1. ジョーカー
《ネタバレ》 コレは【アカンやつ】やで!『自殺サークル』以来の?見終わった後の脳内に【映像】と【音楽】が反響し続ける映画。自分を解放して癒されていく主人公アーサーの姿からは、黒沢清監督の『CURE』を連想したり。そして『ダークナイト』からのコレで【ジョーカー】というキャラクターイメージは、しばらく不動になっちゃうかなぁと思ったり。想像以上に『タクシードライバー』でニヤニヤしたり。 ちなみに…【脳内恋人】に関して、まるでフジテレビの『放送禁止』のような【答え合わせシーン】は無い方がシャープな仕上がりになったと思いますが、これは「アーサーの絶望感をお腹いっぱいになるまで味わってちょうだい!」という意図だったのかもですねぇ。 [インターネット(吹替)] 9点(2022-03-04 19:53:44) |
2. 触手
《ネタバレ》 あれ?結構ヨカッタんだけどなぁ(苦笑)。かつてイザベル・アジャーニの『ポゼッション』で「もっと見せんかい!」と血の涙を流した身としては、今回の触手によるアンナコトやコンナコトをちゃんと見せてくれただけで結構満足しちゃったんですよねぇ~。その辺が触手マスター諸兄たちとは見解が分かれた部分なのですかねぇ…。 不安定な登場人物による不穏な人間関係、そして挟み込まれる不安感マシマシの風景。そんな映画全体のトーンが「あっ黒沢清っぽいなぁ~」と思って、俺的には【黒沢清の触手モノ】(笑)というカンジで面白かったです。それと…クレーターでの【集団アニマル〇EX】は度肝を抜かれました。あんなトンデモシーンを見れただけで最高っす!まぁ、ある意味では裏ギャグシーンだったような気もしますが…。 というワケで…なんとなく佐藤栞里ちゃん似のSimone Bucioタン、可愛すぎ微エロすぎワロス (;´Д`)ハァハァ [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-22 01:18:03) |
3. ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
《ネタバレ》 おれは面白かったぞ!ジョジョーッ!! というワケで。 【『ジョジョ』実写化】という【呪縛】が無ければ、もっとフツーに受け入れられた映画だったかもしれませんね。CGで処理された【スタンド】の表現も全然問題ナシ…というより逆にこれはもうバッチリでしょう。色々言われていたキャスティングも、岡田将生の形兆も良かったし、億泰が思ってた以上に億泰でビックリしたンですが、演じてたのが真剣佑だと分かってさらにビックリ(笑)ただし承太郎だけは…「違う、そうじゃない。」でしたねぇ。 アンジェロとの戦いも緊迫感があったし、クライマックスでの「バッド・カンパニー」戦は、原作を読んだ時にビンビンに感じた「もしも、おもちゃの兵隊が本気で戦争したら…」というワクワク感を見事に実写映像化していて、もうコレだけで大満足でした。 ちなみにロケ地を海外にしたのはイマイチ意味が分からなかったなぁ…。【いつもの見慣れた日本の景色】とは違う空気感を出したいという意図は分かりますが…それにしても、あまりにも外国すぎでした。建物や風景が出てくるたびに「いやいや、これは外国じゃん!」という意識がノイズとしてずっと残ってしまいました。もうちょい違う場所はなかったのでしょうか…。 とまぁ文句も言いましたが… 【第一章】のまま終わってしまった不運の作品なれど、俺は面白かったのでこの点数です! [インターネット(邦画)] 8点(2021-03-30 03:21:36) |
4. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 庵野秀明…。『ナウシカの巨神兵のシーン』ときて『エヴァ』ときて『巨神兵東京に現る』ときて…そりゃ最終的に『ゴジラ』を撮りますよねぇ…(しみじみ)。っていうか撮らせた東宝も偉かったです!(マジで)。それにしても…やはり“ゴジラ映画”に伊福部さんの音楽は鉄板ですねぇ…。ゴジラのテーマはもちろん、特に『ヤシオリ作戦』の場面での『宇宙大戦争マーチ』にはテンション上がりすぎでニヤニヤが止まりませんでした! そして…『君の名は』のレビューにも書きましたが、現在の日本で“圧倒的な破壊”を描くことは、つまりは3.11を描くことなンだなぁ…と改めて思いました。そのために後半は、もはや“怪獣映画”を超えてしまったワケで…、そしてそれが文化人&知識人の皆さんが“『シン・ゴジラ』を熱く語る”ことの要因になったワケで…。なんだか俺は『ただの怪獣映画じゃない』というスタンスで語られるのはちょっと嫌で「みんな、ちゃんと怪獣映画として評価してるのかなぁ?」と複雑なマニア心理でこのブームを見ていました。 あ、それと石原さとみには「アンタ、馬鹿ァ?」とキチンと言わせるべきだったと個人的には思います。 そして最後に… 市川実日子、想定外の可愛すぎワロスw [地上波(邦画)] 8点(2018-05-10 16:51:14)(良:1票) |
5. 呪怨 -ザ・ファイナル-
《ネタバレ》 前後編に分けると見事に後編は失速するというVシネ版『呪怨』の伝統を引き継いでしまった今作。 エレベーターでの“俊雄だらけ”のシーンには、リアルで「やっちまったなあ!」と声が出てしまいました(苦笑) 今回のリブートでは全ての元凶は俊雄というコトになってしまったため、伽椰子タソは完全に“使い魔”ポジションにランクダウン!まぁ今回は、伝統芸“階段降り”をキッチリ披露してくれたのでソコはヨシとしましょう。 剛雄役の緋田康人さんは前回「ありゃ~ビシバの人かぁ~ちょっとイメージ違うんだよなぁ…」とも思ったのですが、今回の俊雄に逆襲されるシーンでのヤラレ顔(逝き顔)には「ああ!これは正解かも!」とちょっと納得(笑)。 後半、おのののかとお母さんが延々とパニくる場面は少し長すぎてバランスが悪かったような気もします。「大丈夫、大丈夫よ!」「何が大丈夫なのよ!」のシーンは身もふたも無くて笑いました。しかし、身寄りのなくなった親戚の子を引き取っただけのお母さん、娘にあんなに罵倒されて可愛そう…。また、病室の女の子と俊雄の交流(?)には「まさかハートウォーミングな展開?」とも思いましたが…『悪魔っ子』(ウルトラQ)から『ヒドゥン』になったダケのハナシでしたね(笑)この辺は『グラッジ3』っぽくもありました。ちなみに平愛梨が決然と家に乗り込んで行くシーンで、脳内で『21世紀少年』のテーマが鳴り響いたのは俺だけでしょうか? 旧劇場版2作の主演女優二人はその後にウルトラスキャンダルに襲われてしまいましたが、今回のお二人は大丈夫なのかとちょっと心配だったり。いやいや、今後も御活躍を期待していますよ。アモーレ! というワケで…Vシネ版からず~っと追いかけてきた『呪怨』シリーズも遂にファイナル…『学校の怪談G』から『ファイナル』まで、アメリカ版も含めて『呪怨レビュー』皆勤賞を達成してちょっと満足なのでありました!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”… あとは…『VS』だな(複雑な笑い) (追記)アモーレ平さんに続いて、佐々木希さんも…末永くお幸せに!←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建) 2020/06/12追記 佐々木希さんにも遂に伽椰子さんの【Ju-on】が…。←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建) [DVD(邦画)] 6点(2016-08-03 06:13:10) |
6. 呪怨 -終わりの始まり-
《ネタバレ》 ハリウッド版が『呪怨Remix』であり、“白&黒”が『呪怨Tribute』であるなら、Vシネ版と劇場版のリブートである今作は『呪怨 Cover』というか。昔からのファンとしては「おお!このシーンも拾ったのかぁ~」とニヤニヤしながら見ていました。黒バックに白で名前が入り、時間軸をバラすおなじみの構成ですが「俺のように良く訓練された呪怨マニアならこの構成も苦にならないぜ!フーハハー!」と思ってたら、不動産屋に連れられて家を見に来た夫婦のシーンで「!!!!」とビックリ(笑)でも、その結果として我らが伽椰子さんが脇役になっちゃったのは残念です…。(なお余談ながら、伽椰子さんが他人と会話するシーンってもしかして今回がシリーズ初?) ところでお馴染みの伽椰子日記ですが、今回は違った意味で怖く哀しい日記となりましたね…。(ちょっと途中で『サルまん』の電波漫画を思い出しました)また恒例の階段降りのシーンでは、ちょっと意表をつかれて笑ってしまいましたが、やっぱり“いつもの階段ズリズリ”を見たかったかなぁ~。 そして… 佐々木希可愛すぎワロスw [DVD(邦画)] 7点(2016-07-31 01:57:19) |