Menu
 > レビュワー
 > ころりさん さんの口コミ一覧
ころりさんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 634
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  オアシス 《ネタバレ》 
『バーニング劇場版』でイ・チャンドン監督を知った新参者です。事前情報ほぼなしでの鑑賞。冒頭のジョンドゥの奇行の数々でグッと惹きつけられ、いよいよヒロインのコンジュの登場で文字どおり度肝を抜かれました。この映画、個人的にはどうしても受け入れられない表現が2つあります。一つはいきなりの強姦未遂。もう一つはコンジュを「健常者」化する描写。ただ、これらの表現に多くの人が反発することは、この映画では織り込み済みであるようにも思いました。この違和感や嫌悪感こそが、人間関係が持ちうる醜悪さや恐怖であり、その醜悪さや恐怖のない「純愛」なんて存在しないのだ、というふうにも訴えているように見えました。また、この二人の根源的な違和を抱えた関係性が、それぞれの親族たちが醸し出す、もっと世俗的で卑近な嫌悪感に囲まれる二重構造になってるのもうまい。この、どうにもならない人間関係の「負」の二重構造が、コンジュが持つ恐怖の象徴であった木の枝を取り除くというジョンドゥの行為の「美しさ」を際立たせています。ちなみに私は近親者にコンジュよりはやや軽めの脳性麻痺患者がいますが、その目で見るとムン・ソリの演技は「やり過ぎ」感がありましたが、障がい者の症状やふるまいには個人差も大きいので、コンジュのような女性はきっといると思うし、彼女の演技がもの凄いレベルにあるのは間違いないと思います。いまでも、この映画を受け入れてはいけないのだという意識は、私のなかのどこかにありますが、心に棘のように刺さった本作の忘れがたさ自体は、やはり評価するべきなのかと思っています。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-13 17:45:02)(良:1票)
2.  オーシャンズ11
サスペンス!だった瞬間は、金庫内の箱からカバンが落ちそうになるところと、イエンの手が抜けなくなったところという、全部イエン絡み。作戦そのものも結局は、彼の身体能力頼みじゃねーか。なのに3流キャストな扱いは、2001年当時のハリウッドにおけるアジア人俳優の地位を反映してるんだなあと悲しくなる。全体としては、ユルユルと当時の豪華俳優陣のファッションと会話を楽しむ映画です。ただ、やっぱりテリーの何が悪かったのかよくわからないせいでカタルシス不足。しかも根本原因と言っていいテスはなぜか最後ヒロイン扱い。ついでにいえば、ジュリア・ロバーツはやっぱり「雰囲気美人」であってけっして「美女」ではないのも見た目重視のこの作品としては残念なところ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-05 17:48:32)
3.  俺たちニュースキャスター 《ネタバレ》 
コメディにしては、1970年代のサンディエゴというマニアックな舞台設定だけど、男性中心の職場にやってきたキャリア志向美女をめぐるあれこれという展開はこの設定だからこそ笑えた(現代でやったら寒すぎる)。ラストのクレジット後のシーンが象徴するように「こんな時代があったんだよね」というちょっとほろ苦い絶妙の雰囲気で包まれた、でも徹底的にバカな映画。出色は、各放送局のアンカーたちのバトルロイヤル!これぞカメオ出演の手本というべき、思わずニヤリとしてしまう大物俳優の使い方が素敵! ルーク・ウィルソンも、ベン・スティラーも、ティム・ロビンスも楽しそう。燃える男、駆ける馬、ふっとぶ腕など演出もぶっ飛んでます。そして動物園のシーン、政治的に「リベラル派」として知られるティム・ロビンス演じる、これまたリベラルな志向の公共放送局PBSのアンカーにあんなことを言わせる&やらせるなんて! 風刺とおバカが絶妙にミックスしたSNL出身のアダム・マッケイ監督とウィル・フェレルのコンビだからこその楽しい90分でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-28 21:09:45)
4.  オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
最初と最後の超豪華なキャストによる劇中劇が(しかも、ちゃんとクレジットで演じてる俳優は誰かを教えてくれる親切ぶり!)、マイク・マイヤーズ1人4役のお下劣コメディを挟むという構成。正直、最初と最後のインパクトが強くて、本編はだらだらと見てしまった。舞台となっていた日本の扱いもひどいが、『007は二度死ぬ』のパロディだと思えば許せる。あと評価できると思ったのは、双子姉妹?を含めて日本人を演じる俳優がちゃんと「日本語なまりの英語」をしゃべっていたこと。これは、意外とコメディとしては大事なことで、適当なアジア系アメリカ人の俳優に流ちょうな英語や聞き取れない日本語を話されるとがっかりするものなのだが(日本を扱ったまじめなドラマ作品ですらよくある)、こういうところのセンスには関心する。個人的には(カメオ出演だけど)セクシーなグウィネス・パルトロウをみれたのが妙にうれしかった。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 5点(2010-08-31 00:19:09)
5.  おくりびと 《ネタバレ》 
納棺の儀礼の美しさ(見るからに美しい本木はもとより、山崎努の所作の美しさには驚いた)、死者の顔が化粧を施されて美しく変化する様は一見の価値ありだと思う。ただ、ストーリーは残念な出来。主人公が悪戦苦闘する序盤の展開には引き込まれましたが、あぜ道でチェロ演奏という「何のイメージビデオだ!?」というシーンあたりから怪しい展開に・・・銭湯のおばさんが何のために登場したのか、なぜ主人公は何度も父への憎しみを口にするのか、そのイヤな予感が的中しないことを願ったけど、残念ながら的中してしまいました。広末涼子は言われるほど悪いとは思わなかったが(もともと『秘密』の滝田監督とは相性はよかったのだと思う)、クセのある脇役陣のなかでは一人だけエアポケットのような存在で少々違和感がありました。「お仕事もの」としては楽しめましたが、ドラマとしてはごくフツーの映画というのが正直な印象です。
[DVD(邦画)] 6点(2009-08-24 13:41:01)(良:1票)
6.  奥さまは魔女(2005)
予備知識ゼロで見たので、単なるリメイクと思いきや、二重構造のストーリーにちょっと困惑。でも、『めぐり逢えたら』で劇中映画をうまく使ったエフロン監督ならもうちょっとうまくできると思ったんだけどなあ。残念ながら、作り込みを浅く、ただ退屈なだけの脚本でした。ワンパターンなロマコメほど、キャラクターの設定や周囲の人間関係の作り込みが作品のできを左右するというのが持論?なので、その点ではただのダメ映画でした。あと、キッドマンもかわいいんだけど、「THE・女優」というオーラがジャマをしていたかなあ。ケイト・ハドソンあたりがやっても面白かったように思う。
[DVD(字幕)] 3点(2007-02-25 08:45:50)
7.  ALWAYS 三丁目の夕日
最新技術がくすぐるノスタルジーっていうのはなかなか面白い。内容はベッタベタの人情ベタドラマ。エピソードは明らかに詰め込みすぎで、繊細な心情描写なんてものはほとんどなく、トントン拍子に話が進むので退屈はしない。あまり深く考えずに、お約束シーンの数々にパブロフのイヌ的に反応するのが正解かなあという感じ。ただ、多少強引だけどうまくまとまってた話だっただけに続編はいらないと思うけどなあ。
[地上波(邦画)] 5点(2007-02-22 18:14:00)
8.  オールド・ボーイ(2003)
怪作ですなあ。なんとも評価しにくい。やっぱ韓国映画的な濃さは苦手だし、数々の「痛い」「グロ」系描写も生理的に受け付けない。ミドの秘密も、途中でなんとなくわかっちゃったから、オチに驚かされたわけでもない。けど、わけのわからないパワーに引っ張られて、最後まで画面には釘付けでした。論理的な整合性みたいなのを超えたところに映画っていうものの魅力があるんだなあというのを、改めて気づかせてくれたのは、ちょっとうれしい。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-31 02:34:26)
9.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 《ネタバレ》 
ま、2時間ふつうに退屈はしませんでしたが、それだけの映画でした。犯人グループの印象が薄いのは、このシリーズの定番のようなものなんで、まあ、いいでしょうが、相手がトップダウン型じゃなくてネットワーク型の組織っていうのに(しばらくの間)気づけない警察というのもちょっと・・・。あと説明的で冗長なセリフもいただけないし、本店と所轄の対立も、本作では少しマヌケにすらみえる。特に、沖田管理官の「そんな捜査しなきゃいいのよ」っていうセリフもあんまりなら(「優秀」な管理官がそんなアホな言葉を発するものか・・・)、それを聞いて「所轄の仕事って何だ」って本気でへこむ青島らもいかがなものか・・・。こういう部分の細かい作り込みが、テレビシリーズのウリだったはずなんだけど、すっかり「イベント」と化してしまって、大ざっぱになっちゃったのは残念。 (追加)後日、あらためてテレビシリーズを再見してみると、このシリーズってけっこう登場人物像を単純化して描く傾向があったのに気づきました。オタクなストーカー犯とか、プロファイリング・チームの描写なんか、ステレオタイプそのもので深みなんてぜんぜんない。今回の映画は、その単純化のマイナス面が際だっちゃったということでしょうか。
5点(2004-08-15 23:30:36)
10.  オータム・イン・ニューヨーク
ふつうの面白くないラブストーリー。「17歳のカルテ」で再浮上があるかと思わせたウィノナのキャリアも「やっぱりダメか・・」と思わせてしまった悲しい1本。この後「シカゴ」でしっかり挽回したリチャード・ギアをほめたい。
3点(2004-03-12 12:55:17)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS