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1.  トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男
なかなか見応えがありました。なるほどトランボとはこういう人だったのかと。バスタブに浸かったまま、酒を飲み、タバコを吸い、タイプライターを打ち続ける姿というのは、なかなか壮絶なものがあります。仕事に対するあれほどの情熱を、ぜひ私にも分けてもらいたいと思ったことが1つ。 ただし、そもそもなぜ共産主義者になったのかがよくわからない。映画産業という資本主義の権化のような業界に身を置き、なおかつそれなりの地位を得ていたようなので、なお不思議です。たしかにちょっと前までソ連は同じ連合国側だったわけで、その間に何かを学んで共鳴した可能性はあります。しかし戦後はきっぱり決別した以上、その時点で共産主義を捨ててもおかしくなかったはず。なぜ捨てなかったのか。 まったくの邪推ですが、もしかしたら本当にソ連共産党とつながっていて、スパイ的な行為や破壊的な行為を働いていたのではないか。そう考えると、逆に当時の米当局や米映画業界が執拗なまでに共産主義者を排斥しようとした理由もよくわかります。映画とは無関係な話ですが。 それからハイライトといえば、やはりジョン・グッドマンがバットを振り回すシーンでしょう。面白いのは、彼はけっしてトランボに対する友情からそうしたわけではないこと。「金づるを奪われてたまるか」という、いかにも資本主義的な行動原理だったように思います。つまり共産主義者トランボは、資本主義によって守られたわけで。作品にそんな意図はないかもしれませんが、つい勝手に妄想してニヤニヤしてしまいました。 まったく余談ながら、「ハリウッド・テン」を描いた映画なら、コーエン兄弟の「ヘイル・シーザー!」がおすすめ。彼らをおちょくった感じで、興行的には失敗作だったようですが、映画愛に満ちています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-12-27 02:34:55)
2.  道頓堀川
今さらながらたぶん初見。大学生の時代にあんな妖艶で年上な彼女がいたら、さぞかし人生ハッピーでしょうねぇ。感想はそれぐらい。いろいろ取って付けたような展開で、散漫というか薄っぺらいというか。原作は読んでいませんが、昔読んだ宮本輝の別の小説から察するに、こういう物語ではないだろうという気はします。 しかし1980年代の大阪の夜の猥雑な雰囲気はなんとなく味わえたので、よしとしましょう。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2023-11-21 23:40:13)
3.  遠い太鼓
冒頭に「凶暴なセミノール族」とかいうナレーションがありましたが、先住民の土地を侵略してるのはどっちだって話ですからねぇ。必死で抵抗するのは当たり前。史実から100年も過ぎると、アメリカ側に一点の非もない冒険活劇に脚色されるということで。 1951年といえば、第二次大戦の戦勝の記憶が強烈で、悪夢のベトナム戦争は当面先の時代。「アメリカこそ正義」「向かうところ敵なし」という自意識が深く浸透していたのでしょう。そんな〝誇り高さ〟がにじみ出ている作品です。もしかすると100年ぐらい先、「凶暴なベトナム人」とかいうナレーションで始まる映画ができるのかな。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-11-18 23:49:23)
4.  ドラゴン・キングダム
2大スターの初共演だそうで。逆になぜ今まで共演していなかったのか不思議です。いろいろ大人の事情があるのでしょうか。 それはともかく、いかにも「吊ってます」「CGです」という感じが心地よい。2大スターが同じ画面で存分に暴れてくれれば十分でしょう。それぞれ2役ずつというのもよくできてます。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2023-06-13 02:04:17)
5.  トゥームレイダー 《ネタバレ》 
すいません、何を争っているのかさっぱりわからず。あっ007だ、あっ死んだ、あっ生き返った。印象に残っているのはそれぐらいです。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-05-30 23:16:51)
6.  遠い夜明け
たぶん私の不勉強のせいですが、アパルトヘイトの実態がわかるようでよくわからない。単に警察による嫌がらせや弾圧みたいなシーンばかりで、その目的が判然とせず。「斬り捨て御免」の世界のようでありながら、黒人も法廷に立つ権利はあるようで。その差別の温度感が伝わってこないのです。 結局、警察が映画的にわかりやすい悪役として描かれるだけ。彼らには彼らなりのロジックやメリットがあるはずで、そこを掘り下げて描いてくれたら、もっと問題の根深さがわかって、もっと絶望的な気分に浸れたような気がします。 また他の方も指摘していますが、後半の逃亡劇はオマケ的な感じですね。さして緊張感があるわけでもなく、感動があるわけでもなく。 まあ今なら原稿もメールに添付ファイルで匿名を条件に米英メディアに送るとか、SNSで発信するとか、いくらでも方法はあるわけで。混迷だとか戦前だとかいろいろ言われていますが、われわれはけっこういい時代に生きているのかもしれません。この作品を見て、あらためてそう思いました。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-01-15 02:02:41)
7.  ドライブ・マイ・カー
原作は未読。しかし昔何冊か読んだ村上春樹的な世界観を、見事に映像化しているなぁという印象。登場人物がいずれも浮世離れして、セリフがいちいち小賢しくて、なぜかだいたい「死」がテーマで、現実を描いているようでおとぎ話だったりする。何かこう、地に足が着いていない感じというか。おそらく格調高い作品ではあるでしょうが、私には今ひとつでした。 だいたい昨今のハリウッド映画にしろ韓流映画にしろ、1秒たりとも観客を飽きさせないことに執念を燃やしているような感じがます。その是非はともかく、この作品は真逆でした。ほぼ会話だけの展開の上に長尺で観客に忍耐を強いて、結局登場人物たちの微妙な心の動きを追体験するのみ。さながら「おしん映画」といったところでしょうか。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-12-05 23:43:23)
8.  遠い空の向こうに
たぶんいい話なんでしょう。でも、何か無理やり感動系の安いドラマを見ている感じ。ガンコな父親とか、死亡フラグが立つ坑夫とか、杓子定規な校長とか、やたら理解のある担任とか、天才肌の友人とか、いずれもどこかで見たことあるような紋切り型な造形が、紋切り型のセリフを語ってばかり。スプートニクにかぎらず、星空を見上げて宇宙に憧れた人物はゴマンといるはずで、なぜ彼らだけが突出できたのかも描かれていません。それにいつの間にか学校中、町中の話題になるのも不自然。事実の上っ面だけを都合よくなぞったような印象です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-10-09 02:22:40)
9.  とらわれて夏
ケイト・ウインスレットはすっかり「苦労を背負い込んだおばさん」の役が板についたようで。それでも「少々くたびれたエロ」を振りまくあたりはさすがな感じがします。 適度なハラハラもありつつ、単なるサスペンスではなく3人の微妙な関係性も盛り込まれていて、けっこう楽しめました。いかにも片田舎の小さな出来事という雰囲気がいい。それにあのパイ、デカいばかりで工程も見た目もけっして美味そうではないところが、いかにもアメリカらしいですね。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2022-06-28 19:43:14)
10.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
あまりに話題なので、IMAXとかいう超巨大なスクリーンで見てきました。これはすごい。巨大すぎて、役者の顔がアップになると逆に誰だかわからなくなるほど。しかし、さすがに映像と音の迫力は十分。まさにその場にいるように、さながらバーチャル・リアリティを体感しているような錯覚に陥ります。誰もが自宅のテレビで映画を見られる昨今、そうはさせじと映画館が新境地を開いた、という感じでしょうか。しかも空母と戦闘機の発艦・着艦と「Danger Zone」があって、もう冒頭のそのシーンだけで元は取れた感じ。 ストーリーもそこそこ。考えてみれば前作が作られたのは冷戦時代の末期で、唯一最大の敵国ソ連との戦闘は想定しにくかったと思います。だからラストのほうで偶発的に戦闘に発展、みたいなシナリオだったと記憶しています。それに対して今、米国は幸か不幸か敵だらけ。現実に侵攻だの空爆だのミサイル攻撃だの茶飯事です。その意味では、戦闘シーンも描きやすかったのかなと思います。ただ「ならず者国家」と言うばかりで、けっして実在の国家を連想させないように腐心してたように見えましたが。 しかしトマホークであれだけ敵国の滑走路を破壊できるなら、核施設もわざわざ戦闘機で危険を冒さずとも、トマホークでボコボコにすればいいんじゃないかと思いましたが、どうなんでしょう? そして最後、「父の代わりだ」のセリフには図らずもグッと来てしまいました。たまには映画館で見るのもいいものですね。
[映画館(字幕)] 9点(2022-06-25 01:32:06)(良:1票)
11.  トンネル 闇に鎖(とざ)された男 《ネタバレ》 
かなり無理筋でご都合主義な作品ではありますが、それなりに楽しませてもらいました。単に閉ざされた男のサバイバルではなく、メディアとか、政治家とか、建設業者とか、そして世論とか、紋切り型とはいえ皮肉たっぷりに描いていたので。このあたりはけっこうリアルで面白かったのに、「35日」がすべてぶち壊しているようで残念。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-22 00:46:41)
12.  ドリーム ホーム 99%を操る男たち
中盤に社長が語る「この国は勝者が築いた」「負け犬には手を差し伸べない」「勝者の勝者による勝者のための国だ」「方舟に乗れるのは100人に1人」なんていうセリフが印象的。そういえばサブプライムローンが大問題になったころ、家を追い出される人の悲劇がいろいろあったことを思い出しました。しかし物語としては陳腐。『ウォール街』の超矮小版という感じです。 ところでこの邦題、どうなんでしょう? まるで催眠術でもかけて人を騙すようなイメージですが、まったく違います。原題の意味もよくわかりませんが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-14 02:17:53)
13.  ドリーム
爽やかなサクセスストーリーには好感が持てます。ある意味わかりやすい差別を描いているので、けっして陰湿にならないところがいい。がんばった者、能力のある者が報われるという、これぞアメリカン・ドリームの原点でしょう。 ただし、疑問に思ったことが2つ。1つ目。いつの間にか軍人とヒロインがいい関係になっていましたが、軍人はヒロインのどこに惹かれたんでしょうか? けっして美人ではないし若くもないし、子どももいるし、それなのに何かのパーティでスルスルと言い寄ってきた感じ。ドリームにもほどがあるんじゃないかと。 2つ目。ヒロインの数学の能力が高いことはわかりますが、それは何か困難な課題に直面したとき、解決に導く数式を「立てる」能力だと思っていました。ところが終盤、IBMの代わりとして求められたのは数式を「解く」能力。今風に言うならば、「問題発見能力」ではなく「問題解決能力」が長けていたということらしい。しかし本当に必要な能力が前者であることは言うまでもありません。後者はIBMのほうが圧倒的に強いに決まっています。答えが合わないとすれば、それは人間の入力が間違っているからでしょう。 なんてことを考えると、このヒロインの能力、あんまり大したことないんじゃないのと。計算力がいくら強くても、やがてIBMどころかカシオの500円の電卓にも淘汰されるんじゃないのと。あまりにも爽やかな物語なので、ちょっとケチをつけてみました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-23 23:09:18)
14.  トロイ(2004)
「イーリアス」の有名なエピソードをいろいろ放り込んでまとめると、なるほどこういう映像になるのかと。その意味では堪能させてもらいました。 しかし人類は、本当に戦争が好きですねぇ。現実の政治としてもエンタテイメントとしても。きっと平和の退屈には耐えられないのでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-16 01:57:13)
15.  トレイン・ミッション
前半は、あまりに強引で理不尽な〝ミッション〟に笑えます。まあ東京の通勤電車では絶対に無理でしょう。 で、終盤になってバタバタとネタバラシが始まるわけですが、前半の周到さに比べ、ずいぶん雑な印象。他にやりようがあったんじゃないかと。結局この悪の一群、優秀なのかバカなのかよくわかりません。特にラストのベラ・ファーミガ、ちょっと脇が甘すぎないか? その場にでもいてくれないと物語が完結しないのはわかりますが。 しかしリーアム・ニーソンという役者は、シンドラーとか重厚な役を演じる一方、いい年齢になってなおこういうB級サスペンスでバリバリアクションもこなすわけで、ずいぶん守備範囲が広いですね。その点だけは素直にすごいと思います。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-07-22 02:40:21)
16.  ドライヴ(2011)
冒頭は「トランスポーター」をもっとリアルで泥臭くした感じ。あの路線で行くのかなと思ったら、予想外の展開でした。ユーモアの一つもないし、どんどん人は死んでいくし、妙にグロいですが、アメリカ映画らしからぬ浪花節的なものも感じます。後半の〝仕事人〟ぶりも見事。 そてにしても、ライアン・ゴズリングは寡黙な役がよく似合います。終盤に行くにしたがい、ジェイソン・ステイサムというより高倉健に見えてきました。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-12-19 18:45:50)
17.  翔んだカップル オリジナル版
仲良きことは美しきかな、という感じです。 しかし、薬師丸ひろ子が当たり前のように毎晩食事を作り、それを鶴見辰吾が1ヶ月も無視し続けるみたいなくだりがありましたが、今ならフェミニストの方々が黙っちゃいないでしょう。あるいは、先輩がいきなり乗り込んできて居候するシーンもありましたが、今ならパワハラとか公私混同とか体育会系の弊害とか言われかねません。40年ほど前の作品ですが、当時の日本はまだまだ途上国だったんだなという気がします。 「今も何ら変わっていない」と息巻く方々もいるでしょうが、そういう声が必要以上に大きくなると、それはそれでまた息苦しくなります。とかくに人の世は住みにくいですね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-07-18 23:04:36)
18.  ドラフト・デイ
ドラフトがお祭り騒ぎになることも、その1日だけを切り取って作品に仕上げたことも驚き。実在のチームをモデルにしてフィクションを作るというのは、かつての「メジャーリーグ」と同じ手法ですね。そういえばインディアンズもクリーブランドのチームでした。 家族がらみの話とか、同僚が愛人で懐妊するとか、ちょっとベタベタして鬱陶しい感じもします。また終盤は出来すぎで、いささか興醒め。しかし、交渉の駆け引きはそれなりに楽しめました。 実在のブラウンズがかつてのインディアンズと同様、万年低迷チームだと事前に知っていれば、「向こう3年間の1位指名権」の重みがわかってもっと楽しめたかもしれません。ちなみに直近も下位を独走中とのこと。ケビン・コスナーは、とうの昔に解任されているはずです。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-01-12 03:10:09)
19.  突撃隊 《ネタバレ》 
よく知らない野球チームの試合を3回から8回まで見たような気分になります。前半はコメディかと思って見ていたのですが、後半からピンチな場面が多くなり、終盤は続々と〝選手交代〟があって試合終了を待たずに番組終了という感じ。ちょっと印象には残りにくいですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-29 02:11:42)
20.  永遠に美しく・・・
ある意味で〝ダイ・ハード〟な作品ですが、かの作品よりずっと情けなくて頼りないブルース・ウィリスがいい感じ。ナンセンスなグロでも、名優たちが演じると気品が出るから不思議です。しかし若いメリル・ストリープを久しぶりに見ましたが、この人は男顔ですね。どんなにセクシーな衣装を着ても、あまり似合わない気が。まあとにかく楽しめるのでok。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-09 03:01:51)
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