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エスねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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1.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
どうしても「スリーハンドレッド」じゃなくて「さんびゃく」と読んでしまうオイラ。フランク・ミラー作品という事もあって、地味~にパラノイアで鬱々とした内容なのはわかってたから、食指が動かずに放ってありまし (詳細はブログにて)
[DVD(吹替)] 6点(2009-04-04 22:46:14)
2.  スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 《ネタバレ》 
同じく、ベン・アフレックの退場ぶりが泣ける。QTっぽく錯綜するシナリオの混乱度と緻密さは、類似作品の中で群を抜く(思わずレイ・リオッタを悪役と勘違い (^^;)。が、それが面白さに転化しきれていないのが痛いとこです。50ミリ(修正・なんでミリやねん50口径)の機銃でFBI捜査官を殺しまくるシーンはチト凄いモノがあるけど、全体的に見せ場は少ない方かな。個人的には殺した相手のデスマスクを作るシーンが良かった。ルパンやトム・クルーズのお約束「どこでそんなマスク準備してんだよ!」ってな初歩的な突っ込みどころにマジメな顔で応えてくれるのが嬉しい。 ●11/18追記:ラストシーンを思い返していて、ふと気付きました。あのラストに重みが感じられないのは主人公が若すぎるからなんだ。少なくともアンディ・ガルシアやレイ・リオッタより若いのはいただけない。例えば(予算の関係はあるだろうが)ハーヴェイ・カイテル。または(理想を言ってますが)ロバート・デュバル。あのラストに「若造がナマ言ってんじゃねェ」的な、老捜査官の意地みたいなモノが加味できれば、この映画はグッと完成度を増すだろう。
[映画館(字幕)] 5点(2007-11-18 21:39:31)
3.  スパイダーマン3
『神童』の2回目を観るつもりだったけど、時間が合わず渋々コレに。アゴを外しました。ブルース・キャンベルには「ジョン・クリーズの跡目を継ぐ気か?」と苦笑い。一番凄かったのは画面の中ではなく、画面の外の戦い。ソニーの製作陣と監督との突っ張りあいの傷跡が凄い。サム・ライミはかけがえのない、骨のあるバカだぜ。  ちょっと別の話をしよう。 1991年、リーナス・トーバルズが Linux カーネルの最初のコードをネットへ投稿した時、それは邪道の塊だった。UNIX の掟を破ってアセンブラを埋め込みまくり、もちろんネット上では「論外」の烙印を押された。だがこれは世界で初めて実用になる可能性を持った、386 系 MMU の力を引き出せるフリーソフトなのだ! このコードを OS へ発展させるため、ギークたちが群がった。開発は爆発的に進み、2年後には実用になる UNIX モドキが生まれて、これがカーネル 0.9 と呼ばれるバージョンだ。カーネル 2.0 で elf を、その後ルーティングから USB 対応まで様々な先進機能が盛り込まれる。この時点では既に大手企業やNSAが動き出しており、ページング効率化や、フック利用のセキュリティ等が巨大組織の手で実装され始めた。世間では Windows 98 が売れに売れていたが、現在の逆転の構図は、既にこの時期に仕掛けられていた。 この頃からリーナスは「奥の院」へ入るようになる。コメンテーターとしてマスコミの前へは出るが、開発にタッチするには利害関係や動く金額が巨大で、複雑になりすぎていた。彼の言葉ひとつで、とてつもない額が世界中で動き回るからだ。彼は現在、「"NO" を言うのが主な仕事だ」と言っている。利害が膠着した開発サイドの最終的な「神の声」という事だ。実際、彼の言葉で「学者や企業の玩具」になるのを何度も免れている。Linux は政治的に灰色のOSに近づきながらも、個人ユーザから離れていく事はなさそうだ。  チープな巻末1ページの掲載から始まったスパイダーマン。ソニーの押し付ける《A》シナリオに対し、ライミは頑固に安っぽいコミックへの愛を叫ぶ。画は固定したコマの、ギトギトのメロドラマ、頭の中で台詞をフキダシに置き換えて観てほしい。台詞の長さ、フレームの空き具合…バッチリだ。流星が Veeem! って叫んで落ちてるしな。ここまで映画を捨てたのは凄い。 そもそもマンガってのは安っぽくなきゃイカンのヨ。-6点はコロンビアに。
[映画館(字幕)] 4点(2007-05-21 21:02:29)
4.  スーパーマン リターンズ
オープニングは素晴らしい。劇場でなければ意味を成さない美麗CGのスペクタクル。 それ以外は…。 ここで、すんません。オイラはリチャード・ドナー版観てません。つうか実写スーパーマンは一作も観てません。代わりにフライシャー版はビデオが擦り切れるほど観て、今はお気に入りの作品がすぐに呼び出せるよう、名作の mpeg 動画がPCに収まってます。 で、フライシャー版のロイス・レインに激似のケイト・ボスワース。すげえ。額から眉から髪型からよく真似したもんです。そこに1点。あとは『スパイダーマン』で言ってるテーマの繰り返しでしかありません。  そもそもスーパーマンは呪われた映画シリーズ(初代俳優は自殺、二代目は半身不随で寝たきり→死亡)であり、今回の製作タイミングもえらい不謹慎(クリストファー・リーヴの死亡直後に製作開始)で、時期も悪い(アメリカ史上最悪の正義なき戦争中)。よほど気合を入れて作らなければ、過去に付けられた負の勲章である「スーパーマンは現実無視のダメ映画」の烙印を返上できない。これだけ重荷を背負ったヒーロー映画もないもんだと思うが、ワーナーはダメ押しで完結していない『Xメン』のブアイアン・シンガー監督を引き抜くという暴挙に出た。これでかなりファンの怒りを買ったはずだ。 まるで、最初からコケるために生まれたような映画だ。 製作の時点からワーナーの意図は、アラン・ムーアの影響を受けて路線変更した90年代版のDCコミック『スーパーマン VS バットマン(&ロボコップ)』の話へ持っていくのがミエミエで、オイラが観に行った(というより劇場で確認したかった)のは、この90年代版スーパーマンの構図の中に「イラク」という記号がどうあしらわれるのか、という一点にあった。 この点での評価はゼロだ。いや、『人類への対峙者』という新たなスーパーマンのイメージを打ち出せなかった意味ではマイナス点でもいいくらい。 「古き良きアメリカ」は本当にダメになったのかもしれない。「スーパーマン」という記号を腐らせてしまうほどに。2時間半の間、ロイス・レインの眉以外に特に見るべきものはなかった。ある意味ではすごいかもナ。 札幌では公開二日目なのに、映画館では10人しかお客がいませんでした(レイトショーだけど)。
[映画館(字幕)] 1点(2006-08-21 01:31:54)
5.  ステップフォード・ワイフ(2004) 《ネタバレ》 
もちろん、映画全体としてはもっと点は低いよ。でも監督はフランク・オズだからね。子供時代からの刷り込み、贔屓の引き倒しで点を入れるしかないのれす(2006/7/23、9点に下げます…サスガに…)。知ってる人は知ってると思うけど、一応書いときます。フランク・オズはセサミストリートのクッキーモンスターを演った人。バートもやってます。ジム・ヘンソンの片腕で、『ダーク・クリスタル』の監督ですね。 何を言いたいかというと、この映画、久々にセサミストリート感というかあのバカバカしい感じが戻ってきていて、オズならではのマペットっぽい笑いがあちこちに詰まってるんですね。二コール・キッドマンの「ハァ?」ってな眉根の寄せ方、まんまレディコミ四コママンガの実写版ですわ。そういうとこがいちいちツボに入りまくって、話が面白いってワケでもないのに、ボディブローのように効いてしまいました。もうおかしくって立ち上がれませんがな。まあ一番最高だったのはDVD収録の未公開シーンですがね。ステップフォード・ワイフの正体が、50年代テイスト満載のオール電化人間! こりゃ奥方というより100%メイドロボです。大爆笑。無茶を承知で、カットしないで欲しかったなあ…所詮、オズ・テイストのセサミムービーなんだからさ…。 他方、びっくらこいたのがテーマ。オイラが見る限り「夫婦」とか「主婦業」を中心にしてるワケじゃないです(あえてゲイを持ち込んだのは、そこに気付いてもらうためだと思いまっす)。ブッシュ政権下のアメリカのミョ~な嘘臭さ、怪しい健全さ、その背後にある「弱者を組織化して私兵に仕立てる」仕組み。表立っては描かれていないけど、背後に漂う「イジメ」の香り。このあたりは日本が一度通って来た道なので、もしかするとアメリカ人よりも気付きやすいかもね。マジメすぎた『Vフォー・ヴェンデッタ』を見て損した分を取り返した感じで、気持ちよく笑えました(グレン・クローズって、ブッシュの奥さんに似てるし、言ってる事がまたソックリだしねぇ)。
[DVD(吹替)] 10点(2006-07-23 05:48:38)
6.  スーパーサイズ・ミー
この映画の存在を知ったのはこの春のコト。残念ながらこのサイトではなく、札幌の某風俗店サイトのブログでした。店の新人黒服が1ヶ月間、3食ロッテリアだけの生活に挑戦するのを日々綴るという、風俗店にあるまじき恐ろしい企画でした…以来、元ネタを探してDVDコーナーを探し回っていたのですが人気がないらしく見かける事が皆無だったんです。今日TSUTAYAで発見した時、思わず引っつかんでレジに走りました(笑)。 さて。 自転車をフルスピードで漕いで、帰宅すると即座に鑑賞。こりゃすげえ。何がなんだかわかんないけどすげえ。監督の体型が次第に変わり始めたあたりからドキドキするし、手に汗握るし、この意味不明の迫力は何なんだ…?  全てを理解したのは、見終わった後、DVDに収録された日本語版予告を見た時でした。最後のカットで、カメラを背に、逆光でマックの店舗前に立つ監督…そうか。この映画、計算し尽くされた西部劇だったんだ! 確かにここでやってる人体実験(というか冒険)は、あくまで日常生活から手の届く範囲にあるけど、誰でもやれる冒険に価値がないわけじゃない。そのアドベンチャーが持つ意味、どれほど多くの人が本作の「敵」に大事なものを奪われているか…実験と共にその背景が、しつこいほどに掘り下げられて行く。モーガン・スパーロックは表面上はドン・キホーテであるワケだが、観客がその「敵」を認識した途端に正義のガンマンに摩り替わってしまう。特撮でもないのに、まるで手品のように、見事にヒーローに変身する。 セガールが石油コンビナートに潜入するのも、コネリーがイギリス高地でロシアの不死人と剣を交えるのも、所詮はただの演技。率直に言えば作り事、嘘だ。だがそこには「物語」という大きな背景があって、その中にある対立の構図に観客はアクションを超えた、より大きな意味を見つけ出し画面に釘付けになる。 マックを「悪」だと認識させるデータや証人は100分の映画を埋められるくらい豊富にいる。被害者は観客の大多数。劇映画と違って、主人公の危機感や挫折や再起や勝利はちょっと拙く控え目に描かれるが、全てしっかり作中に存在している。スパーロックは最初から全て計算してやっているのだろう。 これはドキュメンタリーに名を借りた、世界でもっとも身近な、極小の「箱庭アクション映画」だ。劇映画がつまらなくなった今、その着眼点・アイデアにこそ点を献上したい。
[DVD(吹替)] 9点(2006-06-17 22:32:07)(良:2票)
7.  スパイダーマン2
実はコレ全然見る予定はなかったんだ。原作からいってこのシリーズがドロドロの愛憎劇に落ちていくのは目に見えていた。そんなの見る気起こらないっすよ…ところがところが、キャスティング見て予定を変更しました。去年『知らなすぎた男』のスパイな肉屋ボリス、『アイデンティティ』の精神科医と見てきて、性格俳優アルフレッド・モリーナの強烈な魅力に気づいてしまったオイラ。思い返せば『マーヴェリック』のメキシカンな悪党、『スピーシーズ』の微妙にモテない科学者、「ワルくてマヌケだけどマンガっぽくて憎めない」という彼ならではの存在感があった事に納得した次第。その、セサミストリートのバートの実写版みたいな彼がオクトパスをやってるとゆーではないの! こりゃオクトパス目当てで見てみるのも悪くないか…と手に取ったワケであります。が、モリーナは性格俳優とは言え前作のゴブリン→ウィレム・デフォーに比べると自分を殺すのが巧い職人俳優(いやデフォーと比べれば大半の俳優は生彩なくしますが…)。イマイチ「変身前」「変身後」の差が地味すぎたように思えます。画面を見る限り、サム・ライミ監督はオクトパスのCGなんかには気合をいれてるのに、人物像の方は手を抜いちゃってるよ…もっと敵の存在感を強くしてくれよ~…まあ、コミックではいつも沈着冷静なドクターっすから、原作重視を公言してるライミ的にはOKなのかも知れません。結局、映画版のオクタヴィアス博士の設定自体に無理があったと思えてなりませんな。「ちょっといい駒を無駄死にさせたチェス2手目」という感じです。映画3点、ドクターに同情票2点(死角が存在しないという、オクトパスらしい戦闘は楽しめたっす)。
[DVD(吹替)] 5点(2005-05-26 06:43:15)
8.  スパイダーマン(2002)
個人が正義の裁きを下す(つまりリンチ、私刑)後味の悪さを最初に描いたのがバットマン。1940年代より登場。私生活を捨てて闘う事の意味を問い続けたのがスパイダーマン。1960年代より登場。もう爺さんたちなワケですよ。老化したイメージ引っさげてよく戦ってるよ。それに比べて、一発花火のように毎回登場しては消えていく悪役達の、何と爽やかですがすがしいこと! 特に今回のゴブリンは本当に楽しそうだ。しかもスパイダーマンならでは、白昼堂々とオープンセットに現れて嬉々としてワルっぷりを披露してます。将来、あの息子が2代目ゴブリンになるはずなんだけど…デフォーの怪演に迫れるのかなあ。まあ次回のDr.オクトパスにはそういう快悪ぶりは全く期待できないし、待つか…。ブルース・キャンベルの役どころが不満なので減点(あんな端役で出ちゃったら悪役で出れないじゃんよ!)。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-24 15:35:20)
9.  スチームボーイ STEAM BOY
一度は誉めたが全部撤回。よく考えたらコレと全く同じ手口(架空歴史+空想科学を突破口にした20世紀の戯画化)は『王立宇宙軍』で既に完成してる。しかも終わり方まで同じだぁ。王立作ったスタッフは平均年齢22歳。いまの大友監督みたいな立場の人間が、テーマ的にも内容的にも100%同じ事やっちゃイカンのじゃないすか? ええ心を鬼にして言いますよ。やるなら『ファイヤーボール』くらい壊れて下さい…もとい壊して下さい。
6点(2004-08-16 12:38:33)
10.  スターリングラード(2001)
点数低め。あの「飢餓で人をも食った」と言われるスターリングラード攻防戦の話なのに、みんななんて栄養状態がいいんだ! 背景と俳優のギャップがありすぎだよ~…というのが始終頭の中をよぎってストーリーに集中できませんでした。報道屋のダニロフは話の邪魔。いろんなモノを背負って、最後の死に様にそれを集約させるキャラだってのはわかるけど、それにしちゃ役造りが大人しすぎやしまいか。ジュード・ロウは田舎兵士っぽさが出てなくていつものジュード・ロウだった。レイチェル・ワイズは好きなや女優なんだけどなー。この話でヒロインやらせるにはちょっとなー。というわけで背景とモブシーンに4点。
4点(2004-02-12 02:50:03)
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