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21.  ダンディー少佐 《ネタバレ》 
男臭い映画を撮らせたら右に出る者ナシ!で定評のあるペキンパーが監督した異色ウェスタン。何たって主演にチャールトン・ヘストン、脇を固めるはリチャード・ハリス、ジェームズ・コバーン、ウォーレン・オーツにベン・ジョンソンと凄まじい濃ゆさで思わず鼻血が出そう。この顔ぶれを観るだけでお腹一杯食べきれません!!てな感じ。なんだが…如何せん筋立てがごちゃごちゃし(過ぎ)て分かりにくく、その上主役のヘストンが重苦しいだけで全然颯爽としてないのが致命的。センタ・バーガー扮するメキシコ女性とのラブシーンなんぞ邪魔だぁ~!!寧ろ濃過ぎる脇役たちの怪演の方が際立っており、正に本末転倒。タイリーンに扮したR・ハリスの方がよっぽど”ダンディー”だったぞ。死に様は情けなかったけど。ペキンパー・ファンの皆様には申し訳ないが容赦なく5点マイナスゥ!!
5点(2003-10-28 02:53:36)
22.  旅路の果て
 本作の出演者ではヴィクトール・フランサンやミシェル・シモン、シルヴィーなども味わい深い名演ではあるが、兎に角ルイ・ジューヴェ!!に尽きる。イヤハヤ何とも凄まじい。鬼気迫る演技とは正にコノ事を言うのだろう。目が完全にイッてしまっている。”目は口ほどにモノを言う”ジューヴェに比べりゃ「シャイニング」のニコルスンなんぞ何処かチンピラ風で品格が絶望的に欠けている。本作のMVPはデュヴィヴィエ十八番のペシミスティックな作風にジャストフィット!したジューヴェを措いて他にはいない!と思う。かつての名優たちの成れの果てを描いた本作は確かに【キリコ】さんの仰るように暗いが、人生の真実を直視しようとする真摯さに溢れ、デュヴィヴィエの演出にも筋金が入っているので凡百の70年代不景気ニューシネマ群に於ける辛気臭さなどとは明らかに一線を画している。戦前の仏映画も又秀作揃いですナァ…!!文句ナシに10点満点!
10点(2003-10-18 10:57:38)(良:1票)
23.  ターミネーター
 キャメロン起死回生の一作。成功の立役者は当然シュワ。無表情で無口な殺人アンドロイド役なんて正に彼のためにあるようなモノ。これなら大根のシュワでも何ら違和感がないし、アノ棒読みの「Get out!」や「I'll be back!」も活きてくるってモンだ。いくら倒してもゾンビの如くムックリ起き上がってくるタフさも、あのマッチョな体格が有無を言わさぬ説得力を放つ。シュワ唯一の適役だった、と個人的に決めつけてたりする。ストーリーの方はタイムパラドックスを知り抜いたSFマインドの持ち主がスタッフにいなかったらしく、可成りテキトーかつ好い加減。過去で死んでりゃあ、未来から来れる(ラ抜き表現)訳ねーだろ!まぁ、そういうアバウトさもシュワの迫力で誤魔化してたんだが、燃やされてヒョロっちい機械になった途端に全然ダメ。例えCG使っててもダメだったと思うぞ。それほどシュワが良かったってコト。以後のシュワが如何にダメダメかは…ここでは語り尽くせないので割愛!
8点(2003-10-14 03:34:47)(良:1票)
24.  大魔神怒る
 1966年に突如3作連続して(春休み・夏休み・冬休みに合わせ)公開された大映の異色特撮時代劇シリーズ第2弾。監督は三隅研次に交代しているが、一線級の監督を立て続けに起用する制作姿勢には当時の大映の本シリーズに賭ける並々ならぬ気合の程が窺える。キャストも本郷功次郎、藤村志保の主役カップルに加え、悪大名・御子柴弾正に神田隆という力の入れようだ。音楽は勿論(前作に続き)伊福部昭!ビジュアルとしては何と言っても八雲の湖を真っ二つに割って魔神が出現するシーンが凄い。デミルの「十戒」からの引用であることは明白だが、安直な印象を受けないのはスタッフの「前作に負けまい」という心意気を画面から充分に感じて取れるからだろう。とは言うものの、矢張り続編の宿命たるインパクトの低下は拭えず。ヒロインの祈りで目覚めた埴輪(魔神)が悪の領主を滅ぼすというプロットが何の捻りもなくそのままじゃ止むを得まい。悪いけど3点マイナス。
7点(2003-10-06 23:40:06)
25.  たたり(1963)
 1999年にヤン・デ・ボンが「ホーンティング」のタイトルでリメイクし、各方面から失笑を買ったコトでグッと株が上がった感のあるオリジナルが本作。トビー・フーパーの「ポルターガイスト」といい「ホーンティング」といい、ド派手なSFXオンパレード!で吃驚させる積もりが完全に裏目に出た形の典型と言える。矢張り”ホラー”にCGやSFXを(過度に)駆使してはイカン!という神の声を聞いた気がするのは私だけではあるまい。本作の如き”見えざる恐怖”の方が観る者の想像力を遙かに刺激して効果的というコトであろう。尤も観る者の感性・想像力には相当に幅があるので受け取り方は様々だろうがw。あと、モノクロームってのも可成りポイント高いと思うナ。特にこういう古い洋館を舞台とする正統なホラーであれば尚更。ジュリー・ハリスとクレア・ブルームのスクリーミング対決はラストでジュリーが”うっちゃり”をかまして勝利!そんなジュリーに…7点。ラス・タンブリンとリチャード・ジョンソンが余りに木偶の坊なので3点マイナスw。ロバート・ワイズは「深く静かに潜航せよ」とか「ヒンデンブルグ」とか本作とか「スタートレック」とか撮っているから、個人的にどうも巨匠と呼ぶのが躊躇われる評価の難しい監督だナァ…。ムラっ気があるってヤツ?まぁ好きではあるんだがw。
7点(2003-09-12 04:38:00)
26.  断崖 《ネタバレ》 
 いやぁ邦題が先ずウマイ。モロ直訳すりゃ「疑惑」になっていたハズ。クライマックスを知らない観客にとっては観終わった後で「成る程」と腑に落ちる何ともニクイ仕掛けである。当時の配給元の邦題センスの良さを知らしめる格好の一例であろう。原作は異色の倒叙推理というジャンルを大成させたフランシス・アイルズの「犯行以前」。1941年当時の映画モラルは相当に廉潔だった為、結末がハッピー・エンド(風)に改変されているのが原作との最大の相違点だ。ヒッチ先生にとっても恐らく不本意ではあったろうが、渡米後間もない不安定な立場ではリスクは避けねばならず、原作の忠実な再現は泣く泣く諦めたに違いない。しかも前作「スミス夫妻」が今イチだった直後となれば尚更である。原作を踏まえた上でこういった当時の背景を念頭に置きつつ観ると本作は一層その輝きを増す。ケーリー・グラント扮するジョニーが自分を殺そうと企てているのでは?という疑念に駆られるフォンテーン演じるリーナ。彼女をラストの土壇場まで容赦なくギリギリ追い詰めるヒッチ先生の布石・伏線の鮮やかさを、後の有象無象のサスペンス、スリラー物でどれだけ安易にパクったかを思い合わせれば本作の有する歴史的価値も強ち軽視できまい。第一あのラストにしてもジョニーが真に善人なのかどうか誰も客観的には検証していないのである。飽くまでヒロインだけが「ああ~良かったわん♪私の思い過ごしだったのねん☆」と一人納得しているだけで!そうして二人は再び”光る牛乳”の日々へと戻って行く…とも深読みできる曖昧さをヒッチ先生は確信犯で狙ったと個人的には思うけどナ。時代に屈した、と見せかけてシッカリ我が意を通した(であろう)稀有な逸品に…9点!エ?深読み過ぎ?ミステリ好きならコノ程度は”序の口”ってモンさw。
9点(2003-09-04 01:56:09)(良:2票)
27.  ダーティハリー4
 シリーズ中唯一イーストウッドが監督した第4作。撮影を第1作以来久々に名手ブルース・サーティスが担当しており、確かにカメラワークは見事。"Go Ahead. Make My Day!!"と見得を切るハリーの台詞もカッコイイ。が、しかし!如何せん衝撃の第1作から12年という歳月の流れはハリー・キャラハンを余りにも老けさせ(過ぎ)た。対する敵もレイプ犯とリベンジ女じゃなぁ…。役不足、迫力不足もイイ所。1作目のサソリを超えるインパクトの悪役はそうそういないか。個人的にこのシリーズは「2」までだな。他はどれも観ていてツライ。悪いが5点。
5点(2003-08-28 10:49:42)
28.  大砂塵
 痛快なガンファイトを楽しみたい!と仰る方にはオススメ致しかねる怪作ウェスタン。例によって「カイエ・デュ・シネマ」の面々はニコラス・レイ演出を高評価しているが…。ジョーン・クロフォードとマーセデス・マッケンブリッジという強烈な姉御二人が火花を散らし、主役のスターリング・ヘイドンは一体どこに?的なハズした展開は如何なものか。確かに異色かもしれんが、面白くなかったら本末転倒だろう?と個人的には思うのだが。ペギー・リーの主題歌「ジョニー・ギター」だけが一人歩きしている感が深い本作には…悪いが5点で精一杯(笑)。好きな人がいたら(…いるのか?)ゴメン。
5点(2003-07-06 03:03:52)
29.  大本命
 原作者のディック・フランシスてのは乗馬騎手だった経験を生かした競馬ミステリ小説(だけ)をひたすら書き続ける異色の作家だが、ハッキリ言って初期の「興奮」「大穴」そして「本命」がまぁまぁ面白いくらいで、後は余りにもマンネリの極致なもんで近作は全然読んでいない。本作は「本命」を映画化したものだが、ミステリの味付けを悉く削ぎ落としてショボいアクション映画にしてしまっているので、原作にも遠く及ばない駄作となり果てている。トニー・リチャードソンと言えば「蜜の味」や「長距離ランナーの孤独」といった秀作を発表していただけに、期待を激しく裏切られた感じで何とも残念。フランシス原作も読んでないし、リチャードソン監督なんか知らないというヒトが観れば、そこそこ面白いのかわからんが、個人的には超つまらなかったので…4点。
4点(2003-03-23 17:22:25)
30.  抱きしめたい(1978)
 おお~う、ゼメキスのデビュー作!!んん~何ともフレッシュ。とは言え持ち味の手堅い演出は既に全開。ビートルマニアの熱狂ぶりを実に上手く捉えて秀逸。ナンシー・アレンは当時出まくりだったが、本作が一番優秀だったと個人的には思う。出待ち追っかけのルーツを楽しむなら絶対コレ!!ただ…特にビートルズ好きじゃナイって方にはつまらない作品かも。自分としては結構楽しめたので…まぁ、7点。
7点(2003-03-20 04:08:03)
31.  ダイ・ハード3
 いくら人気シリーズと言えど、第3弾ともなれば新鮮味も有り難みも著しく薄れるのは止む無しか。ジョン・マクレーン一人しか出てないんじゃ「ダイ・ハード」である必要は…あったのか??マクティアナンの演出は部分的には結構パワフルで悪くはないと思うけど、脚本(ジョナサン・ヘンスレー?)が第1作の緻密な練り込みと比べて甚だしく見劣りするのが敗因かと。お得意のボヤきをサミュエルに譲ってどうするよ、ブルース・ウィリス!!ジェレミー・アイアンズには悪いけど、ハンスと兄弟にはちーーーっとも見えんなぁ。何よりラストに「Let it snow」が聞けない「ダイ・ハード」なんて…6点がイイとこ。
6点(2003-03-16 23:48:02)(良:1票)
32.  誰かに見られてる
 イヤ悪いけどリドリー・スコットには畑違い過ぎてチョット辛い凡作。サスペンスも取って付けたみたいで全然彼の作風に似合わない題材。観てるこっちが気恥ずかしくなってしまう。特に女性が観たら相当に不快感を覚えるかも。ラブストーリーつっても逆玉狙いの不倫だし。
5点(2003-03-15 03:23:32)
33.  ダントン
 フランス革命をジャコバン恐怖政治の内幕としてポーランドの硬派アンジェイ・ワイダ監督が発表した傑作。主人公ジョルジュ・ジャック・ダントンの豪快な人物像を売れっ子ジェラール・ドパルデューが重量感たっぷりに熱演して見事。ただ…歴史に残るダントンの肖像はぶっちゃけブ男なもんで、ドパルデューではチト男前過ぎるのが難と言えば難。それでも、コレ以前のフランス革命ネタの映画はほんの味付け程度のライトなモノが殆どだっただけに本作の希少価値は矢張り揺るぎないものだと思う。ロベスピエール役を演じたヴォイチェク・プショニャックは名前からも分かると思うが、ポーランド本国の舞台版も演じただけあって正に鬼気迫る圧倒的な迫力で絶品の演技!!個人的には本作のMVPだと思っている。「王道」から外れた余りに重苦しい作風とドパルデューが似てない点を若干割り引いて…8点。歴史好きな方は必見!!
8点(2003-02-26 04:37:47)
34.  007/ムーンレイカー
 そういや、コイツが残っていたっけ…。どうせならコリンヌ・クレリーをメインのボンドガールにすりゃイイのに、ロイス・チャイルズなんて味も素っ気も無い女優を何でヒロインにするかなぁ。前作のキャロライン・マンローと言い、センス無さ過ぎだぞルイス・ギルバート!!悪役に「ジャッカルの日」のミシェル・ロンズデールてのは悪くないが、監督が変わると同じ俳優でもかくも魅力が引き出せないか、の格好のテキストだと思う。矢張りジンネマンは偉大だ!!ジョーズが再登場してるが、J・ホエール監督の傑作「フランケンシュタイン」を陳腐に引用してて不快。前作で死んでりゃローザ、グラント、オッドジョブとまでは行かなくても、そこそこ好印象になっていただろうに…見苦しいわっ!!
5点(2003-02-16 01:05:04)
35.  脱出(1972)
 何とも奇妙な味わいのジョン・ブアマン監督によるサバイバル・サスペンス映画。冒頭から中盤までは都会の喧噪を離れ自然に親しむべく、カヌーでの渓流下りに挑む4人の男達が「シティ・スリッカーズ」的まったりムードの中で描かれており、特に渓流下りシーンのダイナミックさは実に素晴らしい。中盤までリーダー的存在として映画を引っ張るのが若きバート・レイノルズ扮するルイス。「ブギーナイツ」とか「素顔のままで」での彼しか知らない方は必見のセクシーな男っぷりを発揮している。本作で一躍ブレイクしたのもナットク。後半からジョン・ボイト扮するエドに主役はシフトするが、正直言って、最後までレイノルズで押し通して欲しかったナァ…。崖をよじ登るアクションなんて正にレイノルズの為にあるような感じがして仕方なかった。アーチェリーを引き絞るカッコよさもボイトのヘタレっぷりとは好対照。コレと「ロンゲスト・ヤード」での彼は個人的に気に入った!!唯一の犠牲者ドリュー役は本作がデビューとなったロニー・コックス。「ロボコップ」や「トータル・リコール」での悪役しか知らない方は、彼のカントリー風ギター演奏をどうぞ。尚、作品自体は…かなーり重苦しくて後味も余りよろしくないので、誰にでもオススメとは言えないかな。渓流下りの迫力に…7点!
7点(2003-02-06 01:33:49)(良:1票)
36.  大魔神
 1966年に突如3作連続して(春休み・夏休み・冬休みに合わせ)公開された大映の異色特撮時代劇シリーズの記念すべき第1弾。監督には大映時代劇の大御所・安田公義を起用、流石に気合い入っとりマス!!チェコスロバキアの伝説の土人形ゴーレムに範を得たと思われるが、アチラは等身大なのに比して本作では身の丈4,5mの巨大な形象埴輪という設定がミソ。しっかし、何とも中途半端なデカさだよね、コレって。実際、目の行き届き具合が洒落にならない位執拗なイヤらしさ、怖さ!!隠れて遣り過ごすなんて絶対に無理だわ、こりゃ。五味龍太郎演じる悪家老の身にだけは死んでもなりたくねぇ~!!と心底思ったね、マジで。重々しい足音を響かせながら、仕掛けるトラップも悉く突破してひたすら迫ってくる魔神。伊福部昭の音楽が絶妙の不気味さを奏で、怖さをより一層増幅させて見事!一体どれだけ多くの(当時の)児童らをトラウマ化させたのだろう?インパクトあり過ぎだぁ~!!
8点(2003-02-02 02:09:03)
37.  007/ユア・アイズ・オンリー
 シーナ・イーストンの主題歌と「トポルが出てら」くらいしか印象に残ってないナァ…。おっ、音楽がビル・コンティ?
5点(2003-01-31 11:55:29)
38.  007/オクトパシー
 ムーア・ボンドの中ではマシという評価だが…そうか?悪役にルイ・ジュールダンなんて全然危機感を煽る迫力・凄味が皆無だし、「黄金銃を持つ男」にも出てたブスのモード・アダムスがボンドガールに返り咲きなんて興醒めもイイところ。
5点(2003-01-30 23:47:34)
39.  007/黄金銃を持つ男
 ロジャー・ムーア版ボンド第2弾。ムーアがダメダメなだけに止まらず、悪役やボンドガールまで全く取り柄ナシ!!「乳首が云々」には確かに笑わせて頂いたが、コメディじゃないんだから。しかも、モード・アダムスとかいう口のデカイ女は「オクトパシー」にも出るし。こんなブ○再登場させるくらいなら、ダニエラ・ビアンキ出せよな。タイや香港にロケしているからイヤな予感はしたが、相撲取りってのは違うだろう?アジアをナメんなよ!!
4点(2003-01-30 23:39:02)
40.  007/ゴールドフィンガー
 「ロシアより愛をこめて」には僅かに及ばないものの、こちらも秀作。最高殊勲選手は何と言っても、タイトルにもなったゴールドフィンガー役のドイツ人俳優ゲルト・フレーベ…ではなくて、その用心棒オッドジョブを演じた元プロレスラー、ハロルド坂田に尽きる!!ターミネーターばりの圧倒的強さは前作のグラントやローザ以上であり、しぶとさ・タフさ・不敵さは流石のコネリー・ボンドもタジタジとなる程のインパクトだった。刃を仕込んだシルクハットってのもカッコイイ。惜しくも第2作に届かなかった原因については「危機一発」を参照して頂きたいが、他にも飛行機内での格闘の末に割れた窓の穴から吸い出されるゴールドフィンガーの間抜けな最期とかツッコミ所には事欠かない。シャーリー・バッシーの主題歌も、前作のバラード調とは打って変わった如何にも黒人ソウル!って感じが新鮮で良かった。本作以降、段々と荒唐無稽な「お馬鹿スパイ映画」に成り下がっていったのは何とも残念。
8点(2003-01-28 12:36:23)
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