1. トッツィー
最近何故か女装映画をよく鑑賞するのだが、「お熱いのがお好き」「ミセスダウト」に比べて、本作が抜きん出て面白かった。 笑いの感性は、その人の青春時代に影響してくると思う。 本作がテレビ放送されたのが、80年代半ば、ゴールデン洋画劇場。ひょうきんぞくの時代。「ミセスダウト」の方が評価が高かったけど、ひとそれぞれなんだなぁって改めて思う。 2020年1月5日追記。 今見直すと古さを感じる。 9点から6点へ変更。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-05 09:28:08) |
2. トップガン
最近気分が落ち込んでいて、映画なんか見る気ないんだけど、たまたま放送された本作で、少しは気分が楽になりました。 敵がどこの国なんだろうとか、相棒が死んだ責任は本当に主人公だったのだろうかと、少し疑問には思いましたが、単純なストーリー展開に、頭を空っぽにして見ることができました。 BGMがよかったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-21 17:53:00) |
3. ドライビング Miss デイジー
《ネタバレ》 劇場で観たときは若かったせいか、この映画の魅力がわかりませんでした。今回、20年ぶりの観賞で、これほど可笑しくて感動した自分を発見でき、心底良い映画を観たなぁって思っています。 冒頭のお婆ちゃんが、車をバックさせてしまうところから、掴みはOK! モーガン・フリーマン演じるお爺ちゃんも、あの独特な嫌らしい笑い方には、こちらも笑いを誘われてしましました。 ジェシカ・タンディ演じる、お婆ちゃんが、3個1ドルのサケ缶が一つ無くなっただけで、大騒ぎするところは爆笑してしまいました。 黒人の老人とユダヤ人の夫人のアラバマ旅行、私は最近「アラバマ物語」を観ていたので、夜のシーンは怖かったです。 アカデミー・メイキャップ賞を獲っただけのことはあります。ジェシカもモーガンもダン・アイクロイドも、どんどん歳を取っていく。 車が変わっているのにも気が付きました。 劇場で観たとき、モーガン演じる運転手が字が読めないのに新聞を読んでいる(見ている?)シーンが印象的だったけど、それは今回も同じだった。 家も売却され、お婆ちゃんもいなくなったと思ったら、そこまで終わりにさせなかったところで、エンドマークを打ったところも感動を呼びました。 現在、DVDも入手不可能ですが、いつかブルーレイで、完全吹き替えとボーナストラックをつけた状態で再発してもらえることを、切に願います。 小ネタてんこ盛りの最高の映画です。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-05-21 16:20:30)(良:1票) |
4. 囚われた女<TVM>
タイで麻薬密輸の濡れ衣を着せられた女性と、そのタイで行方知れずだった父が娘のために無実を突きとめようと悪戦苦闘する姿を同時進行で描いたテレビムーヴィーですが、まずはビデオのジャケットに騙されてはいけません。ニコール・キッドマンは表のジャケットのようなミステリアスな顔ではないし、裏ジャケの「ニコール・キッドマン、禁断のヌードが鮮烈に蘇るエロティック・ロマン」……嘘デタラメのキャッチコピーです。冒頭でシャワーシーンがあるのですが0,1秒乳首が見えるだけ。終始ロングスカートなので脚線美など全く見ることはできません。 ニコール・キッドマンが有名になったので過去の作品を掘り出して販売したようなものです。 作品そのものの出来栄えですが、やはりテレビドラマだけに「パピヨン」や「ミッドナイト・エクスプレス」のような壮絶なものもなく「チェーン・ヒート」のように看守にレイプされるなんてこともありません。 父親の追跡捜査と過去の記憶の葛藤が半分を占めていて、私には父親の方に感情移入してしまいました。 やはり、タイみたいな国では「真実は正義なり」とはいかないようです。 途中からエンターテイメントに変わっていきますが、2時間25分、テンポのいい展開で飽きることなく、なんとか観賞できました。 因みに、以前「女囚映画マニア」のサイトなんてものを偶然見つけて、覗いてみると管理人曰く「主人公の女は冒頭10分以内に刑務所に入らなければ駄作」と書かれてあったのを覚えています(笑)。本作はまあギリギリってところです。 「プリズン・ブレイク」の主人公は冒頭3分で刑務所に入っていましたけどね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-09-29 20:51:22) |
5. 飛べ、バージル/プロジェクトX
近所の中古CD屋で、この映画のレーザーディスクを300円で買いました。思わぬ掘り出し物です。 最近、レンタルショップに並んでいる動物映画は、犬とペンギンばかり…と溜息ついてるのは私だけでしょうか? 登場人物(?)の半分がチンパンジー、それも顔で演じているから凄い。ここまでくると役者ですね。アカデミー主演動物賞なんてのがあったら、是非差し上げたいです。 話はクライマックスに向って進んでいくうちに、観ている私たちの胸を熱くさせてくれます。 その昔、ゴールデン洋画劇場で放送された時、家族全員で、猿のバージルを応援した記憶があります。 未だDVD化されていませんし、ビデオもかなり入手困難です。 お昼のロードショーで放送された時は是非チェックしてみてください。 お勧め! 若かりし頃のヘレン・ハントが超可愛い。 因みに邦題が逆です。「プロジェクトX/飛べバージル」です。 [レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-01-17 12:26:24) |