21. ダ・ヴィンチ・コード
話題作だったので、しっかり見ようと思い映画館へ行きました。金を返せとは言いませんが、残念ながら期待を満たしてはくれませんでした。謎解きのカタルシスを感じられなかったのが痛いですね。ロン・ハワード作品としてはがっかりでした。 [映画館(字幕)] 5点(2011-02-22 01:04:47) |
22. ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー
ピーター・フォンダは「イージー・ライダー」という名作がありながら、ぱっとしない時期が続いていました。いっぽう、この頃のスーザン・ジョージは全盛期でした。現代版ボニーとクライドっぽく、スマッシュ・ヒットをねらったと思われるのですが、あまりに軽すぎる作品となりました。あまり期待しないで見れば、楽しめると思います。 [試写会(字幕)] 5点(2011-02-20 04:40:45) |
23. 脱出(1972)
《ネタバレ》 アカデミー賞レースでは残念ながら「ゴッド・ファーザー」や「キャバレー」に完敗しましたが、当時たいへんにヒットしたサスペンス映画でした。バート・レイノルズがこの作品をきっかけにブレイクしました。バンジョー、カヌー、ボウガンなどのアイテムがストーリーをうまく支えており、とても面白く見ることができました。しかし、後味は爽やかとは言い難く、描写に目を背けたくなる箇所があります。どの映画でもそうなのですが、この映画はとくに、見る見ないを各自しっかり自己判断して欲しいと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2011-02-12 09:53:15) |
24. 太陽を盗んだ男
荒さもありますが日本映画の中にあって特筆すべきパワーを持った映画と思います。沢田研二を主役にしたのが大成功でした。この後、長谷川和彦監督が映画界から離れたのは残念でした。どんな形であれ、作品を撮り続けて欲しかったですね。 [映画館(邦画)] 8点(2011-02-09 23:45:42) |
25. ダーティファイター(1978)
ゆる~~い映画です。イーストウッドは強く、ソンドラ・ロックはとてもかわいいです。史上最弱の暴走族ぶりを見せてくれるブラック・ウィドー達も良い味出しています。クライドの演技は拍手ものですね。でも、点数もゆる~~く、このくらいで。 [地上波(字幕)] 5点(2011-02-05 13:12:17) |
26. ダーティファイター/燃えよ鉄拳
まさか続編ができるとは! しかし、できは悪くないです。のりが良く、爽やかな語り口で、適度なつっこみ箇所ありの映画です。ビール飲みながらの鑑賞に最適ですね。前作ではちょいと目くじら立てて見ましたが、本作の満足度は高く、ほのぼのと見てしまいました。邦題はミスマッチですが、それを含めて、B級テイストがこの映画の持ち味と思います。 [地上波(吹替)] 6点(2011-02-05 13:10:38) |
27. 太平洋の鷲
東宝の戦記映画です。山本五十六を主人公として、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガタルカナル島の戦いを、忠実に描いています。実写フィルムと特撮を巧妙に織り交ぜており、見事な出来映えです。まるで、ドキュメンタリーフィルムを見るかのようです。戦いの派手さやドラマ性を求めて見ると裏切られた気持ちになるでしょう。難点を挙げれば、歴史、軍事の知識をあるていど必要とすることですね。公開当時は、どの役者がどの歴史上の人物を演じていたか、あるいは、どの艦船であるか、自明であったかもしれません。しかし、今となっては、即座に判別することはさすがに難しいです。DVD化にあたり、映像を多少損なうことになっても、「南雲忠一」とか「赤城」、「加賀」など字幕が出るようにしてくれるとありがたかったと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2011-02-05 08:57:16) |
28. ダラスの熱い日
「ジャッカルの日」の大ヒット以降、「、、、の日」なる邦題の映画公開が相次ぎました。本作のタイトルは時流に乗った安っぽいタイトルだと当時思いましたが、今となっては時代を感じさせてなかなか良いかなと感じています。さて、ケネディ大統領暗殺を正面からどうどうと描いた娯楽作品です。制作の本気度は、配役から十分に伺われます。実写フィルムを巧みに織り交ぜ、うまくコンパクトにまとめてあります。つっこみどころがあって、B級テイストも漂うのですが、史実がベースである重みがあるし、何より面白いです。暗殺を題材にした映画の中では上位にランクしたいですね。 [映画館(字幕)] 8点(2011-01-30 23:51:12) |
29. ダンテズ・ピーク
英語がよくわからなくても観ればわかるだろうってのりで、アメリカの映画館で鑑賞しました。映像の力のすごさを感じるとともに、実にストレートで面白かったです。リピートして2回見てしまいました。こういう映画こそ、大画面、大音響で観賞したいですね。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2011-01-01 02:23:02) |
30. タワーリング・インフェルノ
公開当時、2大スターの競演に大きく期待したものでした。他の役者陣もこれでもかと言わんばかりの豪華キャストです。なんでもかんでもてんこ盛りで、パニック映画の金字塔のような作品ですね。 [映画館(字幕)] 8点(2010-08-17 00:56:45) |
31. ターミネーター2
《ネタバレ》 前作をはるかに超える映像の力を感じます。「1」と「2」の間に、映像技術が格段に進歩したことがよくわかります。T-1000のアイデアがなんといっても秀逸ですね。シュワルツェネガーが今回は正義の味方となり、彼に感情移入できたことも良かったです。大成功の続編でした。 [映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 10:40:14) |
32. 旅の重さ
汗がギラつく夏の風景が良いですね。 期待度はそれほど高くなかったのですが、観賞後さわやかな感動がありました。高橋洋子と高橋悦史の組み合わせがアンバランスなので奇異に思えましたが、高橋洋子の存在感は立派でした。観賞は30年以上も前で、場末の名画座でした。 [映画館(邦画)] 5点(2010-08-14 09:40:07) |
33. ダンボ(1941)
テレビで何度か鑑賞していますが、印象深かったのは渋谷の「たばこと塩の博物館」での上映会ですね。日曜日に一回限りの上映で、家族連れが多かったです。何を考えたか私はデート映画に選んでしまったのですが、上映が始まりダンボが登場すると、こども達がスクリーンに駆けより指さして「ダンボだ!」 実ににぎやかな映画鑑賞でした。歌も映像もパーフェクト! 日本語の吹き替えもとても良くできていると思います。 [映画館(吹替)] 10点(2010-08-14 00:04:19) |
34. タンポポ
映画のねらいは悪く無いと思いすが、私のツボにははまりませんでした。オムレツはなかなか美味しそうに見えましたけど。映画全体の印象が薄汚れた感じに映ることと、ウエスタン調には最後まで違和感があって、気恥ずかしさを覚えました。 [ビデオ(邦画)] 5点(2010-08-13 19:40:30) |
35. 探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!
ミッキー・スピレーンの名作ハードボイルド「裁くのは俺だ」の映画化です。スピレーンの作品は通俗的と評され、ハメットやチャンドラーよりワンランク下に見られていて、ファンの私としては大いに不満がありますが、面白さは半端じゃないです。作品を読んでみて、どっかで見たような、聞いたことがあるような、と思ったら大間違いで、スピレーンこそがオリジナルだ、と声を大にして私は言いたいです。さて、この映画は、原作の良さをみごとなまでに骨抜きにしてしまっています。では失敗作かというとそんなことはなくて、B級アクション映画として見るならば、なんと、これがなかなかの傑作といえるのではないでしょうか。オープニングのタイトルバックと主題曲にまず酔いしれてしまいます。そして、こうなるんじゃないかなと予想すれば、見事なまでに予定調和していく展開は実にあっぱれです。原作のタフガイ、マイク・ハマーをちょっと女たらしっぽいアーマンド・アサンテが演じたのはまったくミスキャストだと思うのですが、私にとって妙に愛着ある作品です。 B級映画ファンにお勧めです。 [映画館(字幕)] 8点(2010-08-13 08:19:14) |
36. 大脱走
むかし、映画館で見ました。200円で。名画座のあった頃、懐かしいですね。ドキドキするやら、悲しくて涙が出るやら、何度繰り返してみても、素晴らしいです。 [映画館(字幕)] 10点(2010-05-02 22:58:40) |
37. ターミネーター4
《ネタバレ》 想像していたよりも、うんと面白かったです。シュワルツェネッガーの姿がスクリーンに登場にしたときはやはり嬉しかったですね。キャラとしては、ジョン・コナーよりもマーカス・ライトの方が印象深いと思いました。 [映画館(字幕)] 8点(2009-09-11 04:19:23) |
38. たそがれ清兵衛
涙ちょちょ切れました。下級武士の悲哀がよく伝わります。感心したのは宮沢りえの存在感です。子供達も良かったです。 [DVD(邦画)] 10点(2009-07-25 01:22:24) |
39. 大日本人
《ネタバレ》 これはつまらなかった。冒頭のインタビューは退屈極まりなかった。CG処理の特撮で、これはひょっとして、と一瞬思わせるものの、盛り上がらなかった。そして、やっと映画のペースに慣れてきたと思ったら、着ぐるみバトルへ大転換。そりゃないぜ。確信的にねらった演出だろうが、頭が拒否反応を示してしまった。印象深いシーンは多々あるのだが、観賞後の満足感は低かった。次回作に期待。 [DVD(邦画)] 4点(2008-07-21 00:43:51) |
40. 太平洋の嵐
《ネタバレ》 戦記物に興味があるならば十分に見る価値のある佳作です。ストーリーは真珠湾攻撃をイントロとして、ミッドウェイ海戦で日本軍が大敗北を喫するまでを、まずまずきっちりと真面目に描いています。難点は、誰が誰だかよくわからないこと。私はそれなりの知識を持って鑑賞しましたが、俳優名と、役名と、歴史的事実とをすりあわせながら見るのに、少しフラストレーションを感じました。模型を駆使した特撮は、今となってはレトロな味わいがあります。作戦の失敗に憤りを感じ、生き残った兵士たちへの処遇に怒りを覚え、大いに考えさせられました。「隠し砦の三悪人」で雪姫を演じた上原美佐の楚々とした美しさに惹かれました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-07-04 03:11:54) |