21. 永遠に美しく・・・
ゴールデンキャストで作ったB級映画のノリだけどかなり面白くて笑える。FSXで大女優の顔をメチャメチャにしたり、180度回転させたり、腹に大穴開けたりもうやりたい放題。G・ホーンもM・ストリープもよくこんな役を引き受けたなぁ、って思うけど、大女優だからこその意外性や女同士の張り合いっこがデフォルメされてて面白い。B・ウィルスだって情けない男でいつもと違うイメージ・・楽しい夢や映像マジックを見せてくれるR・ゼメキス監督は大好き。 7点(2003-05-11 13:26:54) |
22. 鳥(1963)
鳥はこわーいですよ~、襲われたこたぁないですが、カラスなんて執念深く復讐するそうで・・それがあんなにいっぱい!!美人女優のT・へドレンをあんなにつつかせて襲わせて、ヒッチコックって女優いじめのサディストだったかも。(有名な「サイコ」だってしかり)なんであんなに突然鳥が人間を襲い始めたのか、その不条理に答えはない。ヒッチコックは「自然は復讐する」とのみ言ったらしいけど。 7点(2003-05-11 13:04:48) |
23. 友だちのうちはどこ?
今時の日本では見られないような、一途な少年の行動が淡々と描かれている。ドラマとも言えないようなお話を、カメラがただ追って行くだけの作りだけど、その単純さが返ってじんわりとした感動になってくる。 7点(2003-05-11 10:44:43) |
24. となりのトトロ
何度見てもいいですねぇ。ノスタルジー、ファンタジック、ロマン、美しい色彩の絵、キャラクターのかわいさなどなどいいところは随所にある。「千・・」にも再登場した「まっくろくろすけ」はお気に入りです。大人にも子供にも夢を見せてくれて、十二分に鑑賞に応えられるアニメ。これも全世界で見て欲しい。 10点(2003-05-11 10:30:24) |
25. トットチャンネル
トットちゃんというユニークな人柄とTV創生期の話という魅力的な題材で原作も興味深かったが、撮影風景など映像になると可笑しくて笑える。斉藤由貴はイメージ的にはまってる感じ。 6点(2003-05-11 10:16:25) |
26. トッツィー
D・ホフマンはもう皆さんの絶賛に全く同感です。女だろうと、ドブねずみであろうと何でもなりきってしまうだろう凄さがあります。これも女装のホフマンが何ともおかしくて痛快。ロビン・Wもだけど、この顔で!という意外性がいいのかも。 8点(2003-05-11 10:11:02) |
27. ドクトル・ジバゴ(1965)
デビッド・リーンらしい、壮大な一大叙情詩。モーリス・ジャールの「ララのテーマ」の音楽と共に、雪原の広大なシーンが印象的。ロシア・10月革命のなかで翻弄される男の悲恋(浮気?)が、ラストはモスクワでめぐり逢えたか!というところで、バッタリ心臓麻痺で終わるのがなんともあっけなかった。<余談>原作者のP・パステルナークはノーベル文学賞を受けたのに、反革命的文学だというので、ソビエト作家同盟から除名され、結局ノーベル賞も辞退せざるを得なかったとか。 8点(2003-05-11 09:54:56)(良:1票) |
28. 東京物語
笠さんの父も東山さんの母もいい。東山さんの内面からにじみ出てくるような暖かくてふくよかな人柄に「日本の母」を感じる。二人の自然体の演技は何ともいえない。あちこちで交わす夫婦の会話の数々がしみじみとする。忙しい子供達にさほど孝行してもらったわけじゃないのに、「私たちは幸せですねぇ」「そうかなぁ」「そうですよ」(のような)会話にしんみりする。久々に子供たちみんなに会ってあっけなく死んでしまう親に、孝行するのは今のうちと痛感する。親子、嫁などそれぞれに交わされる会話の一つ一つにいろんな感慨がわく。 8点(2003-05-11 09:23:37) |