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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  さよならみどりちゃん 《ネタバレ》 
予想した通り、ユタカ (西島秀俊) ばかりに非難が集中してるけど、、 ゆうこ (星野真里) は、ユタカが人間性が破綻したクズ男であることを承知して、それ全て含めて彼が好きだ、、と向き合っているわけだから、言うなれば自己責任であり「連帯責任」だ。だから、どちらが良いも悪いもないし、また、それを言うべき映画ではない、と思う。それよりは、この映画はいったい何がテーマなのか、をよく考えるべきだ。 私が感じたのは、この二人は根本的にはよく似た者同士だと思う。 まず、誰彼かまわずにセックス依存症なところなどそっくりだ。 そして、最後の「14番目の月」を聴けば、二人とも、壮絶な音痴だということに気づくはずです。(ユタカは、ルパンザサード、あれね) ここで面白いのは、ユタカは、まともな歌を知らないし、選ぶことすら、できない。そして、自分が壮絶な音痴であることに全く気づいていない。 ゆうこには、自分の歌がある。しかし、自分が壮絶な音痴であることを知っていて、歌うことをためらっていた。 つまりこの映画は、二人の "恋" の感性を、それぞれの "歌" によって表現しているのです。そして、もう一つ、全力で歌うことに大きなメッセージを込めている。うまいへたなんてどうでもいい、自分が好きな歌を好きなように歌え、他人の評価など気にするな。歌うこと (恋することも) 、、それはあくまで "主観的" なものだから。だから、例え不器用で下手くそでも、自分らしく歌おう (恋をしよう) 。 それで傷ついた痛みも含めて、歌うこと (恋すること) が素晴らしい、、と、この映画は言っている。
[DVD(邦画)] 7点(2023-01-19 00:02:02)
2.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 
まず、こいつらが大学生には全く見えんし (笑) お前ら、そんなに暑いなら、自分の家に帰ってエアコンのガンガン効いたお部屋で涼めばいいじゃん、とか、夏休み中とは言え、なんで学校内に部活動中の生徒が他に誰一人もいないの? とか。色々と言いたいことはあるけど、、楽しめちゃったので、良しとしようじゃないか。 特に、瑛太が昨日に行って、部室のロッカーに隠れたまま一日が経ち、現在の面々と合流する、、って、これは実に面白いアイデアだ。何しろ、過去に行った男がタイムマシンに乗らずに現在に合流しちゃったわけですから。このあたりは、ロケーションが「部室」に限定されているという、もともと舞台演劇ならではの斬新な発想だと思うけど、その部室から一歩外に出れば、香川県は善通寺の夏らしい観光的な雰囲気も一気に感じさせてくれるし、これは演劇の映画化としては完璧に近い内容じゃないかな。 そして、わずかに見えた未来 (2030年) の様子を見る限りでは、どうやら「新型コロナ」の存在しない世界のようで安心した。(この際、2005年という制作年は関係なし) 過去、現在、未来が登場し、リモコンもとめて散々右往左往したけど、本作は「未来」にいった者は誰一人もいません。未来だけは見ない方がいい、ってこと。これは賛成。だって、「もし自分が死んじゃってたら、泣いちゃうかもしれないから(笑)」 これからへの希望を含んだ終わり方にしたのは、いつの時代も大いに共感できますね。
[DVD(邦画)] 7点(2021-08-04 12:39:49)
3.  サウスバウンド 《ネタバレ》 
これ、シュールかつ、ブラックテイストなコメディだと思うんです。あまりムキになって観てはいけない話。そして、こういう (偏屈な) 大人には絶対になるな、そういう反面教師的な映画ではないかと。何しろ、最後には子供たちを置き去りにして旅立つほどの立派な大人たちですから。 ・・とは言え、上原一郎氏は映画のキャラとしては面白いし、彼の言い分は、あながち間違いばかりじゃない。社会のシステムへの不満、我々の税金で食ってる者たちの不祥事、、確かに世の中は納得いかないことばかりだ。しかし、そういう理不尽を飲み込んで大人になれ、それでもお前は黙って税金を払って国民としての義務を果たせ、それこそがカッコイイ生き方だ、、この映画はそういう逆説的なメッセージじゃないかな。 もちろん、映画の舞台である沖縄は、この国に理想郷なんてないよ、という皮肉的な意味合いのロケーション設定に他ならない。 活動家時代のまま思考回路が停止して成長することを止めた大人たち。対象的に子供たちはみな生意気でませていて、そういう風刺の効いた人間たちの描写は楽しめた。 思えば、家族とはつまり世代や価値観の違いがぎこちなく同居することであり、それがいかに難しく滑稽であるのか、「家族ゲーム」の森田芳光監督たる個性を感じる映画ではありました。
[DVD(邦画)] 6点(2021-05-16 12:56:21)
4.  サイドウェイズ 《ネタバレ》 
かなり前にオリジナルの「サイドウェイ」も鑑賞済ですが、こんなお話でしたっけ? 小日向文世さんも生瀬さんも、愛すべきオッサンなので、その掛け合いは素直に楽しかった。私もわかるよ、正反対なキャラの親友同士って、意外と相性がよいもんだ。 恋をするのに場所は関係ない、ということで頑なに日本の場面がないのは好ましいと思う。 そしてできれば、「ワインのように、熟成すればするほど人間も味わいが増していく、、」といった気の効いたコメントをしたいけど、映画がそれを狙いすぎているので言うまでもないか (笑) 牧歌的な風景のワイナリーで、ワインを飲みながら仲間と語らう。結局のところ、こんな幸せなことってないよね。 でもさ、、長い。なげーよ。SM女のエピソードとか、全く必要なし。恋心の男女数名とワインのお話ならば、ウディアレン監督なら90分でまとめるよ、きっと。
[DVD(字幕)] 5点(2020-02-11 21:14:15)
5.  サッド ヴァケイション 《ネタバレ》 
日の目を見ない者たちの物語らしく、橋の裏側など、目立たないところや人が普段は意識して注目しないところ、を意図したと思えるカメラのアングルが印象的。そして陰惨な場面に不釣合いな軽い音楽は、セオリーを明らかに外してます。そんな感じでやたらアーティスティックで、自称オシャレな人たちには受けそうな映画。出演者については、言われているように、浅野忠信とオダギリジョーの二人、確かに雰囲気が被ります。そこは同感。でも意外にも何度か共演していました。 (黒沢清監督のアカルイミライとか・・) 監督たちは、たとえ似たもの同士を出演させてでも、個性派同士による化学反応を求めた気がします。 (特にビジュアルといった意味で) その答えとして、この二人がカルスト地帯を登って山々を望む場面があります。私はこの場面が、人も風景も本作で最も記憶に残る絵でした。物語としては、密入国斡旋に殺人、レイプ、、この壮絶で複雑なドラマをどう落とし込むのか、この興味だけで引っ張りましたが、最後はシャボン玉でパ~~~ン! と全てノーサイドですか。責任とか問題とか、全てに決着つけないで何だかスッキリしない終わり方。
[DVD(邦画)] 5点(2019-10-06 16:17:58)
6.  酒井家のしあわせ 《ネタバレ》 
ある複雑な人間関係の家族がいて、家庭の崩壊をちらつかせながらも、何とか持ち堪えて乗り越えて、その苦境を糧にしてやがて再生へと向かう・・まるで近年の是枝監督の映画のようなテーマです。父の失踪の秘密はあっと驚く展開を狙ったようですが、これは個人的にはスベった印象。彼の病について伏線的な描写が全くなくて、再会するなり 「俺はもうすぐ死ぬ」って・・。悲しい、かわいそうといった同情の前に啞然としてしまったよ。それはさておき。これは男の意見です。病気になったから、ホモのふりして失踪する父親なんていませんよ。むしろ残り少ない時間を大切な家族と過ごしたい、となおさら思うのではないでしょうか。女性が書いた脚本、だからこれは女性の感覚なのでしょうが。本作で次雄を演じた森田直幸さん。当時、出演作をいくつか鑑賞しましたが、若手の中では抜群にうまい役者さんでした。 (そうです、もう役者業を引退されたようなので、過去形です) やんちゃキャラでありながら、繊細な演技ができるという、たいへん希少価値の高い役者でしたね。さらによい俳優になることを楽しみにしていたので、とても残念です。
[DVD(邦画)] 5点(2019-04-09 21:34:17)
7.  サヨナラ COLOR 《ネタバレ》 
少年時代の正平にとって未知子は高嶺の花であり、体育館や教室の窓という "ファインダー越し" に眺めるしかなかった。長い時を経てようやく再会したとき、彼女は病院のベッドに横たわりそれは医者と患者の関係でしかなかった。未知子が正平を浜辺に呼び出す場面がある。ここで初めて、二人は対等に向き合う。それは彼の人生においても、この映画においても、わずかこの一度きりだ。青い海、空は晴れて澄み渡り、眩しい太陽の下、目の前に美しい彼女が立っている。この場面の何という美しさ。 (そう、それはまるで天国のような・・) そして二人は砂丘の上に並んで腰を下ろし、たった一瞬だが明るい未来へと揃って目を向けるのだ。不器用に一途にこだわり続けた想いは、残りわずかな彼の人生に、彼女と再びめぐり逢う奇跡で応えた。死という終わり方をもってしても、決して悲しくはなく、それすら霞むほどに彼が最後に抱いたであろう幸福感に泣いた。
[DVD(邦画)] 8点(2018-12-07 23:17:24)
8.  ザ・ダイバー 《ネタバレ》 
局面局面においてカールの力強い眼差しを正面から捕らえたショットの数々にこの監督の強い執着を感じた。彼が逆境において不屈の信念で立ち向かう場面、潜水服のガラス越しに見るその先には必ずビリーの姿があった。思えば、初めから最後までビリーもカールの目を見据えて対峙していた。これは二人の強い信頼関係の表れのようにも思えるし、職位を抜きにしたら白人とか黒人とか関係なく二人を対等の存在として描いていたように思える。人種差別を打破した黒人と言えば、かの野球選手ジャッキー・ロビンソンが真っ先に思い浮かぶ。他にも様々な分野においてその歴史はあるだろうが、やはり黒人として海に挑んだ先駆者としてカール・ブラシアの勇気とその存在意義は大きい。それにしてもNAVYを描いた映画のクライマックスが法廷で潜水服、とはアメリカらしく何とも滑稽である。
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-06 11:37:24)
9.  最高の人生の見つけ方(2007)
キャスティングの面白さという意味では、実生活でも大金持ちの二人に、映画でもゴージャスな旅をさせては一つも面白くありません。彼らの実生活をこれ見よがしに見せつけられているようで、これは余命宣告された二人の生涯最後の旅です、と言われても残念ながらほとんど感情移入ができませんでした。そして内容以前に、このセンスのない邦題には毎回辟易する。たかが邦題、されど邦題。過去の名作を見ればあきらかだが、基本はやはり直訳が理想的だろう。「バケットリスト」ではさすがに厳しいが、もう少し作品の個性を感じさせる題名を思いつかないものか。二大名優の共演、この映画はそれだけに尽きると思う。
[映画館(字幕)] 4点(2014-10-30 16:20:14)(良:1票)
10.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
未解決事件=犯人は捕まらない、と結末を堂々と宣言している極めて挑戦的な映画。サスペンス映画にとってはかなりのハンディキャップとなるはずだが、結果この内容で我々をうならせたのだから、これは監督の手腕に脱帽であります。迷宮入りするような連続殺人事件ですら、最初はただの一事件。それが次第に恐るべき大事件に変貌していく過程を、監督はソ・テユン刑事を介して視聴者に伝えることに成功している。常にソウルの難事件と向き合うこの百戦錬磨の刑事が、こんな田舎の事件などと最初は余裕をかましていたこのイケメン刑事が、事件の悪化とともに徐々に冷静さを失い、終盤近くではもはや半狂人のようだ。ラストの田園のあまりにも美しい風景は、「そう、犯人はまだ捕まっていない。今もその辺に放し飼いになっていますよ」と皮肉たっぷりに言いたげだ。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-10 19:35:43)(良:1票)
11.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 
面白いです。テンポがよく、すんなりと観れます。最後のタイマン、あっけない勝負であったが、達人同士の一騎打ちなんて実際はあんなものだろう。
[映画館(邦画)] 6点(2013-08-15 13:45:00)
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