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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4673
性別 男性
年齢 41歳

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81.  17歳(2013) 《ネタバレ》 
少女はなぜ売春に手を染めたのか、、、原因を幾分かは推測できるが、はっきりとはわからない。でも、そもそも17歳という年齢は、そんな割り切れる行動原理じゃないのかもしれない。もうすぐで大人、でもまだまだ子供。娘のことが理解できないと嘆くお母様ですが、そもそも理解できないのが子供ってものなのかもしれません。にしても、主役の女の子は素晴らしい魅力を放ってましたね。本当に、綺麗だったわ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-05 19:43:09)
82.  呪怨 -終わりの始まり- 《ネタバレ》 
佐々木希やトリンドル玲奈など、もしかしてホラーに出るのは初めてかな?興味本位で見てみたのですけど、可愛いのは当然なのですが驚く演技なんかはあまり得意ではないのだなというのが正直なところ。やってることは同じなんですけど、やっぱり何度見ても伽椰子やとしおくんの理不尽さに憤慨しちゃいます。あの女子高生はおふざけ感覚で家に入ってたからわかるとしても、のぞみんやその彼氏がなぜ不幸に見舞われないといけないのか、、、。なんてこといってたらこのシリーズ全否定になってしまいますが。画面アップのところでとしおくんをぱっと出して驚かせるとか、それなりに手法は踏んでいるのですがそれほど強くない。なんでだろ。顎はずされるやら首ひねられるやら、それなりにショッキングシーンも入ってるはずなのに。お家の中が明るすぎたのかな?
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2015-01-02 23:47:54)
83.  女子ーズ 《ネタバレ》 
見始めたときから、「なんだか佐藤二朗あたりが出てきそうな雰囲気だな~」と思ってたら本当に出てきて笑った。いや~、全編にわたって失笑レベルだし、もう少しカット割ったほうがいいんじゃないかなとか、もう少しテンポあったほうがいいんじゃないかなって思ったりもするんだけど、全体的に憎めない作品でした。いや、むしろその失笑感を楽しんでみれたかも。女子5人組ですから、いかにも女子らしいやりとりやら、めんどくさいことで揉めてる様子やらが逐一微笑ましい。一番良かったのは、ちゃんと律儀に待ってくれる怪人たちでしょうか。
[DVD(邦画)] 6点(2014-11-22 22:37:52)
84.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 
ツイッターの書き込みが声に出されているのはクドいという意見、確かにわかる。ただ、制作者としてはつぶやきの中身の適当さや軽薄さを声で表現したかったのだろうなと思います。ミステリー映画としてはまずまずの内容ですが、メディアが都合良くストーリーを作って捏造情報をまき散らし、それをなんの根拠もなく盲目的に信用し消化する一般市民、という情報化社会の落とし穴が端的に表現されている。ネットで嫌な思いをしたり、いわれもない悪口を書かれたりしたことのある方なら共感できるのではないでしょうか。私もその経験はあるのでよくわかります。手軽さや迅速さは便利である一方、裏の面もあることを常に意識すべきでしょう。丁寧に作られていたので全体的に好感は持てるのですが、ただ、親二人がカメラに向かって「すいませんでしたー!」って謝ってるシーンは「さすがにこんな人いないだろ」って思っちゃったし、ヴァイオリニスト転落のシーンもあまり意味が見いだせませんでした。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-09-25 00:18:46)
85.  少林寺三十六房 《ネタバレ》 
少林寺映画って初めて見たけど面白いですね~。闘ってるときの効果音がね、いかにも効果音って感じの音なんだけど、今見るとそれが逆に新鮮で面白いですね。そんでまた修行の一つ一つが凄いね~。そんなことやって、なんか役に立つの~?て思うんだけど、ちゃんと後々の闘いでそれらが全て役立ってるっていう(笑)。主役の彼のきりっとした眼差しが印象的。勧善懲悪ものとしてしっかりカタルシスを味合わせてくれる良作。
[地上波(吹替)] 7点(2014-07-03 23:29:02)
86.  謝罪の王様 《ネタバレ》 
相変わらず、クドカンの映画はエンターテイメントに徹していて安定的に楽しめます。その独創的な設定、くだらない小ネタの数々、予測不能感など、関心しちゃうぐらい。そして、「あの人が出てる!」「あんな人が、こんな人が、脇毛ぼーぼーとかいう恥ずかしい踊りを披露してる!」という楽しみ方も出来る。個人的には「舞妓haaaan」のほうがやり過ぎ感あって好きだけど、これはこれで単純に楽しめる。今後も良作をどんどん書いてほしいですね。ただ一点気になったのは、主人公がなぜ謝罪屋をやることになったのかについてのエピソード。彼は本人に謝ってほしいと言ってたのに、なぜかそれが謝罪屋をやるきっかけになったんだと。それならあのラーメン経営の会社の人たちと同じではないのか?と思うのですが。 
[DVD(邦画)] 6点(2014-03-30 01:40:50)
87.  地獄でなぜ悪い 《ネタバレ》 
まるでなにかのダイジェスト版を見ているかのような、全編駆け足気味の独特なテンポ。良く言えば疾走感があり悪く言えば緩急がないという感じ。ナンセンスギャグが終始貫かれており、それぞれキャラが立ってて面白いことは面白い。これまでの作品とはまた違う作風で、この監督さんの幅の広さを思い知らされる。でも、やっぱり園子温の映画。強烈な個性は変わらない。ある種の映画愛、そして清く散ることへの憧れが感じられる。
[DVD(邦画)] 6点(2014-03-27 19:39:19)
88.  シャニダールの花 《ネタバレ》 
このなんとも言えない世界観、嫌いではないですよ。ストーリーも唯一無二な感じでしたし。黒木華の女優としての魅力にも気付かされました。そうですねぇ、、、荘子の「胡蝶の夢」を思いだしました。人間のほうが主なのか。それとも花の方が主なのか。あの夢の世界こそはが、実は現実なのか、、、。寄生されたのは人ではなく、むしろ花のほうが宿主だったのか。なんかそういう思いを巡らせるような内容でしたね。
[DVD(邦画)] 6点(2014-03-23 01:55:19)
89.  人狼ゲーム 《ネタバレ》 
ストーリーは、どこかの建物に集められた 見ず知らずの若者達が殺戮ゲームを始めさせられるという、 昨今よく見るタイプの映画で、しかもこの系統の邦画は どれも学芸会レベルのしょうもないものばかりでしょう。 なので本作もそういうものなんだろうと思い 期待せず観たのですが、これがどっこい、 かなり楽しめましたよ。 なによりも、登場人物の若者達がみんな迫真の演技していて、 この荒唐無稽なお話に説得力を持たせている。 殺される側になった人が全力で泣き叫んだり逃げようとしたり、 疑われた人がこれまた全力で否定したり、 いちいち誰かに言う文句もこれまたリアルで見入ります。 たぶん、監督さんの力量がものを言わせてるのでしょう。 こういう内容の映画は、作り手も役者も、 どうしても手加減なり照れが出ちゃいそうなもんだけど、 そんなものは微塵も感じさせない。 このゲームを一体誰が仕組んでるのか、そういうのは全く 見せないんですけど、これは正解だと思います。 そういうの見せても面白さに繋がるとは思わないし、 なにより人々の駆け引きや葛藤を楽しむのが 本作の目的ですからね。 最初は泣いてるだけだったななみちゃんが だんだんとふっきれていくその表情の変化にも注目です。
[DVD(邦画)] 7点(2014-03-14 00:17:14)(良:1票)
90.  ジャズ大名 《ネタバレ》 
なんともヘンテコな映画です。そしてもの凄くフリーダムなんです。類似のものが見当たらない、唯一無二のコメディ映画。テンポ、展開、そしてストーリーそのどれもが独特なんです。いや、そもそもストーリーもあってないような気もするし。終盤20分なんて、みんなでどんちゃん騒ぎしてるだけだし(笑)。でもなんか、そのフリーダムすぎる内容に、楽天性となんともいえない可笑しさを感じます。
[DVD(邦画)] 6点(2014-03-03 23:21:50)
91.  白い家の少女 《ネタバレ》 
これは面白かったです。まずなんといっても、ジョディ・フォスターの魅力に尽きる。少女らしいチャーミングさと、なんともいえない冷めた目つきからくるミステリアスな雰囲気。芯の強さ、孤独と悲しさ、それらを表現する上で、彼女以外にこの役を務められる子役は考えつかないですね。もう本当に見事。そして、サスペンスの中のこのラブストーリー。これがまた魅力的。リンとマリオの、子供っぽいいたずらのシーンから見舞いにいった時に泣きながら心境を吐露するシーンまで、その全てが微笑ましく、そしてぐっときちゃいます。やってることは人殺しとその幇助なんだけど、観客はこの二人を応援せずにはいられない。犯罪を応援するのは現実にはいけないことだけど、そこを乗り越えてしまえるのが映画の凄さ面白さですよね。そして、ストーリー運びが実に巧い。全てのシーンが印象深くて記憶に残るんですよね。おばちゃんが地下室の扉に頭ぶつけて死ぬシーン、飼ってたハムスターが息子に殺されるシーン。ほとんどずっと家の中だけで起きているから印象深いというのもあるのかもしれませんが、なにより「意外性」の積み重ねがあると思うんですよね。父親はいないと観客は理解した上で、2階から父親が降りてくる(実際はマリオ)シーン、それから、無事にやり過ごした後でおもむろにリンが全裸になりマリオとことの続きをするシーン、このへんの唐突さ、意外性は素晴らしいですね。そして地下室の扉がバタンバタンと開くホラー的な展開に、そこから登場したのが変装した息子という。どのシーンもまるで往年のヒッチコック映画みたいなサスペンス要素を思わせるんだけど、そういう要素にさらに少年少女の純粋な恋愛という魅力ある要素が加わり、そしてジョディ・フォスターの役者としての溢れる魅力で全てがまとめられているという、とにかく面白い、見事な一本だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-03 00:16:57)(良:1票)
92.  JUDGE/ジャッジ 《ネタバレ》 
最近よくある密室系サスペンスなんですが、 本作はその中でも駄目なほうのタイプです。  本作の特徴としては、登場人物がぬいぐるみを かぶせられている点と、そのぬいぐるみから見る 主観視点、この2つがオリジナリティと捉えて いいと思うのですが、じゃあそれが面白さに繋がって いるかというと全くそうではなく、ストーリー展開にも かかわってこない、全く意味のない要素なのです。 閉ざされた空間に7人が監禁されているところから 始まるのですが、なぜか7人はとても飲み込みが早い。 この非現実空間にすぐさま対応し、例のごとく言い争う始末。 どうすればここから出られるのかとか、犯人の狙いはとか、 そういうのを掘り下げるべきなのに、自分を押すか押さないかで 延々と喧嘩してるだけというショボさ。 そしてなにより駄目なのは、どの人も嫌な奴で 誰も助かってほしいと思えない点。 これじゃ肩入れできませんから、ハラハラも出来ないでしょう。 有村架純さんが嫌な女を演じてたのは意外でしたが、 その彼女の演技もたいしたことなく。 佐藤二朗が出てるとコメディに見えてしまうのも難点。
[DVD(邦画)] 4点(2014-02-19 21:36:18)
93.  死霊館 《ネタバレ》 
なかなか良かったと思います。ゾクゾクするようなホラー映画に仕上がっていて、その見せ方の妙など、ジェームズ・ワンのお化け屋敷的手法としてはこれ以上ないぐらいのスタイルを確立しているように思います。実話だということで、特典映像では実際にモデルになった人たちがインタビューで出てくるんですが、どうなんでしょう。さすがに実際はここまで派手ではないと思いますが、やっぱり実話っていう重みが、ホラー映画には凄く重要だなという気がします。見せ方もリアリティあって、こういう話しがほんとにあったんだ~って感じさせる、それだけでも十分成功してる。椅子が勝手に揺れるとか、どこかで変な音がするとか、とってもオーソドックスなんだけど、その古典的手法をアイデア溢れる展開で積み重ねて終始飽きさせない作りになってる。目隠し鬼ごっこや回転鏡で一瞬見える幽霊など、一つ一つ見せ方巧くて感心します。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-17 20:03:55)(良:1票)
94.  人生、いろどり 《ネタバレ》 
恥ずかしながら、「はっぱビジネス」というこの実話を本作で初めて知りました。誰も見向きもしなかった、ゴミと罵られたただの葉っぱを年商2億円の商品にまで成長させた、そのサクセスストーリーに素直に関心。そんであのお父さんは、最初葉っぱビジネスを馬鹿にして、自分はウナギで成功させるって息巻いていたのが、まったく逆の立場になっちゃうわけですね、それがなんだかウサギと亀みたいな感じでこれまた面白い。お父さんも、それから中尾ミエが演じてた役も、最初は変なプライドがあって、それで周囲と亀裂が生じてたけど、そのプライドがなくなって打ち解けることでみんなに幸せが訪れてる。そういう人間成長が凄く共感出来る。高齢化の時代だからこそ、その高齢者の力がどんどん必要になってくる。そういう中で、本作は素晴らしい道しるべを示してくれていると思う。とてもいい映画です。
[DVD(邦画)] 7点(2014-02-06 00:51:28)
95.  シルバラード 《ネタバレ》 
長らく西部劇が作られていなかったその当時、再び復活させようとその魅力を詰め込んで作り上げたという本作。友情、復讐、正義、決闘、西部劇を構成する要素をみんな入れている。唯一足りないのは恋愛要素でしょうか。ただまぁ、恋愛要素も入れると本当にお腹いっぱいになりそうなので、これはなくてもいいかもしれません。本作の魅力は、やはり男の生き様でしょうか。エメットにしろペイドンにしろ、寡黙なんですがそのたたずまいや銃撃のシーン、そしてなにより信念や正義に忠実に生きる、その生き様がとても格好よい。押し付けがましいキャラでなく、こういう人になりたい、と思わせるようなキャラ作りになっていて、観る人に清い生き方の格好よさを提示してくれてます。チャラ男キャラのケヴィン・コスナーもなかなか巧かったですね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-22 21:40:19)(良:1票)
96.  死の追跡(1973) 《ネタバレ》 
序盤、保安官の妻子がゴロツキどもに殺される。保安官は馬に乗り、ゴロツキの後を追う、という展開。なるほど、単純明快なよくある復讐劇なのね~と思い観ていると、メキシコの保安官と出会うことになる。彼は「殺してはいけない。捕まえて法廷で裁かなければいけない」と説く。そこで目撃者がいなきゃ、釈放になる、それが法律だ、と。復讐に燃えるキルパトリックは、終始このメキシコの保安官と対立するわけです。協力しながら闘う、そういう不思議な関係。この二人の関係は、そのまま「法律」かそれとも「復讐」か、どちらが正義なのか、という、この話のテーマを浮き彫りにする。ただの復讐劇だと思って観ていたら、以外と深い映画なんだなと感心してしまいました。明らかな殺人犯なのに、自分の妻子が殺されたのに、復讐してはいけない、そして無罪放免にしなきゃいけない、というのは果たして正義なのか。キルパトリックの気持ち凄いわかる。しかし、最後にメキシコの保安官がキルパトリックを撃ったのは理解出来ない。あんだけ「殺しはいかん、法で裁かなきゃ」って言ってたのに、なんで撃つねん。映画としてはかなり粗い作りで決して完成度の高い作品とは言いがたいが、その無骨さ、そしてテーマ性に惹かれるものがあったので、佳作の6点を献上します。
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-20 22:24:22)
97.  史上最大の作戦 《ネタバレ》 
米・英・仏・独の役者さん総出演ということで、内容的に、公平に作ろうというのが見て取れるわけです。みんな英語喋ってるとか、連合国だけに肩入れしてるとか、そういうのではなく、みんな平等に描こう、という。そんでノルマンディー作戦の追体験を観客にしてもらおう、という、そういう作品。多くのエキストラを動員しての物量作戦は確かに目を見張りますし、「プライベート・ライアン」なんかに影響を与えてるんだろうなと思いますが、ストーリーはかなりの大味で特定の誰かに感情移入しにくいので、総合的に見るとこの点数かなと。
[地上波(字幕)] 6点(2014-01-17 19:18:40)
98.  シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 《ネタバレ》 
これは面白かったですねぇ。嫌味も下品もなく、終始気持ちのよい笑いに楽しまされました。調理場の匂いだけで調理した食材を言い当てる超人さにまず爆笑。老人ホームの調理場3人組とのやりとりに心がほっこり、アレクサンドルとジャッキーとの漫才的やりとりにニンマリ。恋人への一途な愛にジンワリ。でも一番面白かったシーンは、やはりヘンテコな日本夫婦に変装してレストランに潜り込むシーンですね。ほんと笑い死にするかと思った。分子料理それ自体をユーモラスに取り上げているのもまた笑える。唯一不満なのは、恋人やオーナーが怒る展開が怒りすぎ&唐突だなと感じたのですが、それ以外は文句無しです。誰にでも勧められる、見事なコメディ傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-17 00:27:28)(良:2票)
99.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 
タラちゃん、また傑作作っちゃいましたね。本作の素晴らしい点、まぁこれは他のタラちゃん作品にも共通して言えることですが、切れ味が良いんですよね。静と動。最初の、馬車の上についてる歯のモニュメント。ふにゃ~んふにゃ~んて動くの凄い笑えるんですけど、そこからいきなり銃で人を撃ち吹っ飛ばすわけですね。勢いよく飛び散る、直線的な血しぶき。この、ふにゃんふにゃんとバシューン!の対比。メリハリがたまらんのです。のんびりとアホな会話が続いての、目の覚めるような早さの銃撃とダイナマイト爆発。エリーゼのためにに続いての、あのバイオレンス。ショットガンぶっぱなしての、笑っちゃうようなまでの人の吹っ飛びよう。緩急の付け方。台詞や音楽の格好よさ。全てが本当に楽しい。Dr.キング・シュルツのキャラクター、僕も気に入りました。紳士的なツワモノというのでしょうか、ある種無敵キャラって感じなんですけど、そんな彼も我慢出来ずムッシュ・キャンディを殺しちゃって、次の瞬間銃撃で勢い良く吹っ飛ばされるだなんて。観る人が次の展開を予想する暇もなく、ただただ意外性の娯楽の境地に一瞬で引き込むという、そういう感覚なんですよね。だから面白い。タラちゃんの次回作もまた期待します。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-14 14:07:08)
100.  シモンの空 《ネタバレ》 
なかなか良かったと思います。この家族すごく可哀想でしょう~?みたいな描き方じゃなく、淡々と描いているのが逆に良かったですね。変に感動的にさせようとするよりも、本当に一つの家族の日常をそのまま垣間みてるように感じ、それ故に共感と説得力を感じる。何が素晴らしいって、少年と母親の自然で見事な演技。まだ子供なのに、演技とは思えない、本当にその人そのものにしか見えないぐらい素晴らしかった。逃れられない貧しさ、置かれた境遇の不憫さ、ふがいなさ、そういうものが伝わってきますね~。喧嘩しちゃう時や、仲睦まじい時、その光景一つ一つが、手に取るように共感出来る。その気持ち、わかるよって、彼らに言ってあげたくなる。秀作です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-01-09 18:58:50)
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