1. 迫り来る嵐
《ネタバレ》 正直、誰が犯人だったのかも理解できず、その他にも理解できないシーンがあった為、見終えた後スッキリしない気分だった。 とあるサイトで分かりやすいあらすじを読み、ようやく理解した。 他のレビューサイトでも、理解できないというレビューが散見され、わたし以外にもスッキリと理解できない人は居た模様で、少し安堵した。 理解のしずらい映画は好みでないのでこの点数だが、この作品の持つダークな雰囲気は魅力的ではある。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-22 20:39:53) |
2. 精神0
《ネタバレ》 『精神』(2008年)の続編にあたる作品。 山本医師の引退の様子から始まり、引退後は認知症を患った妻との生活が綴られる。 これを見て思ったのは、仕事は早めにやめること。 これを改めて感じた次第。 妻との老後も、妻が認知症になってからでは遅過ぎる。 認知症を患った奥さんはまるで別人で、眼には表情がなく、意味の無い動作を繰り返すばかり。 そんな人間の面倒をみる山本医師。 はたから見たらイライラするし、面倒なんか見る気も起きないが、長年連れ添った愛する妻だからこそ面倒を見られるのだろう。 老夫婦の生活の実情が何らのフィルターもなく、生々しく映し出される。 それは虚しくもあり、愛らしくもあり、なんとも言えない気持ちにさせられた。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-09-21 00:03:28) |
3. 生活の設計
《ネタバレ》 エルンスト・ルビッチとはとことん合わなかった。 本作でもやはりダメだった。 もう見ることはないだろう。 ミリアム・ホプキンスを巡る三角関係とやら、面白いような面白くないような、、いや、大して面白くもないな。 紳士協定? くだらねぇなぁ。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-08-13 22:57:17) |
4. ぜんぶ、ボクのせい
《ネタバレ》 母親に恵まれない者同士で意気投合して、車で生活する少年とオダギリジョー。 オダギリジョーがこれまたいい味を出していて、小悪党なのに少年には優しい。 松本まりかがチョイ役過ぎたのは残念ではあるけど、ハマり役だった。 肩紐がなんともセクシーで、ありゃ悪い男が付いても仕方ない。 息子に対して愛情のようなものを見せたのに、なぜに息子と一緒に暮らせないのか。 その理由ははっきりと描かれてはいなかったが、非常に気になった。 終わらせ方はとても無難で健全。 でもそれが大いに不満。 この健全な終わらせ方こそ現代映画の欠点であり、一昔前の映画ならあのおねーちゃんと名古屋に行く終わらせ方も出来たはず。 物議を醸さないであろう、無難で健全な終わらせ方が残念でならない。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-07-15 23:34:26)(良:1票) |
5. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
《ネタバレ》 終始ドタバタしている。 しかも家族関係が複雑なのでよく理解できない。 よく分からないまま、色んな登場人物たちの恋愛模様が展開される。 唯一分かったことは、この映画はウディ・アレンの恋愛的願望を描いていることだ。 冴えない風貌の男が美女と懇意になる。 金で釣らない限り現実にはあり得ない話。 そう、これは空想ミュージカルだ。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-06-16 22:52:56) |
6. Sexual Drive
《ネタバレ》 かなり期待して見始めたのだが、どうにも男優陣が生理的に受け付けん。 芹澤興人は馴染みがあるので大丈夫だが、それ以外の男優たちが気に入らない。 目当ての武田梨奈の出番も少ない(これが一番致命的)。 直接的な性描写は無しでエロティックな内容を表現したかったようだが、成功しているとは言い難い。 唯一の収穫は出てきたラーメン屋。 一誠というラーメン屋らしい。 とてもうまそうだった。 今度食べに行こうと思う。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-04-26 19:50:47) |
7. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
《ネタバレ》 ダニエル・デイ=ルイスの熱演、怪演に尽きる。 だけどこのおっさんが発する言葉がことごとく不快。 ついでに面構えもダミ声も不快。 神父を殺す必然性も感じない。 ついでに仕事なんかに命をかけるのは馬鹿らしい。 まして息子を事故に巻き込むなんぞもってのほかだ。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-04-25 21:25:57) |
8. 青春神話
《ネタバレ》 ツァイ・ミンリャンが本作の後、何本か映画を撮れたのは合点がいく。 ツァイ・ミンリャンはデビュー作で最高傑作を作ってしまったからだ。 これだけの作品を最初に発表したら、そりゃあ評価を得て次々と映画を撮る機会に恵まれるだろう。 だけどおそらくこのデビュー作を超えることは出来なかった。 それだけこの作品の出来は素晴らしい。 台湾の都会の空気。 どこか空気は澱んでいる。 そこで若者は目先の快楽をむさぼる。 そこに将来の希望なんてありゃしない。 刹那な快楽と暇つぶし。 そんな若者たちをセリフ少なく映像で表現した紛れもない傑作。 (=映画は脚本が命では決してない) [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-09 20:36:56) |
9. センチメンタル・アドベンチャー
《ネタバレ》 クリント・イーストウッド自身は長生きしてるが、それとは対照的な主人公を演じていて、全くイメージに合わない。 やはり私は彼が苦手らしい。 彼自身が監督、プロデュースをし、しかも主演までをはるという形式もまた苦手だ。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-10-19 23:29:53) |
10. 閃光
《ネタバレ》 男女二人が街の公園で出会い、束の間のひとときをふたりで過ごす。 何気ない男女のやりとりを捉えた映像は、どこか儚げで寂しさがつきまとう。 ハードルが低いというか恋愛とも言えないふたりの時間。 正直言えば、こんな寂しい出会いなら要らないかな。 でも重苦しくはないんだよな。 そういう意味では良いのかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-28 15:16:49) |
11. セーラー服と機関銃
《ネタバレ》 薬師丸ひろ子の髪型はかわいくないなあ。 渡瀬恒彦はこの頃はげてたのか。 その程度しか印象に残らなかった。 相米作品はもういいかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-11 20:01:49) |
12. 千利休 本覺坊遺文
《ネタバレ》 ストーリーが分かりにくかったので何度も見返した。 ストーリーなのかセリフ回しなのか、何度も見ても分かりにくい。 要は千利休が茶道を秀吉に邪魔され自刃したという内容。 そこに何のミステリー要素があるのか知らないが、あまり興味が湧かなかった。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-03-10 19:29:19) |
13. 千年女優
《ネタバレ》 今敏作品の中だけでなく、今まで見てきた全てのアニメ映画の中で一番良かったかも。 絶頂期に突然姿を消した大女優を30年ぶりに訪れるという設定が、もうワクワクするし、何しろ音楽がずば抜けて良い。 [インターネット(邦画)] 8点(2022-11-27 22:52:32)(良:1票) |
14. 絶対の愛
《ネタバレ》 整形手術の是非は別にして、話として面白かった。 ホラー系が苦手なので、お面のシーンとか怖かったけども。 もし愛してる相手の顔がガラリと変わったら、どうするか? 今まで通り愛せるのか? この問題提起はとても面白い。 最後に男が轢き殺されるのはどうなんだろな。 再会して素直にハッピーエンドの方が良かったと思うが、そこはキム・ギドク監督だから無理か… [インターネット(字幕)] 7点(2022-11-23 17:41:37) |
15. 戦場にかける橋
《ネタバレ》 最後の最後は確かに面白い。 だが、そこにいたるまでがとにかく長い。 早川雪洲のキモいオヤジ感が半端ない! [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-28 21:31:03) |
16. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 映画の冒頭では、どこか冷たかった女性と悪ガキぽかった男の子。 終盤にはすっかり仲良くなり、素直な人間へと変貌を遂げる。 二人の成長の物語。 ロードムービーとしてみても、それなりに面白い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-18 11:25:10) |
17. 戦場よさらば
《ネタバレ》 戦争より愛を大切にした。 そこにこの映画の意味がある。 愛する相手が死ぬ間際に、永遠の愛を誓い合う。 ベタではあるが感銘を受けた。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-19 22:06:18) |
18. 絶対領域
《ネタバレ》 見る前のイメージとしてはショボい作りなんだろな、とか勝手に想像していたけど、これが案外まともなレベルの映画だった。 前半の方が緊迫感があり面白いが、後半もそこまで悪くはない。 何より、美しい肢体を堪能できるという点においては、十分合格点。 (しかし個人的な嗜好ではあるが、ニーハイはあまり好みではない。どうでもいい個人的告白だが) 主題歌の歌はなかなかオタクチックで楽しいし、主演の女のコの声も可愛らしい。 堅苦しいテーマを扱っているはいるが、娯楽作品としても楽しめる。 実に日本映画らしい地味に楽しめる味のある佳作。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-07 00:49:54) |
19. 青春怪談(市川崑監督作品)
《ネタバレ》 1950年代の日本映画の良さが詰まった作品。 そして北原三枝はスタイルが美しい! 細いだけでなく、姿勢が良いんだろな。 あと、テキパキとした所作と、さっぱりとした語り口、実に魅力的な女優さんだ。 それに対し一番笑ったのが、轟夕起子が池で溺れかけて、それを助けようとした山村聰が思わず「重い」と言ってしまう場面。 思わず言葉に出てしまった感がすごくあって、妙にリアルで爆笑してしまった。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-05-05 22:12:13) |
20. 青春の蹉跌
《ネタバレ》 この映画はその時代に生き、リアルタイムで見た人にしか、その魅力は理解できないのではないだろうか。 よって、この映画の製作年に生まれた私には、この映画の良さは理解できなかった。 それはさておき、 ・桃井かおりの裸に興味はない。 ・壇ふみの裸なら見たかった。 ・音楽はいかにも1970年代という感じでダサい。 ・ショーケンに魅力を感じない。 ・この映画を見た事により蹉跌という言葉の意味を知ることができた。 が、この映画の感想。 誠に表層的な感想で、かたじけない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-05-03 20:18:35) |