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ノブさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 59

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1.  いつか晴れた日に
オースティン原作の「分別と多感」の姉と妹は、映画の設定よりもずっと年齢は若い。時代背景も勿論だが、昔の人のほうが精神的にずっと大人だったということだろう。これを現代の人間が見ても違和感のないようにするのに、トンプソンは随分、苦心したに違いない。この映画で、分別はトンプソンであり、多感はウィンスレットなのは一目瞭然。トンプソンのウィットにとんだ脚本も素晴らしいが、それを取り巻く俳優陣のバランスのとれた演技が非常に良く、この映画をアン・リーが監督したのには納得する反面、驚きでもあり、彼の守備範囲の広さには感心させられた。一種教訓を含んだ映画でもあるが、観ていて飽きさせない。俳優の調和がいかに大切か、観ていれば分かると思う。
7点(2003-02-02 01:02:35)
2.  イヴの総て
この映画はハリウッドからブロードウェイの強烈なしっぺ返しをくらわせた作品です。この映画の製作されたのは50年以上前でテレビなんて存在しない時代のものと認識すべきです。マンキーウィッツお得意の回想形式で、小道具の使い方も巧みです。前年に製作された「三人の妻への手紙」もご覧になってみてください。そして、やっぱりただ映画を観るのもいいですが、その当時の時代背景や社会状況、映画の歴史を学ぶのも大事かなーなんて思うんですが・・・。いずれにしても、マーゴを演じたデイヴィスは偉大です。誰が彼女以外にこの役を考えられたでしょう。ちなみにアン・バクスターが演じたイヴ・ハリントンは映画のキャラクターながら「欲望という名の電車」のブランチ・デュボワに並ぶほど有名で、ポピュラーな存在。アメリカでは悪女の代名詞となっています。「あの女、イヴ・ハリントンみたい」ってな風に。ブランチの場合は自己顕示欲の強い人に対してよく言われます。
9点(2003-02-01 16:28:36)(良:1票)
3.  インテリア
アレンのベルイマンへのオマージュですね。徹底してベルイマン風の作品です。とくにヒステリックな完璧主義者のインテリア・デザイナー役を演じたジェラルディン・ペイジ!彼女はやっぱり凄い女優です。暗い映画、シリアスな映画で片付けてしまってほしくないですね。隣の芝生は青く見える。でもその実情は?家族にしかわからない。でもその家族もどこまでお互いを理解しえているのだろう。どこにでもあることなんです。そんな家族の物語です。
9点(2003-02-01 16:10:04)
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