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1.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 
社会派的な雰囲気があるが、サスペンスのウェイトが高めな印象を受けた。ひねりの度合いは大したことないけれども、きちんと描き出していく正統派という感じ。  ■薬の副作用による殺人、がメインだけれども、前半は謎解きうんぬんよりも主人公周りの人間ドラマ・社会派が主という感じ。ジュード・ロウが誠実なんだけれどもなんか怪しげな感じもしていて、どういう風に転ぶのかなかなか読めない。巻き込まれて地位も家族も失っていく感じは悲劇的。  ■ただ、後半の謎解きは逆に一気に進み過ぎてしまったかもしれない。あんなにうまくいくかなぁ、というラストの決着だし、殺人の動機も「これだけ?」という気分も残る。  ■見せ方はヒッチコックばりで非常にうまいと思った。見ている時間は引き込まれていた。  
[映画館(字幕)] 9点(2013-10-03 00:01:56)(良:2票)
2.  殺人に関する短いフィルム 《ネタバレ》 
主人公と、主人公が見ているもののみを明るくし、周りを暗く押さえる映像法で徹底して「見える世界」を限定しつつ、それでいて淡々と殺人を描き出していく手法はなかなかのもの。  ■「なぜ殺したのか」は一切描かない(というより、ない)。殺人はあまりに淡々と、突き放して描き出される。その代わり弁護士の心中はくっきりと描かれる。同じカフェにいたのに、もう少しうまく弁護できたかもしれないのに、依頼人は自らの目の前で絞首刑になる。  ■タクシー運転手についても殺されるまでを描いていたが、そこはあまり利いてない気がした。これほど短い作品ながら、前半は冗長さを感じてしまった。代わりに、彼女に「この車どうしたの?」と詰め寄られるシーンの後を、個人的にはもっと見てみたかった。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-15 22:54:00)
3.  さまよう心臓 《ネタバレ》 
たった10分のショートだが、思ったより面白かった。  ただ、あまりに展開が唐突というか、「どうしてそういう風になった」という感じのものなので、それを「不条理な怖さ」と言ってしまえばそうだが、腑に落ちにくいという印象もある。設定がイマイチ分からなかった
[インターネット(字幕)] 5点(2013-09-14 00:13:08)
4.  砂漠の流れ者 《ネタバレ》 
ペキンパーのイメージだと「暴力描写」、タイトルやパッケージの雰囲気だと「西部劇」、あらすじだと「復讐もの」を想像するだろうが、残念ながらどれでもない。あえていうなら寓話でありコメディーであろう。そういう世界。  ■冒頭で砂漠に放り出される主人公が、実質殺されたに等しい危機に追い込まれたことよりも「俺をバカにした」ことを強く不平を言うのは印象的。この辺にある種のずれと「男のプライド」を命より上にする寓話性・牧歌性が出ている。  ■主人公の破天荒な行動もだが、女が大好きなほとんどニセモノみたいな牧師や、同じくトンデモなくて実際最後には町から追い出される売春婦など、この物語は変な人たちばかりが出てくる。しかしそういう世界は寓話であり、最後は自動車という文明によって主人公もろとも押しつぶされる。  ■実は最後に水売り場を譲り渡してしまうのは、「永遠に文明の前の段階にとどめる」という形での復讐なんじゃないのかと見てて思ったり。  ■でも結局この世界観にはうまく入りこめなかった
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-14 00:06:49)
5.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
そこまで期待してはなかったがかなりいい出来だと思う。  映画自体が完全にエンターテイメント+おいしいとこ取り、という構造なので、展開のご都合主義には目をつぶるべきでしょう。だからその意味では宮崎アニメとは比較云々ではなく次元を異にしている気がする。おいしい部分のくっつけ方としては、地球の危機、家族、みんなの協力、世界的つながり、等々をうまく振り分け、また多くの登場人物にきちんと役割を与えているあたりがうまくやっていると思う。  なお、一番興味深かったのは、アニメーションだからこそ可能な映像を存分に生かしている点だと思う。ウェブをインターフェイスによりあらわすことで、空想の領域を極限まで体現している。これは実写化は100%不可能だろうし、そういうものこそアニメの本領の気がした。  
[映画館(邦画)] 8点(2013-09-10 00:15:53)
6.  殺人の告白 《ネタバレ》 
「時効が過ぎた連続殺人事件に、真犯人が現れて本を売り出す」という設定だけで面白そうと判断して見に行ったが、これは掘り出し物。エンターテインメントに徹したアクション・サスペンスで、個人的には韓国映画では私的ベストの「オールド・ボーイ」に匹敵する面白さであった。  ■あらすじと予告編ではサスペンスベースかと思えるが、ハリウッド顔負けの二回のカーアクションが入っていてアクションの比率は意外と大きい。ほとんど不可能ギリギリのラインの車上アクションは圧巻。カメラワークもいい臨場感を出している。ただし追跡劇における手ぶれカメラは合わない人には合わないかも。  ■ラストにあっと驚くどんでん返しが仕組まれており、展開が全く読めなかった。公開のテレビ討論会、遺族の襲撃など、息をつく暇も与えないノンストップなストーリー構成で楽しめる。細かいことを考えるといろいろ不自然さはあるが、それを気にかけさせないだけの勢いがこの映画にはある。  ■これ以上の予備知識はなしで見た方が楽しめると思う。
[映画館(字幕)] 10点(2013-09-03 20:23:13)(良:1票)
7.  サラの鍵 《ネタバレ》 
1942年の、ナチスドイツに協力していたフランス政府によるユダヤ人強制収容と、2009年のジャーナリストとを行き来させながら悲劇性を浮き彫りにしていく作品。重い。  ■弟を納戸に閉じ込めて収容所に送り込まれたサラ。そこの謎もいろいろと残されたままの樹はするが(引っ越すまで、中に死体があって異臭を放っていても一度も開けずに放っておくか?何か知っていたのではないか等)そこへ深入りはしない。主眼はむしろ、サラの苦悩と悲劇、そしてそれがどう受け継がれていくか、であろう。  ■一度は過去を完全に消し、息子は50年後に初めてそれを知る。しかし悲劇はそれを消してしまえばいいというものではない。むしろ引き継いでいくことこそが悲劇の生き残りの意義を組みだしていく上で必要だともいえる。ラストで娘にサラと名付けたのは、そういう意志の表れではないだろうか
[DVD(字幕)] 8点(2012-07-01 00:38:16)
8.  ザ・ペスト 《ネタバレ》 
これはすごい。いかにもチープなタイトルだがここでの高評価を信じて鑑賞。期待を裏切らない高密度な内容で、3時間全く飽きなかった。  ■謎の伝染病による患者が運び込まれる。調べてみると、過去の病気だと思われていたペストである可能性が強まる。信じがたいが、二件目の患者が発生する。だがパニックや都市機能低下を恐れて政治の側では大胆な封鎖措置に踏み切れない。そうこうしているうちに感染は一気に広がる。  ■しかしやはりケルンの街が隔離政策によって死に絶えていく描写が一番すさまじい。逃げ出す人々は平然と軍隊が撃ち殺す。主要登場人物も容赦なくペストにかかって死んでいく。  ■劇的なドラマがあるという感じではない。淡々と病気が広がっていく。しかしそれはかなりリアルな感じであり、そこに強い緊迫感が生まれているのだろう。傑作
[DVD(字幕)] 10点(2012-07-01 00:36:38)
9.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
犯人が捕まらないことが分かっていながらこの面白さ! 個人的には、ラストのDNA鑑定より、証人が電車に轢かれるシーンの方が印象深いです。取り返しのつかなさとかそういう点で。ただ、どちらにしろ顔写真を突きつけて「コイツか?」では証拠としてはダメだと思いますが。
[DVD(吹替)] 9点(2012-03-13 00:27:44)
10.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
あまり怖い映画ではない。シャワールームも今見ると別に、な感じ。ラストのお母さんのシーンはドキッ、とはしましたが。 それでも二重人格は当時としては新しかったのでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-12 00:09:31)
11.  ザ・ペーパー 《ネタバレ》 
コンパクトな群像劇。これだけの内容をテンポ良くまとめ上げ、群像劇でありながら一人一人をきちんと描けていて感情移入できるのは奇跡。  内容はと言えば、ニュースというものはこうも人の人生を動かすのか、そしてにもかかわらず採算とかで動いてしまうのか、というコントラストをしみじみと感じる。キレた市長さんでさえそれはそれで同情してしまうあたり、誰も憎たらしくは描いておらず、すべてに一理があり一応のハッピーエンドは見るが、実際はこう都合よく運ばないことを思うと難しさが残る。
[DVD(字幕)] 8点(2010-10-24 23:03:16)(良:1票)
12.  殺人者たち 《ネタバレ》 
DVD化されたので、買ってみてみた。 見せ方がなかなかうまい。いきなり中核の人物が殺されて、で回想による謎解き。ありきたりではあるが、回想の映画はいいのが多い。これもその一つ。 レースシーンなんかものんびりしていながらも見ていて楽しめるし、後半の強盗は緊迫するし短い中で話が二転三転する。 狙撃のアングルからの写しや、ラストのよろめきながら倒れるシーンなんかも凝っている。 レーガン大統領の映画時代の姿も初めて見た。 そして、女は怖い、ことに美人は、ということを思い知った。 ただ、暴力描写が激しいと言うわりには、個人的にはたいしたことがないと思った。「オールドボーイ」とか見ちゃっているせいかな?
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-10 14:07:50)
13.  ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー 《ネタバレ》 
カーンの男っぷりと音楽のかっこよさ、そしてやはり「漢」を撮らせれば右に出るもののいないマイケル・マン監督のすべてが集結している。
[地上波(字幕)] 7点(2010-07-10 13:50:45)
14.  ザ・バニシング-消失- 《ネタバレ》 
味のあるサスペンス・ホラー ヨーロッパ的な雰囲気のある映画だ。  突然彼女が消えてしまう。おおよそ起きたことはすぐにわかるのだが、細かい部分の謎はどんどん深まっていき、画面にひきつけられる。  最後の犯人との対話は恐ろしい。 こういう普通の人が普通に犯罪をしていくというのが妙にリアリティーがある。  ラストはわりと予想できたが、しかし後味は非常に悪い。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-09 01:25:48)
15.  サクリファイス 《ネタバレ》 
細かな意味や筋よりも、ひたすら映像美に酔いしれるほうがいいのではないかと思うような作品。陰影の美しさ、すさまじい長回しなど、映像としてだけみても十分すごい。飛び散るミルクのカットは有名だが、個人的には最初から二番目の森のカットのあの得体のしれない感じが好き。  さて内容だが、核戦争による終末を淡々と描き切っている感じか。ガタガタ揺れる食器ですべてを表し尽くす。そして最後のサクリファイスはある種の希望と絶望の入り混じった地平を見ているのだろう。もはや論理ではこの映画は理解しえない。そう、ラストのセリフではないが、言葉ではないのである。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-01-09 01:20:27)
16.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 
■西部劇はそんなに見たことがなかったが、なかなか面白い。オリジナルにはないらしい派手なガンアクションも、あんな感じなんですね、とは思う。風景も音楽も雰囲気もなるほど西部っぽい。  ■護送が緩すぎ。途中で管理が甘いために何人死んでるんですかっていう。アパッチもトンネルもよくわからない設定だなぁ。オリジナルにはないらしいので、ここは削ってよい気がした。  ■ホテルについてからの二人のやり取りは「男」という感じを醸し出すいいシーン。こういうのをもっと長く取ってほしかったなぁ。  ■「誇れるものが何もない」ベールに、死ぬ前に最後に誇りを取り戻させようとするクロウ。「飛べるか」と言って屋根を一緒に飛ぶシーンが個人的には好き。  ■けど友情が芽生えるほどのやり取りがあったのかが疑問。もっと丁寧に描いてほしい。
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-25 23:19:49)
17.  ザ・ドライバー 《ネタバレ》 
カーチェイス目当てで見ると、どうも肝心のカーチェイスシーンが少なく思えてならない。最初と最後だけでは?  カーチェイス自体はカッコいいとは思ったがこの点数。
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-01 13:14:01)
18.  サルバドル/遥かなる日々 《ネタバレ》 
オリバー・ストーンなら、プラトーンよりも断然こちらの方を薦める。それほどの映画。  前半はすこし冗長だが、いきなりの死体の山には驚いた。 有無を言わさず殺していく軍隊。そしてそれを支援するアメリカ・・・  仲間が次々死んでいき、最後に妻と引き離されてしまうのは、ハッピーエンドを予想させる展開を裏切っていてよかったと思う。 なんというのか、戦争の痛烈さを感じさせられる。   ただ、一歩冷静に考えると、少し一面的かな、と。 無論アメリカの政策は大問題なんだけど、じゃあ共産主義でいいのかと言うと、結局共産主義も似たような弾圧をやっているのだから、どっちもどっちとしか思えない。 エルサルバドルの場合、市民への宣伝は左翼・共産主義の側の方がうまく行ったようだから、左が市民を取り込み、「市民を弾圧する右翼/市民を守る左翼」のような構図が出来上がってしまうが、結局は右も左も市民を食い物にしているのが現実だろう。 そういう意味では、共産主義サイドが市民を食い物にしていく側面も映したほうが、よりよかったのではなかろうか。   そういえば最近チベットで中国による弾圧が行われている。 普段、「平和」や「人権」を訴える「良心的」なメディアや知識人が、チベットの問題ではだんまりを決め込んでいる。 中国によるメディア統制が行われているのは事実だが、それにしてもあまり報じられていない。 自民党も民主党も、チベット問題には触れたがっていない。 ところで、毎年莫大なODAを中国にあげているのは日本だということは自覚しておいた方がいいのではなかろうか。 そして、そのODAが一体何に使われているのかも。 さらにいえば、そうしたODAを強く主張していたのは、ほかでもな「平和」や「人権」が大事な「良心的」なメディアや知識人であったことも。  日本の「良心的」なメディアや知識人、政治家は、もはやチベットでの弾圧を、この映画のアメリカのように支援しているようなものだろう。 この映画のような果敢なジャーナリストはいなくなってしまったのだろうか。
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-18 22:52:12)
19.  ザ・ミッション 非情の掟 《ネタバレ》 
ここの評価を見て期待しすぎたかな、確かに面白かったけど、それほどでは・・・ なんかごちゃっとしててわかりにくい印象を受ける。ただ狙撃の恐怖感のあおりはうまいと思ったけど。なんか漂っている「いい味」がうまつ伝わってこなかった。
[DVD(吹替)] 6点(2008-03-07 19:39:42)
20.  サンキュー・スモーキング 《ネタバレ》 
全体としての筋はイマイチ見えてこない。 いわゆるブラックユーモアなんだろうけど、どうもセンスが合わなかったよう。途中から家族ものと化したし  最後の答弁で、自由が出てくるのはものすごく予想できたし、それで議員が引き下がるとは考えられない。終わりがよくなかったかな。  それにしても、黒を白にしてしまう詭弁術はすごい。こういうのが世界には大勢いるというのに、日本の政治家は・・・(笑)
[DVD(字幕)] 5点(2007-11-27 22:41:42)
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