Menu
 > レビュワー
 > ESPERANZA さんの口コミ一覧
ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  愚か者の船
タイトルに興味を惹かれ見たのだが、国籍人種の違うたくさんの人たちが登場したくさんの物語が進行する、所謂グランドホテルのホテルが汽船になった映画だ。思わず笑ってしまいそうなシーンあり、感動させられるシーンあり、考えさせられるシーンもある。それでいてしっかりひとつにまとまっていると思う。人間誰しも愚か者なのかなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-12-15 21:27:46)
2.  俺たちの荒野
それまでの青春映画と異なり、アメリカンニューシネマの影響を受けた異色作。男二人に女一人という組み合わせは、同年の米国映画「明日に向かって撃て」を思わせる。屈折した青春映画とも言うべきか。ただあちらの銃をぶっ放すのとは違うが・・・。私好みではないが、それなりの人が見れば評価が高いと思う。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-03-29 11:38:16)
3.  女は二度生まれる
何か起こりそうだと思いつつ、何も起こらぬまま淡々と流れて行く。山村聡に山茶花究、フランキー堺、藤巻潤そして高見国一と通り過ぎていく男性は数知れず。そこには嫌みも悪気もないが、かと言ってひたすら尽くすわけでもない。まさに若尾文子の色気で成り立っているような映画だ。
[DVD(邦画)] 6点(2013-03-11 20:42:50)
4.  鬼婆 《ネタバレ》 
一面にひろがる芒の原にモノクロ画像、いかにも近代映画社の映画という感じだが、見る者を引きつける力は十分、飽きさせない。タイトルのイメージからもっとおどろおどろしいホラーかと思ったら、ほどよい社会派映画でもある。 荒んだ戦乱の世で苦しむのは一般庶民、男手を失っても生きていくためには盗み人殺しも仕方がないのか。そこへ紛れ込んだ息子の仲間、鬼の面をかぶった落ち武者を巡っての物語はおもしろい。ラストはほぼ予想はできるが・・・。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-24 07:09:19)
5.  女と女と女たち 《ネタバレ》 
パリ風のエレガントなお洒落とユーモア、イタリア風なコメディ、そして演じるのはシャーリー・マクレーン! 葬式の列を歩む悲しみの未亡人から始まり、浮気現場に出くわした妻、二人の男に迫られる女性、夫の書く小説の主人公に変身する妻、パリ社交界の花型でライバルと競う女性、雪の中を若い男に付けられる女性、全部で7人を女を彼女が演じる。まさに七変化なのだが、コスチュームはそれ以上になってしまう。単に目の保養だけでなく、シャーリー・マクレーンの魅力たっぷりの映画だ。このさい共演している男性の活躍は眼中になし。
[映画館(字幕)] 8点(2012-08-23 23:18:11)
6.  王将(1962)
阪東妻三郎の「王将」がずいぶん有名(私が生まれた頃の映画だから見たことがない)のようだけど、私が見た「王将」はこれである。比較はできないが、三国連太郎の阪田三吉も鬼気迫る凄い演技だと思っている。 何度も舞台に映画にリメイクされた王将、阪田三吉の実話とはいえ元はといえば舞台劇(戯曲)すなわちフィクションである。話は誇張され浪花節調になっているのは致し方ないが、だからと言って、阪田三吉の骨太な生き方が過小評価されるものではない。 女房の小春、娘の玉江も、淡島千景と三田佳子の好演が光る。ただ宿敵関根名人は平幹二朗を配したにも関わらず、少しかすんでいる。 この頃は村田英雄の歌が大ヒットし、フランク永井の「大阪ぐらし」という歌もあった。映画の中でも村田英雄が少しだけ登場するが・・・。
[映画館(邦画)] 7点(2012-01-25 14:38:59)
7.  女の一生(1967)
長編小説の映画化だけに、前半のシーンが細切れになるのはやむをえないだろう。よくぞ120分にまとめ上げたという感じだし、日本への置き換えも悪くない。ただ増村保造の「女の一生」は未見なので、比較は出来ないが・・・。 この映画では左幸子・時枝の、年の離れた姉妹が共演する。二人が相対する場面もあって、印象深かった。
[映画館(邦画)] 7点(2012-01-22 15:48:31)
8.  オリバー! 《ネタバレ》 
アカデミー賞の作品賞や監督賞その他たくさんの賞に輝く映画だけあってさすがにすばらしい。この映画の良いところは、原作のディケンズの名作をそこなうことなく、それでいてミュージカルの楽しさをふんだんに取り入れたことである。 難点といえば、主役のマーク・レスターがミュージカル向きでないところだが、かわいさでカバーしていると言っても良いだろう。役としては、フェイギンとドジャーが実に良く、ラストのそれでもスリはやめられないというのが最高。原作とは違うがこのエンディング私はとても好き。
[映画館(字幕)] 8点(2012-01-17 09:20:39)(良:1票)
9.  おしゃれ泥棒
オードリーの映画では好きな方、ピーター・オトゥールも結構はまっていて格好良い。 コメディながらサスペンス風というか、サスペンスながらコメディ風というのが好き。邦題も洒落ていて素敵。
[映画館(字幕)] 8点(2012-01-14 22:44:24)
10.  黄金の七人 《ネタバレ》 
最新式の大金庫だろうと教授にはお茶の子さいさい。見事な科学的頭脳作戦?でまんまと金塊ゲットと思いきや、裏切りの欺し合い、そして最後は・・・という展開がおもしろい。 米国ギャングなら欺されたら殺し合いになるところが、最後は水に流して再度挑戦!で終わるところがまさにイタリア的。おかげで続編へ続くことになるのだが・・・。 前半のチームワーク大作戦とロッサナ・ポデスタのお色気が何ともすてき。 ところで手下の6人、国籍は違っても名前の頭文字が全員Aなのは何だったっけ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-11-23 21:54:50)
11.  男と女(1966)
シンプルながら実に良い映画だ。男と女の感情の違いをまざまざと見せてくれる。 夫を事故でなくした女と妻を自殺でなくした男、男には息子がいて、女には娘がいる。しかも同じ寄宿学校に預けていて仲良しであれば、美男と美女の二人の運命は最初から決まったようなもの。それが確実にその方向に進みながらも一直線といかないところが良い。 ところでこの映画、DVD特典やHPなどを見てみると低予算で作られ、ハンドカメラを使ったり、撮影にも監督自身が携わっている。脚本もよくできているが、細かいところは演技者任せだったりしている。つまり演技が自然なのだ。 だから最初映画館で見た時に気になったA・エーメがしきりに手を髪にやる動作も、おそらく彼女自身の癖なのだろう、それが逆に自然の動作に思えるようになった。 ひとつだけ驚くのは、24時間レースをやった後にさらにモンテカルロからパリそしてドービルと立て続けに運転できるタフさ、さすがレーサー。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-31 07:27:41)
12.  男はつらいよ
この第一作があったればこそ、日本映画史上に輝く寅さんシリーズ「男はつらいよ」があったのだと思う。亡き渥美清と日本の人情映画第一人者の山田洋次監督に敬意を表したい。 当初は通俗な娯楽映画と決めつけ敬遠していた私だったが、柴又慕情、寅次郎夢枕あたりから再々見ることになった。 この第一作はしばらく経ってビデオで見たのだが、さすがに映画のできが良く、登場人物すべてが良い人間だということがわかる。結婚式での志村喬の演技は特に印象深かった。
[ビデオ(邦画)] 9点(2011-04-13 14:38:23)
13.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
私の最も嫌いな映画のひとつ。最初に見た時は、本当に途中で気分が悪くなった。それでも評価の高い本作品を理解しようと、DVDを借りて何回か見たし、最後には購入しても見た。都合4・5回は見ているだろう、途中まで見たり途中から見た回数も入れるとゆうに10回は超えている。それでもなお私の評価は変わらない。 ボニーとクライドの二人、出会いからすでにいい加減である。銀行強盗であることを信じさせるために、銀行強盗をやって見せ、それについて行く軽薄な女。平気で他人の車を盗み、他人(銀行所有)の家をぶっこわす。銀行が差し押さえるのはひどすぎるというが、理由はあるはず、しかしそれにはふれようともしない。 押し入った食料品で危ない目に遭うと、「食い物をもらいに行っただけなのに、俺を殺そうとしやがった、ひどい奴だ」と悪態をつく。そしてついに殺人、それも新しく加わった仲間のせいにしてしまう、どこまでも自分勝手で、他人のことはお構いなしだ。 こういった悪列非道が延々と続く中、自分たちの新聞記事を見てあざ笑い、偶然出会した警備隊長は捕まえて写真を撮ってまたあざ笑う。 しかし粋がっていたのはここまでで、後半は追いつめられ、ただ逃げ回り、銃を乱射する狂乱ぶり。こうなると先は見えている。他人の命を粗末にする奴は、自分の命さえ粗末にするのだ。どこまでも悪いのは社会だ、不景気のせいだ、俺たちは悪くないという信念だけは消え去らず、哀れな運命をたどる。 これは実在した凶悪犯の話だが、それを映画化して何になるのだろう? 若者の無軌道ぶりを助長するばかり。 この映画が作られた頃、米国はベトナム戦争の最中にあり、日本の大学紛争へと飛び火した。方や静かに整然とデモする反戦グループ、方や暴徒化する過激グループと別れていったのだが、この映画の若者たちはまさに浅間山荘事件、暴徒化した過激グループと重なってくる。反体制と言えば格好いいが、自分勝手、無軌道、卑劣きわまる。どうして肯定できようか。 
[ビデオ(字幕)] 1点(2011-02-05 14:52:52)(笑:4票) (良:2票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS