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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  13日の金曜日(2009) 《ネタバレ》 
30年前に登場したときは、こういう内容が凄く怖かったでしょうね。ただ映画も進化してるしグロ描写も進化してるので、それに見慣れたせいか怖くなかったです。セルフパロディ化してしまった「13日の金曜日」を原点回帰でリメイクする意気込みは伝わってくるものの、やはり同じマイケル・ベイプロデュースの「テキサスチェーンソー」シリーズと似通ってしまい、キャンプ地で次は誰が殺されるかのみに終始する展開も起伏が少なく、97分なのにもっと長く感じてしまいました。  あとこれは映画のせいというより、DVD化などの時に考慮してもらいたいですが、展開上ずっと画面が暗いので、誰が何でどう殺されたのかが一瞬分からない時が結構ありました。ただでさえ観る人がみたら登場人物の外見が似通っていて、登場人数自体も多いので、そういう意味でも誰が殺されたのか分かりやすいほうがありがたいです。  それとママの写真入りのペンダント、普通似てると言われたとか可愛いってだけであそこから持ち帰りますかね?それがジェイソンに殺されないための重要な伏線ではありますが、そもそもそこが強すぎて説得力がありません。リメイクの際、キャラクターも物語も設定や背景がもっとしっかりしてて一ひねりあれば、もう少し緊張感を持続できたのではないかと思いました。  ジェイソンに対してまったく恐怖心が芽生えなかったのは、ある意味致命傷だと思いました。でもそれって、そもそも殺される側のキャラが全体的に軽く、感情移入できなかったというのも一因ですかね。無駄に長いエッチシーンは脳天気ですしご愛嬌。
[DVD(字幕)] 5点(2010-04-02 10:27:27)
2.  呪怨 パンデミック 《ネタバレ》 
もう呪怨もOVから数えて6作目だし、そりゃ観ている側にも免疫出来ちゃってるから、同じパターンじゃ驚きませんよ。更に今までにも多少あった「?」っていう突っ込みドコロが満載で、脚本もなんだかなーでした。結局どういう形であれ、あの家に踏み込んだから全滅なんでしょ?と思って見るので、あとはどの場所でどうやられるのかだけを鑑賞するという「スクリーム」やら「デッドコースター」的なホラーの鑑賞に成り下がってしまいました。カヤコも呪怨クンも出血大サービスの出演数。でもそれが逆に恐怖感を減少させてしまっている。布団の中とかシャワーの手とか、最初は怖かったんだけどなー、今それやられても予測できちゃうし。「屋敷潜入⇒逃げる⇒やられる前兆⇒やられる」のパターン化から飛びぬけて欲しかったですが、良くも悪くもそれが2作目以降の呪怨なんでしょうね。カヤコのお母さんも出るだけ損みたいな役でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-01-04 00:25:18)
3.  シークレット ウインドウ 《ネタバレ》 
良くも悪くもスティーブンキングらしいなあと。でも多重人格とか「もう1人の自分が犯人」てオチは飽和状態かな?と。ジョニー・デップは好演してましたが、脚本に深みが無いのと分かりやすいオチで魅力を感じる作品ではありませんでした。犬を殺すってのがなあ・・・、作り物と分かっていてもなんとも後味が悪い。せめてペットセメタリーに埋葬してあげて欲しかったです。
[地上波(吹替)] 5点(2008-03-02 16:01:18)
4.  ジャーヘッド 《ネタバレ》 
ほとんど盛り上がる事のない、全く面白くない戦争映画だけど、戦地行ってる人間にしたら、戦争に面白いも面白くないもないんだよなぁなんてしみじみ・・・。ジワリ「戦争・人間・アメリカ」の狂気が迫ってくるような秀作です。従来の戦争映画の形を忘れて、頭をからっぽにして観るべし。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-10-26 00:55:51)
5.  死ぬまでにしたい10のこと 《ネタバレ》 
刑務所の父に会う。旦那の愛を感じながらも、後悔しないように(ばれないように)浮気もする。誕生日を祝う録音テープを医者に託す。余命2~3ヶ月となった自分を冷静に受け止め、やりたい事を淡々とこなしていく主人公に、生への力強さを感じました。こういう作品だとどうしても迫り来る「死」への恐怖をクローズアップしがちでしたが、出演者の自然な演技も相まって、よりリアルに感じました。でも次の奥さん候補(母親候補?)まで探してから逝けるなんて、彼女からしてみれば非常に幸せな人生だったのではないかな?と思いました。卵巣腫瘍をただの貧血とごまかせるのかな?という疑問こそ残れど、悲しませまいとテープに思いを録音するシーンは演技とは思えないほど自然で、こみ上げてくるものがありました。こんなステキな家庭にも容赦なく運命はやってくるのだなと考えたら、何気ない1日にも何かしらの意味があるんじゃないか?と思えて、観て良かったなと感じる作品でした。
[地上波(字幕)] 7点(2007-05-13 23:40:45)
6.  16ブロック 《ネタバレ》 
酒びたりで過去に汚点を持つ刑事が、過去の自分を精算して正義感を取り戻すという、一見目新しさの感じられない話も、敢えて無駄な脚色やエピソードを減らし、スケール感も抑えたこの作品では見事良作にまとめる事ができたと思います。「リーサルウェポン」のリチャード・ドナーと「ダイハード」のブルース・ウィリスのコンビなので、派手な作品を予想して観るとちょっと違和感を覚えますが、悪徳刑事仲間との決別、護送する囚人との友情に加え、警察の中にいる内通者の存在にドキドキもさせられ、見所が沢山あります。DVDに収録されていた別エンディングは非常に切ないので、本編どおりのオチは綺麗すぎる感もありますが個人的には好きです。しかしデヴィット・モースって凄く目が優しいのにこんな役が多いですねー・・・。あと妹の存在は、逃げられた女房的な感覚を一瞬、観客に騙す為だけにあったのかな?後半、バスを乗っ取った後、もう一盛り上がりあれば更に興奮できたのですが、それを差し引いても中々のヒット作だと思います。哀愁漂うブルースの見事な表情と役作りに8点献上。
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-13 13:27:09)(良:1票)
7.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
これは男性的視点からすれば、わがままだけどマッタリできる癒し系の女の子と一緒にいたいという気持ちと、障害者だしやっぱり面倒くさい(重いし)という現実の葛藤が凄く理解できる内容ですが、女性(ジョゼ)的視点だとさらに物悲しい話だと思います。彼女の心は常に孤独で、いずれは捨てられる事を見据えながらの恋愛(初恋だし)でありながら、今の幸せをめいっぱい楽しもうという姿勢がひしひしと伝わり非常に痛いです。それもこれもジョゼを演じた池脇千鶴の静かながら完璧な演技の賜物だと思います。ラスト、ジョゼから逃げる形で別れた恒夫が、道端で突然涙するのは本当にリアルだし、男はジョゼを愛し続けられる程大物ではない事を早い段階で悟っていた香苗の台詞が的を得すぎていて、複雑な気持ちになりました。ただ、ジョゼの祖母があんなに世間離れしたキャラである必要があったんですかね?個人的には帰らないで欲しいと上目遣いで引き止めるジョゼの可愛さは尋常ではなかったですね。いい作品ですがジョゼのほうに感情移入すると痛くて辛い映画です。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-02 18:24:33)
8.  シムソンズ 《ネタバレ》 
この映画最高!!俺こういう映画大好きですよ!ヘタな小細工一切なし、正攻法の青春映画の秀作です!シナリオに笑いもあるし、友情あり亀裂もありでハラハラさせながら、徐々にど素人チームが強くなっていくサクセスストーリーに思わず笑顔になってしまいます。ソルトレーク五輪で活躍したチーム青森を基にした、ただの便乗映画で終わらなかった要因は、恐らく出演者が皆好演しているからです。シムソンズのメンバー4人(加藤ローサ、藤井美菜、高橋真唯、星井七瀬)は、各々が持つ女優のイメージに合ったキャラを熱演しているし、何より全員が純粋にカーリングを楽しんでいる様子が全面に表れていたので、自然と応援したくなります!あとやはり大泉洋の芸達者ぶりにも感心!そして王道の泣かせのツボと言うか、大泉洋演じるコーチが、道具を拾ってきたというシーンや、河原の五円玉のシーンの藤井美菜ちゃんのセリフ、逆境でも誰かが必ず笑顔を呼びかけ励ますシーン、コーチ資格を剥奪された大泉演じる男が息子の書いたスケッチブック片手にエールを送るシーン等、本当にジーンときます。それに何よりメンバー全員可愛いですからね!画面からマイナスオーラが出まくってました!個人的には孤高の天才役を演じた、藤井美菜ちゃんのあの存在感には今後も期待したいです。直球青春映画で感動したい方には是非とも観て戴きたいです!
[DVD(邦画)] 9点(2006-08-24 10:44:12)(良:2票)
9.  ジョーズ 恐怖の12日間 《ネタバレ》 
「ジョーズ」の元ネタになった事実に基づく話という事で期待して観ました。90分という尺なのでもう少しテンポがいいのかと思いきや、人間関係などを含めじっくり描いてました、という事はその分襲われるシーンも含め、展開が少ないって事です・・・。あと低予算作品なのに足もがれた部分だけリアルな描写してみたり。だったらへっぽこジョーズを何とかして欲しかったです。襲われるシーンも後半はたたみ掛けるのでそこそこの迫力がありますが、やはりジョン・ウィリアムズの音楽や、スピルバーグの演出あってこそ更に恐怖が増すんだなあなんて、むしろ「ジョーズ」の完成度の高さを改めて感じました。でもつまらない映画ではありません。「オープンウォーター」よりシナリオもちゃんとしてますし救いもあります。ただへっぽこジョーズの捕獲の仕方までへっぽことはねぇ・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-24 10:27:12)
10.  ショウタイム
エディ・マーフィの出る映画はこのノリでいいでしょう。マジメにレビュー点を付けるのも難しいような気がしますが、視聴率低迷のテレビ局が私生活まで密着するなんて、まるで「電波少年」ですよね。わざと映画の中のTVショーをに安っぽさを加えた「ショーターイム!」といちいち叫ばせるチンケさもこの軽いノリの作品の魅力になっています。「何故デ・ニーロが出てるの?」という感じもしますが、彼ほどの人がこういう軽い作品に出る事によって、堅物刑事が嫌々TVショーに出されながらも、徐々に打ち解けていく過程の面白さを演出するために必要だったキャスティングだと思います。でも実際の事件の捜査の後ろを、大きな2人の顔写真とその下に「SHOWTIME」と書いてある看板が密着している様はまるでピエロですね(笑)TVでやってたら気楽に観られて楽しめる娯楽作だと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2006-08-07 11:07:58)
11.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 
観るまでは何が親切なのか分からなかったんですが、本当にどこまでも親切なクムジャさんでした(犯人の先生を学校で、しかも被害者家族に復讐させてあげるなんて親切すぎです、血が被らないようにビニールまで用意してるし)。でも皆さん仰るように3年越しで獄中の仲間を殺す計画性はあっても、復讐の13年計画はかなりいきあたりばったりな感じがしました。ペク先生の仲間の2人を至近距離で殺した後片付けはどうなったんだろう?あと獄中仲間のエピソードがテンポ悪く、そこを少しサクっと見せ、その分ペク先生の人物描写に使ってほしかったです。その方が観客も最後の復讐に思い入れが強くなったと思います。しかし犯罪被害者が徹底的に復讐する様をここまで描写した映画ってそんなに無いんではないでしょうか。「目には目を」を実行しても、心の隙間は決して満ちる事が無いんだなと思いました。「オールドボーイ」のようにシナリオに深みは無いものの、同情するに値するクムジャさんの心情は汲み取れたし、中々興味深い映画でした。「オールドボーイ」程直接的な残酷描写も少なく、主役のイ・ヨンエしぃの魅力溢れる演技(チャングムとは大違い!)、特に復讐後の泣き笑いは鳥肌モノでした。35歳でこんなに若さ溢れるクムジャさんになら、親切にされたいです、殺し系じゃなく普通に。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-19 12:13:31)
12.  シン・シティ 《ネタバレ》 
オムニバスって知らないで観始めたので初めは少し戸惑いましたが、出演者の入魂の演技にすっかり魅入ってしまいました。ミッキー・ロークもクライヴ・オーウェンもブルース・ウィリスも本当に男が惚れる男の世界を体現していてカッコ良かったです。特にブルース・ウィリス演じるハーディガンは、8年越しに1人の女を守り、最後は彼女を想って自ら命を絶つなんて浪漫そのものです!マンガが原作で、原作者も共同監督をしているのでどうしてもその色が濃く、また色をそぎ落として見せる独特の映像に最初は戸惑いますが、絶えず雨の降るシン・シティの薄暗さ、救いようの無さを助長しているようで途中からはこの世界に没頭できました。「R-15」だけあってバイオレンス描写のグロさもありますが、「キル・ビル」がエンタテイメントとして楽しめる方なら割り切って楽しめると思います。しかしジェシカ・アルバのあの圧倒的な美しさは至宝ですね、彼女はジュリア・ロバーツのように、名前で客を呼べる女優さんになれる気がします。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-16 13:49:07)
13.  ジュラシック・パークIII
このシリーズの最初のコンセプトである「恐竜を現代に蘇らせ、テーマパークを作ったら儲かるのかな」がどうでもよくなっていますね。前作「ロストワールド」は、「1」で失敗してもなお一儲けを企む人間が絡んだパニック物として、何とか「ジュラシックパーク」関連として作り上げていましたが、この「3」では恐竜島からのサバイバルってだけの部分に焦点を置き、93分の短い尺で作ったパニック映画ですね。CGは物凄いし、初見ではハラハラドキドキしますが、やはり3作目ともなりと恐竜達にも見慣れ新鮮味が薄い(プテラノドンは良かったけど)、無理くりサム・ニールを引っ張り出してきたが彼が可哀想な気もしました。タイトルもこれでは「ジュラシックパーク 番外編」とかにすれば良かったなと思います。ショートのティア・レオーニは顔は可愛いんだけど、ギャーギャーうるせー!感情移入出来るキャラがほとんどいないのもマイナス点。ローラ・ダーンも老けましたね。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-13 16:13:05)(良:1票)
14.  ジーパーズ・クリーパーズ
日本人て「サイン」「ドリームキャッチャー」「ランゴリアーズ」的な、前半で(得体の知れない何かがくるぞ、、くるぞ、、、)には食いつくけど、いざ後半、その恐怖の正体が分かった瞬間に一気に冷める人が多いと思うんです。(お化け屋敷もお化けにじゃなく、音が1番怖いのと同じかな?)それと同じような理由でこの作品も前半までは楽しめたんですが、後半は何だか(なんだかなあ)って感じで惰性で拝見しました。クリーチャー物に恐怖を感じない事もあり(多分現実的に受け止められないから)、面白くありませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2006-06-22 14:29:12)
15.  ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演)
アクション、脱走モノ、人種差別モノでも人間ドラマでもどれでもあるようでどれでも無い中途半端な映画ですね。金も結構かかってると思うし、ブルース・ウィリスという大物を使ってるけど、彼は脇役だしスケール感も感じないしシナリオも薄いです。初見から数日で内容を忘れてしまうような映画ですが、2度観たいかと言われると「時間があればいつかね」的な作品です。自己犠牲的な作品の多いブルース・ウィリスもちょっと飽きてきました。コリン・ファレルの演技はそこそこ良かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2006-06-22 14:21:11)
16.  少林サッカー
惜しい。仲間集めに時間かけすぎ。どうせギャグ映画なんだからあそこをもっとチャッチャと倍速にして90分位の尺の映画にまとめてほしかったです。それと、やはりロマンスも不要。バカ映画はもっとバカに徹しないと。チャン・シンチーの独裁的な作品ですが確かに理屈抜きに笑える部分もあるのでこの点数です。準決勝のご馳走役にセシリア・チャンも出てたんですがあの出演は必要だったのかな?
[DVD(字幕)] 6点(2006-06-19 18:11:34)
17.  少女の髪どめ 《ネタバレ》 
ちなみに主人公の名前である"バラン"とはペルシャ語で"雨"のことだそうですね。雨のシーンは最後の最後。アフガニスタンへ戻る事になったバランが、ヒロインの女の子が乗ったトラックが去るのを見届けた後に降ってきて映画は終わります。  「運動靴と赤い金魚」は、妹の靴を間違って持ち去られてしまったお兄ちゃんが、運動会の景品の靴を勝ち取るために頑張る話ですが、この「少女の髪どめ」は見つめるだけの無償の愛のお話です。なんせ彼女の身辺がお金が無くて苦しんでいる事を知った彼は、自分のIDを売り、お金に換えてそれを、自分からというのではなく、勤務先の社長からだと言って渡すのです!これをストーカーというのは違うでしょう。彼女がミスをした時には庇い、アフガニスタンの人間を許可無くして雇ってはいけない会社に検問が来たときには自分が庇って彼女を逃がします。これだけ一方的にひたすら「捧げる愛」の形があってもいいのではないかな?と思いました。  ヒロインの女の子は一言も喋りません!そしてラスト。彼女が落としてしまった持ち物を一緒に拾うバランを見つめて微かに微笑む。それだけが彼女が表現した彼への気持として映像に残ります。切ないけどこんな時代ですし、こういった映画もアリですね!「ラブストーリーの1つの形」として観ると結構楽しめるかと思います!!  しっかしこの監督の映画は秀作が多いですねー。素晴らしいです。
[DVD(字幕)] 6点(2005-10-12 12:14:55)
18.  呪怨<OV>(2000) 《ネタバレ》 
これさすがに超低予算ですよね。Vシネマの予算て本当に安いと思うのですが、それでも練り上げられたアイデアを脚本にぶつけて演出しているので、確かな怖さを感じました。何人かのエピソードを時系列をずらして流すパターンは変わりませんが、劇場版と違うエピソードも入っていてこれはこれで新鮮です。でも俊雄君がネコの声で鳴くのはどういう意味があるのでしょうか?(苦笑)  もうこれは家にとりついている霊の話ですから、解決する事は無いんですよね。例えば「シャイニング」とかヒッチコックの「鳥」みたく、逃げて終わりみたいな。いや、関わるとどこまでも追ってくるからそれよりも更に性質が悪いですね・・・。究極に怖いのってその場から逃げても、家とかまで付いてきちゃうパターンですよね。それを満遍なく取り入れたこのシリーズってのはやはり怖いんですよね。  ただ1つ。主人公の妊娠してる奥さんを殺して、胎児を虐待するのは許せない描写で不要でしたね(>_<)
[DVD(字幕)] 5点(2005-10-12 12:11:46)(良:1票)
19.  四月の雪 《ネタバレ》 
<完全版を観てレビュー更新■プラス1点で7点■WOWOWで完全版を観たら、ヨン様の方の生き延びた奥さんとはきちんと別れた事が描かれていました。これを省かれたオリジナルだけ観ると、まだ不倫の続きをしている感じがするのですが、そういう意味では「完全版」を観た方がハッピーエンド色は強まると思います>    どこまでも静寂でセリフが少ない。主演の2人が直接語りかける手法ではなく、巧みな表情の変化で語り続けこれがまた絶妙。映像美にも圧倒されます!  韓国では不倫というテーマで年齢制限となったとの内容でしたが、そこには必要以上にいやらしさを感じるような嫌悪感は無く、自分に置き換えればそうなってもおかしくないのではないかという自然な展開で進みます。この時のソン・イェジンは23歳でしたが、大器の片鱗をこれでもかと魅せてくれました。笑った時の何度も言えないステキな表情と同じくらい、思い悩み、悲しむ姿も女優さんとしての演技力の幅の広さを感じさせてくれました。  ヨン様も言わずもがな凄いです。始め重体の姿で横になっている意識不明の妻に「死んでしまえばよかった」と語りかける辺りに悔しさの心中が詰まっているなあと感心。裏切った妻たちが起こした交通事故の慰問に行った後に見せた悲しみの表情。そんな中から当然のように安らぎを求めた先にソヨンに注いだ愛。1つ1つのシチュエーションに重みのある凄みの演技でした。「静かだけど熱い演技」という感じでそれは最後までずっと続きます。「冬のソナタ」のような笑顔は少ないですが、悲しみと愛する妻の裏切りに葛藤する演技も本当に魅力的!  私の好きなシーンは、ソウルのマンションで2人で会っていた時、インスの義父(妻の父)がいきなり来ちゃって。バスルームにソヨンを隠れさせるんですが、後にソヨンが「大丈夫ですから」って言った時のあのソン・イェジンの顔!可愛すぎです(笑)あと海で携帯カメラで2人で写真を撮った時の表情とか。徐々に閉ざしていた心を開いていく過程に惹かれましたね。  エンディングテーマも切なくていい曲です!インストが劇中にも流れるんですが、切ない映画内容には切ない音楽が必須ですし!派手な映画ではありませんが、微笑みの貴公子と呼ばれる俳優の実力と新進気鋭の女優の内面の演技が垣間見れる映画です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-12 11:53:09)
20.  ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版 《ネタバレ》 
正直ゲロとかうんことか映さないで欲しいけど、ボーリング場にスケボーで突っ込む(しかも後ろからボーリングの玉投げて股間にぶつかってるし!)とか、レンタカーボッコボコにしといて「保険入ってるから金は払わないよ」とか、血のり塗って大人のおもちゃの返品とか、笑ってしまう部分もあり(笑)観るまで何故成人扱いの映画か分からなかったけど、イエローシロップとか、ワサビでラリるとかはキッツイですね(^^;面白いのと退いたのと分かれたので2点。花火の奴と電磁治療器のは爆笑。
[DVD(字幕)] 2点(2005-06-27 12:16:12)
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