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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  地獄への道 《ネタバレ》 
『ジェシー・ジェイムズの暗殺』でのジェシーの悪党っぷり、カリスマっぷりを先に見た者としてはなんとも物足りないキャラのように思うのだが、ここはジェシーの大衆のヒーロー像の部分をクローズアップしたハリウッド映画と割り切るしかない。鉄道会社の学のない農民たちに対する横暴に対抗して列車強盗に至る過程、金が物言うシンプルな権力構造、それゆえに追い詰められてゆくジェシーたちという展開がわかりやすく描かれてゆく。物語を見るということでいうと実にそつがない。ロマンスまできっちりと入ってる。その中で異色ともいえるシーンが列車強盗シーンの列車に乗り込むところ。ここだけは顔が映らない。遠巻きから黒い影が走り行く馬から列車へと乗り込んでゆくのを淡々と映す。単にスタントマンだから顔が見えないようにしてるだけなのかもしれないけど、妙な怖さと緊張がこのシーンにある。終盤にもうひとつ、何か見ごたえのあるシーンがあるとよかったのだが。後味の悪さはフリッツ・ラングが監督した続編で解消してください。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-01 13:38:22)
2.  新学期 操行ゼロ 《ネタバレ》 
絵が突如動き出すことの斬新さ、あるいはそのユニークさ、あるいはそれらを含めた驚き。ここしかないというところで使われる有効的且つ必殺のスローモーション。先生の後に続く子供たちの列のお見事な、そして笑うこと必至の自由奔放。前衛的でありながら瑞々しく活き活きとした描写の数々。子供たちが大人たちに仕掛ける本気のクーデター。最後はほとんど戦争映画だ。子供たちの堂々とした背中で終わらせるというとんでもないエンディングに度肝を抜かれた。
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-18 15:11:41)(笑:1票) (良:1票)
3.  獣人 《ネタバレ》 
冒頭の延々と走りつづける機関車からとらえた迫力ある映像と、ギャバン、カレットのコンビが見せる、もう何十年もその機関車を動かしてきたかのような極めて自然な機関士ぶり、この二点だけでも見る価値がある。セットじゃないです。本物を動かしてます。なんでも、乗客には内緒で本当にこの二人が運転していたとか、、、本当ならちょっと怖いものがあります。ルノワールの映画は基本的に人間を描いているので、昨今のハリウッド・サスペンスに馴れ親しんだ者にはちょっとあっけなく感じるかもしれない。そういう私も初見時は、すべてを病気でかたづけたエンディングに物足りなさを感じました。でもそれは病気のことを忘れるくらいに見入ってしまっていたからかもしれません。発作で殺人鬼と化すギャバンの目も怖いが、もう一人の殺人者(紳士的だった男が妻への嫉妬心から人を殺す)の目も狂気に満ちている。二人の殺人者、一人は獣人から人間に戻り自殺する。もう一人はこの先人間に戻れるのだろうか。
7点(2004-10-06 12:11:09)(良:1票)
4.  ジャン・ルノワールのトニ 《ネタバレ》 
実際におこった事件を映画にするとき、いかにドラマチックに脚色し演出するかがキーになる。しかしこの時代においてドラマチックに仕上げるのではなくリアルに撤したルノワールはやはり凄い。リアルに仕上げることによってよりドラマチックになる。泣かせようとせずとも泣ける。殺人事件が主ではなく、季節労働者と彼等の暮らす町全体が主として描かれる。殺人事件てのはそのもの自体がリアルと相反するもの。そのリアルと相反するものがリアルな世界に唐突に訪れる。その殺人事件の裏には男と女のドラマがある。そのドラマでも感動をあおらない。女が自首したことを男は知らない。男が死んだことを女は知らない。すごく悲しい。作られた悲しみではなく本気で悲しい。そしてその後はいつもどうり季節労働者はこの町にやってくるし、我々も普段の生活に戻るのです。リアリズム映画の祖であると共にリアリズム映画の傑作です。
8点(2004-10-04 12:59:41)(良:1票)
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