についてのお話なのだが・・・映画にする程でもないんじゃないか?といった趣の作品だった。浅野忠信の登場シーンもそれなりに多いのだが、存在感が希薄で、うまく彼を使い切れていない感じ。もうちょっと彼の魅力を引き出さなアカンやん!竹中直人監督!! [ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-04 09:38:42) |
55. イントレランス
「“映画の父”D・W・グリフィスの代表作という枠にとどまらず、サイレント映画、いや全映画の中でも避けて通るわけにはいかない歴史的傑作。」ということで、鑑賞することに決めた。 180分(実際は160分ちょいだった)ということと、4つの時代が平行して描かれる難解なプロットであることと、古い時代のサイレント映画という点から、かなりの決心が要った。 しかしながら、予想していたよりもすんなり作品に入っていくことができた。 そして何より、普通に楽しめたのが意外だった。 4つの時代が平行して描かれているとのことだったが、そのうち<バビロン篇>と<現代篇>しか、しっかりとは把握することができなかった。 その他の2篇は、最後の最後でやっと話を理解できた感じ。 逆に言えば、それだけ<バビロン篇>と<現代篇>に時間が割かれているわけである。 ちなみに、この作品の最大の見所は<バビロン篇>の“超巨大セットによる空中庭園”である。 正直、この巨大セットを観たくて、この作品を借りたようなもんだ。 映画通の批評を調べてみると、“現代のCGをもってしても、この巨大セットの大迫力に勝るものは創れないであろう”という意見が多かった。 そういうわけでドキドキしながら、観ていたのだが・・・ あまりにも凄すぎた・・・ というのが、率直な感想。 荘厳な音楽(この作品に付けられた音楽は、総じてかっこよかった)と共に、悠然と空中庭園が登場。 “俯瞰ショット”により、遠目から丁寧にその全貌を捉えていく。 わけのわからない、やたらに巨大な“像”が何個も庭園の中に建てられている。 そして、ことわるごとに、“この庭園は1辺が1.6KMある”とかいう、その巨大さを過剰なまでにアピールする字幕が挿入される。 この巨大さをアピールする字幕のしつこさも、なかなか笑えるポイントであり、この作品の肝でもある。 CGと違って、そこに実際あるものを撮っているという事実に基づく迫力は凄いの一言。 まさしく圧巻である。 私の様な好奇心旺盛な人間にとっては、大満足できる作品であった。 このセットを観れるだけでも、この“歴史的大作”を観る価値は十分あると思われる。 好奇心旺盛な方は、是非、ご覧になって下さい。 ただし、90年前の作品ですので、多少は体力を使いますが・・・ [DVD(字幕)] 6点(2007-09-01 21:48:02)(良:1票) |
56. インサイド・ヘッド
《ネタバレ》 家族愛を描いた内容には好感を持った。 頭の中を表現する手法も斬新で面白い。 カナシミは余計なキャラかと思っていたら、最後に大活躍してその存在意義に納得! [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-30 14:18:11) |
57. 田舎の日曜日
《ネタバレ》 ゆったりと流れる時間の中で、時折り挿入される昔の様子を通し、時代の移り変わりを感じ、遠い過去に思いを馳せる。 そんな魅力を感じるであろう内容だけど、どうかなあ…なんか感動や感慨というより、侘びしさや寂しそうといった感想が先にくる。 お手伝いさんを雇い、田舎のお屋敷での暮らしだから一般的には優雅な老後ということになるんだろうけど、なんだか寂しいんだよな。 画家という仕事の静か過ぎる環境のせいかもしれない。 これならいっそのこと、パリで息子夫婦にガミガミ言われながら一緒に賑やかに暮らした方がいいんじゃないかな。 個人的にはそう感じた次第。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-01-02 13:27:15) |
58. 犬死にせしもの
《ネタバレ》 佐藤浩市が若くてとにかくうるさい! ずっとハイテンションで叫んでいる。 終戦直後とは思えない真田広之の髪型。 作品名でネタバレの最期を迎える。 今井美樹はあっさり退場してしまったが、それでも安田成美より魅力的だった。 監督の趣味で脱がされていたが。 あと全体的にセリフが聞き取りづらかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-05 16:58:05) |
59. いつも月夜に米の飯
《ネタバレ》 まずまず普通に楽しめていたのに、エンドロール後のシーンは完全に蛇足だった。 ところで、高橋由美子女史。 私が高校生の頃、某雑誌の高橋由美子で、、いや失敬、高橋由美子を見ていた私としては、彼女のおでこに見え隠れするイボが気になって仕方なかった。おそらく、このイボは彼女が歳を重ね、色んな経験を経た証としての「年輪」とも言えるのではなかろうか(そんなはずはありません、単なる加齢によるイボでしょう)。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-05-06 00:39:51) |
60. 一番美しく
終戦の一年前に撮られた貴重な作品。 入江たか子が異様に美しい! [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-08 19:45:24) |