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1.  静かなる男
キャメラの美しさにまず圧倒。アイルランドの美しい景色の中を男が2人延々殴り合う のだが、それをこんなに爽やかに抒情実を称えて描けるのはやはりジョン・フォードしかいないでしょう。 大傑作!!文句なし!!
[DVD(字幕)] 10点(2015-12-05 16:48:54)
2.  ジャイアンツ
「ジャイアンツ」というタイトルにテキサス、ひいてはアメリカへへの誇り、皮肉、本当のジャイアンツとは何なのかという問い掛けが含まれてる。単純なテキサス万歳、アメリカ万歳の映画ではない。クライマックスでのドライブインでのベネディクトと店の主人との壮絶な殴り合いは感動的で、見ているうちに胸が熱くなって涙が出そうになる。汚れた皿の山の中に倒れたベネディクトの胸に「当店は、いかなるお客様であろうと入店を拒否する権利を有します」という店主敬白の額を放り投げる主人の表情、あの額縁の文句。差別を憎むベネディクトの気持が偏見を持った主人に通じた見事な瞬間だ。リズが後で言う「二人とも心の底は優しいのよ」「あの汚れた皿の山に、あなたが引っ繰り返った時、あなたは始めてわたしにとっての英雄になったのよ。英雄になりたかったんでしょ」の台詞が泣かせる。  ジェームスディーンの遺作でもあるが、つくづく、あまりに若いその死が惜しまれる。いまでも元気だったら、そりゃあ立派な俳優になっていたろうに。
8点(2003-11-18 22:26:06)(良:1票)
3.  七人の侍
初めて映画館で見た時、見終わった後、しばらく立てなかった。感動して泣くとかなんてレベルではない。 なにか、とんでもない物を見たという感じ。  ある侍の1日を描こうとしていたのが資料不足から頓挫、日本の剣豪列伝になり、それもボツ。 黒澤監督が「武者修行って何だったんだろう?」と呟き、やがて室町から戦国時代は野武士、野盗の類が跋扈し 村を襲って略奪することがあり、治安が悪かった。だから、そういう村へ行って寝ずの番をする覚悟があれば 腹いっぱい飯を食わせてくれて翌朝干飯を与えて送り出してくれたという古文書の記録から、この奇跡のような映画が動き出した。  時代劇、アクション、悲劇、喜劇、人間ドラマ、群像劇、ラブロマンス・・・・映画のすべてが詰まっていて、そして何よりも エンターテイメントとして完璧。面白くないわけがない。  侍と農民の溝もキチンと描かれ、武士、農民の双方への尊敬だけでなく批判もちゃんと描かれている。 1回2回はただただ面白く、あれよあれよと見てしまうが、見返すとキャメラワークの凄さがまさまざとわかる。 人物と人物が被る場面がワンカットもないことの凄さ。それを望遠でやってることの凄さ。  侍と農民がとる作戦、勘兵衛の「守るだけでは城はもたん。いい城には必ず隙がある」と言う言葉の通り わざと弱点を野武士に教えるという作戦は、表敬訪問に黒澤を訪ねてきた自衛隊の幹部が「アメリカの作戦要務令とまったく同じ内容で 作戦として完璧。実戦で使えます」と驚いたリアリティの見事さ。  神様が作らせたような世界に日本が誇る大傑作。
[映画館(邦画)] 10点(2003-06-28 01:42:46)
4.  十二人の怒れる男(1957)
これはもう脚本の勝利です。ヘンリーフォンダが惚れこんで作ったらしいですね。12人の座る位置から、何から何まで計算されつくしていて、どこか神様が作らせたような印象さえあります。真実と事実は違うということ。人が人を裁くことの怖さ。陪審制度万歳の映画じゃないんだよね。いや傑作です。
9点(2003-06-01 21:37:59)
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