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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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21.  抱かれた花嫁 《ネタバレ》 
なかなかの良作。基本は母親と子どもたちとの対立→和解という路線で、松竹らしいホームドラマ。それにラブコメの要素もあるのですが、この組み合わせ、話のからめ方がうまい。長女・有馬稲子の場合は高千穂ひづるなんかも加わって三角どころか四角(若旦那も含めると五角?)関係に発展して複雑になりそうなところを、枝葉はあっさり扱ってスッキリしているところがいいです。次男と母親のロマンスもあり、特に後者はストーリーの展開上重要なポイントになっていたりして、これも印象深いです。加えて喧嘩と火事があり(さすが浅草)、盛りだくさんで散漫になりそうなところを、きれいにまとめていてけっこう。その分薄味なところもありますが、これだけあれもこれもと盛り込んでいたら、その方がかえって見やすかったです。そのくせ家族の情愛は手を抜かずきちんと描かれていました。しかし、火災保険が伏線になっているとは思いませんでした。やられました。 三社祭やオペラなどの浅草の風俗、日光ロケでの観光地巡りと、たいして長くないのに気が抜けないほどあれこれあってサービス満点。出演者の中では、小金治師匠のおっちょこちょいなお節介ぶりが楽しめました。あとはラスト、浴衣に麦わら帽子といういでたちで釣り糸を垂れながらポケーッとしている有馬稲子が、無類にかわいくて魅力的。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-06-27 18:17:56)
22.  ダンケルク(1964) 《ネタバレ》 
これも最初は洋画劇場で見たのですが、カットされていたためかあまりいいとは思いませんでした。その後BSで見直したら、ユーモアを含みながらも辛口の戦争映画だと感じました。今回再見ですが、ユーモアよりもシニカルさが目につきます。マイヤと仲間との会話に、それが強く感じられます。ほかにもイギリス船に乗り込む一連のエピソードは、ある種運命的なものを感じさせます。まるで戦争という大きな船にみんなで乗せられて、その船の行くままに流されるしかないような。それが、戦争から逃れようとしたらあっけなく最期をとげてしまうラストに象徴されているようです。この船は一度乗ったら降りることは許されないのだと。それによって戦争の悲しさ・残酷さをよく表していると思います。あと、モーリス・ジャールの音楽はとてもすばらしい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-10 13:11:48)
23.  台風騒動記 《ネタバレ》 
コメディとしては、それほど笑えなかった。むしろ議員たちの浅ましさ、のんきな単純さに呆れます。実話の映画化だそうですが、どの程度カリカチュアされているのか。裏を返せば、どれほど現実的なのかが気になりました。最後の解決法はいかにも社会派らしいです。「声を上げる」ということは現在にも通じますが、実際には、声を上げても何ともならないこともありますが……。製作時期を考えると、そこまで要求するのは無理でしょう。そういった点も含めて、あまり高くは評価できません。左卜全さんの元議長が「私も投書した」というのが、一番よかったかな。あと、藤間紫さんの「ざあます」奥様ぶりも楽しかったです。しかし町長夫人なのに、なぜ夫と名字が違うのでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-09 11:44:50)
24.  旅するジーンズと19歳の旅立ち 《ネタバレ》 
前作と比べても、それほど遜色があるとは思えません。ちがう大学に進んで連絡を取ることが少なくなたということは、それぞれ独立してきたということ。次の段階へ進んだ微妙な関係が、うまく描かれていたと思います。肝心な時には頼りになるというのがいいです。4人の中ではあいかわらずティビーが楽しい。本作でのギャグをほぼ一手に引き受けています。ブリジットも家族がクローズアップされて、印象に残るエピソードでした。とりあえず前作と同じキャストがそろっただけでも高く評価したいです。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2012-08-27 20:53:37)
25.  旅するジーンズと16歳の夏 《ネタバレ》 
(たぶん)等身大の青春ドラマとして、好感が持てます。ただ、向こうの高校生って、日本人に比べると大人っぽいです。日本人が子供なのか……。オムニバス風に話が進むのかと思ったら、4人それぞれの生活か平行して描かれていて、ややこしいかと思いましたがテンポよく進んで、そういうことはありませんでした。カルメンの話などは劇的すぎるとも思いましたが、全体的にリアルなタッチだし彼女たちの心情がきめ細かく描かれていてよかったと思います。やはりティビーのエピソードがもっもまとまっていたと思います。夏向きの映画ですね。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2012-08-27 20:46:00)(良:1票)
26.  タバコ・ロード 《ネタバレ》 
冒頭から吉本新喜劇かと思うようなギャグのつるべ打ちでびっくり。アメリカにもこんな映画があったのですね。とはいえ、話の方は悲惨。何とか土地にとどまろうとする親父の涙ぐましい奮戦を描いています。人をだまくらかしたりしてほとんど犯罪者ですが、必死さはわかります。最後はご都合主義にも思えますが、「神は自ら助くる者を助く」ということなんでしょう。あぶく銭で買った車があっさりポンコツになったのも、そのためでしょう。悪あがきもしてみるものです。農民のバイタリティは十分感じられました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-26 22:00:58)(良:1票)
27.  大学の若大将 《ネタバレ》 
このシリーズは一度見てみたかったのですが、いざ見てみるとまあ普通ですかね(笑)。もっとロマンス色が濃いかと思ったら、あくまで一部の要素で、スポーツの方に重点が置かれているようです。主人公が特別の恋人といちゃつかないというのは、うまく考えられていると思います。ただそのため、恋人でもない澄子さんが焼き餅を焼きまくるのは、ちょっとどうかと思いました。それにしても、ここから私が子供時代にテレビで見た青春シリーズまでつながっているのですね。そのためかどうか、違和感を感じませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-08-19 16:30:21)
28.  暖流(1957) 《ネタバレ》 
なんというか、ヘンな映画。みんな早口でしゃべって、ハイテンションなのに台詞が棒読み。左幸子はあっちこっちに動くというか、ほとんど踊っているし。どう見たらいいのかよくわからなかったのですが、途中から「これはコメディだ」と思うことにしました。船越英二の長男なんかは、最初からその線を狙っていますが。しかしそれ以外の人物も、病院の実権を握ろうとしたり、とにかく金と権力にとりつかれている。そのあたりをブラック・ユーモアで風刺した……つもりなのかもしれませんが、いかんせん面白くない。笑えないし、風刺になっているのかどうかも不明です。 後半は主要人物3人(笹島も加えれば4人)による恋のさや当てですが、恋愛といえば感情ほとばしるはずなのに、なにしろ台詞が棒読みですから、全然感情がこもらない。勝手に離れたりくっついたりしているという案配で、見ているこちらはどうでもよくなります。置いてけぼりですね。正直、監督はやる気があったのかなぁとさえ思えてきます。 ところで、題名が『暖流』というのが謎ですが、調べてみると暖流は「周囲の空気を暖め、自身は冷えていく」という性質があるようです。言われてみれば、病院の改革に乗り出した日匹には、そういうところがありますね。そう考えれば納得です。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-03-01 20:03:31)
29.  誰が為に鐘は鳴る 《ネタバレ》 
ワールドプレミア上映版で鑑賞。本作も時代背景がよくわからないのでレビューするのが申し訳ないような気もするのですが、劇中で語られたところによると、第二次世界大戦における枢軸国と連合国の「代理戦争」のようなものでしょうか。一応アメリカには、「独裁政権を倒す」という大義名分があるようですが。 お話の方ですが、前半はぐだぐだしていてあまり進まず、面白味が感じられません。各人物の性格描写もそれほど深く突っ込んでいるとは思えませんし。ピラーを除いて、いわゆる「キャラ立ち」している人物が見あたりません。仲間割れするのかしないのか、その辺もどっちつかずです。休憩を挟んだ後半は、一応戦闘場面など見せるところもありますが、やはり展開がボロボロなので高く評価はできません。 作中マリアに対する酷い仕打ちが語られますが、実はそれを行ったのはパブロと同じ国の人間です。どうもこのあたりに、ある種の偏見があるような気がして、やはり好きになれないところです。最後主人公は犬死にするわけですが、それにしては描き方がヒロイックすぎる。製作された時期を考えれば仕方がないのかもしれません。もし今リメイクされるとしたら、もっと突き放した、この戦争そのものに対する疑問を抱かせるような作品になるかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-23 18:51:56)
30.  Wの悲劇
はっきり言って、劇中劇の方がよほど面白そうでした。若者の成長劇をねらったのでしょうが、食い足りない。テンポが悪い(特に前半)。長回しは舞台劇を意識したのでしょうが、短いカットをつないだ方がメリハリがついてよかったんじゃないかと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-20 11:10:04)
31.  大殺陣 雄呂血 《ネタバレ》 
これはすごい。最後のチャンバラでお見事なのは、同じことを繰り返すのではなくあれこれ工夫をしてます。最初の捕り方とのアクションはいろいろ道具を使って歌舞伎風の動きを取り入れる、さらにアングルを変えたりと飽きさせません。そのあとはやや単純ですが、刀が折れたり二刀流になったりと考えています。それと、もちろん本当は一人であんな大人数を相手にできるわけがないのですが、そういうアンリアルな設定をできるだけリアルな手法で見せようとしたことに感心します。 お話の方は、世の中の不条理を一身に背負ったような主人公が哀れですが、大義名分・体面にこだわる武士の(そして現代人の)愚かさをさらりと描いているところがよいと思います。そこに深くこだわらず、あくまで背景にとどめているところがマル。
[地上波(邦画)] 7点(2011-09-02 11:04:43)
32.  黄昏(1952) 《ネタバレ》 
「恋は盲目」ということなのでしょうが、いい年してジョージが無茶苦茶なので、同情できません。キャリー相手に嘘を重ねたりしているので、最後は自業自得という感じですね。キャリーの方もジョージと別れて正解だったようで、結局作者は何がやりたかったのかよくわかりませんでした。いかにも紳士然としたローレンス・オリヴィエが落ちぶれるのは、ある意味見ものですが。
[地上波(字幕)] 6点(2011-08-28 21:46:02)
33.  ダウト ~あるカトリック学校で~ 《ネタバレ》 
最後まで、どこをポイントにして見ればよいのかわかりませんでした。結局旧い人と新しい人の対立、となるのでしょうか。しかし対立を描くにしては、校長が悪役すぎる。二人を対等の立場として扱わなければ、対立そのものを味わえません。あの校長は、信仰や学校を愛していていても、生徒を愛していない様子ですからねぇ。どうしても、生徒を(広い意味で)愛している神父の方に肩入れしてしまいます。旧弊なもの=悪、進歩的なもの=善というのが露骨すぎるのです。終わり方は非常によかっただけに、残念でした。  それにしても、生徒から取り上げたラジオに嬉々として聞き入る校長が自分に厳しい? ご冗談を!
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-11 21:40:30)(良:1票)
34.  タワーリング・インフェルノ
スクリーンでの初見以来何度も見ているのですが、何度見ても見入ってしまう。『ポセイドン・アドベンチャー』と比べると、あちらが主人公一行の足取りを追いかけていけばいいだけなのに対し、こちらは舞台があちこち分散していて散漫になりそうですが、そういう印象は受けずうまくまとまっていると感じさせます。メイン出演者の中では、ロバート・ワグナーは出番が少なくてかわいそうですが、あとはしっかりドラマを作っていて引きつけられます。あと、BGMが記憶に残らないのであまり使われていないのかと思っていたのですが、そうでもないようです。ドラマ部分に集中しすぎて印象が薄くなってしまったようで、これは逆に、ドラマとしての質の高さを物語っていると思います。諷刺も利いており、製作後30年以上経った現在でも十分鑑賞に耐えます。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-12-06 22:16:51)(良:1票)
35.  大菩薩峠 完結篇(1961) 《ネタバレ》 
竜之助はあいかわらず女にばかり助けてもらってますねぇ。まあ、市川雷蔵が演じると、それもすんなりと納得させられます。ただ、いい剣を持つと人を斬りたくなる。一時期中高生がナイフで簡単に人を刺す事件が連続しましたが、建前上自衛のためとはいえ、武器を持ったら使いたくなるのが人間です。もともと人を斬るために作られたものなら、なおさらでしょう。そう考えると、竜之助は世捨て人のような生活を送っていても、俗世界から逃れられない。それをよく表していたのが、竜之助が息子の名を連呼しながら消えてゆく幕切れでしょう。俗世を捨てようにも捨てられないことが、竜之助の背負った業ではないかという気がします。監督が変わりましたが、それほど気にはなりませんでした。とはいえ、やはり三隅監督で見たかったと思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-26 21:56:49)
36.  大菩薩峠 竜神の巻
ストーリーは前作ほど波瀾万丈ではなく、まとまりはいいと思いますが、作品自体が持っていたエネルギーのようなものは前作が上回っていたと思います。竜之助は特に生きる目的もなく、ただ大勢に流されているだけと見えますが、行く先々で死を招くのはあいかわらず。そのくせ自分は生き残るのですから、悪運が強いというか、はたまた究極のご都合主義というべきか。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-25 18:59:08)
37.  大菩薩峠(1960) 《ネタバレ》 
かなり面白かった。主要人物が離合集散するさまは相当なご都合主義なのですが、面白いので許す。テンポよく話が進んで、展開も飽きさせません。よくわからないのは机竜之助の性格。巡礼の老人をいきなり斬り捨てたりするので、剣の道に生きているのかと思いきや、お浜をいきなり手込めにしてしまいます。意外と俗人なのか? しかし江戸に出奔してからも俗事には関心がないようで、どうもちぐはぐしています。本人によるとお浜が「魔性の女」だったということですが、実は魔物は竜之助の心の中に住んでいて、お浜はそれを映す鏡に過ぎないのではないかと思えてきます。なにしろ机竜之助という人は、関わった人をことごとく不幸にする、疫病神みたいな人物ですからね。 出演者では、島田正吾がさすがに貫禄がありますし、見明凡太朗がいい味を出しています。雷蔵の机竜之助はクールな魅力があって、はまり役ですね。三隅研次の演出も冴えていて、見ごたえがありました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-09-24 19:36:24)
38.  大脱走 《ネタバレ》 
こどもの頃テレビでよく見ました。改めてスクリーンで見られるのは、たいへんありがたいことです。脱走劇よりも捕虜同士の友情物語という側面が大きかったように思います。特に前半でのヒルツとアイヴィスはポイント高し。あと出番は少ないのですが、所長がいいキャラクターをしてますね。非常に印象的でした。物語としては長いはずですが、長さを感じないのは人物設定と各俳優の芝居のおかげでしょう。うまくはまったキャスティングがお見事。
[映画館(字幕)] 8点(2010-09-06 21:57:27)
39.  第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 
この監督らしく、ユーモアがあり各人物も個性的で、複数のエピソードを飽きさせることなく見せてくれます。スパイ捜しかと思いきや正体は勝手にわかり、唯一正体を知るセフトンを中心としたサスペンスになりますが、これが利いている。元々舞台劇だったということで動きは少ないのですが、それが気にならない面白さ。ただ、まとまりがよすぎて今ひとつこれというポイントに欠ける憾みがあります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-02 21:14:22)
40.  ダンボ(1941)
いやー、動く動く。セルアニメでこれぐらい動いてもらうと気持ちいい。長い鼻を手のように動かすのも、誰でも思いつきますが、これほど巧妙に動くのは難しいのでは。ダンボ母子が喋らず、周りのゾウやティモシーが喋りまくるというのも面白い。シルエットを使った演出も秀逸です。ただ、本筋から脱線して映像だけを見せつけるようなところがあったので、後半は少々飽きてきました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-08-12 11:22:22)
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