21. 台所太平記
《ネタバレ》 豊田四郎監督、森繁久彌主演とくれば、安心して楽しめます。 色んなお手伝いさんが出てきて、そこに森繁久彌が絡んでいきます。 喜劇的な部分もありながら、人情劇としても楽しめます。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-16 11:08:40) |
22. 大冒険
《ネタバレ》 中盤までの植木等のアクションが面白い! この能天気ぶり、今の日本からみると貴重ですな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-04-23 21:46:54) |
23. 正しいバスの見分けかた
《ネタバレ》 これを見て感じたこと、それは好きなコがいたら、失敗を恐れずに思い切って何かに誘うこと! そこから意識が芽生え、恋が花咲くかもしれない。 妥協はいけないというより、失敗を恐れてはいけないって事の方が、この作品を見て得られた教訓かな。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-04-15 21:03:56) |
24. 脱出(1972)
《ネタバレ》 威張っていたルイスが、後半は不能になるのが面白い。 大自然も堪能でき、満足できた。 途中で崖に登る必要はあったのか? 崖に登って相手と対決する方がリスクが高く、狙われる可能性があっても、すぐに川を下って逃げた方がマシではないか? そこが釈然としない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-13 17:50:46) |
25. 台北セブンラブ
《ネタバレ》 映像センスは良いが、内容が極めて物質的で拝金主義。 内容が薄っぺらいので、7つの挿話を集めてきたのでは?と勘ぐりたくなる。 なんというか、内輪ネタ大好きな芸能集団が自己満足で好き放題作ったような作品で、とても評価する気にはなれない。 [インターネット(字幕)] 2点(2021-01-27 18:41:34) |
26. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 追い込まれた人間のエゴを、目を背けたくなるほど、これでもかと描く。 心の闇を描いた作品。 バットマンが活躍してる時よりも、ジョーカーが暴れている時の方が面白かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-01-12 21:57:13) |
27. wkw/tk/1996@7'55''hk.net
ウォン・カーウァイ監督の幻の短篇をついに観ることができた! この頃のカーウァイとドイルが生み出す映像は、やっぱりかっこよすぎ! 浅野忠信も、まだキレ味の鋭さが残っており、これまた負けず劣らずかっこよかった。 『恋する惑星』などの、油の乗り切った頃のウォン・カーウァイが送り出した作品だけあって、あの頃の雰囲気をそのまま感じることができます。 なかなか観る機会はないかもしれませんが、どこかで上映された際には、お見逃しなく! 言うまでもなく、ウォン・カーウァイと浅野忠信ファンの方は、必見の短篇映画です! [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-30 11:11:38) |
28. 断崖
《ネタバレ》 結婚して不穏な空気が漂う辺りが一番面白い。 終盤のハラハラするシーンは、さすがヒッチコックといった感じ。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-24 15:35:01) |
29. 太陽が知っている
《ネタバレ》 『太陽がいっぱい』『太陽はひとりぼっち』に続くアラン・ドロン太陽三部作の最終章(嘘)。 あれだけ若くてスタイルの良いブロンド娘が来たら、あっという間に手を出すのは至極当然な訳だが、殺人を犯した事によって主演二人の愛が深まるのは奥が深い。 しかし、あそこまで警察が鋭い捜査をしておきながら、家宅捜索で剥ぎ取った衣服を探さないのは不自然かな。 証拠の衣服が見つかれば、逮捕になるのは間違いないわけだし。 世俗とは隔絶された屋敷における束の間のバカンス、そして全編に漂う気怠い雰囲気はとても良いだけに、サスペンスの部分が弱いのが弱点かな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-01 22:14:14) |
30. 打撃王
《ネタバレ》 主人公の死(あるいはその予兆)によって感傷を得ようとする映画は大嫌いです。 いくら本物のベーブ・ルースが出ていようが、断じてこの作品を評価したくないです。 あと夫婦であるならば、余命が短い事実は打ち明け合うべきだと私は考えます。 お互い隠し合う事を美談にすべきではありません。 [インターネット(字幕)] 2点(2020-10-06 20:09:21) |
31. ダイ・ハード
ただ撃ちまくるのではなく、頭脳戦も盛り沢山。 主人公もただ無敵なのではなく、弱音を吐くキャラなのも面白い。 製作年が1988年と言うこともあり、バブル真っ盛りの日本。 日本繁栄の印として、ビルの名前に日本人の名前が使われていたのが印象深い。 いかにもアメリカのアクション映画という感じで、普通に楽しめた。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-08-25 18:56:23) |
32. 台湾、独り言
《ネタバレ》 出てくる日本人も性格が非常に悪いが、出てくる韓国人も独りよがりで怒りっぽい。 これじゃあ気が合うわけがない。 というか、こんな口喧嘩を映画で見せられても面白くはないかな。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-08-17 00:15:48) |
33. Wの悲劇
いかにも角川春樹、いかにも80年代といった風情の日本映画。 ここまで映画界で評価されている理由は私には分からず、単なる薬師丸ひろ子映画だと感じた次第。 レビューの筆も進まず。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-09 11:07:15) |
34. 大樹のうた
《ネタバレ》 『大地のうた』『大河のうた』に続く三部作の最終章。 サタジット・レイの紡ぎ出すインドの雰囲気は、不思議と気分が落ち着き、観ていると心が和む不思議な感覚。 それはさておき、、 成人したオプーは結婚までたどり着くが、早産で妻を失ってしまう。 子供はせっかく助かったのに、子供のせいで妻を失ったとショックを受け、子供を5年も放置。 子を持つ親として、これは到底理解不能で、感情移入はできなかった。 そこでなぜ最愛の妻の残した贈り物として、自身の子を必死に育てなかったのか。 単に冷たいと言ってしまうと単純過ぎるとは思うが、これは流石に無責任すぎる。 最後は子供を引き取りはするが、遅すぎやしないか? それまで子供はどれだけ寂しい思いをしただろうか。 子供を引き取る結末で爽やかに幕を閉じるが、この結末に納得感はない。 [DVD(字幕)] 7点(2020-07-29 14:12:19) |
35. 大列車作戦
《ネタバレ》 バート・ランカスターの骨太なかっこよさ炸裂の作品。 序盤はよくあるアメリカ映画もので、相手方をただ悪者としてしか描けない勧善懲悪、ご都合主義映画かと思ったら、最後の最後であらら・・・の展開。 ナチスの大将がバート・ランカスターに言った最後の言葉にしびれた。 「おまえはそこまで必死に画を守ったが、画の良さなんかこれっぽっちも分かっていないだろ?」 みたいなセリフ。 バート・ランカスターの愚直ぶりを見事に皮肉ったセリフで、相手方のボスにも花を持たせるという洒落たはからいを見せている。 この辺りから、アメリカが単独で製作した作品でなく、フランスやイタリアが製作国に名を連ねているというのが伺える。 アメリカ色に偏りすぎておらず、絶妙なバランスを持った作品である。 [ビデオ(字幕)] 7点(2020-06-30 00:31:19)(良:2票) |
36. たそがれの維納
《ネタバレ》 豪華な衣装や建物、クラシック音楽に包まれ、雰囲気がとても華やかでよい。 とても自由な感じがする世界が描かれていて、今からみても、楽しそう!と思える。 深夜まで続く夜会に、男女が触れ合うダンス、口説き口説かれ合う男女、そして美味しそうな料理とお酒。 現代に勝るとも劣らない、この時代ならではの享楽を感じることができた。 時代を超え、場所を超え、描かれるその世界にドップリと浸る。 それこそが、映画特有の魅力なんだろうなぁ。 いいなぁ、映画って! [DVD(字幕)] 6点(2016-09-11 02:35:28) |
37. 第七天国(1927)
《ネタバレ》 男女が恋仲になるまでの過程が、丁寧に描かれていて、とってもピュアな恋愛映画。 サイレント特有の集中力は要されるが、セリフは極力、抑えられている。 そして、戦争が恋人や家庭を切り裂くという悲劇も、同時に描かれている。 サイレント映画の中では、比較的見やすい作品。 妻の女性も美人ではなく、親しみやすさのあるキャラクターで、物語の信ぴょう性を高めている。 [ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-06 23:43:13) |
38. 太陽の坐る場所
《ネタバレ》 やっぱり矢崎仁司監督の描く世界は素晴らしいの一言。 特に、女性を題材にした群像劇を撮らせると日本一かと思ってしまう。 キャスティングが良いし、キャスティングの活かし方も良い。 印象的だったのは、水川あさみと森カンナ。 この二人の魅力を存分に発掘し、活かしていると思う。 森カンナがとにかくエロい。 喫煙させている所も、絶妙な演出。 制服のスカートを盗まれるシーン。 青春時代特有の偏執と背徳感。 誰にも言えない秘密。 中高時代の記憶が、その後の人生に、いかに大きな影を落とすか。 そこがしっかりと描かれている。 矢崎仁司という監督は、どこか性的な変態さがあって面白いし、臆面もなくそれを大画面に表現できちゃう凄さがある。 爽やかな青春映画も大好きだけど、本作の様な変態的・偏執的な作品も大好きだ。 だけど後者の様な微妙な題材を描いた作品は圧倒的に少ないし、それを絶妙に見せてくれる監督は少ない。 矢崎仁司監督にそういった題材を描かせると、水を得た魚のようになる。 熟練工の域に達した矢崎仁司監督だが、こういった題材の作品をもっと撮ってほしい! [DVD(邦画)] 8点(2016-02-29 22:29:18) |
39. 大河のうた
《ネタバレ》 前作『大地のうた』に比べると遥かに楽しめたが、とにかく本作でも登場人物が死にまくる。 決して明るいとは言い難い内容。 受難の日々を描き、着実に成長していく主人公オプーの姿が描かれる。 当時のインドの世界観が伝わってくる雰囲気は特筆もの。 映画を観ている間は非常にその世界に引き込まれる。 この母親、苦労して貯めたへそくりを、息子の学資の為に提供する辺りは素晴らしいが、いかんせん、子離れできてない。 子離れできていないからこそ、寂しさも増す。 ある種の負の連鎖。 一方の息子。 帰省した時、わざと都会に戻るのを一日遅らせる辺りは素晴らしいが、いかんせん、母親に対して配慮が足りない。 年端もいかない息子だから仕方ないのかもしれないが・・・ 母と息子の感情の行き違いが巧く描かれているが、全体的に漂うその無常感に嫌気がさした。 確かに一つの起こり得る現実を的確に描いてはいるが、あまりに悲しい物語だ。 貴重な時間を割いて観る映画としては、個人的に不適切な作品だった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2015-08-12 01:01:01) |
40. 太平洋奇跡の作戦 キスカ
様々な局面で決断を迫られる将校たち。 しかも、自分を含めた沢山の者たちの命が関わる決断。 これは、サラリーマンが決断を迫られるのとは、スケールと緊迫感が全く違う。 仕事一つで意気消沈、疲労困憊している私にとって、元気づけられる映画だった。 しかし、不毛な戦争という前提でみてみると、いかに無意味な労力だろう。 命を削るような労力を使ってまで、戦争をする意味。 この映画に登場する人達が、頑張れば頑張るほど、戦争の無意味さを痛感してしまう。 [DVD(邦画)] 6点(2014-11-24 02:20:21) |