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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4672
性別 男性
年齢 41歳

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1.  チャイナ・シンドローム 《ネタバレ》 
原発の危険性を題材にした作品ではあるが、実を言うと原発に反対する映画ではない。そうではなくて、利益の為に真実が歪められ、安全性を蔑ろにする企業と、その企業に加担し報道を自粛するメディアを問題にしている。そしてこの図式はなにも原発だけでなく、鉄道に航空機に自動車、建築物に工業製品、人間が作り出す全てのものと業界に言える普遍的なテーマなのである。だからこそ本作は、今から30年以上も前に作られ、報道カメラがフィルムであるという古さを感じさせれる内容でありながらもその中核部分は決して色あせないのである。技術者ジャックはまさにヒーローであるが、彼のような英雄は周囲が敵に囲まれているが故に孤独でもある。目の前には、巨大企業が作り上げた不条理の壁がある。命を狙われ、カーチェイスをやってのけ、銃を奪って篭城までしてでも、人々の生命と安全の為に真実を救い出そうとした。この一人の孤独な英雄に、ここまで強く共感を持つ映画は他にあまりない。それ故に、サスペンスフルで娯楽作としても良く出来てると思う。また同時に、このような題材でシリアスな意欲作を作り上げるハリウッド&アメリカという国の懐の深さも驚嘆せずにはいられない(しかも公開直後にスリーマイル島の事故が発生してます)。あらためて申し上げるが、これは「反原発」という単純な映画ではない。この作品は、観客一人一人に、あなたはキンバリーやジャック側の人間ですか?それとも、利権のためだけに生きている企業側の人間なのでしょうか?ということを痛烈に問いつめているのである。
[DVD(字幕)] 9点(2011-08-13 19:38:18)(良:2票)
2.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
ケチのつけようがない傑作。イーストウッド氏の近年の作品は、全部傑作じゃないか。凄い。凄過ぎる。普通、映画監督っていったら、働き盛りぐらいが一番脂のってて、晩年の作品てのは大概は「いかにも晩年」的な作風で終わるものなんだけど、イーストウッド氏は違う。どんどん進化していく。どんどん上へ昇って突き抜けて、誰も到達出来ない高みへと達してしまった。まさに心揺さぶられる、珠玉の一品。精神病棟を解放してあげた仲間の女性との無言の見つめ合い。僕はあのシーン好きだな。言葉なんかいらないよね。うん、これが映画ってもんなんだよ。それにしても、ついこの前も冤罪事件があったし、テクノロジーは進歩しても、80年経っても人間は全く変わっていないんだということを痛感してしまった。
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-24 21:50:47)
3.  小さいおうち 《ネタバレ》 
いや~おもしろかったですわ。何が面白いって、まさに「昼ドラ」ですやん(笑)。そりゃ、上流の奥様が、しがらみにもまれながらも不倫を続ける話なんざ、見てて楽しいに決まってますもん。家政婦は見た、じゃなくて、タキちゃんは見た、ですね。そしてまた、その当時の時代背景も知れて興味深い。妻夫木くんのポジションは、まさに教科書でしか当時を知らない現世代そのもの。この年代だから食べ物はなにもないだろうにとかそういう単純さでみちゃいけませんね。やはり生き証人の言葉は大切です。
[地上波(邦画)] 8点(2015-04-01 22:52:55)
4.  地底探険 《ネタバレ》 
ジュール・ベルヌはSFの古典中の古典ですけど、今読んでも全然古さを感じないですよ。私も原作を読みましたけど、そこに描かれている地底の世界が、この作品では見事なまでに映像化されています。このお話が未だに相当な魅力を伴って生き続けている所以は、男子が持っているロマンチシズム的要素をふんだんに盛り込んでるからじゃないでしょうかね。まず地底というものが、男の子だったら絶対一度はロマンを持つ対象でしょう。誰も見た事の無い、誰も言った事の無い世界。そこに足を踏み入れると、そこには一面に広がる大海原。そして馬鹿でかい植物達。巨大なイグアナ、、、、じゃなかった、恐竜に伝説の都アトランティスの遺跡。これら一つ一つが、まさに我々男子のわくわく心をくすぐる重要なファクターとなっているではありませんか。だから男の子がロマンの心を持ち続ける限り、この作品は不滅なわけです。半世紀も前にこれだけのビジュアルを作り上げた製作陣に拍手。そして人間の想像力の素晴らしさに乾杯!
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-10-26 00:38:36)
5.  チャイルド・プレイ(2019) 《ネタバレ》 
今度のチャッキーはAI搭載だと聞いた時は、ま〜た時流に乗った安直な物を、、、と思っていたのですが、 鑑賞してみたら意外に良くてびっくりしました。これはアリですよ。 ほとんどコメディものと化しながらダラダラと続いていた印象だったけど、この新生チャッキーはうまいことやってくれました。 ちゃんと怖さが備わってるし、まぁ正直顔はおっさん臭くて前のチャッキーの方が好きだったけど、 殺し方のえぐさはきちんと引き継がれていて安心しまた。 何より学習型のAIで、殺しに理不尽さがない。つまり人間の心のダークサイドがチャッキーをそうさせてしまっているわけです。 その写し鏡のような存在として殺戮をするので、人の心の怖さが感じ取れて良いです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-21 21:05:47)(良:1票)
6.  ちはやふる 結び 《ネタバレ》 
三作目も安定の面白さでした。台詞や展開が少し予定調和かなと思ったりもするんですが、 青春ものとして実にクオリティが高く、恋と進学とかるたの間で揺れ動く葛藤が巧みに描かれていたと思います。 ニコニコの画面は個人的にはいらんかなと思いましたが、大人の事情ですかね。 1000年前の歌が読み継がれる。カルタは過去現在未来の人の思いを受け継いでいく。 そう言う面がアニメーションで紡がれるのもまた素敵でした。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-12-30 20:30:08)
7.  血槍富士 《ネタバレ》 
今でこそ時代劇のチャンバラシーンといえば、相手を切りつけるとザシュッ!と効果音がつくものですが、 この時代ではまだそう言うのは無かったんでしょうかね。え?今ので切り終わったの?みたいに思っちゃったりする(笑)。 でも、別に人を切りつけたからってあんな派手な音がするわけないですから、こちらの方がリアルなのよね。 武士たちの態度には腹が立ったし、それゆえに最後の大暴れのシーンは見応えあってスカッとしたなあ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-11-21 20:00:17)
8.  ちはやふる 下の句 《ネタバレ》 
上の句とは違い、千早がらしくない感じになりますね。え?そんなキャラだった?みたいな。 新もそうですが、「なんのためにかるたをやるのか」っていう、アイデンティティ探しになってきます。 そして最終的には、みんなでやるから楽しいんだ、集団でやるかるたって最高じゃないかって話になる。 部活動礼賛。これほどまでに青春の素晴らしさをたたえあげた映画はあっただろうか。 子供の時から群れずに個人主義的な人間だった私でも、なんとも眩しい爽やかな余韻を感じましたね。
[DVD(邦画)] 7点(2017-07-30 23:24:46)(良:1票)
9.  ちはやふる 上の句 《ネタバレ》 
とても気持ちの良い青春映画でしたね。 出てくる人たち、全員が全力投球。観ていて爽やかです。 どのキャラも愛らしく魅力的ですが、一番はやっぱり主人公の千早で、 広瀬すずは本当ドンピシャのはまり役ですね。彼女以外には他に考えなれない。 監督さんについてはあまり存じ上げませんが、とてもそつなく巧く映像化されていて感心しました。
[DVD(邦画)] 7点(2017-07-30 23:18:42)
10.  チャッピー 《ネタバレ》 
ロボットに命が吹き込まれ、悪い人間たちに悪態されながらもいろいろなことを学んで 人の味方になってくれるという話は割とありがちなので、よく言えば安心して観てられるけど 悪く言えばおきまりパターンだな〜なんて思いながらみてたのですが、 あの終盤の展開はちょっとなかったな。というか、実写でストレートにサイバーパンクな展開は初めてじゃないかな。 からだはただの乗り物。大切なのは中の部分よって、それはつまり魂のことなんだけど、 あれだと「自分」というものがいくらでもコピーできるのでは?以前の自分と、複製した自分の意識ははたして同一なのだろうか? と、こういう設定はやっぱり考えちゃいますよね。そういう思索をさせてくれるのが面白かった。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-09-29 23:47:53)
11.  チェインド 《ネタバレ》 
監督は、なんとあのデヴッド・リンチの娘さんなんですね。 いや~、優秀な遺伝子を受け継いでますね~。 とはいっても、父親の作風とはまた違って、 とてもわかりやすく、かつリアルな描写に徹しています。 悪貨は良貨を駆逐するじゃないけど、 酷い扱いを受けて育つとその人は歪んだ性格になり、 周りを不幸にしていっちゃう。 そういう負の連鎖を描いてます。 そのどうしようもないジレンマ、そして 殺しのシーンの冷徹さ、実に刺激的で目が離せません。 犯人が女性を暴行したり殺したりした後の あの虚無感がたまらないですね。 エンターテイメントとしても存分に楽しめるし、 ある意味では「悪い奴を成敗する」定番の締め方になっていて きちんとカタルシスも味わえます。 これは掘り出し物、良作だと言えるでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-27 10:18:49)
12.  地球へ2千万マイル 《ネタバレ》 
なかなか見応えがありましたね~。この作品は、なんといっても金星怪獣イーマの魅力、この一点に尽きますよ。イーマ君がね、本当に命を宿っているかのように見えてくるんです。これはもちろんハリーハウゼンの素晴らしい技術によるところが大きいのですが、イーマ君には、観る者に共感を覚えさせるような、そういう要素があるんですよ。風貌は、爬虫類っぽいいかにも怪獣と言う感じなんだけど、二足歩行でスタスタと歩くし、人と爬虫類のハイブリッドみたいなね、そんな感じなんですよ。そして、最初のうちは小さくて可愛らしい声だしてたわけです。それがだんだん大きくなっていった。こういう経緯があるから、不思議と感情移入しちゃうんですよね。イーマ君は、むやみやたらに暴れてるわけでなく、あくまでも襲われてるのを反撃してるだけ。そしていつも脅えてる。人間が脅えるのと同様に、イーマ君もまた脅えてる。内容的にはキングコングの焼き増しだけど、象との闘いや終盤のコロッセオでのアクションなど、アニメーションと実写の合成の完成度が素晴らしいので今見ても十分な迫力を感じる事が出来ます。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-15 00:02:29)(良:1票)
13.  地球爆破作戦 《ネタバレ》 
人間は欲深く、情に流れ、自尊心がある故に誤った政治をしてしまう。全知全能のスーパーコンピュータに政治決定を任せれば、世界は平和になり、戦争は根絶されるはずだった、、、、。よくある「人間VSロボット」みたいなのとは違い、本作は人類がコロッサスに魂売ってしまえば平和が実現されるというところが皮肉な点。途中あったプライバシー侵害の話もそうですけど、人間の自由意志を放棄して、完全な管理社会にしてしまえば確かに表面上は平和になるかもしれないけれど、そのような世界に住む人々は果たして幸せなのだろうか?と考えさせられる。スーパーコンピュータの暴走という点で「2001年~」との類似を挙げる人が多いけれど、内容的には「時計じかけのオレンジ」に近いのではないかと個人的には思う。 終わり方が唐突ではあるし問題提起だけで終わってる感も否めないが、この作品を観ていて感じるのはむしろ人間の欲や利己性や自由意志に対する賛歌で、逆説的に、そういう精神が必要不可欠なんだってことを気づかせてくれてるように思う。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-29 21:50:54)
14.  地下鉄のザジ 《ネタバレ》 
主人公の少女は快活で自由奔放な性格でありますが、この作品自体も彼女の性格に負けず劣らずの自由奔放な作りとなっています。その作風たるや真に奇想天外予想外。1秒先の展開も予測不能で、シュールでオシャレでポップでキッチュ。アートでありながら、内容はからっぽという、他に類を見ない作品です。一番好きなシーンは、昔のサイレント映画風に早回しで繰り広げられる「おいかけっこ」のシーン。本当に楽しく愉快で、正直、90分まるまるザジのおっさんのおいかけっこでもよかったと思うくらい、ずっと見ていたいシーンでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-14 17:45:14)
15.  小さな中国のお針子 《ネタバレ》 
なかなかよかったと思いますねぇ。文革で書物が焼かれる時代、こっそりと西洋文学を読みそれをお針子に教える。一見重くなりがちなバックグラウンドでも、この作品ではユーモアに転嫁させてる。特にいいのは歯の治療のシーン。あるいは温泉の覗き見シーン。外の世界を知ったお針子は自ら外へと赴くが、愛する人を置いて無言で出て行くのは果たしてどうなのだろう、、、。ラストの、村がダムの底へと沈むシーン(ちょっとCGの出来がいまいちだが)はまるで思い出の行く先をヴィジュアル化しているような意味合いがあり、感慨深い。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-11-18 21:23:48)
16.  中国の鳥人 《ネタバレ》 
なかなかよかったと思いますねぇ。三池崇史ってまさになんでも屋さんの典型みたいな人で、あのデ・パルマにすら「クレイジー」といわれるぐらいのものですが、それでもちゃんと監督のしての力量はあるんだってのが、こういう割と真面目な作品を見るとわかります(笑)。インテリ風サラリーマン、暴れん坊で人情味あるヤクザ、片言のおもしろ日本語を話す中国人ガイドのおっちゃんに、今後の展開にとって重要な鍵になるうら若き乙女。なんというか、よくありがちな形式ですよね。実に王道な展開。でも実際に中国の山奥に行ってこれだけの作品を撮るのは、かなりたいへんだったんだろうなぁ。戦闘機がちょっとハリポテくさいのが残念だったけど。
[DVD(邦画)] 7点(2007-08-12 01:09:56)
17.  父親たちの星条旗 《ネタバレ》 
まず最初に、「善対悪 という単純なものではない。英雄などいない」という、この作品の主題が台詞で語られますけど、これってイーストウッド作品全てに共通してるテーマですよね。常にアウトロー、「善悪の彼岸」の世界をずっと描き続けてきた。この主題ってまさに真実であり、現実なんだけど、彼の描き方のタッチが、この主題に凄く合ってるんですよね。突き放した、非映画的な感じが、現実を描くのにとても適してる。旗を立てただけの人たちが英雄に祭り上げられ、国債を買わせる為の政府の宣伝マンになって奔走する。そのなんとも馬鹿馬鹿しい帰国後の状況と、戦闘中の悲惨な出来事と交互に展開していく構成なんで、より全体として主題がはっきり見えてきますよね。凄く無常なものを感じます。アメリカには選民思想とか、聖書信仰とか、そういう「 理想」というのがあって、常に敵がいて常に前へ進んでいかなくちゃ行けないというお国柄があるわけだけど、実際には善対悪とか英雄とか、そんな世界ではない。いつも理想と現実のはざまにあって、自己矛盾しているんですよね。それで、現実のアメリカは凄く理想に忠実なんだけど、こういう芸術作品という虚構で現実を語るんだよね。そしてそれが評価される。それがアメリカの面白いところだなって思うんです。象徴的、表層的イメージとしての写真の力。その宣伝の作用みたいなものを、アメリカは昔からよく知っていて、常に宣伝の力を利用してきた、そういう歴史があるわけだけど、あの摺鉢山に星条旗を立てる、だけどそれがやらせだとかなんだっていう話になる、これってアメリカそのものを皮肉っている。そんな感じがしますよね。単に硫黄島での戦いを、アメリカ側からの視点で描いたっていうよりも、アメリカそのものを描いたっていう印象ですね。
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-20 01:22:59)(良:1票)
18.  誓い
これは反戦映画としてとても伝わりましたよ。最後のシーン、メルが頑張って走ってさ、報告しようとするんだけど、間に合わなくてさ、あの彼、撃たれっちゃってストップモーションで終わるんだよね。すごくさ、伝わった。
7点(2003-05-22 00:16:09)
19.  地球最後の日
面白かったです。すごい話ですよね。地球滅亡するから接近する星に移住しようとするノアの箱船話、、、。お二人が言うように最後の絵は、思わず私も、絵じゃん!と叫んでしまいましたが、(笑)それ以上に雪が積もってるのに隣に緑が広がってるのが不思議です。まあとにかく、自らの命を捧げて若者に未来を託した博士に感動しました。
7点(2003-04-03 22:52:51)
20.  チキ・チキ・バン・バン
私たちの車はチキチキバンバン♪夢を乗せてはしるチキチキバンバン♪どこへ行くのもこの車で♪チキチキバンバンは私たちの友達♪見た事もないこの車♪前代未聞のこのマシーン♪どう表現しようこのスリル♪最高だ!まるで夢のよう!
7点(2003-03-01 22:23:26)
090.19%
1360.77%
2631.35%
31793.83%
43717.94%
5110023.54%
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