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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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21.  猿の惑星 《ネタバレ》 
予告編を見て、猿が人間を支配する社会という内容はわかっていたが、それでも衝撃は大きく、ラストシーンは驚きという枠をはるかに超えていた。 それから数十年、その間にもテレビでこの映画や「続・猿の惑星」が何度なく放送された。またDVDが発売されてからは、第5巻まであるセットを買って鑑賞したほどの思い入れた映画である。 さてこの映画であるが、フランスの小説家ピエール・ブールによるSF小説が元になっていることはご存じの方もおられるだろう。彼は第2次世界対戦の頃インドシナ戦線で捕虜となった経験があり、この小説を書いたという。つまりは映画の中の人間が現地人を低く見ていた白人であり、映画の中の猿が日本人を初めとするアジア人だったわけである。 というわけであるから、小説は痛烈な風刺小説であり、映画も風刺映画になっているわけである。したがって、もし人間と猿の立場が逆転していたらどうなるだろうかとか、人間は果たして地球の主人となるべき理由があるのかなどと考えるとこの映画を見る意味も変わってこよう。この映画は単なるSFやアドベンチャー映画とはまったく異なるのだ。 それからまた、ブールは「戦場に架ける橋」も書いたことを知った。そういえば「戦場に架ける橋」も「猿の惑星」も類似点が多いのに改めて気づかせられる。 なおDVD特典を見ると、猿のメーキャップ、マスク作りが実に見事なことがわかる。一見する価値は十分にあると思う。
[映画館(字幕)] 8点(2011-06-09 05:55:37)
22.  さらば友よ
映画の最初の方では、ブロンソンはアラン・ドロンについて回る厄介者という感じであるが、徐々に存在が大きくなり、最後は完全にドロンを食ってしまっている。 何という友情だろう、自分が助かるために決して友を裏切らない、真の男である。逆に甘い顔のドロンが易々と女に騙されてしまったことの方が軽薄。ま、無理もなかったのかもしれないが、「イエーイ」の一言で終わるブロンソンの格好良さ、実に渋い。だからこそ「うーむ、マンダム」になったのか。 
[映画館(字幕)] 8点(2011-05-31 05:33:09)
23.  サスペリアPART2 《ネタバレ》 
この時代のホラー・サスペンス、「キャリー」「オーメン」とともに好きな映画である。もともと残酷なものやオカルト的なホラーが嫌いな私が好きになった理由は、サスペンス的要素が強いからだ。中でもこの「サスペリアPART2」はホラーとサスペンスがほどよくミックスされ、秀作だと思っている。 この映画を見たのは30歳を過ぎてから、キャリーやオーメンより先に制作されたにもかかわらず日本公開が遅れ、直接関係のない「サスペリア」の続編であるかのようにして上映された。 この映画のあの奇妙で印象に残る独特な音楽とからくり人形は、予告編からして私を引きつけるのに十分だった。そして本編ももちろんのこと・・・。 むろん殺され方が残酷な場面もある。特に犯人の身体が切断されるところでは、思わず目をつぶった。だが何という映画構成だろう、随所に伏線がちりばめられている。それだけでなくDVDでくり返し見てみればわかるが、最初の事件の鏡のように親切にも犯人は○○ですとちゃんと描かれている。見事である。 ところが逆に、えっあの人が犯人? どうして主人公より先回りができるのだ、どうしてあの男まさりの力が出るのだ、ありえないという疑問も出てくるだろう。私も最初はそう思っていた。 しかし後年DVDで何度も見ているうちに、なるほどこれがホラーなのだ、これをサスペンスとしてしか見ないから疑問に思うのだということがわかった。 最初に被害に遭った女性が超能力の持ち主であったように、犯人もそうだったと思えば辻褄が合う。そもそもの発端は、超能力のため変人と思われ、無理矢理精神病院に入れられようとしたので夫を殺害した。そして、その現場を見た子どもがトラウマになったと解き明かされているではないか。 
[映画館(字幕)] 8点(2011-05-14 05:21:49)
24.  三十九夜
ロンドンのとある劇場から始まり、別の劇場で終わるストーリー、そこに登場する人物が鍵を握る。三十九階段とは? 実に無駄のない構成で視聴者を引きつける映画であり、解決の決め手となる演出も見事である。さすがヒッチコックである。 おっと、私と同じ質問をしている人がいた。どうして原作の「三十九階段」が「三十九夜」になったのだ? ケネス・モアの映画より前で、こちらがオリジナルなのに・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-03 14:49:48)
25.  さとうきび畑の唄〈TVM〉
テレビで見て、DVDを探して見て、さらに思い出してまた見た。何度見ても、涙が止まることがない、素晴らしいドラマだと思います。 戦争は、どこの国が勝ったか負けたかではない。どっちの国が悪いのかでもない。戦争そのものが悪いのだ。国際紛争は戦争によって解決されるものではない。戦争はすべての人を不幸にするものだということを、痛感せざるをえない。 60年以上も昔に何があったのか、すべての人に考えてほしいし、実際の沖縄の地上戦や集団自決は、テレビで表せないほどのむごたらしいものであったことを忘れないでほしい。
[地上波(邦画)] 8点(2011-02-01 23:07:28)
26.  サマータイムマシン・ブルース
実におもしろい。つじつまが合わないようなところを合わせるところが、なんと言っても良い。 めがねの女の子は、真木よう子さんだとはわからなかった。
[DVD(邦画)] 8点(2011-01-25 20:17:38)
27.  サンチャゴに雨が降る 《ネタバレ》 
9.11といえば米国の同時多発テロを指すのが普通だが、中南米諸国では1973年に起こったチリクーデターを指すらしい。世界で初となる自由選挙で誕生した社会主義政権が、米国の支援を受けた軍事クーデターによって倒されたのだ。「ミッシング」などの映画を通じてチリクーデターについては大方知っているつもりだったが、この映画はクーデターそのものを描いており、生々しさは半端ではない。また外国人記者の目を通して、アジェンデ政権の誕生から軍事政権の弾圧迫害までもつぶさに伺うことができる。なおチリ国民に呼びかけたアジェンデ大統領最後の演説は本人自身のものであり、映画を見る者にも感動を与える。映画を見るまでは、クーデター当日は大雨だとばかり思っていたが、危険が迫ったことを知らせる放送局の暗号だとは知らなかった。
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-18 13:18:12)
28.  細雪(1959)
3度映画化された細雪の2番目の映画、大映のトップスターをそろえたこの映画もまた良い。他の2本に比べて上映時間が短い。雪子のお見合いと妙子の自由恋愛に焦点を当てコンパクトにまとまっているとも言えるが、細部が端折られた感もないではない。
[DVD(邦画)] 7点(2015-12-11 19:06:22)
29.  桑港(サンフランシスコ)
クラーク・ゲイブルやスペンサー・トレイシーの名優目当てでなく、「メリィ・ウィドウ」で好きになったジャネット・マクドナルドを目当てに鑑賞。美貌といい美声といい申し分なし。オペラをはじめ本格的な歌唱にこれは本職のオペラ歌手の吹き替えかと一瞬思ったほどだ。ロマンス映画としては少々物足りないが、己の力だけを信じてきた男が、最後に神に感謝するのには感動した。それにしてもクラーク・ゲイブルではなくスペンサー・トレイシーが主演男優賞の候補になったのはびっくり。
[DVD(字幕)] 7点(2015-09-08 20:29:10)
30.  讃歌
原作は春琴抄だが、作者が春琴の家で働いていた女中にインタビューするというおもしろい形で作られている。わがままな娘とひたすら尽くす男という点は痴人の愛とも似通っている。いわゆるSとMと言ってしまえば通俗的になるが、それを耽美な世界として表現しているのが谷崎文学。渡辺督子の裸体は非常に美しい。
[映画館(邦画)] 7点(2015-05-15 11:00:51)
31.  酒井家のしあわせ
ウザイ、空気読めよ、なんやねんの私とあまり縁のない世界から思わぬ展開、一転して家族のしあわせとは何かの世界になって引きつけられた。心がストレートに通じ合う良い映画だったと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2015-02-01 11:25:42)
32.  ザ・インターネット
1995年といえばWindows95が発売されたばかりの頃、モデムの設定が大変面倒でインターネットにもそれ相応の知識がないと接続できなかった時代だ。そのインターネット黎明期においてウイルスとかハッカーとか時代の先端を垣間見られることは大変すばらしい。コンピューター社会の恐ろしさ(情報流出など)も当時としてはそれ何?というのが普通だったろうに・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-22 22:46:29)(笑:1票)
33.  細雪(1983)
日本の情緒ある四季が美しい。もちろん四人姉妹も美しいが・・・。私の家内は見事な着物に見入っていた。
[DVD(邦画)] 7点(2013-12-14 22:40:54)
34.  最強のふたり
何といっても主役二人の性格がユニークで大変おもしろい。そしてまたこの二人の結びつきが邦題が示すように実に最強。ひさしぶりに大変おもしろい映画を見たというのが率直な感想。しかもこの映画のモデルが実在するというのに大変感激。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-10 23:43:36)
35.  三銃士(1993)
少年頃読んだ原作や昔見た三銃士の映画とは随分趣が異なる。複雑な人物関係やストーリーを単純化(作り替え)し、善者(王と王妃側)と悪者(枢機卿側)をはっきり分けているので非常にわかりやすい。そしてまたコミカルな要素もふんだんでおもしろくさせている。貢献者はティム・カリーのリシュリュー枢機卿か。ただド・ウィンター夫人があっさり死んでしまうのがちょっと惜しいけど・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-28 22:28:09)
36.  THE 有頂天ホテル
ガルボやバリモアの名のスウィートが出てくるように、「グランド・ホテル」のオマージュ。あちらは男女5人の物語だが、こちらは客にホテル関係者、芸人まで何人も出てきて収拾がつかなくなるほど。それこそいろんな人が入り交じってのドタバタ劇でもあり、おもしろおかしい人間ドラマでもある。それでも収まるところは収まっていて見事な脚本だ。こういう映画はどこに視点を置いて見るかでずいぶん点数も変わってくると思うが、一応私好みということで。
[DVD(邦画)] 7点(2012-10-20 10:44:18)
37.  サガン -悲しみよ こんにちは- 《ネタバレ》 
18歳で大人顔負けの小説「悲しみよ こんにちは」を発表し、一躍文壇の寵児となったサガン、巨万の富と名声をほしいままに浪費を繰り返し、ギャンブルに興じ麻薬におぼれた人生、この波乱に満ちた生涯を静かに淡々と描く。「パパ、私お金を何に使ったら?」「おまえの年齢なら使い切ったらいい」実に象徴的だ。そして友人でもありたかり屋でもある大勢のとりまき、誰かそばにいてくれないと不安に落ち込む寂しがり屋であるサガン、早熟の天才だったが故にたどる悲惨な運命、この18歳から69歳までのサガンを演じたシルヴィー・テステューの演技は見事と言うほかない。 映画はたくさんの有り余るエピソードを詰め込めるだけ詰め込み、駆け足で描く。サガンを知る上ではすごく貴重な映画だ。だが映画そのものは網羅したが故のマイナスも・・・
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-12 23:52:52)(良:1票)
38.  3人の逃亡者
こういうコミックな逃走劇は他にもあったと思うが、それらのどの映画と比べても軽妙でタッチが良くおもしろい。米国映画だと銃をぶっぱなし派手なアクションになるところが、この映画ではきわめて上質である。それもそのはず元はフランス映画、脚本家でもある監督自身が米国に作り変えたからだそうだ。 欲を言えば、あの女の子がどうして怖そうなおじさんに心を開いたのか不明なちころだが、ま、謎のままにしておこう。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-26 22:03:11)
39.  サロメ(2002)
万人向けでないことは一目瞭然。舞台が始まるまでの30分はメイキングみたいなもの、最初見たときは退屈だったけど、最後まで見た後もう一度見直すと興味深い。 こうなると映画の点数は純粋に好きか嫌いかで決まる。私の点数は・・・。 個人的にはロケ・バニョスの音楽に惹かれる。この映画前半で音楽監督としての彼自身が見られるのはとても光栄。ダンスについては素人なのでコメントは控える。 もう一つ興味があったのは、ヨカナーンの首をどう扱うだったが、なるほどという感
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-25 08:05:51)
40.  サイコ(1960)
最初に見たときは、ヒッチコック監督の意図通りにだまされた。主人公の女性が早々に殺されるはずはないと思ったり、母親が生きていると思ったり、してやられてしまった。映画史に残る名作だが、私が一番評価できるのはあの不気味なテーマソング、耳に残って忘れられない。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-23 23:10:22)
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