1. 頭文字(イニシャル)D THE MOVIE
わたしは吹き替えで観たのですが、レースシーン以外はコントに近いかも(笑)。なんとも変な感覚に襲われる映画である。何しろ、ぱっと見は日本が舞台の邦画。しかし役者の演技(ノリ)は明らかに香港映画。でも喋るの日本語。観る前までは「テレビの吹き替えとかわらんだろう」と思っていたのだが、いや~予想以上に違和感ありありだ。しかし、そんな事もどこかにぶっ飛んでしまうくらいドラマ部分は”やりすぎ感”に溢れている。香港ロケの香港映画以上に香港ノリで、マンガ以上にマンガしている。寒いギャグはホントに笑えない。しかし、舞台が一度峠に移れば、CGを極力抑えた実車ならではの迫力と緊張感のある走りが始まる。スタントは日本の高橋レーシングが担当したそうだが、コレが日本人が撮っている映画だったら、ここまでカッコよく見せられなかったのではないだろうか。キャストは微妙に?いや結構性格などをいじられてしまったり、原作に出てくるキャラが削られていたりと(特に高橋兄弟の弟・高橋啓介がいないのは寂しい)ちょっと残念ではある。話の方もクライマックのレースでうまくまとめて終わりかなと思わせといて、拓海となつきの話が入り、何か中途半端な終わり方になったのも残念だ。ってか、続編作る気バリバリですなぁ、コリャ~。まあ簡単に言ってしまえば”峠バトル最高””ドラマ部分微妙”といった感じだろうか。あ、それと一箇所でもイイから劇中の走りのシーンに主題歌でもある「BLOOD on FIRE」を流してくれればもっと盛り上がったのになぁ・・・と思ふ。関係ないが、映画を観たあとの帰り道、頭の中で「BLOOD on FIRE」が鳴り響いて、思わずスピード出しちゃったよ・・・自転車だけど。 [映画館(吹替)] 7点(2005-09-22 00:41:27)(良:1票) |
2. 愛しのローズマリー
うまい作りですね、まったく。笑いを求めて見た人たちを徐々に引き込んで次第にいろいろ考えさせる。わたしは映画はあくまでも娯楽だと思っています。考えさせるというのは良いことだと思いますがそれだけではやはり娯楽としては寂しい。その点でいえば、この作品はうまく出来ていると思います。わたしの場合、作品自体は大変面白かったのに1番心に残ったのは2度目の小児病棟のシーンでしたからね。それにしても、この作品のグウィネスはとびきり美しいですね。 7点(2003-11-19 01:01:53) |
3. インシデント
《ネタバレ》 なんか惜しい作品のような気がするんですよねェ。もうちょっとどうにかすれば、知る人ぞ知る佳作!何てくらいはなれたんじゃないでしょうか?だったら、どこをどうすれば良いかって?申し訳ございませんが、わかりません(汗) 犯人の正体が分かってからがもうメチャクチャで「授業は終わりだーっ」ってブッチギレて大暴れする犯人と逃げ惑う生徒たちのシーンは、ハイテンションである意味面白いです。とにかくいろんな意味でもったいない作品でした。 それにしても「ターミネーター」「エイリアン2」「ネイビー・シールズ」などなど、あんなに強い男を演じたマイケル・ビーン。いったい、どうしちゃったんでしょう・・・ファンとしては悲しいです。 [インターネット(字幕)] 5点(2005-10-26 16:01:33) |
4. インストール
物語の中心となるエロチャットにしても何か古臭く「いったい何年前のエロチャットだよ」といった感じで、とても2004年の映画とは思えません。(もしかして設定が1995年とかなんですかね?) しかも、物語は半年以上にわたる話だというのに劇中の上戸彩は服装も髪型もほとんど変わりません。まあ、そんな事はどうでも良かったんでしょうね。 80年代やたら撮られたアイドル映画も思い出させてくれる、 たぶんコレは上戸彩と神木隆之介を見せる為に撮られた映画なんでしょうから。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-08 12:47:21) |
5. 黄龍 イエロードラゴン
最初に書いておきますが話はメチャメチャです。ご都合主義でツッコミ所満載なのは、このテの作品では当たり前ですが、ツマラナイのには困りました。倉田先生の作品をあまり貶したくないのですが、そう感じてしまったものは仕方ありません。 しかし、さすが”和製ドラゴン”こと倉田先生、カラテアクションや剣術は素晴らしいです。とても59歳とは思えない動きで惚れ惚れします。しかし、この作品やたらCGとワイヤーを使っているのですが、使い方が悪いせいか、技術のせいか、どうもいけません。これでは、最近のVFXを見慣れているような方には、もの凄く安っぽい映画に見えてしまいます。いや、実際安い映画なんですけど、せっかくの倉田先生の本物のカラテアクション(実際に空手5段、柔道3段、合気道2段でジャッキーやジェット・リーにも尊敬される本物の達人です)が殺されてしまい非常に残念な仕上がりになっているのです。まあ最近の人にはワイヤーやCGを使わないと見てもらえないと思っているのかも知れませんが、そんな事はないと思いますので、ぜひとも生身のアクションだけで見せる作品にチャレンジして頂きたいと思います。あ、それと話の方ももうちょっと頑張ってほしいですかね。 [DVD(字幕)] 5点(2005-04-03 00:03:05) |
6. インビンシブル<TVM>
いや~メル・ギブソンとジェット・リーの名前に期待した自分がバカでした。何となく描きたかったことは伝わるが、その前にすべての表現が中途半端。話の展開は早いのだが、テンポが良い訳ではなく説明不足で極めて退屈な展開。ワイヤーアクションも方もどこかで見たことのあるアクションばかりだし、格闘アクションの方も”昨日今日習いました”みたいな腰の入っていない力の抜けるアクションで物足りないこと・・・。とにかく誉めるとこないなかなかの迷作ですな。 3点(2004-04-25 23:05:16) |