21. 情愛と友情
原作未読。イギリスの田園地帯のお屋敷の情景が美しく、ブライズヘッドのシーンにはうっとり。チャールズにとってはブライズヘッドにまつわる全てが永遠の憧れをの真の望みがどこにあるのか、最後までブレブレで若干分かりにくかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-04-18 16:24:41) |
22. シェフと素顔と、おいしい時間
出発便のトラブルで航空会社の用意したホテルで一晩を過ごしたことがあるが、スケジュールは気になるし、急に招集されたり開放されたりで気が休まらなかった。あの時のイライラを思い出した。そんなシチュエーションでも大人の恋愛が成立するおフランスの粋はさすがである。単純なストーリーなのでこの時間の短さががちょうどよかった。 5点(2004-10-08 12:18:06) |
23. 人生スイッチ
邦題と予告編からなんとなく爽快カタルシス系を想像していたのだが、自業自得と言えなくもない設定とはいえ、オムニバスの各ストーリーの帰結がなんとも後味悪く視聴後にスッキリどころかどんよりしてしまった。 [映画館(字幕)] 4点(2016-02-15 23:48:48) |
24. ジェイン・オースティン/秘められた恋
アン・ハサウェイもジェイン・オースティンも好きなのだが、こちらは主人公二人が恋に落ちる経過に今ひとつ納得感がなく、往年の少女漫画を読んでいるかのようだった。そもそも姉よりパッとしないはずの妹がこんなにも垢抜けた美女では設定に無理がある。オースティンものの作品らしくイギリス郊外の美しい風景が楽しめたのは良かった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-10-19 14:31:45)(良:1票) |
25. シルク(2007)
《ネタバレ》 外国映画だけれど、日本の役者さん達がとても良かった。はるばる最果ての国まで・・のはずが妙に簡単に日本に行き着いてしまう。しかも何度も。外国人が抱きがちな日本へのなんじゃそりゃ的な幻想はチラチラ感じなくもなかったが、「ナイナイ!」と斬り捨てるほどでは無かったかと。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-18 16:25:59) |
26. ジャッキー・ブラウン
ながっ!!と何度思ったことか。観客にその長尺を気付かせる時点でその映画の評価がほぼ決まってしまう。タランティーノ作品でよくある登場人物のキャラクター描写の一環(?)とも思えるダラダラ続く会話シーンはむしろ好きなのだが、この作品ではそういうシーンはあまりない。にも関わらず妙に話の展開が冗長すぎて少々退屈した。そもそも、男前な女が主人公の映画が大好きなのでジャッキーにもそういうキャラを期待していたのだが、レディースの頭崩れが女の情念を語るような演歌っぽいキャラ設定で、どうにも好感が持てず感情移入できなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-01 16:52:32)(良:1票) |
27. 主人公は僕だった
《ネタバレ》 映像は何だか洋楽のPVぽくて、気負い無く観て楽しめた。設定も独特で面白かった。文学の教授が出てきて謎解きを始めるところまでは良かったが、肝心の小説の結末がちっとも傑作じゃなくてがっかり。主人公はこんな駄作の為に死ぬなんて馬鹿馬鹿しいと思わなかったのか?エンディング書き換えは悲劇オンリー作家が新境地を見いだす絶好のチャンスだったのに、こんなやっつけ仕事でお茶を濁すようじゃこの先もスランプのままだろう。ダスティ・ホフマンとエマ・トンプソンのキャラの立った演技が光っていただけに残念。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-05-22 11:32:33) |
28. ジェシー・ジェームズの暗殺
《ネタバレ》 ワルに憧れた愚かな若者が愚かなまま成長し、卑怯者として世に出て、格好悪いまま惨めに死ぬというやりきれない話。ジェシー・ジェームズという人物について何かしら思い入れがある人が観れば違う評価になるのだろうが、なんら予備知識無く見てしまった自分にはかなり退屈な作品だった。ただ、アンチヒーローの孤独と苦悩を抑えた演技で表現したブラピはさすが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-05-07 14:02:24) |
29. ジターノ
ホアキンの本業パフォーマンスはほとんど出てこなくて、濃厚なベッドシーン有りのチンピラ映画?ジプシーの掟なる任侠節も中途半端だし、ちょっと期待はずれでした。 4点(2004-10-14 00:34:12) |
30. 実験室KR-13
《ネタバレ》 どこから面白くなるのかとじりじり観ていたら終わってしまった。観る者の忍耐力を試す実験か?ネタバレを傍観するシチュエーションを面白く見せるのは相当難しいことが分かる。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-20 12:19:51) |
31. 幸せのポートレート
サラ・ジェシカ・パーカーを見る度に「誰かに似てる・・」と思っていたが、やっとそれが「やつれたゴリエ」だと思い至った。ああスッキリ。メレディスは私の映画視聴歴で1,2を争う「不愉快なヒロイン」確定。この強引な展開でもheart warmingってことになるアメリカさんはやっぱり病んでる。多様性を受け入れるのと節操がないのは別だろう(でも似たようなストーリーなのに「月の輝く夜に」はナゼか好感持てた。)器の大きいパパ&ママと、ポートレートの美しさに免じて3点献上。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-08-11 22:04:17) |