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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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41.  大誘拐 RAINBOW KIDS 《ネタバレ》 
以前から見たかった映画。評判通りの秀作でした。まず、キャスティングの妙。人物一人ひとりがはまっています。そして主役は主役として、脇役は脇役として適切に自己主張しており、出しゃばったり引っ込んだりしていない。これは出演者の好演だけではなく、やはり監督の演出があるのでしょう。ストーリーも犯罪ものですが、品のよいユーモアがあってたいへん結構。とし子刀自が誘拐されて以降の展開もアイデアがあって面白いです。そうかと思えば、最後に“お国”に対しチクリと刺すところもいい。これがさりげなく語られるというのが重要で、大々的に押し出すよりも印象に残るでしょぅ。そんなわけで、ハートウォーミングでさわやかな後味さえ残す映画に仕上がっていました。欠点を挙げれば、車が通る道もないというヘリの着陸地点に、雷童子たちがどうやってたどり着いたのかが謎。そのあとの爆発も意味がよくわかりません。他がよかっただけに、あの場面は気になりました。 それにしても、この映画が制作されてから20年近く経つのですか。出演者も故人が目立つようになりましたね。昨今では、本作のように若い女の子があまり出てこない映画は、企画自体が通らないかもしれません。そう考えると、いい時期に制作されたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2010-07-31 18:34:18)
42.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 
シリーズも進んでくると、だんだんスケールを大きくしなければならない。特に今回は、スペクターのNo.1が指揮する作戦ですから。ということで宇宙船をまるごと強奪する話にしたわけですが……。どうもこれが大味に感じられます。前作で核弾頭を積んだ飛行機を奪取するエピソードで、いろいろ手順を踏んでじっくり見せたのとは逆です。この大味、大雑把な雰囲気が全編にあふれています。クライマックスで忍者部隊が基地を襲撃するところでも、何となく撮影しているという感じ。これまた前作の水中戦に劣ります。それ以外でも、いろいろとご都合主義が目についてきます。宇宙船強奪などというSFじみた話だからこそ、細かいところはきっちり現実的に作ってもらいたいのですが、どうも勢いだけの力業で持っていった感じです。日本の描写云々ということを抜きにしても、魅力に欠ける作品でした。 ちなみに、変装したボンドは川平慈英に似ています。いやホント。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-26 21:08:59)
43.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 
うーん、サスペンスとしては一級でしょうね。序盤こそ2人の大暴れにガッカリしましたが、トムがフィリップの服を着て真似をするあたりから持ち直しました。フィリップ殺害後に船が波と風に翻弄されるところはとてもよかったです。それからはフィリップになりすましつつあちこち場所を変えて半逃亡生活を送るところが、サスペンスものとしては定番ですがうまく作っていたと思います。ただ、トムのいる場所がどこの街なのかよくわからなかったり、それぞれの街の位置関係もわからないのでどれくらいの時間で移動できるのかも不明ということで、ちょっと戸惑うところもあります。 ただ、犯罪ものとしてはどうでしょう。トムは全然変装していないので、アパルトマンのおばさんにでもフィリップの写真を見せれば、偽者だというのはすぐばれるでしょう。普通その程度の確認はすると思いますが。指紋についても、まったく問題にしないのかと思ったら警部が言及していますし、どう扱っているのかよくわかりません。 この映画が名作とされているのは、やはり最後の死体が引き上げられる場面、あそこのインパクトが大きいのでしょう。たしかにアイデアはすばらしいですし、意外性もあります。しかし問題点もあるので、全体としては普通のできでしょうか。
[映画館(字幕)] 7点(2010-07-25 20:02:42)
44.  大列車強盗(1978) 《ネタバレ》 
マイクル・クライトンが、自作小説を映画化したもの。1885年に、イギリスで実際に起こった列車強盗事件に取材した作品。 列車強盗といっても、西部劇のそれとはかなりイメージが違います。目的の金庫には鍵が4つついており、それぞれ別々に保管されているのですが、その型を取って合鍵を作り、堂々と金庫を開けようという寸法。そこは紳士の国、ドカンと爆破したりはしません。 で、前半は合鍵を作るための作業となっていて、どちらかというとサスペンスものです。鍵の管理者の人物もなかなか面白く、どうやって近づき、どのように型をとるのかが見ものです。ここはいろいろ工夫していてよかったです。 後半はいよいよ列車強盗本番ですが、事前にアクシデントがあり、警戒が厳重になってしまったりしています。ここでは一気にアクションものに早替わり。ショーン・コネリーが、スタントなし(たぶん)で危険なシーンにも挑戦したりしています。個人的には前半の方が好きですが、これはこれで楽しめます。 全体として展開は地味めですが、ところどころユーモラスな場面を織り交ぜいているので、飽きることはありませんでした。まあ、クライトンがこの作を映画化した理由は、19世紀半ばのイギリスを再現したかったからでしょう。この点、小説は映像の敵ではありません。私はこの時代についてそれほど詳しいわけではありませんが、ヴィクトリア朝に遊んだ気分にさせてもらえたので、監督の狙いは成功したのだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-07-23 20:17:56)
45.  007/サンダーボール作戦 《ネタバレ》 
これもテレビの洋画劇場以来ですが、ほとんど記憶になく、初見と同じです。予想以上に面白かった。そろそろ本格的なアクション映画になってきました。冒頭の格闘からしてハデですし、クライマックスの水中戦は、動きが緩慢で地味なわりには見せ方がいいのか、飽きずに見られました。また、話のころがし方がうまい。原爆を奪取するところをなぜ逐一見せるのかと思っていたら、ちゃんとつながっていたのですね。 それと、全般的にユーモアがパワーアップしている。特にM、Q、ミス・マネーペニーのレギュラー陣の会話が楽しいのは、シリーズとして軌道に乗ったことの裏付けでしょう。逆に、ラルゴやドミノはいわゆる“キャラ立ち”という点ではやや不満が残ります。ルチアナ・パルッツィの方が存在感がありました。途中退場が残念です。 途中中だるみもありましたが、全体としてはかなり楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-06 21:12:46)
46.  007/ゴールドフィンガー 《ネタバレ》 
ボンドが謎を解く第1作、ボンドと敵を等分に描いた第2作に続き、今作では敵であるゴールドフィンガーがメインのようです。ゴールドフィンガーがどんな男でどんな悪事を働くのかが話の中心で、ボンドはそれをわれわれ観客に紹介するガイドのようなもの。ということで、ボンドが活躍する余地はあまり残されていませんでした。 肝心のゴールドフィンガーですが、序盤のイカサマを見てもわかるように、はっきり言ってセコイ。おまけにグランドスラム計画の目的が、結局自分の金もうけ。そこまで利益追求にこだわるのはご立派ですが、やることがハデで面白いわりには、小物という印象です。あまり魅力を感じずガッカリ。部下のオッドジョブの方が、粛々と命令を遂行するしどう見てもボンドより強そうで、いい感じ。もう、ハロルド坂田あっての『ゴールドフィンガー』でしょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-23 22:19:47)
47.  007/ロシアより愛をこめて 《ネタバレ》 
これまではテレビの洋画劇場でしか見たことがなかったので、ノーカット・字幕というのはおそらく初めてだと思います。で、正直な感想は「それほど楽しめなかった」です。 前作の犯人捜しから一転して、今回はサスペンスが基調。そのためスペクター側の手の内を全部さらしているわけですが、どうもあまりサスペンスが盛り上がらない。とにかく前半はのんびりしすぎていて、スパイ映画というよりはイスタンブールの観光案内のようです。地下水道を船で移動したり、女同士の決闘に立ち会ったりと、あまり緊張感がありません。その合間に銃撃戦が起こったりサスペンスフルな展開になったりするのですが、木に竹を接いだようで、あまりいい進め方とは思えません。ソビエト大使館から暗号解読器を奪取したあとからは、なかなか面白かったです。が、それまでが長い。 よかった点はキャスティングでしょう。とにかくダニエラ・ビアンキが美人! 「絶世の美女」という言葉はこの人のためにあるのではと思えるくらい美しい。『ドクター・ノオ』とは違い、ヒロインとして序盤から活躍しているのもポイントが高いです。それと、ケリム役のペドロ・アルメンダリス。ボンドとはタイプが違うこともあって存在感があり、いい味を出しています。名脇役ですね。敵役2人も、“濃い”人選でインパクトがあります。 とはいえ、前半のダルさは予想外だったので、結局『ドクター・ノオ』より低い点数となってしまいました。自分としても意外です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-31 20:46:34)
48.  007/ドクター・ノオ 《ネタバレ》 
今でこそ007=アクション映画という図式ですが、改めて第1作を見たら、これはむしろミステリーではないですか。ジャマイカの情報部員が行方不明になったため派遣されたジェームズ・ボンド。ほとんどハードボイルドの探偵です。女スパイとよろしくやったあと味方に引き渡すあたり、いかにもという展開です。それが島に上陸し、ドラゴン戦車やノオ博士の研究施設が登場すると、SFチックになってきます。この変身ぶりが楽しいですね。放射能を除去するプロセスが、なんかおかしくてちょいと笑えます。ただしあくまで探偵ものの延長であるためか、それほどぶっとんだ展開にはなりません。ボンドガールのハニーも見せ場はないし、ジョセフ・ワイズマンは敵役としてはちょっと薄味。アクションもあまりないのですが、前半だけでも十分楽しめました。というか、アクションに期待しなかったから楽しめたのかも。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-19 21:28:48)
49.  ダイヤルMを廻せ!
実は、録画してから見るまで一年以上経ってしまいました。だって、これまで何度も見ていますから。内容はほとんど頭に入っている。けれど抜群に面白い。ものすごく引き込まれる。最高!
[CS・衛星(字幕)] 10点(2010-01-26 19:41:37)
50.  大帝国行進曲 《ネタバレ》 
英国の名家マリヨット家を中心に話が進みますが、敢えて言うなら主人公は時代の変化そのもの。マリヨット家はその中の一例にすぎず、さまざまな階級の家庭にそれぞれのドラマがある……というところでしょうか。ストーリーの進行は時代に沿ったエピソードの羅列であり、全体として統一された物語はありません。が、時を経るにつれ一家も山あり谷あり。その道のりをたどるだけでも面白味があります。 映画全体を貫くものとしては、戦争の存在があります。序盤はボーア戦争で、一家の主も召使いも、アフリカに送られます。男の子は単純に戦争を楽しんでいますが、残された妻たちは悲しみにくれる。ここは、階級は違っても同じような光景が展開するところがミソでしょうか。 その後時代が進むと、第一次世界大戦がはじまります。もともと舞台劇なのでここはどう処理するのかと思ったら、いかにも元が舞台劇らしい扱いでした。しかし、これはこれでありでしょう。ここでも、「残された妻の悲嘆」が繰り返されます。しかも、今度は子供まで戦争に行ってしまうことで、嘆きがより強調されています。その後戦争が終わって「現代」、つまり1933年の正月を迎えて映画は終わるのですが、終盤は当時の情勢不安を反映してか平和への祈りを強く感じさせます。このため見終わると反戦映画という印象が強く残ります。が、そうしたメッセージがなくとも、マリヨット夫妻が歩んだ道のりを堪能させてもらって、かなり楽しみました。満足です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-18 20:22:18)
51.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 《ネタバレ》 
笑わせてホロリとさせる、いかにも日本的な人情喜劇でした。喜劇といっても呵々大笑ではなくクスクス笑いを誘いますが、その方がよかったですね。 なにより、夫婦喧嘩のような左膳とお藤のやりとりがおかしい。喜代三さんはプロの俳優ではないようですが、逆に役者には出せない味が出ていました。全般的には、言動が噛み合っていないちぐはぐ感でおかしみを出しています。ただ、こればかりが多用されていたので、途中でしつこく感じてきました。一方、「十年かかるか、二十年かかるか。まるで仇討ちだ。」とか言っておきながら、七兵衛の仇に偶然出会ったりするのも、考えてみればおかしい。あるいは、壺を必死に確保しておきながら、百万両を探さず、あいかわらずノホホンとしているところとか。小市民的な喜びを描いているあたりも、松竹や吉本の喜劇に通ずるところがあるようです(源三郎が小市民かどうかは疑問ですが)。 絵としては、編集が旨い。これはやはり、いい映画に共通しているところでしょう。特に、家出した安坊を捜して左膳が矢場の内外を駆け回るところ。事前に矢場の周囲をちゃんと撮っているので、こちらにも左膳の動きがよくわかります。そしてカットのつなぎの素早く巧みなこと。あそこが一番印象に残っています。古い映画なので、台詞が聞き取りにくいことが残念。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2009-11-15 16:41:11)
52.  大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 《ネタバレ》 
これまではバルゴンの方が面白いと思っていたのですが、今回見直したらこっちの方がいいですね。道路建設をからめたのが成功。作品にリアリティを与えていますし、ギャオス対策と用地売買を並行して描くことで、物語に幅ができました。村長役の上田吉二郎や熊八コンビなど、脇役がいい味を出しています。これに対し、本郷・笠原組は単なる美男美女のヒーロー・ヒロインで、個性に乏しく残念。 ただ、特撮になるとやはり東宝に負けています。ガメラとギャオスの戦いも迫力不足で、特に肝心の空中戦のできがよくないです。ただ、ギャオス自体は足を再生したり火を消したりとこちらを飽きさせない能力を持っていて、敵怪獣としてはかなり魅力的でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-02 21:27:29)
53.  大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 《ネタバレ》 
ガメラシリーズ第2作ですが、主役は実はバルゴン。ガメラは最後にバルゴンを倒して、物語を終わらせるためだけに出てくる感じです。 そのせいかどうか、前半のできがあまりよくなかったです。ニューギニア探検はそれなりですが、バルゴンが登場してから、あまりテンポがよろしくない。これはバルゴンが四足獣のためかもしれませんが、なんかモタモタしている感じです。いつのまにか防衛隊が出動していたりして、話の展開がいまいちよくつかめません。ガメラとの最初の対決も、お互いの位置関係が今ひとつわかりにくかったです。 カレンが日本に来てから、やっとこさ話が進み出した感じです。ここからはバルゴンの弱点を突いてあれこれ作戦を立てるわけですが、その辺がとにかく撃ちまくれ!というような、通常の怪獣映画とは一線を画していて、よいと思います。 出演者では、船医の藤岡琢也がさすがの存在感。この人だけ別世界の住人のようです。江波杏子は、ヒロインなのに無表情で無愛想なのが気になりますが、役の上からは問題ないのかな? あと、ドでかいダイヤに思わず見とれてしまう女性隊員は笑えました。 記憶にあったほどは面白くなかったんだけど、まあ前作よりはよかったので、この点数で。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-18 20:04:01)
54.  大怪獣ガメラ 《ネタバレ》 
ガメラ映画を見るのは数10年ぶり。しかもこの第1作は1回くらいしか見た記憶がないので、ほとんど初見と同じ。 序盤は外国人が英語をしゃべって字幕が入るなど、意外なほどリアルな設定なのですが、それが途中で崩壊してしまいます。とにかくガメラの行動がよくわからない。東京を襲うのも謎。劇中では「エネルギー不足のため」とか言っていますが、要するに腹が減って気が立っていたということでしょうか。それよりも、人間に攻撃されて頭に来たという方が、まだ説得力があると思います。 また、博士の発言力が強すぎるのも気になるところ。それに加え、ガメラが熱に強いとなると冷凍爆弾が開発中だったり、火事を起こしたのに台風の雨で火が消えたら火山が爆発したりと、ご都合主義が過ぎるように感じました。また、ガメラは子供好きという設定のようですが、今作では子供を助けるだけでその点に触れていないので、完全に生かされておらず中途半端です。ただ、あれだけ亀に夢中だった子供が、Zプランの設備を見ただけで宗旨変えをするあたり、子供の移り気なところが現れています。こういう風に、ところどころが妙にリアルなんですな。その辺のアンバランスさが気になりました。 ところで、当時すでにカラー映画が普及していたと思いますが、なんでわざわざモノクロで撮ったんでしょう? やはり制作費の都合でしょうか。どうもその辺に、製作側の意気のなさを感じたりします。まあ、こんなにシリーズが続くとは思わなかったんでしょうね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-15 19:53:14)
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