21. スズメバチ
最初の70分は登場人物の相関関係がイマイチ把握できず、死ぬほど退屈でした。ですがそこから先はやっとすべてが有機的に結びつき、普通に楽しむことができました。でも、良い点に比較すると悪い点が多く目に付きます。とりあえず、最初の70分ガマンしてよかった…と思います。 3点(2004-08-05 22:54:00) |
22. スティング
とにかくポール・ニューマンに男惚れしました。二十年後にはこういう颯爽としたオヤジになりたいものです。 8点(2004-07-26 17:07:06) |
23. スリーパーズ
デ・ニーロが法廷でウソをつくまでに至る葛藤が弱すぎます。最後が締まらないせいで、すべてのレベルがワンランク下になってしまっています。 3点(2004-07-02 18:07:15) |
24. スリーピー・ホロウ
ファンタジーめいた物語展開を批判しようとは思いませんが、それならばそれを受け入れやすい形にして提示してほしいです。たとえば、主人公の設定が科学捜査官という設定が無意味どころかマイナスになっています。それならば、いっそエクソシストとか魔術捜査官とか、そこにファンタジーの要素を持ってくれば良かったのでは? 現状では「魔女」とか「この世とあの世の境目」などの単語がポンポン出てくるあたり、唐突すぎる印象しか受けません。それにしても、本当に面白くありませんでした……。なんでこんなに平均点が高いのでしょう? 中身なんてスカスカの映画でしたが。 0点(2004-06-24 22:56:08)(良:1票) |
25. スペース・カウボーイ
この頃のイーストウッドの映画は、どれもこれも「ロートルが老体に鞭打って奮闘する」という路線ばかりで、この映画もご多分に漏れないものになっていますね。イーストウッドに主役を張らせるためにはそういう脚本にしないといけないんでしょうけど……。さりながら、トミー・リー・ジョーンズの存在は効果的なアクセントになっており、大同小異の爺ちゃんイーストウッド主演映画とは一線を画しています。 5点(2004-06-04 17:00:39) |
26. スタンド・バイ・ミー
私の中のロードムービー№1映画です。理不尽なもの、割り切れないもの、そういったわだかまりを抱え、何もかもに反発していた少年時代を思い起こさせてくれました。決して押しつけがましくない、深い余韻の感動が尾を引きます。 9点(2004-06-02 20:20:51)(良:1票) |
27. 素晴らしき哉、人生!(1946)
「クリスマスキャロルにあまりにも酷似してるな~」と思って観てたら、やっぱりディケンズ原作だったのか。私は「クリスマス~」を読んで既に泣いていたクチなので、この映画はちょっと感動が薄かった。だからと言って、この作品の評価が損なわれるわけではないけど。うん、名作。 9点(2004-04-15 23:40:54) |
28. スパイキッズ2/失われた夢の島
前作に比べてかなり子供向けになったようです。バンデラスの出番が少ないわカッコ悪いわで、ファンとしてはちと悲しいですが、観ていて飽きませんでした。 7点(2004-03-19 22:55:03) |
29. スモール・ソルジャーズ
パニック(コメディ?)映画としてのシチュエーションがそこにあるだけで、観賞後に何も残らない映画でした。ただ、盛り上げ所はそれなりに意識した作りだったので、そっちの印象は悪くないです。 6点(2004-03-07 22:57:35) |
30. スケアクロウ
見終わった直後の後味はあまりよくないのに、しばらく経つとガラリと印象が良くなってくるという不思議な作品でした。「真夜中のカーボーイ」と比べられることが多いようですが、この作品のほうが分かりやすく、かつ明るい要素も含まれ、より万人向けな感じがします。 8点(2004-02-20 01:20:39) |
31. スミス都へ行く
終わり方がちょっと唐突というか……。もうちょっと時間を掛けて描いて欲しかったのが残念。それにしても、日本の汚職政治屋がこれを観たらどう思うのか、是非知りたいものだ。 8点(2004-02-17 07:40:31) |
32. ストリートファイター(1994)
ゲームの設定を意識するからつまらなく思えるのでは? それなりに見せ場もありますし、このサイトで酷評されているほどつまらなくはありませんでしたが。まあ、それでも水準に達しているかと訊かれれば、ギリギリ一線ってところですけれど。 5点(2004-02-11 21:12:59) |
33. 砂の器
前半と後半が完全に別物ですね。正直、後半は置いてきぼりにされた感じがして、感動も共感もできませんでした。「どうだ、犯人はこれだけ苦しんだんだ、悲しんだんだ。わかるだろう? わからないはずがないだろう? さあ、どんどん泣きなさい」という制作者側のあざとさばかりが透けて見え、正直白けてしまいました。 6点(2004-02-09 16:30:59) |
34. ストーカー(2002)
ん~、残念ながら水準以下のデキです。ロビン・ウィリアムスはそこそこ好演してると思うんですが、肝心の脚本が面白くないのですから、どうにもなりません。 4点(2004-02-08 11:48:48) |
35. スウィンガーズ
中盤以降、いきなり登場人物が倍増し、キャラの描き分けもやや甘いため、混乱しそうになりますが、そういった難をねじ伏せる「明るさ」がこの作品にはあります。観ていて元気の出る映画です。あと、留守番電話のシーンではかなり笑いました(自分にも似たような経験がありましたので)。 8点(2004-02-07 02:44:35) |
36. スカーフェイス
ギャング映画にしては極めて分かりやすいストーリー。激しく燃え盛り、激しく燃え尽きる男の生涯を、実によく描いている。 7点(2004-02-04 19:10:05) |
37. スクープ・悪意の不在
複雑すぎず、易しすぎず、心地よい重みで展開していくストーリー。丁寧に人物描写がなされており、好感が持てる。しかし気になるのは、行方不明の人は結局どうなっちゃったんだろうかってことである。そこが消化不良と言えば消化不良か。まあ、事件の真相を追うのが主眼の話ではないので、これはこれでいいという気はするが。 7点(2004-01-12 09:08:03) |
38. スパイ・ゲーム(2001)
ストーリーが意味不明だった。二回鑑賞して、ようやく少しは理解できた。しかし、二回見てどうにか分かるような内容というのは、エンタテインメントとしてどうかと思う。雰囲気をそれらしく演出してスパイものらしく見せているだけで、肝心の中身はスカスカ。虚飾だらけのハリボテ映画。個人的には超駄作。 0点(2003-12-30 10:27:38) |