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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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1.  ウィッカーマン(1973) 《ネタバレ》 
行方不明の少女を捜すお巡りさんが足を踏み入れた島は、エロ教団に支配されてましたとさ。と言う訳で、ややオカルトじみたサスペンス、というかエロ映画。というか、なぜかこれ、ミュージカル仕立てなんですねえ。一体、何なんでしょうか。 エロと言っても、かなり投げやりなハダカですが。 という、何だか煮え切らない映画、そうはいいつつも何となく迷宮感みたいなものが徐々に出て来た挙げ句、終盤は妙にテンション上がって盛り上がる、というのがますます訳が判らない。うん、ホント、妙に盛り上がるんです。たぶん、投げやりだからでしょう。 炎に包まれた巨大な人形が崩れた向こうに、海に沈みゆく夕日をカメラが捉えるラストシーンなどは、こんなヘンタイ映画にもったいないくらいに素晴らしくもカッコいいではないですか。ちょっと、ヤラレたな、と。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-12 22:35:34)
2.  宇宙からのメッセージ
映画全編に横溢する、この手作り感・・・なんか、落ち着きますなあ。ちょっと、ノスタルジー。 わざわざ、スターウォーズにあやかって、はっきり云やあスターウォーズをパクって、こんな映画を日本で作らなくても、とは思うのですが、これって一種の地産地消みたいな考え方なんですかね??? 手作りっぽさ、要するにチープ、ではあるのですが、見てると、ミニチュアも含め潤沢にセットが準備され、メーキャップも顔を銀色に塗ってるだけとは言えこれもそれなりに手間がかかるはず、何だか意外に金がかかっちゃってそうな雰囲気も。もしかして、おカネのかけ方、少し間違えましたかね。 この数年後に製作された『里見八犬伝』の先駆けみたいに、勇者が徐々に集まってくるオハナシですが、そのせいで、登場人物の誰一人として目立たない、という副作用が。真田サンはひたすら軽いノリでヒロイズムのカケラも感じさせず(彼の相方その他、誰だかよくわからん外国人俳優たちもほぼ同様)、ではヴィック・モローくらいは何とか存在感を示すのかというと、これも何だか、やる気があるんだか無いんだか。千葉真一もかなり微妙。 大体、あの皆が有難がっている木の実も、ただのクルミにしか見えんのだけど、ロボットまでが有難がっているのを見ると・・・なんか、落ち着きます、かねえ? そんな中、やたらと丹波哲郎だけは、やたらとしっくり来ている。さすがは大霊界、だね! とにかく、これはもう明らかにパクリ企画の、珍品の類の映画、なんですが(何も音楽までショスタコの5番をパクらんでも)、こういうのを作っちゃうノリの良さ、というか、どうせやるならハチャメチャやっちゃえ的な図々しさ、というか、とにかく勢いみたいなものを感じさせて。「宇宙空間で音がするのか?」とか、「宇宙服を着ないで宇宙遊泳して大丈夫なのか?」とか言う以前に、「宇宙空間でホントに手を搔いて泳いでるぞ!」というのが、ここまでくるとちょっと惚れ惚れしてしまいます。 まあ、正直、ヒドい作品だとは思うんですけどね。 ただ、いくらパクリ企画とは言え、さすがに志穂美悦子はキャリー・フィッシャーよりも美人だと思うぞ。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-03-13 12:47:33)(良:2票)
3.  宇宙戦艦ヤマト
中盤の端折り方には、それはもうヒドイものがあるのですが(ほとんどクイズですよこれは。「さてこのシーンはTV版のどの回から引用したものでしょう」)、はたまた、イスカンダルでの場面で森雪の腕に突然包帯が巻かれている理由については、TV版で確認していただくしかないのですが。という訳で、多くをTVからの再編集で(かなり無理やり)再構成した作品ですが、それでもやっぱり、面白い、そしてスバラシイ。 まずは何といっても、立体を意識した、手の込んだアニメーションの描写。映画として十分に楽しめ、と同時に、元はTV向けとしてこれだけのものを作ってたんだなあ、ということにも改めて驚かされます(TV版は、子どもの頃、再放送で何度も観ましたが、それでも今なお新鮮)。 また、冥王星における反射衛星砲の猛攻など、中盤がギタギタに端折られてますが、その分、七色星団の死闘や、ガミラスでの決戦が、たーっぷりと描かれています。軍人顔というよりはスポコン顔のドメル将軍、その彼が仕組んだ恐るべき作戦を、ヤマトはいかにして切り抜けるか。そしてまた、冷徹極まりないドメルがいてこそ、その対照としてデスラーの狂気が浮き彫りになり、ガミラスにおけるデスラーとの戦いが、より恐ろしく、より盛り上がろうというもの(実際、ウチの子供たちと本作を初めて観たとき、当時幼稚園だった娘は、このクライマックスに興奮し過ぎて、波動砲の発射とともにワ~ッと大声で叫んだものです)。 ついでに言うと、今、私が好んでクラシック音楽を聴いているのも、原点はもしかしたらヤマトの音楽にあったのかも知れませぬ。主題歌のメロディが、場面場面に合わせ様々に変容して奏でられる、その面白さは、多くのクラシック音楽に共通したものなのだから。
[DVD(邦画)] 8点(2016-02-03 22:52:03)(良:1票)
4.  美しき冒険旅行 《ネタバレ》 
姉と弟が親父と車で出かけたピクニック、しかし親父は突如一家心中を図り、車に火を放ち自分だけが死んでしまう。親父の窮地を知らなかった姉弟にとってはまさに晴天の霹靂、世間の厳しさを知らなかった彼らがオーストラリアの砂漠に取り残され、「世間」を通り越して「世界」の厳しさに晒されることに。美しき冒険旅行どころか、立派に命がけのサバイバル行脚となりますが、そこでひとりのアボリジニの少年との出会いが。彼もひとり砂漠を行く身だが、これはWALKABOUTという彼らにとっての成人式。この少年、さすがにこの原野に生まれ育っただけのことはあり、砂漠での水・食糧の調達に通じたサバイバルの達人、ニコニコと何の苦も無く砂漠での生活をこなしていく、実に頼もしいヤツなのです。が、姉弟にとっては慣れぬ地、慣れぬ生活ゆえの一時的なサバイバル、しかしこの少年にとっては、(いくら余裕ありげに見えても)人生そのものが命がけ。その彼らの間に横たわっていた差異が、一軒の家にたどり着いたとき彼らへ突きつけられることとなり、やがて悲劇へ。やがて姉弟の「冒険旅行」は何の変哲もない日常との再会によって突然終わりを告げ、特にここでは、「よく無事に帰ってきた」という歓迎を受けることもなく「勝手に庭に入ってきた邪魔者」として扱われるのが皮肉です。月日が経ち、日常に埋没してゆく姉が、ふとこの時の冒険を追想するところで映画は終わりますが……ちょっとキレイにまとめ過ぎでかえってピンと来ないのです。曲りなりにもひとりの少年を破滅させた、立派な「毒婦」たる彼女にしては、ちと甘すぎるかな、と。映画全般にわたって挿入的に描写される、文明批評的な部分も、「一応、こういうのも入れときます」みたいな中途半端なものにも感じられるし。それに、「開放的な自然の生活」=「少女がハダカで水浴」というのもまああまりヒネリのないイメージですが、しかし後の作品への影響はそれなりにあったのかな、とも。
[DVD(字幕)] 6点(2015-02-22 09:04:55)
5.  宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち<TVM>
宇宙戦艦ヤマトに新しい乗組員が配属され、慣れない彼らの訓練シーンがチンタラ続く間に、デスラーが未知の敵を相手に奮闘を繰り広げるという、限り無く番外編っぽい作品。主人公はデスラーです。ガミラスの消滅により、イスカンダルが漂流を始め、ひょっこりひょうたん島状態。スターシャと守兄さんの浮世離れし過ぎた言動には、我々凡人はなかなかついていけません、が、デスラーはついていってる。エライなあ。何にせよ、「え、もう終わりなの?」とズッコケないように心して観る必要がある、実に盛り上がらない作品です。
[DVD(邦画)] 3点(2013-11-02 20:50:33)
6.  ウルトラマン怪獣大決戦
「TVの映画化」というより「TVを映画化」。テレビ放送を5本ほどかき集めて並べただけ、に限り無く近く、楽しめはしますが、昔すでにテレビ放送で楽しんだ人にとっては「懐かしい」以上のものではありません。ただ、まあ、バルタン2本立てにレッドキング2本立て、ある意味、豪華ですが(笑)。さて、この作品中に限らずテレビ放送でも時々あったことだけど(そして最近の映画作品では頻繁にあることなんだけど)、“ウルトラマンが喋るシーン”ってのがあって、どうもこれには違和感を感じて仕方が無い。ウルトラマンは知性を感じさせちゃいけないのです。人間たちが最新科学に基づく兵器によって怪獣と戦おうとするのに対し、ウルトラマンは進歩無く愚直に、いつもいつも徒手空拳。そもそも服すら着てないらしいし。ウリャッとかシュワッとかいう意味不明の奇声を発しつつ、くんずほぐれつの死闘をムダに展開した後で、いきなり光線を発して怪獣を仕留めるのは、一体何のタイミングに基づくものなのか。これはもう、昆虫が突然に予想できない動きをするのと同レベルですな。ウルトラマンはそこが良い。光の国から来た野生生物。だから、あんまり、喋って欲しくないのです。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-03-06 05:13:55)
7.  ウイラード(1971)
『ベン』『巨大生物の島』と並ぶ、70年代ネズミ映画御三家のひとつ。と勝手に呼ばせてもらいます。『ベン』はコレの続編ですが。ネズミが沢山出てくるんで、スワ、パニック映画かと思いきや、チョットだけサスペンス風味の動物映画でした。残念! まあパニック映画だけが映画じゃない、と気を取り直して。永遠のヒール、ボーグナイン親父がここでもアブラギッシュな悪役&ヤラレ役ぶりを披露、今となってはデジャヴのような光景です。また、この映画は後の『残酷ヘビ地獄』や『燃える昆虫軍団』にも多大なる影響を与えているのではないかと(だからどうした)。で。え?リメイク??
6点(2003-10-26 12:13:10)
8.  ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 《ネタバレ》 
こりゃあもうゴメン、相当ツラかった。太陽が突如地球に接近、大干ばつが発生(多分。あまり深刻そうじゃないけど)。さて主人公の少年コチャン、ある日遺跡でドロボーを発見、後を追うがアエ無く射殺されちゃう(残酷!)。しかしウルトラの母の寛大なるハカライによって、正義の味方、ハヌマーン神として生まれ変わる。そう、ウルトラ6兄弟じゃなくてコイツが主人公なのよね。豚みたいなブサイク顔なのに、ウルトラマンそっくりの登場シーン、もう正視できませーん。まずはドロボーどもを復讐の為に惨殺! 続いて、これ以上地球に近寄らないよう、太陽に直談判! 太陽(=「太陽」役のオジサン)も、ソイツは悪いことしたね、と退散。やったねコチャン! 一件落着と思いきや、何やかんやあって今度は怪獣軍団が登場。地球の平和を守るため(なのか?別に怪獣も大したことしてないが)、立ち向かうハヌマーン。しかし、多勢に無勢、次第に追い詰められる。危うし! そこで「ようやく」ウルトラ6兄弟が助っ人に! 繰り出される合体攻撃! いやあ。マジできついっすよ。科学特捜隊みたいなのも一応出てくるけど、薄汚ない二人が何もせず右往左往するだけ。21世紀の今こそ、本作を観直して新たな衝撃を味わうのもよいかと思われます。
1点(2003-10-12 20:08:38)(笑:1票)
9.  ウエストワールド
とにかく面白過ぎる映画。「ジュラシック・パーク」はどう考えても本作のリサイクル品。M.クライトンおそるべし。ユル・ブリンナーが映画後半、容赦なく追いかけてきますが、全然瞬きしないんですね。怖いのなんの。
9点(2003-05-31 11:56:43)(良:1票)
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