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1.  王妃マルゴ 《ネタバレ》 
萩尾望都さんの「王妃マルゴ」第4巻がサン・バルテルミの虐殺直前で終わっていて、どーにもつづきが気になったので、観てみた(笑)  これが現代日本の倫理観ではまったく測れない世界のお話で…。 きょうだい間でデキちゃうのも、王女が男漁りに街に出るのも、別に問題ないらしい。まあ性的にユルイのは、昔の日本人も同じだし。人が簡単に死ぬ時代では、性の価値なんてそんなもんなんだろう。 他国のみならず国内でも激しい宗教的対立や権力闘争があり、一見華やかな宮廷の中で陰謀と策略が渦巻いている‥と、映画としてはこの上ない舞台仕立てですが、実際にその中で生まれ育ち大人になっていくのは、なんと厳しい事か。しかもこの母ちゃんと兄ちゃん達だ。問題あり過ぎて、アダルトチルドレンがどうとか言ってる余裕もないわ。 サン・バルテルミーの虐殺もひどいが、私が一番ゾッとしたのは、公の場でマルゴをよってたかって性的に侮辱しレイプしようとする兄弟たちのシーン。 マルゴが男遊びの激しい女でいるのはいいが、誰か別の男を真剣に愛することは許さない、罰してやる、という非常に歪んだ暗い欲望を持つ兄弟たちが、ひどく気持ち悪かった。国王のシャルルは単にヤキモチ焼いてるだけで、まだマシだったが。 そんな中で、悲劇に終わりはしたが真実の愛だと思えるものを手にしたマルゴ。一人の女性として果敢に生きたと言えるだろう。  にしても、イザベル・アジャ-ニは二十歳そこそこのマルゴを十分魅力的に演じていたが、ダニエル・オートゥイユってどうなの? ナヴァール王アンリは、マルゴと大して年が変わらないはずでは?!映画の彼は、どーみても30代のオッサンだろう?!ミスキャストじゃないのか?!!
[DVD(吹替)] 6点(2016-02-02 22:00:29)
2.  オールド・ボーイ(2003)
韓国映画、クオリティ高い!  …と思ったのに、なんだ、原作(日本のコミック)付きか…。いえ、それでも本作品のクオリティは高いですけどね。でも原作が優れていたからこその高さでもありますから。  気になったのは、画面がとにかく汚くてショボいこと。 ダークな演出なのではなく、本当に街もビルも人も内装もすべて汚くてしょぼいのが気になった。クライマックスのペントハウスだって、ビルはせこくて小汚いしエレベーターもオンボロ、ゴージャスを演出するべき内装もかなりショボ臭い。こんなでペントハウスとか言ってくれるなよ~という感じ。 もしかして予算不足?まあ韓国ドラマに出てくる金持ちも常に貧乏ったらしいので、これが韓国の精一杯のゴージャスなのかもしれないが。 でもなぁ、ショボいだけじゃなく、世界も狭いんだよなぁ。 なんというか、描かれている世界が無秩序かつ非常に局地的なかんじ。西部劇のような日本の戦後の混乱期のような、発展途上で野蛮な社会、しかも狭い地域だけでの話になっていて、世界がぜんぜん見えない。50年前の韓国が舞台、と言われたら納得する感じなんだけど、そういったところもしょぼクサさに拍車をかけてしまっている。 復讐に燃えるオ・デス、全然モンスターに見えないし。まだまだ人間臭さを感じさせる2流半ヤクザという感じなのに、多勢に無勢で勝利するとか、説得力がなさすぎる。むしろ群がる無法者たちをもう少し身綺麗にして弱く描けばよかったのかもね。でも、ワンパターンの無法者たちしか描けないんだろうな、と感じさせる監督だね。そこもショボ臭いんだよな。最後に雪山を映してなんとかショボ臭さを消そうとしたのかと思っちゃった。  泥臭いのはいいけど、ショボ臭いのはダメだろう。  日本で映画化したら、ここまでサスペンスフルにはならないだろうけど、近未来的になってショボ臭さは感じさせなかったろうな。と、けなしてばかりですが、なかなか良かったです。みなさん、苦しむために愛し、復讐するために生きるのね。 ハリウッドのリメイク版も観てみたくなりました。
[DVD(吹替)] 6点(2015-01-22 21:02:44)
3.  オオカミは嘘をつく 《ネタバレ》 
悪いオオカミは、えてして優しい顔と声をしているもんですよね(笑)  イスラエルのお国事情に疎いせいか、いろいろ不思議を感じる映画でした。 なぜ住宅街に放置トラックはあるのに通行人がゼロなんだろう…とか、アラブ人街が近いと言いつつどう見ても森の中の一軒家、しかも出てきたアラブ人はたったひとり、なぜか昼も夜も馬に乗って登場、というシチュエーションに、なぜ登場人物たちは誰も驚かないんだろう…とか。 あと、陰惨なストーリー&シチュエーションのはずなのに、画面がとても明るいのも不思議でした。一番最初のだだっ広い廃屋のシーンも、お日様サンサンでとっても明るい。(だから子どもに盗撮されてYouTubuに流されんだよ…) 拷問の舞台になった地下室も、逃げ出した森の中も、住宅地や警察署と同じワット数で照らされているように、ペカーッと明るいのです。なんだろう、デジタル映像のせい?  そのせいでR18だという事に気づかず、最後までフツーに観てしまいました…。いいのか、悪いのか。 少女の遺体をハッキリ映さないのを観て、ああ、一般向けに配慮しているんだな~と思ったので、後でR指定と聞いてビックリです。拷問シーンも単発で、火責めバーナー以外はなんてことなかったし。  ユーモアをまじえつつサスペンスフルな作品にしたかったのでしょうか。ユーモアが不発なのと、登場人物たちのあまりのドメスティックさとマヌケさに、「コメディだ…」と心がちょっと離れかけましたよ。父親と息子、どう見ても息子の方が老けてるし。てかあれで45歳って詐欺だし。まあ8才の娘の父親という設定なのでもっと若くてもよかったんだろうけど、そしたら刑事とキャラがかぶっちゃうので、あのオッサンぷりでOkなのかなぁ。  ストーリーは、ラストがとても気になるように作ってあり、しっかりオチも用意されているので、面白くないわけではありません。が、イスラエル映画という目新しさが無かったら、もっと評価は低かったかな~。作品の方向性が曖昧で中途半端なのです。もっとブラックユーモアを盛り込むか、迷わずシリアス路線で行くか、どちらかにした方がよかったのでは。 にしても、ヘブライ語って難しいですね…ぜんぜんわかりませんでした(笑)
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-15 21:40:30)(良:1票)
4.  オープン・ウォーター 《ネタバレ》 
「実話に基づいたフィクション」なんですね…。 実話ってきいたから、どっちかは助かると思い込んで観てしまったではないスか。そしたら、ラストにびっくりするのは当然じゃないスか。ズルイ…。  内容は、実話と銘打っていなかったら、映画としてはもたなかったでしょう。 実話だからこそ、怖い。ドキュメントに近いホラー作品だと思いました。  サメが、ホラー映画のようにぐわっと襲ってくるのではなく、周りを泳ぎながら、獲物が弱るのを待っているのが、怖い。 突っついてみたり、少し齧ってみたり。抵抗する力があるのかどうか、様子見をしているところが、非常にリアルでいやらしい。 ドキュメント風なので、主役の二人が映画的に派手なパフォーマンスをできるわけがなく、ただただ海の上を漂うしかなく、つらい状況。その状況を延々と見せられるのですが、なにしろ「実話」なので、主役たちのつらさを共有するしかなく。 まったくエンターテイメント性はない。ないからこそ、伝わってくるつらさと恐怖。  しかし、いい加減なダイビングツアーのガイド達とか、実際に大勢いそうですよね。適当な仕事しかしないアルバイトさんとか。 そんな人たちに命を預けるような遊びをするのは、嫌だなぁ…と、心底思いましたよ。  ひしひしと感じる海の恐怖。 ワタシは、一生、ダイビングはしません。この作品にかけて誓います。
[DVD(字幕)] 4点(2012-11-01 16:21:37)
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