1. ALWAYS 三丁目の夕日
昔は良かったと本気で思えてしまう映画。錯覚であってほしい・・・ [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-03-25 23:45:40) |
2. 黄金のアデーレ 名画の帰還
《ネタバレ》 実話ということですが、昨年ベルヴェデーレ宮殿の絵画館でクリムトの「ユディト」や「接吻」を観てきたばかりなので一層身近に感じます。主人公の悲惨なホロコーストの記憶と信念を貫き通す若手弁護士の一途な姿、そして絵画の返還。絵が返ってきた最大の要因は正論や共感ではなくアメリカという大国圧力だったのではないでしょうか。ナチスに熱狂した反省からかドイツとは意識的に一線を画してはいますが、オーストリアは歴史的にも文化的にもドイツ以上にドイツ的に映ります。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-08-25 23:34:30) |
3. 黄金(1948)
《ネタバレ》 疑心暗鬼の展開もいいけど豚に真珠、猫に小判のオチが最高。新年早々皮肉たっぷりな映画もなかなか乙でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-03 17:39:10)(良:1票) |
4. 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
脚本+演技力なのか、マドンナに不自然さが無いのでみんなに感情移入できる。今まで観た寅さんシリーズで一番グッときた。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-08-27 16:57:06) |
5. 男はつらいよ
山田監督100選で鑑賞しました。このシリーズは1/3くらいは見ていると思います。第1作目ということで監督が自選していますが、どれも共感できるところがたくさん詰まっている楽しい作品だと思います。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-08-28 21:18:15) |
6. お日柄もよく ご愁傷さま
山田監督100選で鑑賞しました。題材が誰もが経験する冠婚葬祭であり、それが重なって始まるパニックにも違和感なく感情移入できます。登場人物のあまり力まない演技がリアル感とコミカル感をうまく引き出していたと思います。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-08-28 21:04:00) |
7. オール・アバウト・マイ・マザー
一風変わった人間関係が織りなすドラマでしたが、悲しみの中にも大らかな温もりを感じさせる映画でとても良かったです。アグリード役のアントニア・サンフアンがいい演技をしていると思っていましが、女優と知りびっくりしました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-09 22:52:07) |
8. オキシジェン
《ネタバレ》 意味深なファーストカットに思わず引き込まれます。 そして「ここは何処?」…ミステリアスな居場所は想定内も「私は誰?」の行方は予想超え。 オキシジェンパニック迫る中で自ら乱暴に剥ぎ取った緻密な装置を元に戻すクライマックスはちょっとドタバタ過ぎて違和感ありますが、しっかり低予算のワンシチュエーションサスペンスを堪能しました。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-12-05 20:14:16) |
9. オールド・ガード
《ネタバレ》 極秘であるはずのアジトがバレて運良く残った一人が案の定裏切り者でしたが、背信の動機がちょっと弱過ぎ… 不死身軍団が広島・長崎の次を阻止したとは… CIAくずれに自分たちの今後のサポートを任せて続編へ? 異物感が残りますが何とか消化できる面白さです。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-02-10 20:16:24) |
10. 男と女(1966)
疲れを厭わずモンテカルロからパリへ車を走らせる男心(本能?)は良く分かりますが、いくら移り気な女心とはいえ途中でやめたはあまりにも可哀想。それにめげずによく頑張りました。ラストシーンはとても爽やか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-09-27 21:18:28) |
11. おにいちゃんのハナビ
実話のわりには白々しさが鼻につきますが、健気なヒロインと悲しいストーリーに不覚にも涙してしまう映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-09-24 23:52:41) |
12. おくりびと
《ネタバレ》 2度目の鑑賞。身内の葬儀も経験していますが納棺師自体初耳でした。知らない世界への好奇心に引き込まれながら、本人や周りの人たちが抱く蔑まれる職業へのオーソドックスな違和感に感情移入大です。しかしながら、風呂屋のおばちゃんが亡くなるあたりから次第に強くなってくる移入した感情の居心地の悪さ、これは初めて見た時と変わらずです。葬儀屋の女性の過去の告白、石ころの話、家出した自分の父親の納棺、これらのエピソードが自分にはかえっておさまりが悪かったです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-28 11:28:18) |
13. おしゃれ泥棒
アラフォーで年を重ねてもかわいいね。軽妙洒脱で楽しい作品でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-10-05 22:36:05) |
14. 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
冒頭の見ず知らずの図々しい爺さんに寅さんを除く家族が遠慮しすぎる違和感はあったけど、龍野でその爺さんと寅さんがバッタリ出会う相変わらずのご都合主義には大分慣れた。「相合い傘」といいこの頃の作品はとってもいい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-09-02 23:11:47) |
15. 俺はまだ本気出してないだけ
分相応の人生が一番楽と分かっていても、なかなか己の欲求をコントロールできないからね。自分はいつも本気出してる(つもり?)だけど、主人公には結構共感できる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-07-28 22:48:57) |
16. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 主人公を置き去りにしてしまったクルーの自己満足的リスキー行動は理解できなくもない。リアリティは無いけど仲間を救う犠牲的精神はやっぱり心を打つ。「またチャイナか」の違和感は、エンドクレジットの「I Will Survive」で目をつぶる。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-07-12 21:37:33) |
17. オールド・ルーキー
35歳時の投球スピードが若い時より早いのがよく分かりませんが、実話らしくオチもヒネリもないウソのようなホントの話でした。メジャーに挑戦しないで一生後悔するようなことにならなくてよかったし、なによりも家族や仲間のあったかい感じがよかったです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-02-21 01:06:20) |
18. 男の出発
カウボーイを夢見ているとはまるで思えない繊細な少年、自分に無いものへのあこがれか。映画の中で誰かが言っていた「カウボーイなんて他に取り柄のないヤツがやる事」がリアルに伝わってくる味のある西部劇でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-09 20:54:12) |
19. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 草木の絵にも同レベルを期待したいくらい水の描写がリアルできれいだった。自分の中では素朴な中にも新鮮さを感じるアニメだったが、ファンタジーとはいえ親子三人の過酷であるはずの田舎暮らしにもうちょっとリアリティーがほしかった。 [地上波(邦画)] 7点(2015-07-20 19:38:58) |
20. 狼たちの午後
実話とは知りませんでした。なかなか面白い映画でした。ストックホルム症候群が恐怖と生存本能に基づく自己欺瞞的心理操作ということがよく理解できました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-30 20:41:39) |