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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3241
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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61.  どん底(1957)
特別、傑作ではない。 群像劇スタイルで、社会の底辺に生きる人々を丁寧に描いた内容。  不景気の現代にも通ずる内容で、現代に当て込めばそれなりに含蓄を感じる部分はあった。  左卜全の自然な演技は素晴らしい。  それにしても、黒澤明は香川京子の使い方がヘタ。 使うからには、可憐な香川京子を撮ってほしい。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-08 00:41:32)
62.  TOMORROW 明日 《ネタバレ》 
ある理由があって、苦手の黒木和雄作品を観た。 これまた原爆映画で、全く面白味がない。 しかも、「明日」というのは、8月9日の長崎原爆投下の日をさしていて、その前日をひたすら静かに群像劇スタイル描く、という誠に趣味の悪い内容。  観ている者は誰しもが、この日の翌日に原爆が投下されて、全ての幸せが無になると解っていて観ているわけだが、全ての内容がそりゃあ虚しく感じられ、観ていて気色が悪くて仕方なかった。  描かれている内容がたとえどんなに不幸で陰惨なものであったとしても、例えばラストシーンで希望の光を感じる終り方を見せるような作品であれば、その作品は「良かった」と私は感じられる。 ところが、些細な幸せを描いて、ラストで原爆ボーンでは、観終えた後の気分が最悪である。 これは趣味の問題かもしれないが、私はこんな気色の悪い映画は二度と観たくない。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2010-07-27 23:23:43)
63.  遠い道のり
グイ・ルンメイの美しさが際立ったアジアの逸品。 『藍色夏恋』で初めて目にした時は、特別魅力的には感じなかったが、本作では透明感があり、どこか神秘的な美しさを持つ少女に見えた。 この時25歳。 25歳としての大人の魅力も見せながら、細い肢体を中心とした少女的な魅力も感じられる。 彼女が最高の美しさを持った頃に撮られた、まさに絶妙のタイミングの作品ではないだろうか。  話としては台湾映画らしいのんびりとしたもので、特別楽しくはないが、ゆっくりとした時の流れに、身を委ねる気持ち良さがある。  謎の多いストーリーで、何度か観ても鑑賞に耐え得る作品だ。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-30 00:36:22)
64.  毒婦高橋お伝
出演者に私の苦手な下膨れが多く、正直、参った。 特に、“毒婦”お伝は美女という武器を使って男を翻弄する役なのだが、下膨れで横顔のアゴラインがむくんでいてどうにも魅力を感じようがなく、致命的に物語に入り込めない。  だが、どうもこの作品には怪しげな雰囲気が漂っていて、それが面白い。 カルト的な味わいのある日本映画である。
[映画館(邦画)] 6点(2010-06-20 15:52:01)
65.  トウキョウソナタ
細部にリアリティを欠き、更には突飛すぎるストーリー展開に難あり。 ただし、序盤は面白く、サラリーマンの悲哀を面白哀しく綴っているのは、まるで他人の不幸を覗き見しているようで楽しめた。 家族のエピソードを切り捨て、香川照之の失業物語的な内容に絞ってくれたら、もっと秀作になったに違いなく、そう考えるともったいない作品であった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-22 03:13:28)
66.  東宮西宮 《ネタバレ》 
ゲイの少年を変態として拘置した警官。 警官は当直で暇との理由から、ゲイの少年の独白に耳を傾ける。 最初は真っ向から批判した態度だったが、じょじょに少年の話に引きこまれていき、やがては・・・  という流れではあるが、警官にそのケがない限り、いくらゲイと二人きりで誘惑されたところで、キスをしたりはしないと思うのだが。 その辺り強引さは感じられたものの、人間、自分が正しいと思っていても、ある種の閉鎖的空間に置かれた場合、自分がどうなっていくかの保証はない。 そういったことをテーマにした内容としては、主題が良く伝わってくる力作だと思う。 しかし、ゲイに女装させ、そこからキスへと移るくだり、怪しい気色の悪さを放っていた。  好みではない作品だが、チャン・ユアン監督の、何でも撮れるぞ!的な懐の広さは本作でも感じた。 撮るたびに趣きの異なる作品を放ち続けるチャン・ユアンという監督。 その器用さという点において傑出したものを感じる。  今後もチャン・ユアン監督の作品から目を離せない。 そして、次はどんな作品を撮ってくるんだろう、と期待させてくれる監督である。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-12-20 02:39:25)
67.  TOKYO!
3本からなるオムニバスだが、いずれの監督の作品も観たことがないので、入門的な感覚で鑑賞した。 1本目のミシェル・ゴンドリーのは、後半のファンタジーな展開に呆れてもうた。 2本目のレオス・カラックスのは、冒頭の部分しか面白いとは思えず、後半になるにつれ、刺激が減退していき、飽きがきた。 3本目のポン・ジュノのが一番良く、蒼井優の存在感は光るものがあった。 あんなピザ配達人が自分の部屋で気絶して寝転がったら、ボタンを押すだけじゃガマンできないかもしれない~(何を?)
[DVD(邦画)] 6点(2009-12-08 22:34:07)
68.  遠い一本の道 《ネタバレ》 
国鉄に勤務して30年。 保線工として人生を鉄道に捧げた男の一生を描いた作品。  伝記的な面白さがあり、しかも実際の国鉄職員の証言と思われるナレーションも入るので、セミドキュメント的な趣きもある作品である。  国鉄という組織で一生働くことの過酷さ、その過程で起る数々の出来事。 一人の男と、その妻の半生がたっぷりとリアルに描かれている。  現在は観光地化してしまった長崎の離れ小島、通称「軍艦島」をロケーションにして、ラストの数十分が描かれ、貴重な歴史的資料としても存分に楽しむことができる。  ストーリーとは全く関係なく、「軍艦島」の30年前の姿を映像として観たい方は必見の作品。 そして又、国鉄に永らく勤務していた方も必見の作品である。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-10-15 01:41:57)
69.  ドクトル・マブゼ 《ネタバレ》 
サイレント大作ってのは、鑑賞しきるのに体力を要するが、その分、その静寂たる世界に浸れる心地良さもある。 本作もまさしくその特徴に漏れない。  マブゼの冷徹ぶりを見せ付ける前半からして、ラストの落とし方は納得がいく。 しかし、予定調和の感も否めず、それほど楽しめたとは言いがたい。  ただ、フリッツ・ラングの魂が聴こえてきそうな、その大作による力作ぶりは凄まじいものがあり、サイレントを代表する一作として揺るぎないものを感じた。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-10-13 00:35:19)
70.  徳川いれずみ師 責め地獄 《ネタバレ》 
これって、徳川モノ(江戸時代モノ)の異常性愛シリーズの中じゃ、いまいちでしょう。 “いれずみ”という題材だけで一本撮るのは、ネタ的に厳しいんじゃなかろうか。 『徳川女系図』『徳川女刑罰史』『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』と、この頃は石井輝男監督も立て続けに同系統の作品を撮るが、この作品で江戸時代異常性愛絵巻はネタ切れとなってしまった。 本作よりも、上述の三作品の方が、扱っているネタもバラエティ色豊かだった。 だが本作は、“いれずみ”ネタが最初から最後までひっぱられ、異常というより、単にいれずみ映画(?)になってしまっているのだ。 正直後半は、飽き飽きして長く感じてしまった。  それにしても、橘ますみは本作でも魅力タップリであった! 橘ますみほどエロかわいい女優さんは、他にはいない。 現代においても、もちろんいない。 橘ますみという可憐な女優さんを観るためだけに本作を鑑賞したとしても、それはそれでアリだろう。
[ビデオ(邦画)] 5点(2009-10-11 01:04:20)
71.  ともしび(1954)
子供だらけの大学芸会。 教育委員会だのアカだのと、多分に思想的なものが背後にちらついている。 そういった社会的圧力と現場の教育問題との折り合い。 主題ははっきりしていて良いが、子供だらけの映画はそれほど好みではない。
[DVD(邦画)] 4点(2009-10-01 22:52:25)
72.  トト・ザ・ヒーロー 《ネタバレ》 
最後死ぬ時にようやく本人に成り代わることができた。 そういうオチが全ての映画で、それまでが大したストーリーがないだけに、時間軸をずらしたり、妄想部分を見せてみたりと、演出方法に工夫をせざるを得ない内容。 時間軸をずらさずに、普通に時系列的にストーリーを見せて、しかも内容が深くて重厚な話で、更にしかもあのオチなら傑作になり得たと思う。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-09-23 02:34:41)(良:1票)
73.  どついたるねん
ボクシング好きの私という観点で観ると、ただボクシングの試合を観ているだけでは分からないボクサーの裏側というか、体重を搾ることの大変さとか、そういう部分が実にリアルで楽しめた。  それに対し、映画好きの私という観点から観ると、赤井英和のあまりの素人さぶりに映画としての質の問題を考えてしまった。  そんな中、原田芳雄は孤軍奮闘の熱演。 元々、そんなに好きな俳優ではなかったが、そんな自分の原田芳雄に対する印象を変えてしまう位のかっこよさ。 赤井英和のまずい演技にも関わらず、この作品が映画としての体裁を立派に保っているのは、他ならない原田芳雄の熟達した熱演に拠る所が大きいと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2009-09-13 16:24:44)(良:1票)
74.  どっこい生きてる 《ネタバレ》 
なんとも暗い作品で、観ていて楽しい気分にはなれない。 最後は希望を含んだ展開をみせて終わるものの、どこか強引で少し不満。 子供が危険にさらされて、奮起してまた日雇いで仕事を探す、という意味であろうが、日雇いで何とかなるなら、一家心中なんか考えなかったはず。 そこら辺が少し納得がいかない。  ただし、河原崎長十郎の演技は迫真に満ちており、往年の爽やかな印象とはかけ離れた落ちぶれた男をすんなり演じているのはさすがである。  それにしても、中村翫右衛門が中村翫右衛門に見えなかった! 役作りのせいか、それとも老けたせいか。 もっと小粋な雰囲気をもった役者だと思っていたので、すこし寂しい気分だ。
[DVD(邦画)] 6点(2009-09-10 05:55:41)
75.  泥の河 《ネタバレ》 
レーザーディスクにて図書館で鑑賞。 LDってのは、あの重さ、あのデカさがとにかく個性的で、リッチな印象がある。  さて、本作について。 1980年代の邦画最強の1本ということで、かなり期待して観たが、残念ながらその期待を上回ることはなかった。 子供が主演で、実にうまい子役だとは思うが、子役に頼り過ぎ。 俳優や女優の深みのある演技や、若手俳優や女優のフレッシュ感とかが映画の良し悪しを左右すると思っているだけに、これだけ子役に出ずっぱりをやられちゃうと、感心はするが、どうも映画としてはいまいち楽しめない。  ただし、蟹をマッチで焼く子供ならではの残酷さ、子供が売春行為を目の当たりにしてしまうことの背徳感は、モノクロの泥臭い映像と相まって、心に強く突き刺さった。  小栗康平がこの1本目で賞を総なめにして監督デビューするが、この作品で過大に評価されてしまったのではないか。 その後の作品も『死の棘』を除いて良いと感じた作品もなく、ここまで賞を与えてしまった功罪というものを考えずにはいられない。
[レーザーディスク(邦画)] 5点(2009-09-06 17:12:41)
76.  東京裁判 《ネタバレ》 
これまた、物凄いドキュメンタリー、いや記録映画を観てしまった。 良質なドキュメンタリーは、やはりどんなジャンルの映画も凌駕してしまう。  東條英機といえば、A級戦犯として知っているし、親からもよく話を聞かされたし、歴史の授業にも良く出てきた。 だけど、考えてみたら、肉声を聞いたのは初めてだ!! 東條英機の映像と肉声、そして話し方、手振り身振り、それらを観られたことは予想以上に衝撃だった。 A級戦犯たちの肉声や姿を観ることができるだけでも、極めて貴重な作品である。  ところで、本作はどういう立場から撮られたのだろうか。 アメリカ政府が、本作品の制作にあたってだいぶ協力したらしいが、それにしてはアメリカ批判色が強く打ち出されている。 なぜなら、締めくくりが、アメリカのベトナム戦争参入に対する批判の文字で終わるからだ。 それに、戦勝国アメリカが一方的に日本軍を裁いたというメッセージが強く伝わってきた。 客観的にというより、どちらかと言うとA級戦犯たちを擁護しているように感じた。 それが良いか悪いかではなく、そう感じたのだ。  ところで、この記録映画は実にリアルに昭和というものを描いている。 これほどまでに生きた昭和史を目で見た記憶は他にない。 そういう意味で、類い稀かつ貴重極まりないフィルムである。
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-08-10 02:06:02)(良:1票)
77.  灯台守の恋
なんとなく観始めて、なんとくなく盛り上がって、最後はしょぼくおちた感のある内容。
[DVD(字幕)] 5点(2009-07-01 22:13:42)
78.  特別な一日
子供6人を抱える母親が、家事に追われ、刺激を求めたというソフィア・ローレンの心理は理解できたものの、同性愛とやらのマルチェロ・マストロヤンニが、ソフィア・ローレンを執拗に誘う心理がどうも理解できなかった。 反ファシズムの党員として、アパートメントから出立する前日の「特別な一日」にそういう行動に出たともとれるが、それにしてもシックリはこない。 前半から中盤にかけての、男性から誘われる側の女性の心理を緻密に描いた部分は良かったのだが、後半にかけていまいち乗りきれない作品だった。  ただし、淡々と描写される室内の登場人物達の動き、屋上での男女二人のやりとりなどは、とても印象に残るシーンだった。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-29 00:15:39)
79.  東京流れ者
何が良いのか分からない。 渡哲也も二谷英明もかっこいいとは思えない。 東京流れ者のしつこいテーマソングに飽き飽き。 流れ者だから女を捨てるってのも別にかっこいいとは思わない。 映像も普通。 話もつまらない。 アクションシーンが凄いとも思わない。  っていうか、鈴木清順が偉大だとは思わない。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2009-04-26 01:17:28)
80.  鳥(1963) 《ネタバレ》 
鳥がただ襲ってくるという内容なんだけれど、その映像美とヒロインの美しさによって特別な雰囲気を醸しだしている。 ヒロインの着ている緑色のスーツがとにかく綺麗だし、ブロンドヘアーも鮮やか! これだけで十分に堪能できる。  内容としては、何故、鳥は襲ってくるのか?といったミステリーを投げかけるもの。 でも、理由は最後まで明かされない。 これは投げっぱなし以外の何物でもない。 収拾がつかず、そのままドボン。 評価は分かれそうだが、個人的にはマイナスかなぁ。   でも、鳥が襲ってくるのは、理由なき自然災害と同じと考えれば納得がいくか・・・
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-23 19:48:30)
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