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ボビーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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1.  友だちのうちはどこ? 《ネタバレ》 
ブラボー!演出がかなり淡白で、表情から台詞の言い回しまで極端な波はないのですが、それでも主人公の少年の焦りや不安、戸惑いや動揺がなんの隔たりもなくストレートに伝わってきます。この作品に描かれている親のウザさは万国共通、教師の理不尽さも万国共通、そして子どもの健気さも万国共通。全てが世界中の人々にわかるように描かれていました。全てにおいて単純だけど、丹念に練られた脚本と演出が少年の想いを100パーセント、1パーセントも汲み取り溢すことなく感じさせてくれました。なんといっても、あの鞄を開けてノートを取り出した時の少年の無表情が最高に良い。自分のせいで友だちが退学になってしまう…そんな迸る不安が彼の表情に落ちてきたかのような顔面蒼白ぶり。そして、あのラストカット!こんなに清々しい爽快感はそうそう味わえるものではありません。ブラボぉー!
[ビデオ(字幕)] 10点(2008-08-21 19:43:39)
2.  都会のアリス
これほど台詞が少なく、そして台詞をあまり必要としない映画は始めて観た。この映画は穏やかで美しい音楽や二人の息のあった素晴らしい演技や、数々の綺麗な風景など、台詞以外の部分がとても鮮麗されていて思わず見惚れてしまった。そしてストーリーは有りがちな設定だけど、その馴染みやすい平凡なストーリーは食い入るように観れてしまった。その中でも二人で取った証明写真をアリスが見つめ、笑顔になり、そして女の子らしい格好になったあの場面は、少女の“恋”の芽生えを美しく、そして繊細に描いていた。あの場面は、僕の一番のお気に入りのシーンです。そしてその後の展開は切なさがドッと込み上げてきた。大げさに言えば、片想いの恋をしている時の切なさになんとなく似ている。それほどラストは切な過ぎで、胸が苦しくなる。今も苦しい。この苦しさが消えるのに何日かかるかな?あぁ~苦しい・・・
10点(2004-09-28 22:57:13)(良:2票)
3.  東京物語
開始五分はとにかく穏やかだった。その五分と言う間に、日本映画の“静けさ”の本当の意味を知った。音楽はいらない、日常の音がただ静かに音楽のような役目になって、二人の会話を浮き立たせる。そして二人の穏やかな会話が心を和ませた。自分が持っているのにも関わらず、自分は持っていないと言って強情を張り、でも結局自分が持っている事がわかると、黙り込む。しかし妻は決して夫を責めない。その心の余裕、やさしさに感動し、泣きかけてしまった。二人は決して争い事を起こさず、無理もまったくせず、ただ自然に相手を想い合う老夫婦。優しさに満ちていた。そして僕の心は完全に癒され、幸せな気分になった。この時点で既に10点をつけると確信した。そして二人は東京へ。大都会、多人口、日本の中心へ。未知の世界へと足を踏み入れた二人だった。始めは子供達も親切に親を想い、見ていたが、徐々にその姿も雑になって行く。その姿はあまりにもあからさまで、僕自身、怒りの感情が爆発して、壁に穴を空けてしまうのを抑えるのにすごく苦労した。どうして親の気持ちを理解しない?親がどれだけ我が子を想い、どれだけ愛しているかなぜ解らない?親が何を求めて東京に来たのかなぜ気付かない?あまりにも辛く悲しかった。観続けているのが辛くなった。そんな中、血の繋がりのまったくない紀子だけがこの辛さ(暗さ)に光を灯していた。老夫婦を心から想い、優しく包み込む紀子。あまりの優しさ、親身さに涙が止まらなかった。血の繋がりはなくとも、まるで親子のような“愛”が老夫婦と紀子の間にはあったのに、実の子供と親の間には薄っぺらな形だけの親子のような関係のようにしか見えず、悔しさすら込み上げ、奥歯を噛締めても涙が止まらなかった。本当に親子の絆はこの映画のようにいつかは薄れてしまうのだろうか?そんなの辛過ぎます。悲し過ぎます。僕は絶対そんな大人にはなりたくない。でも、今はそうならない自信がある。それはこの映画を観たから。僕に親という掛け替えのない存在の大切さに気付かせ、深く考えさせる切っ掛けを作ってくれた。僕はこの気持ちを絶対に忘れない。僕に親の大切さを“映画”という形で教えて下さった小津安二郎監督に、感謝の気持ちと敬意を払い、10点を点けさせていただきます。僕はこの映画が大好きです。本当にありがとうございました。
10点(2004-08-23 15:17:13)(良:3票)
4.  12モンキーズ
理解しきれなかった、でももう一度見たら面白いかも... (2013/11月変更/4点→10点)面白いよ。しびれるほど。
[DVD(字幕)] 10点(2002-12-12 17:30:41)
5.  トゥルー・ロマンス 《ネタバレ》 
夕焼けに染まる浜辺を歩く2人とちびっ子の姿を見ながら涙をグッと堪えて「ちくしょー、良い映画だ」って心底思い、彼らのこの先が平穏であることを願った。欲深さのない澄んだ心を持った2人が出会った瞬間、欲の為に必至こいている奴らは到底2人にはかないっこ無いんだ。これは起こるべくして起きた奇跡の話。でも、こんなステキな映画を撮れるトニーがもういないなんてあまりにも哀しいな。どうか、ぼくが死んだら「素晴らしい映画だった」って伝えに行きたい。
[DVD(吹替)] 9点(2012-12-21 01:48:49)(良:2票)
6.  ドライヴ(2011) 《ネタバレ》 
冒頭から、どこの国の音楽かわからないがそれとなくキャッチーで若干ダサイ匂いのする音楽が多用され、雲行きに若干の不安を抱きましたがそれを一転させる静けさにグッと集中力が高まり緊張感が全身を包みました。音のON / OFFによる意識的な聴覚への刺激が生む、視覚の集中。冒頭でこの作品の、あるいは監督のやらんとしていることが明解で「ON / OFF」の切り替えによる効力を存分に発揮させた作りになっており、監督の作家性とすごくマッチしていたように想います。また、主人公の過去どころか名前すら明かされないこの物語が何を観客に投げかけているかと言えば、観客の想像力を信じているということです。大まかな人物像を描き、その他は説明はしないことによって観客は無意識に彼のバックグラウンドをおのおので想像するのです。このライアン・ゴズリング氏、序盤のポーカーフェイスはようするに理性、冷静さの作られた彼の表情であってそれがアイリーンを愛してしまった事で強固であった筈の理性が徐々に崩壊し出します。壊れかけの彼の心情は「説明」ではなく「画」の中の行為、それを象徴させる「何か」で表現されているのがラジエターを直すシーン。手元だけを照らす照明、顔は暗部。後ろに流れる音楽がその手元を狂わす。壊れているのは彼の心であり、車の心臓部ともいえるラジエター。正常に戻す為、また走り出す為、あるいは理性をそこに維持する為。メタファーが心を抉るようにその切ない心理がヒリヒリと胸に滲みる。そして狂い出したラジエター。理性とは。今日の文明社会ではやっていいこと、だめなことが山ほどあってそれをモラルとか道徳観とか法律とかマナーとか、そういった社会の一人として波風立てず生活する為に“破壊の本能”を押さえる自己制御の意識。その意識の強かったのは、本能が人一番強い彼がいたからだろう。彼自身が最も彼をわかっている、それが観れば観るほどよくわかるからこそ、その崩壊のカタルシスとアンビバレントに押し寄せる切なさに胸が苦しくなる。相手を求めれば求めるほどに比例して、喪失を予感させ、その一連が終わった瞬間、このシーンの全てが暴力であり、愛である事を強く感じました。ラストシーンも同じで、生きているかも知れないし、すぐに死ぬかもしれないが、その先を観客が想像した時、映画がその人の中で真に動き出す瞬間なのだとぼくは思います。
[映画館(字幕)] 9点(2012-04-13 20:50:42)
7.  トイ・ストーリー3
大好きなピクサー作品の中で 唯一のシリーズもの。 擬人化する現実味のない作風をディズニーが 作らせようとするが、 ピクサーがしたいことは そうじゃないとぼくは信じている。 ぼくらが気づいていないだけで 彼らはぼくらの知らぬ間に動き出し、 友情を育み、愛に生き、 幸せを求め、 人と同じように悪戦苦闘している、 そう思えることが ファンタジーの醍醐味だと思う。 だからぼくらは気付かされる。 幼い頃に遊んだ ウルトラマンの人形、 迫力満点の100/1ゴジラ、 合体する戦隊ものおもちゃ、 ぼくはどうしてしまったんだっけ、と。 いつからあそばなくなり、 どこへやってしまったのかもわからない。 お世話になったのに。 大人と呼ばれる年齢になった今、 この作品を通して 幼きころの追憶に帰らされる。 きっとぼくに子どもができたら、 おもちゃを買い与え、 そして子どもにこの作品を観てもらう。 泣いて、笑って、感動して、 ウッディやバズ、アンディたちを 好きになって、 おもちゃを大切にすることを 微笑みながら きっと感じてくれると思う。 友情や愛情、ものを大切に気持ち、 それらを強要ではなく、 ちゃんと感じることのできることが 本当に素晴らしい。 伝えたい想いは、 ウッディやバズから教わった。 まっすぐな優しい笑顔から、 強く強く伝わった。 大人も昔は子どもだった。 子どももいつかは大人になる。 全ての人間の心に届く おもいやりに満ちた作品。 ありがと。  
[映画館(吹替)] 9点(2011-06-06 08:50:57)(良:2票)
8.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
作品の中で非現実的なタイムリープをやりたい放題行っているのに、目が向くのは、現実的な三人の行くへだけ。聞きたいくない事、やりたくない事、やられたくない事、やってしまった事。主人公の少女は自分の想い通りにしたいが為にタイムリープを繰り返し、ミスをやり直すためにタイムリープをし続けた。その結果、彼女は取り返しの付かないミスをする(ここでの葛藤は、観ているこっちまで苦しくなる)。無邪気に使っていた事を後悔し、やり直す事のできない現実に涙を流す。そして、彼女が最後にしたタイムリープは、自分の為じゃなく、大切な人の為。そして未来の自分の為。彼女は少女から大人になる為に、進むべき目標を見つけた。あぁ、この映画はなんて素晴らしいのだろう。今を楽しむという、青春の原点を思い出させ、そして見せ付けてくれる。あぁ、素晴らしい!あぁ、高校生に戻りてぇー!
[映画館(邦画)] 9点(2006-08-23 21:33:28)(良:2票)
9.  戸田家の兄妹
ひさしぶりに小津作品が観たくなり、そこで手に取ったのがこの作品。『東京物語』で心から感動した僕は、家族の崩壊を題材にした小津作品が他にもあると知り、そこで拝見したのがこれ。序盤では、なんら家族に異常はなく、ストーリーはたんたんと穏やかに進んで行く。しかし、後半に入ると遂に崩壊が始まり、理不尽で、無責任な子供達の行動の数々に、怒りを感じずにはいられなかった。壁に丸い拳大の穴を開けてしまいそうになった。そして終盤では『東京物語』では無かった、無責任な兄妹達の行動に対し、次男が厳しく説教する場面があるが、あれは非常に爽快だった。良くぞ言ってくれました!と歓喜の拍手を贈りたくなるほど感激しました。腹が立つ事もありましたが、終って見ればとても晴れがましい気持ちで胸が一杯です。この小津作品もとても素晴らしい内容の、素晴らしい作品でした。
9点(2005-01-07 19:30:02)(良:1票)
10.  ドライビング Miss デイジー
頑固で意地っ張りだけど本当はとても寂しがり屋で優しいデイジー。そして、その頑固さにぶつかり合うことなく優しく対処するホーク。その姿を観ているととても和んだ。100分間和みっぱなし。こんなに苦痛のない優しい映画は滅多にない。素晴らしい作品でした。 
9点(2004-07-20 18:36:06)
11.  遠い空の向こうに
僕も主人公のホーマーと同じ心境と同じ想いです。その為、終始感情移入しまくりでした。ふとした切っ掛けによって、突然やってみたい事が現れ、それを深く知り、徐々に興味は趣味へ、趣味は夢になった。主人公の場合、それがロケットを空高く飛ばす事だった。そしてホーマーはロケットでどうにか、道を切り開きたいと思いはじめる。しかし父親は猛反対する。当然の事だ。夢が叶う確立は極僅かで、希望も薄く、ホーマーを100%信じる事ができない事は観ている僕も思った。それに父親は自分の職を継がせたいと考えるのも理解できる。将来は安泰だし、努力も必要ない。だけど、夢を忘れようと想えば想うほど、その想いは強くなり、抑えようとする心が死ぬ程苦しいのもわかる。そして、父親という大きな壁がホーマーの“夢”という道を阻もうとする。でもその大きな壁を乗り越えた時、手にする“夢”はとてつもなく輝ける大きなもの。それは、その壁があったからこそ手に入れる事のできるものだと思う。その壁があったからこそ、親の想いをちゃんと理解する事もできたし、一度決めた事を諦めない事の大切さも知れたのだと思う。それらの事は僕にも当てはまる。自分の夢や目標は、そう簡単に諦めてはいけない。自分もホーマーを見習い、自分の目標と大きな“夢”に向かって、今はまだ手の届かない「遠い空の向こうに」突っ走って行きたい。
[ビデオ(字幕)] 9点(2003-12-16 21:15:36)
12.  となりのトトロ
この映画は最高です。現実と非現実を兼ね合わせることで、共感と夢を与えてくれます。自分の身長が今の半分くらいしかなかった頃から一体何度見たんでしょう。自分でもわからないし、もうそんな事はどうでもいい。きっとこれからも死ぬまでに、何度も何度も見ると思う。僕はきっとその度に新しい感情をこの映画の中から掬い取り、そして飲み込むのだと思う。いつかきっと僕にも家族ができ、そして子どもができた時、まっさきにこの映画を見せたいと思う。僕の子どもが初めて観る映画はトトロで決まり。愛を感じ、家族を想い、そして夢を持つ。トトロはいるんだ、そう思って欲しい。子どもの時にしか感じられないあの高揚感を僕は今もこの映画を観るたびに思い出し、そして感動のあまりいつも涙する。子どもに夢を与える。その大切さを大人になりかけている今、この作品を思うだけで深く感じられる。映画とはいつまでもそういうものであって欲しい。
[DVD(邦画)] 9点(2002-12-12 17:45:30)
13.  とらわれて夏 《ネタバレ》 
「Labor Day」労働者の日。夏休み最後の休日。つまり、新学期が始まるその前の日ということ。本作が描き出すのは人生の再出発までの三日間。見事なタイトル。
[試写会(字幕)] 8点(2014-09-25 16:53:44)(良:1票)
14.  扉をたたく人
タイトル後のファーストカットから訪問者が訪れます。 この作品は玄関や扉付近でのお芝居が本当に多く、  それがこの作品のテーマであることを意味しているように思います。 他人との繋がりの場である玄関や扉の持つ比喩的な 出会いと別れの表現が全編通して大変うまく描かれていました。 音楽以外に興味のない男が、音楽を通して他者への 興味、関心を抱いていくという内容で、作り方が 強引ではなく、とてもスマートで心地良かったです。 1人ぼっちを平然と受け入れていた男が、 他者に興味を持ったことで孤独を知り、 ラストカットでのあの俯きかげんに、寂しそうにジャンべを 強く強く叩くシーンはとても心揺さぶられました。 アップが無くても彼の涙も想いもヒシヒシと感じれました。 社会と人間を丁寧に描いた優しい映画でした。  
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-23 20:27:52)(良:1票)
15.  童貞。をプロデュース
ドキュメンタリー映画を劇場に足を運んで観る事は滅多にないのですが、この作品はこのタイトルからも強烈なインパクトと魅力を放っていて、もう観たいという気持ちを抑えられませんでした。映画が始まる前も最近では珍しいほど緊張というかワクワクして、始まってからはもう笑ってばかりでした。童貞くんたちの純粋な変態な感じやピュア過ぎるがゆえに臆病なところとか、自分を見ているような気持ちになってしかたありませんでした。そういった童貞くんたちのキラキラしていて魅力ある部分を、松江監督はしっかり切り抜いて、テンポのいいカッティングで楽しく見せてくださった。こんなに映画を観終わって清々しい気持ちになる作品も珍しく、“ドキュメンタリー=お硬い”イメージも吹き飛ばしてくれた。こんなに気持ち悪くて不器用なのに、それが素敵に見えて仕方ない。親近感を通り越して愛おしさすら憶える。良い映画を観たとつくづく感じました。
[映画館(邦画)] 8点(2007-09-10 00:55:29)
16.  トイ・ストーリー2
よく「相手の気持ちになって考えろ!」と叱られたものです。そうです。そうなんです。考えなければ。そう、玩具の気持ちになって玩具で遊ばなければ。昔の僕は、ウルトラマンの頭の先端の尖った部分を母のケツの穴に突っ込んで、その先端の部分の匂いを嗅いでみたり、自分の鼻の穴にウルトラマンの手の先を突っ込んで鼻クソほじったり、砂場でウルトラマンの顔だけ砂の中に突っ込んで笑い者にしたり、幼い頃の僕はウルトラマンを何かに突っ込むばかりで、残酷で惨い事ばかりしていた。ウルトラマンの気持ちも考えずに・・・あぁ~ゴメンよぉ。僕が悪かったぁ。君の気持ちも考えずに・・・これから先、僕に子供ができたらこの映画を見せ、玩具の気持ちを考えられる子供を育ていきたいと強く思ったよ。
8点(2005-02-26 09:30:01)(良:1票)
17.  ドーン・オブ・ザ・デッド
ゾンビ=のろまで無能、が僕の中のイメージでした。しかし、この映画に登場するゾンビさん達はとてもスピーディーで、生きている間では早歩きすらまともに出来そうにない巨体のおばさんでも、一度ゾンビに変われば100メートルも10秒台。まさに驚きです。さらに天上にしがみ付いて、待ち伏せしたりと知能を働かせ、作戦のように襲いかかってくるその姿は、ある意味人間以上に有能。 人間の固定観念をほんの少し変えただけで、驚く程ゾンビは進化し、成長した。これはある意味ノーベル賞に値する。僕は終始ビビリ、笑い、感動し続けていた。この映画は発想の転換が生んだ、傑作です。
8点(2004-11-05 19:50:10)
18.  トト・ザ・ヒーロー
子供ながら姉のアリスに熱い愛を抱き、嫉妬し、そして大人のように情熱的な恋をしたトマ。僕は彼に感情移入は出来なかった。でも彼の人生には感動した。父を失い、母が崩れ、さらには愛する姉アリスを失ったトマ。本当なら他人である一家を心から愛し、逆に本当なら家族である一家を憎んだ。そして、アルフレッドに怒りは向かい、復讐を誓った。胸が張り裂けそうなほど切ないトマの人生。でもその切なさは灰となり、青空にちったトマと一緒に僕の心から消えて行った。僕にとってトマはヒーローだ。
8点(2004-09-15 18:03:45)(良:1票)
19.  ドラッグストア・ガール
おっと!そこの君、勘違いしてはいけない。この映画は田中麗奈の映画であって、決して面白い映画ではないのだよ。間違いないから。美しい田中麗奈が観たいのなら、その手に持ったDVDをレジに持ってゆけば良い。ただ勘違いは良くないのだよ。勘違いは・・・そう、田中麗奈の映画だから。田中麗奈に8点。
8点(2004-08-24 18:28:30)(笑:1票)
20.  トロイ(2004)
映画好きの先輩と二人で観て出来たのですが、その帰り道。映画への感想や良かった所、悪かった所を高校生なりに評価をしあったり、満足度や気に入った所などをダラダラと語っていました。こういう、観終わった映画について語り合う事も映画の良さの一つだと思う。それにこういう会話が起きない映画はやっぱりつまらないって事だと思う。 はぁ~・・・それにしてもブラッド・ピットにしても、その他の男優さん達にしても・・・筋肉が・・・肉体美というか・・・ス、スゴイ、マッチョウで羨ましい・・・胸筋。欲しい・・・はぁ~、キンニクよ。あぁ~、アキレス・・・
8点(2004-06-20 22:18:38)
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