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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2002
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  トプカピ
泥棒映画の基本のキともいえる楽しさ。後の、一体いくつの作品がこの映画にインスパイアされたことか。 ちょっとずつ修正を余儀なくされる計画、間抜けな新入り、追う警察はピント外れ。計画の山場は堂々たる緊張感。あまりのズッコケなオチも含めて面白いなあと感心。 当時の異国情緒たっぷりなトルコ市街の映像も新鮮でした。屋外での大レスリング大会って、あんなに油でヌラヌラになるんだ・・。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-07-02 22:46:24)
2.  囚われの女 《ネタバレ》 
性の劣等感からSで発出するしかない屈折しまくりの男とM指向を備えた女。倒錯というにはまだ上品な描写で安心?して観られます。前半、彼女が自我を見失いそうになって取り乱すあたりはちょっとハラハラしますけど。 スタン役のローラン・テルジェフがちょっとクセのある顔立ちで役柄に(失礼?ながら)ぴったりでした。しかしながらジョゼと思いが通じてからは変態道を極めるまでには行かず、じつに普通のさわやかカップル然としてしまったのにはがっかりでした。スタン、後半なんかうじうじ悩んじゃってるんだもんなあ。どうしたS変態じゃなかったのか。 のっけからリカちゃん(ではない)人形が全裸で弄ばれてたり、スタンの撮影部屋がザ・SM風味なオブジェと色彩で埋められていたりと雰囲気はちょっと息苦しいくらいの濃厚さがあります。そしてエリザベスの衣装が50年前にしてとても洗練されているのにはモード帝国フランスの凄みを感じました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-30 22:53:29)
3.  東京オリンピック 《ネタバレ》 
記録か芸術か。監督の感性ほとばしる本作はもちろん後者の趣が強いでしょう。監督のタクトは勝ち負けに拘らずに、勝負に挑む人間の横顔をクローズアップし筋肉の躍動感を余すところなく伝えます。よくこんな近距離の画が撮れたなあ、と望遠レンズの威力に驚かされる映像であります。着地した時に跳ね上がる土と草、アベベの精悍な横顔。 構図も素晴らしいですよね。聖火が通る住宅地を上空から俯瞰したショット。民家の庭から見るロードレースの自転車の波は、あるいは森の奥からと視点を鮮やかに変えて、その色彩も相まって美しいです。 美しいといえばベラ・チャスラフスカ。彼女のあからさまな特別扱いにはちょっと笑ってしまいました。まあ彼女は別格、「世界の名花」ですもんね。 古い怪奇映画みたいな音楽や、デリカシーの置き所が今とちょっとズレてるナレーションはご愛敬。 大会関係者や観客らの様子もつぶさに拾っており、昭和当時の雰囲気を知るのにとても有意義でした。和服姿はもうほとんど見られず、でもかっぽう着は生き残ってる。制服制帽の小学生ら。一張羅と思われるワンピースを着た女の子。なにより、あの戦争の焼け野原から立ち上がり、アジアで初のオリンピック開催にこぎ着けるほどに復興を遂げた誇りや喜びといった熱を感じます。一人一人の表情の輝きはどうでしょう。 芸術作品の看板ではあっても時が経った今、本作はまごうことなき一級の、当時世相の「記録」であると思いました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-20 23:20:53)(良:1票)
4.  特攻大作戦 《ネタバレ》 
なんだろうなー 面白くなくはないし、退屈はしないんだけど。だけどちょっと作り手の感性が時代とともにズレてきてる感じがする。オープニングは粋だし演習での基地取り合い合戦をはじめ、全体的にコミカルに展開していたかと思えば、わりとなんにも笑えないことするんですよね。ナチの保養邸宅襲撃のくだりの非人道的なこと、戦争映画とはいえそれまでの彼らとの「仲間気分」が一気に冷めてしまうような大虐殺ぶりはどうなんだろうか。当時のアメリカの世相はこれを喝采したのでしょうか。結局のところ、連合国だってやってることはナチスと同じなんだよと戦争の非道さを非難するような論調でもないですし、この映画なんだかわかんなくなっちゃいました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-26 16:21:20)
5.  飛べ!フェニックス
面白かったです。タイトルから受ける爽やか青春モノのイメージとは地球半周くらい遠い、武骨な男達のサバイバルストーリーでした。ほんと、邦題もう少し重厚なものになんなかったかな。 突然の事故、生命の危機、錯綜する人間ドラマが次々と畳み掛けるように展開し、見てるこちらは身を乗り出しっぱなしでした。 「デキる」名優らを勢揃いさせ、惜しみなくストーリーから消してゆく。こういう怜悧な演出は印象も強烈に残り、このへん「大脱走」が頭をよぎります。アッテンボローもいるしで。(ちなみに彼は今作では副官に甘んじておるのですが、常にJ・スチュワートの意見を伺う自信の無さがかの脱出隊長とは間逆のキャラクターで、もうつくづく演技達者です) 命の瀬戸際にやられた時に露見する人間性。卑怯者もいれば崇高な者も、尊大な者も愚か者もいる。砂漠の中での人間模様に加え、”外部の敵”まで抜かりなく用意されてまったく息が抜けません。技術の低いCGに頼ったりしていない分、映像も製作年から想像されるほど古臭くなくリアリティを保っています。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-14 01:08:52)(良:1票)
6.  ドクトル・ジバゴ(1965) 《ネタバレ》 
画面いっぱいに広がる異国の広大な風景。その圧倒的な空間の広がりは映画ならでは。加えて男女のままならぬ悲恋、歴史の動乱、と長編作の必須事項をきっちり押さえた200分。さすがにおなかいっぱいになったけれど、第一次大戦から革命に至るまでのロシアの市井はとても興味深かった。初めて知ったこともたくさん。 赤だ白だバルチザンだ、と国内大荒れだ。登場人物らがやや情勢に流されっぱなしの感はあっても、致し方の無いことなのかもだ。何しろ前線から帰宅してみれば共産の名の下に自宅が他人でいっぱい(!!)だ。うわうわ。怖気づくのはそれだけではない。苛酷な鉄道の旅。扉を開けたらもう一枚壁がある。氷壁なのだった。それをばーん、と割って汚物を捨てる。この描写の容赦の無いこと。ロシアの大地がどういうものか、身にしみて分かろうというものだ。 しかもD・リーンは、絵画のような繊細なシーンも不意打ちのように入れてくる。陰影に満ちた室内に黄色いひまわり、エルサの城もかくやと思わせる、氷漬けの邸宅。その銀の輝き。 映像監督の手練が全編にわたって発揮され、画の力が恋バナの弱さを補って余りある。ロシア国内での撮影でないとは驚愕だ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-02 00:17:58)
7.  鳥(1963)
理不尽災害みたいな鳥アタックがやっぱり怖い。カラスなんかがごそーっと群れていると、真っ黒で画的にも不気味で迫力あるもんね。あいつら口ばし尖ってるから怖いんだ。カモノハシみたいな先っぽ丸いタイプだったらそれほど怖くないと思ったり。名作にはなり損なうだろうけど。
[ビデオ(字幕)] 6点(2013-05-29 00:10:08)
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