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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  志乃ちゃんは自分の名前が言えない 《ネタバレ》 
導入部でいきなり吃音をテーマとすることを宣言していながら、そこから逃げない。「歌がきっかけで声が出るようになる」とか、「特定の友人とはナチュラルに喋れる」とか、逆に「メモを駆使してコミュニケートに支障はなくなる」とかいうお決まりパターンもない。カメラは地道に2人(あとせいぜい1人)を追い続けるし、主演の2人の演技も、それにしっかり立ち向かっている。そこがいいです。ラストも、いきなり志乃がステージに上がってめでたくデュオ完成、なんてことにはもちろんなりません。●一番の欠点は、ギターの彼女の好みと実際の演奏音楽がまるで違っていること。あのrockin' on誌は90年代初頭くらいかと思いますが、それにのめり込んでいる高校生が、自分が生まれる前のフォーク、しかも音楽の教科書に載っているような優等生フォークって・・・音楽はこの作品の中心要素なんですから、ここはもっと慎重に選ぶべきでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-09-21 01:26:05)(良:2票)
62.  仕掛人梅安
とりあえず、錦之介/嘉葎雄/十三の安定した芝居だけでそこそこ楽しめます。特に十三は、悪役が楽しかったのか、大いに気合が入っています。ただ、作品としては、前半の緊張感に比べて、後半は何か登場人物(特に脇役)を使いこなせていない感じで、ちょっとぐしゃぐしゃになってしまいました。それと、元締の縄張り争いというテーマ設定も、何だかなあ。やはり仕掛人は、闇からひっそり巨悪を仕留める存在であってほしい。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-02-28 23:45:43)
63.  幸せへのまわり道(2019) 《ネタバレ》 
心に傷を負った男が、インタビュー先で出会った人物とやりとりをしている間にその奥に変化が生じてきて・・・となれば、ありがち異環境交流モノを想像するのですが、意外にしっかり作り込まれた内容でした。まず、2人のやりとりにきちんと重心を置いて、誠実にその会話に向き合っているのがよい(脚本上の言葉の一つ一つがしっかり詰められている)。また、こういう作品は目まぐるしい切り返しにもなりがちなんだけど、そうならずに腰を落ち着けているのもよい(中盤のカフェの「沈黙シーン」に顕著)。全体としては、結局は定番の枠組を出ておらず、特に終盤は物足りない気もするのですが、製作側の丁寧なスタンスは伝わってきます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-02-11 00:22:05)
64.  自由戀愛<TVM> 《ネタバレ》 
元はテレビ用の作品だったということなのだが、そう思えないくらい、美術関係も衣装もしっかりしているし、照明もまずまず。また、脚本についても、軽率な盛り上げを避け、登場人物の心理を落ち着いて描出している。その中で展開される女性2人が逆転していく構図が、ドラマとして何とも味わい深い。●というわけで中盤までは良かったのですが、終盤は何か女性の自立どうのこうのが台詞でいちいち言われているのが教条的だし、突然出てくる関東大震災云々のくだりも、意味がよく分からない(時制飛ばしの一手法だったのかもしれないが、それにしては出てくる人物に変化がない)。その辺で1点-しようかと思ったのですが、最後に優一郎をさらっと出すだけですべてを語らせるセンスは光っていたので、そこで+1点。●あと、最初の方で女性2人が渡る屋形つきの橋って、虎渓山永保寺ですよね。町中の一場面っぽく撮っていますが、その先にはお堂があるだけですよ(笑)。
[DVD(邦画)] 6点(2022-12-06 00:47:37)
65.  幸せをつかむ歌 《ネタバレ》 
最初のステージの場面、メリルは歌も演奏も完成されていて、しかもこの人だったらもちろん吹き替えなしなんだろうなあ、と勝手な信頼までしてしまう。また、ステージアクションやMCの喋り方なんかも、ロックシンガーそのものです。さらに横に控えるはリック・スプリングフィールド様!いや、本職のミュージシャンでも、そんな贅沢なシチュエーションはないぞ!バックにもバーニー・ウォーレルとかがしれっと混じってるし、さすがはトーキング・ヘッズで「ストップ・メイキング・センス」とか、ニール・ヤングで「ハート・オブ・ゴールド」を撮ったこの監督は、理解の次元が違います。●そして今回の相手はケビン・クライン、となればあの「ソフィーの選択」の伝説の取り合わせ再び!はたして、娘をはじめ他の関係者を段々と巻き込み、ドラマは拡大していきます。一家勢揃いの夕食の場面など、壊れそうで壊れない絶妙の場面回しが楽しすぎます。●なんだけど、中盤以降は急速に収縮していった感じだなあ。展開自体は超超超ありがちパターンですし、いや骨子がそうだとしても、そこまで散々人間関係の綾を構築してきたのですから、もっといくらでも乗せてくることが可能だったでしょうに。クラインやその現妻など、終盤はほとんど出番なしというか、ほぼ無視扱いです。何がどうなって制作側のテンションがあそこまで下がってしまったんだろう・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-12-02 00:43:34)
66.  上意討ち 拝領妻始末 《ネタバレ》 
いやもうこの作品は、三島+神山+山形という悪のトライアングルの威力が絶大です。特に神山繁の撮り方などは、メイクにも照明にも凝った跡が見えて、この方のキャリアの中でも出色です。その3人があちこちの場面で手を替え品を替えネチネチネチネチと迫ってくるのですから、もうたまりません。それを考えると、むしろ三船+加藤剛の方が、正義としてのインパクトが弱いかなあ。加藤剛も頑張ってはいるのですが、この人の場合、何をやっても冷静沈着・頭脳明晰に見えてしまうので、こういう思い悩み直情型の役には、どうも合ってないのですよね。また、司葉子も悪くはないのですが、雰囲気が妙に落ち着いていて、理不尽な運命に翻弄される人には見えません(よって、最後に駕籠から下りてきたところでも、それまでとあまり変わっていない)。あと全体としては、司葉子の最後のあのシーンから急にそれまでの心理の綾がなくなって、単なる斬り合いになってしまいました。
[DVD(邦画)] 6点(2022-11-21 01:11:27)
67.  ジュディ 虹の彼方に 《ネタバレ》 
レネー・ゼルウィガーのスーパー形態模写は全編にわたって存分に楽しめるのですが、「演技力」が満喫できるかというと、そうではありません。それに、大事なシーンは、結局みんなステージ頼みなのでは?あと、ジュディ以外の各登場人物のキャラが、どうやっても弱いですし、かつ、定型的です。ドラマを感じたのは、ゲイカップルのアパートでの一夜くらいでしょうか。●せっかくジュディを扱うのなら、少女時代と晩年だけとかではなくて、一度は干されたハリウッドで「スタア誕生」で再起したとか、再度離れた後に今度は「ニュールンベルグ裁判」で渋い助演を発揮したとか、その辺の経緯や背景も見たかったんだけど、そこまでやると尺がいくらあっても足りないか。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-11-17 00:30:58)(良:1票)
68.  女囚701号 さそり 《ネタバレ》 
まあこれはもう、皆様が書かれているとおり、普通に考えれば破綻しまくりなのを、梶芽衣子のオーラと目力で全部突破しています。主人公はひたすら理不尽な目に遭わされ続けるのですが、ごく一部のシーン以外、さしたる反撃も許されずただじっと耐えているだけなのも凄い。精神的拷問として有名な「掘った穴を埋めさせる」を堂々と大真面目に撮っているのも凄い。妙に実験的な撮影(回転カメラとか舞台図式とか)も見ている間は邪魔だったのですが、終わってみればそれもインパクトの一部として機能している不思議。
[DVD(邦画)] 6点(2021-10-22 01:27:24)
69.  地獄への道 《ネタバレ》 
導入部は、なかなか正統派的な復讐譚で、この後主人公が仲間を率いて各地で強盗に大活躍!かと思ったら、いきなり自首という超展開に唖然。その後兄が助けに来て持ち直すものの、そこから妙に停滞してしまう。再び前線に戻るのが、どうも妻子が別の男とうまくいきそうだからという小市民的動機なのにちょっと笑いつつ、そこでさらに大暴れかと思ったら、どうも終幕に向けては腰砕けに終わってしまいました。振り返ってみれば、ヒロインが全然機能していなくて、何か主人公を助けるわけでもなく、ひたすらうじうじ愚痴っているだけ。その割に出番は比較的多いものだから、そのたびに作品がエンストを起こしてしまうのです。こういう系統でヒロインが魅力的でないというのは、なかなか致命的。しかしフォンダの渋いサポートで一定の質は維持されているという、微妙なバランスの作品。
[DVD(字幕)] 6点(2021-03-23 00:40:40)
70.  新・男はつらいよ 《ネタバレ》 
ものすごく今さらなんだけど、このシリーズって、寅さんがあれやこれやあってマドンナに失恋する話と思ってたんだけど、スタートはあくまでもとらやファミリーの人情譚であって、マドンナはあくまでも媒介またはゲストだったんですね。特にこの作品は、おいちゃんとおばちゃんのフューチャー度が異様に高い(博&さくらと比べてもはるかに出番が多い)。●とはいえ、ここでの小巻ちゃんはさすがに出番少なすぎというか、内面描写がなさすぎかと。前半のハワイ騒動にやたら演出の気合が入っていたため、さらに霞むことになってしまいました。●こういう作品のこういう役柄でも、三島雅夫のジジイは、画面に登場するたびに、何かよからぬことを考えていそうというか、小巻ちゃんに何かしそうというか、そういうオーラ満載ですね(←褒めてます)。●再見して、ラストの寅の旅立ちシーンの丁寧さに驚いた。襖の向こうでの語り、ひっそり店内に座っている寅の一瞬のカット、そして倒れている自転車と車輪の回転。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-04-26 00:17:33)
71.  白い家の少女 《ネタバレ》 
皆さん書かれているとおり、この作品の主役はジョディでなければ務まりません。大げさなアクトはまったくなし、どこまで行っても、身体の芯からじわっと浮き出てくる芝居を貫き通している。溜息しか出ません。●前半は大半が家の中で進行し、このまま戯曲っぽく最後まで行くのかな?と思わせておいて、後半は外にもいろいろ展開する。最後は再び部屋の中の1対1に回帰。床板のバタンバタンの正体と、それに対する決着が、それまでの心理戦の駆け引きとは違ってえらく俗っぽいというかそのまんまなのが難点なのですが、それでも、あのアップにかぶせるエンドロールが、作品を忘れがたいものにしています。
[DVD(字幕)] 6点(2020-04-24 01:23:24)
72.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 
ひたすら解剖室で展開される密室劇。その中で、内臓や脳や口腔内も容赦なく映す一方で、執刀面に関しては、専門用語や技術について、見る側の理解などといういらぬ配慮抜きで進んでいく。この清冽なほどの一直線ぶりが、作品に緊張と気迫を与えている。暗いシーンが妙に見づらいとか、魔女云々はせっかくのネタなんだからもう少し展開してほしかったとか、要望はいろいろないわけではないんだけど、それでもこの原始的なインパクトは忘れがたい。
[DVD(字幕)] 6点(2019-12-24 01:57:25)
73.  地獄のバスターズ 《ネタバレ》 
そうか、この作品は、イングロリアスの元ネタってだけではなくて、タラちゃんのいろんな作品の源流にすらなっているんですね。手際よくあっという間に登場人物が揃う冒頭の流れ、よく分からない設定なんだけどやたら説得力と存在感はある各キャラクター、それが衝突も破綻もせずに奇跡のようなバランスを保っている処理の仕方、最初はアホっぽかった集団がだんだんシリアスになっていく流れ、といったところは、どの作品にも影響が見られます。それとこのラスト、唯一サイコ系で危なかった彼だけがちゃっかり生き残り、しかも適当に口説いていた美女とめでたしめでたし、というのも凄い。
[DVD(字幕)] 6点(2019-05-20 01:36:14)
74.  シルバー・サドル 新・復讐の用心棒 《ネタバレ》 
78年という時期だけあって、まあ何か、いろいろ目新しい要素を入れようとしたウエスタンにはなっているんですよね。主人公の銃撃アクションが妙にいちいち細かかったりとか、敵にあれこれ多重戦略があったりとか、最後に謎解きシークエンス(!)があったりとか。そうそう、テーマソングがもろに西海岸AOR/SSWっぽいのも、一応新鮮かもしれません。ただ、それら諸要素がかみ合って作品が前に動いているかというとそうでもないし、冒頭の前提設定もあまり生きていません(敵の一族の身内を助ける、という葛藤がそれほど感じられない)。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-07-24 02:37:52)
75.  シェフ 三ツ星フードトラック始めました 《ネタバレ》 
よくある挫折人間再生コメディかと思いながら見ていて、まあ大筋ではそこから外れていないんだけど、それでも作品の質を保っているのは、料理の手順をきちんと撮り切り、できあがった料理も美味しそうに撮る、という作品の根本テーマをきちんと尊重した作り方をしていること(メインのキューバサンド以外にもいろいろふれているのも良い)。また、脚本をきちんと刈り込んで、登場人物に無駄な動きや発言をさせていないこと。メールとツイッターの区別もついていなかった主人公が、一日で炎上騒ぎを起こすくだりなど、一歩一歩が妙に丁寧で、笑えてきます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-04 23:11:05)(良:1票)
76.  仁義なき戦い 完結篇 《ネタバレ》 
前4作の余韻というかカーテンコールみたいな一作なんだけど、それでもこれだけの内容を詰め込んでしまえるところが凄い。広能は終盤までほとんど登場しない、武田も中盤はいなくなる、それでも次々に脇役がうじゃうじゃと登場して、しかもしっかり緊張感をつないでいる。これくらいのことをしないとテンションの収まりがつかなかった、それが前4作。
[DVD(邦画)] 6点(2017-01-12 11:47:25)
77.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 《ネタバレ》 
とりあえず、最後まで通して楽しめましたし、笑えました。ただ、同じギャグでも、前振りやタメ、そしてギャグの後の受けをしっかりやっているかどうかで、切れは全然違ってくるんですよね。クライマックスのアホダンスシーンなんかはそれが成功していると思いますが、美味しいネタなのにもったいないと思った箇所も多々あります。それと、アクション方面をところどころやたら真剣に撮っていて、これが逆にリズム感を阻害しています。当然の顔でエレベーターであっさり追いつくとか、あの路線で十分なのにね。●あと、表情分析は最後に何かあるのかと思っていたら、何もありませんでした・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-26 03:29:56)
78.  死刑台のメロディ 《ネタバレ》 
この事件をきちんと記録化して後世に残したという功績だけで、低い点はつけられない。最後、ヴァンゼッティのサッコに対する「君が正しかった」という一言の重みなど、制作者の対象に対する真摯な姿勢も十分に伝わってくる。●ただし、どうしても気になるのが・・・まず、一審の弁護人が、いろいろ下手くそなこと。それと、最初は2被告人だけの事件だったのが、どうやって全米を巻き込む運動に伝わっていったのか、そのステップとプロセスにあまり踏み込まれていないこと。
[DVD(字幕)] 6点(2016-02-22 01:55:58)
79.  仁義なき戦い 頂上作戦 《ネタバレ》 
ドンパチワーワーが再三繰り広げられる割に、作品全体に妙に陰鬱なやりきれない空気が漂っているという雰囲気は、さらに加速している。普通の作品だったら絶対にどこかで制裁が下るであろう山守も打本も、さしたる展開上のお咎めなし。主役のはずの広能は後半ほとんど出番なし。そして最後は吹きすさぶ寒風の中の2人の虚しい会話。前作で各登場人物がひりひりするつばぜり合いを展開した後の、本作は壮大な崩壊の物語ですね。
[DVD(邦画)] 6点(2015-12-04 02:22:09)
80.  ジョン・レノン,ニューヨーク 《ネタバレ》 
中心の軸は、FBIとの闘争、それを乗り越えてアメリカの永住権を獲得するまでといったあたりなのだが、その中にもその時期のアルバムの制作秘話などを織り込んで、順序立てて理解できるような構成になっている。別のドキュメント作品もそうだけど、この人はいろいろな意味で激動の人生を歩んだ人なので、事実関係をそのまま並べていくだけでも十分興味深い。あ、それと、"Kiss Kiss Kiss"って実は格好良い曲だったんですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-05 11:42:58)
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