Menu
 > レビュワー
 > タコ太(ぺいぺい) さんの口コミ一覧
タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ノットジラ 《ネタバレ》 
「壮大な茶番が目覚める。」DVDジャケットに踊るコンマビジョンさんのコピーが言い得て妙です。一体何と言ったら良いのでしょうか?全編通じて一瞬の隙もなくと言いたくなるぐらい延々と継続的に繰り出されるギャグ、ダジャレ、変顔etc.ここまで出し尽くされると最早グウの音も出ないといった感じです。  しかしながら、残念なことにその殆ど全てが染みて来ない。笑えない。解らない。知らない。パロディやら何やら、これら全て理解出来る人っているのでしょうか?あ、監督さんとかスタッフさん以外で。出演者さんたち解って台詞発しているのでしょうか?  この作品の台本はさぞかし分厚いのだろうなぁ、などと余計な心配までしてしまいます。字幕作成にあたっての翻訳は、相当ハイレベルじゃないのでしょうか。  ただし、個人的には結構好きです。ハンドパペットそのものの赤ちゃんノットジラの愛くるしさ、首にファスナーぶら下げた巨大化ノットジラの微笑ましさ、ジャパニーズ特撮怪獣映画へのオマージュ感たっぷりなジオラマやミニチュアの人・クルマ・列車・戦闘機(糸付き)…何だかすべてが愛おしい。女優さんも昭和チックに可愛らしい。  マニアック過ぎて観る人を大いに選ぶ本作品。笑えないのにコメディと認識出来て、呆れてしまうのに何度も観てしまう。幻の怪獣映画ならぬ怪映画として将来語られるかもしれません。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-06-08 23:31:28)
2.  NOPE/ノープ 《ネタバレ》 
ホラー仕立てで始まり、社会派サスペンスの様相を呈しつつ、SFスリラー風味を匂わせた上でモンスターパニックへと雪崩れ込む。一粒で一体何種類の味わいを楽しませようというのだろうか?よくぞ破綻することなく纏め上げた監督の手腕は称賛に値すると思います。  ただ、あまりに風呂敷を拡げ過ぎたと言うか、蒔いた種は一通り育て上げ収穫しているとは思いますが、長尺の割にはテーマが十分に伝わって来ないような気がします。ヘイウッド家のエピソードとリッキーのエピソードが牧場を接点として交錯しているようでいて、いや実際交錯しているのですが、どうも無理やり感があると言うかしっくり来ないものがあります。  リッキーの子役時代の惨劇が象徴するもの。チンパンジーの求めたグータッチの意味は何であったのか?「望みを叶えてあげたよ」という風に解釈するのが自然とも思われますが、それでは何故リッキーは空に潜むアレとの密約を交わす必要があるのか?もっともアレの方は密約とは思っていなかったようですが…。  一方、社会的障壁を乗り越えハリウッドでの立ち位置を守り、必死の思いで馬たちを育てていた父親の不慮の死の意味するものは何だったのか?OJの始終塞ぎ込んでいるかのような表情。彼の感情を圧し潰しているものは何なのか?それはエメラルドの破天荒さにも通じるものと思えますが。  気になる点は他にも多々ありますが、何せ基本的には全編通じて緊張感が途切れることなく惹きつけてくれる作品だけに、単純に「あぁ面白かった」と言わざるを得ません。  何とも不思議なテイストの作品。監督の次回作を早く観てみたいところです。  (追記)アマプラで流れる予告編。本編には同一カットがないような気がしてなりません…
[インターネット(字幕)] 7点(2023-05-24 23:16:55)
3.  ノック 終末の訪問者 《ネタバレ》 
キリスト教に関しても聖書に関しても知識に乏しい私にとっては、この作品を本質的に理解することは難しいのかも知れません。  迫り来る終末。人類を、そして世界を救うべく神によって遣わされた4人。世界の存亡の鍵となった3人の家族。  唐突に「世界の存亡は君たちの選択にかかっている」と言われても、現実世界に生きる者としては「出鱈目を言うな。そんなトリックには騙されない。」というのは極めて常識的な反応。  更には、暴力的な侵入者であれば「言うことを聞け。聞かなければ1人ずつ殺す。」と言いそうなところを「犠牲者を選べ。選ばなければ仲間を1人ずつ殺していく。」という想定外と言うか、常軌を逸した要求。  シャマラン監督らしい大ドンデン返しはないものの、全てに少しずつボタンの掛け違いがあるような展開。キリスト教的な理解が出来ずとも、想定外の状況に見舞われ究極の選択を迫られた時、人はどのように決断し、或いは決断出来ずとも、どのように行動し生きていくのかという命題を、極めてシンプルに描き切った佳作として受け止めました。  とは言え、万人受けする傑作かと問われれば、子役を含む出演者たちの熱演に支えられながらも、やはり宗教的な色彩が強過ぎることと、そのことに関して少々説明不足と言うか今ひとつ物足りなさを感じたこともあり、6点献上に留めます。  (追記) 長くなってしまったので書くのを躊躇ったのですが、どうにも気になるので腑に落ちない点を追記です。  ・何故主人公家族はゲイのカップル+アジア系少女なのでしょう?結末を原作と大きく変えたことに関係があるのでしょうか?男が二人であればどちらが犠牲になっても問題ないというある意味シンプルな選択なのでしょうか? ・何故養女に口蓋裂の手術跡がある設定なのでしょうか?劇中サラっと触れますがその会話に何か意味を持たせているのでしょうか?  いずれも本作の宗教性に関係があるのでしょうか?解りませんでした。
[映画館(字幕)] 6点(2023-04-10 00:43:22)
4.  呪われた老人の館 《ネタバレ》 
由緒ある老人施設が実は永遠の若さを望む者たちによって支配されていた、という物語。  他の入所者の生気を木の精(悪魔?)に捧げることで、満月の夜のひとときを若さを取り戻した姿で楽しむ者たち。狙われるのは弱りつつある者。主人公も狙われてしまうが、機転を利かせて窮地を逃れるものの、結局は永遠の若さを求める者たちの仲間となる。  この部分が本作のポイントなのでしょう。普通なら危機を脱した後、悪魔の手先となっている者たちを葬り去るというエンディングになりそうなものを、さして逡巡することもなく自らも永遠の若さを求めていく。しかも孫までもが一緒になって。  母子以上に強く結びついた祖母と孫だからこそ至った結論なのでしょうけれど、意外と言うより唖然と言ったところでしょうか。  悪魔モノで結局最後は悪魔が勝つ、という作品は他にも観ましたが、こうもアッサリと心変わり(変わったんじゃなくて最初からかも知れないという伏線的台詞はありましたが)してしまわれると今一つ納得出来ず、施設のスタッフに入所者の近親者が何人もいるというあたりも、若年のスタッフにとって何かメリットがあるのだろうかと思えてしまうところ。主人公の孫みたいにずっと祖母と居られることに無上の幸せを感じているからなのでしょうか?  観た後その結末にどうにもモヤモヤ感が残り過ぎ、4点献上に留めます。邦題は、少し盛ってしまいましたね。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-01-10 11:40:07)
5.  望み 《ネタバレ》 
原作は雫井脩介さんのベストセラー小説。残念ながら原作は未読です。 テーマであり、作品の題名にもなっている父親と母親の異なる「望み」。犯人でもいい、生きていて欲しいと祈る母。息子が犯人の訳がないと信じる、いや信じたい父。そして、愛する兄ではあるけれど、兄の為に自分の将来が滅茶苦茶になってしまったと嘆く受験生の長女。息苦しいほどの重い空気に充たされた家庭。家族の在り方が問われる瞬間。それぞれにもがき苦しみながらも、真実に向き合おうとする姿は、痛々しいと同時に、美しく純粋に感じました。この状況の中で、毅然としていられるのは余程の人物。ここに描かれているのは、普通の人たち。決してこんな思いを抱きながらの生活は送りたくはないけれど、父に母に長女に、そして何よりも長男に、すっかりと感情移入してしまいました。他の加害者と被害者については表面的に描かれているだけなのが、寧ろ救いかな?一人ひとりをもっと描き込んでしまったら、収拾のつかない愛憎のドラマになってしまうでしょうね。必要以上に他の関係者を描き込まず、シンプルに、石川家にだけスポットを当てていることで、スッキリとまとまった良作になっていると思いました。
[映画館(邦画)] 8点(2020-11-01 23:57:40)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS