81. トーク・トゥ・ハー
《ネタバレ》 偏執的な一方通行の愛を描いた内容。 内容そのものは衝撃的ではあるが、究極の純愛を描いている。 それも一方的な恐ろしいまでの愛を。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-11-04 06:20:56) |
82. 友だちのうちはどこ?
《ネタバレ》 ガキが友だちの家を探すだけの話なんだけど、出てくるおとな達がことごとく無視してくる。 一人だけ話を聞いてくれた爺さんは、もうろくし過ぎで役に立たないという難儀な話。 ラストは友だちの宿題をやってあげて、ハッピーエンドで、後味は悪くない。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-04 23:19:00) |
83. 東京上空いらっしゃいませ
《ネタバレ》 へんてこりんな映画。 牧瀬里穂は初々しいが、好みではない。 鶴瓶はまだこの頃、あまり演技はうまくないね。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-08-19 01:21:43) |
84. とべない沈黙
《ネタバレ》 眠気に襲われたが、空気感は悪くない。 いかにもATGといった趣き。 加賀まりこが出ずっぱりなのが鬱陶しい。 あと幼虫も、もう見たくない。 小松方正の変態オヤジぶりも見逃せない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-04-17 15:41:27) |
85. 東京公園
《ネタバレ》 豪華女優陣に惹かれて鑑賞してみたが、青山真治監督がそれを全く活かしきれていない模様。 コニタンと三浦春馬との恋の幕切れには、ハッとさせられたが、そこだけ。 それ以外は退屈なものだった。 もう青山監督の作品は見ないでおこう。 そう心に決めた記念碑的作品。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-08-28 20:28:36) |
86. トゥルー・グリット
少し展開が都合良すぎるかな。 保安官にそれほど男としてのかっこよさも感じなかった。 子役はかわいくないが、あれくらいが性的には襲われないという展開上、丁度よいのかも。 娯楽作としては、普通に楽しめるレベル。 コーエン兄弟作品としては不満。 [DVD(字幕)] 5点(2015-03-22 02:32:26) |
87. ドクトル・ジバゴ(1965)
《ネタバレ》 単なる不倫映画ではない。 だけど、不倫が主軸にある。 戦争や政治的な大きなうねりの中で、人は翻弄され、時に不倫という過ちを犯す。 確かにそうだが、それを肯定的に捉えたこの映画を好きにはなれない。 しょせん過ちは過ちであって、しょせんは不倫である。 裏切られた妻の思いはどこへ? そこが描かれていない。 そして、映画としてみてみると、まとまりがない。 伝記的映画だから仕方ない部分があるにせよ、長い尺とあいまって、緩慢な印象が残る。 良い部分は、ロシア革命を体感できることと、大きな冬の大地が良く撮れているところと、ブロンド女性が美しいこと。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-13 00:32:19)(良:1票) |
88. トパーズ(1969)
アルフレッド・ヒッチコック独特の映像美は健在。 米・ソ冷戦をテーマにした政治モノのサスペンスだが、今観るとどうもテーマ的に過去の遺物と感じる。 スパイ合戦の中から、終盤にかけて盛り上がる緊迫感は、さすがヒッチコック。 小物を使った小細工も相変わらず見事! オッサンばかり出てくるのがタマにきず。 それにしても何だろう・・・この映像は。 密談のシーンとかで、背景に人物が浮かんで見える。 背景と人物との境界がぼやけているというか何というか。 不思議な映像だ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-09 11:31:15) |
89. どん底(1957)
特別、傑作ではない。 群像劇スタイルで、社会の底辺に生きる人々を丁寧に描いた内容。 不景気の現代にも通ずる内容で、現代に当て込めばそれなりに含蓄を感じる部分はあった。 左卜全の自然な演技は素晴らしい。 それにしても、黒澤明は香川京子の使い方がヘタ。 使うからには、可憐な香川京子を撮ってほしい。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-08 00:39:03) |
90. ドクトル・マブゼ
《ネタバレ》 サイレント大作ってのは、鑑賞しきるのに体力を要するが、その分、その静寂たる世界に浸れる心地良さもある。 本作もまさしくその特徴に漏れない。 マブゼの冷徹ぶりを見せ付ける前半からして、ラストの落とし方は納得がいく。 しかし、予定調和の感も否めず、それほど楽しめたとは言いがたい。 ただ、フリッツ・ラングの魂が聴こえてきそうな、その大作による力作ぶりは凄まじいものがあり、サイレントを代表する一作として揺るぎないものを感じた。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-10-13 00:34:48) |
91. 徳川いれずみ師 責め地獄
《ネタバレ》 これって、徳川モノ(江戸時代モノ)の異常性愛シリーズの中じゃ、いまいちでしょう。 “いれずみ”という題材だけで一本撮るのは、ネタ的に厳しいんじゃなかろうか。 『徳川女系図』『徳川女刑罰史』『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』と、この頃は石井輝男監督も立て続けに同系統の作品を撮るが、この作品で江戸時代異常性愛絵巻はネタ切れとなってしまった。 本作よりも、上述の三作品の方が、扱っているネタもバラエティ色豊かだった。 だが本作は、“いれずみ”ネタが最初から最後までひっぱられ、異常というより、単にいれずみ映画(?)になってしまっているのだ。 正直後半は、飽き飽きして長く感じてしまった。 それにしても、橘ますみは本作でも魅力タップリであった! 橘ますみほどエロかわいい女優さんは、他にはいない。 現代においても、もちろんいない。 橘ますみという可憐な女優さんを観るためだけに本作を鑑賞したとしても、それはそれでアリだろう。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-10-11 01:04:20) |
92. トト・ザ・ヒーロー
《ネタバレ》 最後死ぬ時にようやく本人に成り代わることができた。 そういうオチが全ての映画で、それまでが大したストーリーがないだけに、時間軸をずらしたり、妄想部分を見せてみたりと、演出方法に工夫をせざるを得ない内容。 時間軸をずらさずに、普通に時系列的にストーリーを見せて、しかも内容が深くて重厚な話で、更にしかもあのオチなら傑作になり得たと思う。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-09-23 02:33:06)(良:1票) |
93. 泥の河
《ネタバレ》 レーザーディスクにて図書館で鑑賞。 LDってのは、あの重さ、あのデカさがとにかく個性的で、リッチな印象がある。 さて、本作について。 1980年代の邦画最強の1本ということで、かなり期待して観たが、残念ながらその期待を上回ることはなかった。 子供が主演で、実にうまい子役だとは思うが、子役に頼り過ぎ。 俳優や女優の深みのある演技や、若手俳優や女優のフレッシュ感とかが映画の良し悪しを左右すると思っているだけに、これだけ子役に出ずっぱりをやられちゃうと、感心はするが、どうも映画としてはいまいち楽しめない。 ただし、蟹をマッチで焼く子供ならではの残酷さ、子供が売春行為を目の当たりにしてしまうことの背徳感は、モノクロの泥臭い映像と相まって、心に強く突き刺さった。 小栗康平がこの1本目で賞を総なめにして監督デビューするが、この作品で過大に評価されてしまったのではないか。 その後の作品も『死の棘』を除いて良いと感じた作品もなく、ここまで賞を与えてしまった功罪というものを考えずにはいられない。 [レーザーディスク(邦画)] 5点(2009-09-06 17:10:45) |
94. 灯台守の恋
なんとなく観始めて、なんとくなく盛り上がって、最後はしょぼくおちた感のある内容。 [DVD(字幕)] 5点(2009-07-01 22:13:42) |
95. 東京五人男
《ネタバレ》 戦後の貧しい生活を下敷きにしたミュージカル喜劇。 ロッパ、エンタツ、アチャコ、と喜劇役者揃い踏みだ。 極貧の生活と荒廃した街という厳しい状況下の中で、明るく歌い騒ぎまくる。 なんと、能天気な作品だろうか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-03-04 23:26:17) |
96. トリコロール/青の愛
ブルーを基調にした映像は確かに美しいが、息をのむほどに美しいかと言えばそうでもない。 しかも、シーンの切れ目で画面が暗転し、大げさな音楽が流れるあの演出も、どうも気に食わない。 色や音楽を過剰に強調した本作だが、それが評価されたからこそのベネチア金獅子賞だと思われるが、私にはその良さがどうも分からなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-16 23:44:49) |
97. 冬冬(トントン)の夏休み
《ネタバレ》 うーん、この頃のホウ・シャオシェン監督作品は良いものが多かったので期待して観たのですが、期待はずれ。 なんでかと思案したところ、ホウ監督作品に彩りを加えている印象的なBGMが本作にはない。 かろうじてラストで「赤とんぼ」が流れるも、時すでに遅し。 全体的に退屈な作品になってしまっています。 台湾の田舎を舞台に、子供の視点で綴られるドラマ。 台湾の気候と穏やかな雰囲気が良く伝わっているのは良かったのですが、なんか中途半端で残念です。 それにしても、胃の手術後で、その痛みに「アアアアアー」と叫びをあげるお兄さん。 あの声には笑いました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-04-27 21:04:18) |
98. 独立少年合唱団
大林宣彦監督の『青春デンデケデケデケ』を好きな人なら楽しめるはず。 私は苦手なジャンルの作品だ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-01-13 23:35:22) |
99. 徳川女系図
石井輝男監督の、一連の“徳川モノ”は、どうも面白さが理解できない。 そして、むやみに疲労感も残る。 本作では、橘ますみが出ていない分、見所もなく・・・ [映画館(邦画)] 5点(2007-11-30 10:00:47) |
100. 東京攻略
トニー・レオンにケリー・チャン、セシリア・チャンと豪華キャストなのだが、内容は力の抜けたアクションものに仕上がっている。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-13 15:27:48) |