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1.  Dear Friends ディア フレンズ 《ネタバレ》 
感動モノというには、あまりにも雑さと破綻が目立つ作品。 まず、主役のリナがなぜあそこまでヤサグレてしまったのかの説明が一切ないのが、観客の感情移入を阻んでいると思う。  小金持ちの家の一人娘として両親に溺愛され、たぐいまれなる美貌も持って生まれたリナ。 彼女に近づいてくるのは、男も女もその美しさを利用しようという人間ばかりで、そのため彼女は人間不信になった…的な説明はあるものの、あそこまでヤサグレる理由としてはあまりにも弱すぎて、こっちはいまいち納得いかない気分のままリナの荒れぶりをみせられることになる。しっくりこない。  病気になっても、今までの所業がたたって、ちゃんと見舞いに来てくれる友達もいない。そりゃそうだよな~と見てる側は思うワケで、そこに「だって友達だから」とストーカーのようにつきまとうマキの出現は、感動ではなく恐怖をよんだよ…。  結果から見れば、マキは自分が難病だったからこそ、密かに友達として慕っていたリナが病気になった時に放っておけなかったわけで、その行動はおかしくないはず…なのだが………。 本仮屋ユイカの演技がキワモノすぎて、マキが変な子にしか見えなかったよ。  一番よくなかったのは、リナの癌もマキの筋無力症も、表面だけの知識しかない人間が描写した感じしかしなかったところだ。 乳がんで乳房を全摘したら再建手術をするのが一般的で、現実ではあんな傷跡にはならない。ああいう傷跡になるという認識は、もう数十年以上前のものだ。 男が逃げ出すシチュエーションを描きたいためにテキトーに乳がんという病気を使った感がすごくあるのだが、現実にその病気に罹患して闘病している人は多いのだから、もっとちゃんと病気について学んでから使うべきだろう。 そういう知識のない若い人がデキトーに作りました、という感じが最後まで消えないのが、残念。  途中で死んじゃう子役の子も、「けなげに病気と闘ったけど力尽きて死ぬかわいそうな子」「リナの事をすごく慕ってくれた子」という役をストーリー上必要だから振り分けられただけ、というのがアリアリだったし。  結局、荒れてた女子高生が病気でさらに自暴自棄になった時に救ってくれたのは友達で、しかしその友達はもっと重い病気で、友達を介護するために彼女は立ち直って看護師になりましたっていう、「感動的な筋書き」ってのが最初に決まってて、そこにテキトーにエピソードを作ってテキトーに配役してって言う感じが見え見えで、しらけるったらないよ。  こんなんで感動できるのは、「誰も自分をわかってくれない」って中二病をこじらせているティーンの子だけじゃないのかな。  すべてがテキトーで雑で嘘っぽいストーリーだったけど、北川景子の美しさだけは本物でした。
[インターネット(邦画)] 4点(2020-07-03 19:08:34)(良:1票)
2.  ディセント2 《ネタバレ》 
こりゃダメです。せっかくの良作ホラーの続編なのに、全然よくない。  ストーリー展開もキャラクター設定もわざとらしく、意味不明。 田舎町で権力を振り回し、理由もなくサラに敵意を抱いて、展望もなく勝手に入院中の容疑者や仲間を引き連れ、洞くつ冒険の旅に出発する保安官。 不自然なほど子どもの話をアッピールする、部下の黒人女性警察官。 前作と違い、キャラクター設定や人間関係の描写が浅いったらないです。  しかも、洞くつが全然地底の洞くつに見えない。 前作で伝わってきた、観ている方も窒息しそうな地底の閉塞感や、二度と日の光を見られないのではという恐怖がまったくない。 来た道を普通に戻ったらすぐに地上に戻れるような雰囲気で、地下2メートル程度のところをウロウロしているだけみたい。  最後には意味なく女性警察官を殴って穴に戻しちゃうしね。でもあの程度の高さなら、しばらくしたら無事に這い出してこられそうです。  単なるモンスターパニック映画になっちゃって、残念。 やはり続編は、同じ監督が撮るべきでしょう。制作総指揮、ってちゃんと仕事したの?って疑問。脚本書き直して、撮り直してほしかったです。
[DVD(吹替)] 4点(2012-05-11 22:09:12)
3.  デッドコースター 《ネタバレ》 
1、2、3とシリーズを観ましたが、この2が一番ダメ。 なんかほかの二つとは、作品の色というか雰囲気が違う~と思ってたら、監督が違ってたんですね。やっぱり。 1から続く形にしなければよかったのに。 1との矛盾があって、ストーリーというか、一番大事な「死の運命に勝つ方法」が破たんしているのが、決定的にダメでしょう。 1のラストで、アレックスは感電して一度心臓が止まって死んでるのに、結局「死の運命」からは逃れられなかった。 なのに、なんでキンバリーは逃れられたの?おかしいっす。全然納得いかない。 それとこのキンバリーというキャラに、魅力がない。 容姿は清純アイドル系でいいのですがそれだけで、ストーリーを引っ張っていくパワーが足りない。 いつもそばに引っ付いているイケメン系の警官と、クレアの二人がいなかったら、ラストまで見ようと思わないくらい、吸引力がない。 死に方バラエティですが、エレベーターに挟まれて首チョンになる女性と、その息子の歯医者でのアクシデント以外の人間たちの死に方が、あまりにもオソマツ。もしかして手ヌキ?作り手側の情熱を感じなかったなー。 1と3は、気楽なホラーが見たいな~という時に何度も観てしまいますが、この2は一回だけでいいです。せっかくクレアが出ていただけに、残念です。
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-11 08:35:20)(良:1票)
4.  ディセント 《ネタバレ》 
「地底人」って、モンスターの中でもかなりムズカシイ気がします。 笑いやチャチさと紙一重で、ツチノコみたいに「いね~よ」って即否定される感じ。レベル低めの荒唐無稽? そんなムズカシイ地底人を、うまく作ったな~っと感心しました。 盲目でチビで肉体的には退化していてあまり強くなく、数で勝負するという設定はすごく上手。 対するのが女性チームなので、これで対等というかトントンですから。 ストーリーも、単なるホラーにせずに女性同士の人間関係をからめてハラハラさせたり、人間対人間の関係を描いていてよかったです。 恋愛や家族や子供を失くすということ。そういった体験をホラーの材料にするのではなく、きちんと人間心理として描いているので、鑑賞後に心に残るものがありました。 ラストは救いがないのですが、それすらよかったです。 サラもジュノも無理のないキャラクター設定で、どちらも人間的。どちらの気持ちにも理解できる部分があり、ラストまでハラハラドキドキを引っ張って行ってくれます。地底の圧迫感もストレートに伝わってきて、何があっても絶対に洞くつ探検はしない、と心に誓いました。 数あるホラー作品の中でも、キラリと光る逸品であります。
[DVD(字幕)] 6点(2012-02-24 21:31:01)
5.  デビルマン
脚本も演技も学芸会です。ちょっと金をかけてCGに凝った映画を作ったぜ!あの『デビルマン』だぜ。学年一のイケメンを主役にしたぜ。これで学園祭はもらったぜ!そんなノリで、くらくら目眩がする作品になっています。いや、作り手側の熱意があるかないかを比べたら、これは学芸会以下の映画と言えるでしょう。 長所を一生懸命さがしたけれど、ひとつも見つかりませんでした。ホントーーーにひとっつもないんです!これは、凄いことです。 なんだかね、「そこそこお金になるくらいファンがついてて、映画化できる作品はないか?あ、デビルマンがあったね~。それ、いっちゃおう。残酷シーンも結構あるし、受けるかも。今はCGで何だって出来るんだからさ」そんな感じで作ったようにしか思えません。 この映画は、一体何のために作られたのでしょう?  原作の深遠なテーマはまったく伝えられず、ただ表面的なエピソードを詰め込んで、演技ってナニ?というレベルの、顔だけビジュアル系で貧相な体格の男の子たちにコスプレさせてみたってだけではないすか。 これなら、ふたりがタイマン勝負すればいいだけの話。デーモンだのデビルマンだのはオマケになってしまってる。 作品に対する愛は?プロとして仕事をするという誇りは?なんにもないなんて、そんなの哀しすぎる~。よって、初めての0点を献上いたします。
0点(2004-11-14 14:39:56)(良:4票)
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