Menu
 > レビュワー
 > 飛鳥 さんの口コミ一覧
飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  オアシス 《ネタバレ》 
ラブストーリーのヒロインが障害者の設定というのは今までに何度もあった。耳や目が不自由だったり、車椅子だったり。 でも、重度の脳性麻痺患者というのは記憶にない。描き方がとても難しいし、タブー視されてきたことに踏み込んだチャレンジ精神は素晴らしい。日本でなら企画段階で通らないに違いない。  脳性麻痺の患者は知能まで低いと思われることもあるが、全然そんなことはない。以前に一度、将棋が趣味の脳性麻痺患者と将棋をする機会があり、あまり負けたことのない私は内心困った。勝っても気まずいので手加減しようかどうしようかと迷いながら指し始めたものの、めちゃくちゃ強くて完敗。ビックリしたと同時に、自分の無知と偏見を思い知らされた。 コンジュがいるのに性行為を始めた隣室の夫婦は、コンジュを知性のある人間と見なしてなかったからこそそんなマネができたのだろう。  コンジュの兄夫婦は、コンジュのための住居の優遇措置を利用して、自分たちだけでその新しい家に移住。コンジュを古いアパートに残し、その世話は隣人にお金を払って任せている。 ジュンドゥの兄も自分の轢き逃げをジュンドゥに身代わりになってもらいながら、出所したジュンドゥに偉そうに説教している。 どちらも厚顔無恥で、心の不自由な人達。これが世間を代表しているように見える。韓国らしいシンプルに二極化した描き方とも言えるが、現実には障害者にも某有名人のような裏の顔を持つ勘違い野郎はいるし、健常者にも偏見のない純粋な人はいっぱいいる。 そういうことも含めてニュートラルに描いている映画もあるのだが、わかりやすさでいうとシンプルに二極化したほうが効果的なのかもしれない。  ジョンドゥも身体こそ健常だが発達障害を抱えているように見える。落ち着きがない、人の話を聞けない、空気は読めない、周りが見えない、自分のやりたいことしか頭になく他人の気持ちがわからない。前科持ちで家族からも厄介者として嫌われて、義姉にも面と向かっていないほうがいいようなことを言われている。 実際こんな奴とは絶対関わり合いになりたくないと思わせるくらい、嫌悪感を催すシーンが続いて大嫌いになる。 この誰もに嫌われる厄介者が、コンジュにとってだけは違う。コンジュを人として見てくれたのはジュンドゥだけ。 コンジュを強姦しそうになったのには呆れたが、コンジュにとってトラウマにならなかったのは幸いだった。とはいえ、それも結果オーライだっただけで、自分勝手な強姦未遂と変わりはない行為。 その報いか、愛情で結ばれた性行為が障害者に対する強姦として逮捕されたのは皮肉な結末。 それでも暗いラストにならなかったのは、二人が互いに必要としていることが確かな光明として見えるからだろう。 どんなに周りから厄介者扱いされても、誰かに必要とされる、居場所があるということは、それだけで大きな救いになるのだから。 時々コンジュの願いをイメージにしたようなシーンが挿入されるが、微笑ましいカップルの姿が印象に残る。そして、役者も上手い。
[DVD(字幕)] 7点(2017-10-14 23:33:54)
2.  女は男の未来だ 《ネタバレ》 
ヒロインのソン・ヒョナを巡って、アメリカ留学から映画監督になって帰国したキム・テウとその親友で大学教授になったユ・ジテとの三角関係。 男女の機微は随所にリアルに出ていてニヤリとさせられるけど、ストーリーは若い頃の恋愛を振り返って懐かしむような感じで何てことはない印象。男女関係のあるある感を楽しむような映画。  終盤、大学教授が飲み会で学生に説教しながら、その帰りに女子学生をホテルに連れ込んでしまう。自分に正直に生きるというのは下半身に正直に生きるということか。なんだかんだいっても結局いい女とやることばかり考えてるのかと。 ところが、教授に詰られた男子学生が跡をつけていて、二人がホテルに入ったことがバレてしまう。教授が男子学生の今後の動きを気にしながら女子学生をタクシーに乗せて見送るシーンで映画は終了。告発されないかビクビクしている教授の心の内が見えるようで、その姿がとても滑稽に映る。
[DVD(吹替)] 5点(2017-09-09 15:14:17)
3.  おばあちゃんの家 《ネタバレ》 
都会育ちでわがままで生意気なガキをぶん殴りたくなる。でも、口のきけない田舎のおばあちゃんは優しくガキの言うことを聞いてやる。貧乏なおばあちゃんがあくまで孫を優先する思いには泣ける。さすがのクソガキも、そんなおばあちゃんの優しさに最後はほだされて。 二人の心のふれあいに感動。サンウが渡した絵葉書のラストも良い。
[DVD(吹替)] 8点(2016-08-01 19:17:06)
4.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
時を超えた父と子のファンタジーな会話が、これほどサスペンス色の強いものになっていくとは思わなかった。 過去に干渉する度に現代が塗り替えられてしまうタイムスリップもの。 周りは塗り替えられる前の記憶は持っていないが、主人公だけ両方持っているというのはいかにも都合の良い設定。 それを好意的に受け入れれば、この物語もシンプルに楽しめる。
[DVD(吹替)] 7点(2014-09-22 19:29:13)(良:1票)
5.  おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill- 《ネタバレ》 
ケラリーノ・サンドロビッチの舞台は何度か観たが、ユニークなキャラクターとウィットに富んだセリフがおもしろい。 その特長が本作にも活かされている。 投身自殺と思われた料理教室の講師の死をめぐって真相を解明していくサスペンス形式だが、犯行トリックは無理筋で推理クイズ並みのこじつけレベル。 そういったことは実はどうでもよくて、あくまでケラ得意の軽妙な会話が肝になったライト・コメディに仕上がっている。 インタビュー形式のモノローグを時折り挿入したり、クライマックスで教材のナレーションが犯行の解説に移行したり、演出も巧み。 ラストは名探偵の子どもを買収して探偵ゴッゴの継続を表すオチで、しっかり計算された構成。 主演の奥菜恵はコミカルな役にハマって好演。 脇を固める犬山イヌコ、池谷のぶえのオバサンキャラも個性的で抜群の存在感。 ただ、ケラ作品は生の舞台のほうがインパクトがあって好き。 映像でもおもしろいんだけど、内容自体は頭に残らず、しばらくすると忘れてしまうような軽さがある。 テレビやDVDならいいけど、決して映画館で見たいとは思わない類の作品。
[DVD(邦画)] 7点(2013-11-07 23:09:14)
6.  オーシャンズ11
豪華キャストの割りに11人のキャラが描ききれていない。 有能な人材を集めてハイリスクの仕事をするのはよくあるパターンだけど、もっと人数を絞ったほうがよかったような…。 よく言えば軽快、悪くいえば軽くて薄っぺらい。 ストーリーに起伏がなく意外性もないので後に残らずすぐに忘れてしまいそう。 ルパンの仲間を多くした劣化版といった印象では続編を見る気にはなれない。
[ビデオ(吹替)] 4点(2013-10-06 00:43:49)
7.  おくりびと 《ネタバレ》 
いわゆる良い話なんだけど、パターン通りで意外性はない。 石文のエピソードで、亡くなった父が我が子への思いのこもった石を握っていたのもベタすぎる。 広末のいい嫁っぷりは癒されるけど、こちらもちょっと理想主義。 納棺師の仕事ぶりは興味深かった。
[DVD(邦画)] 6点(2013-08-10 02:39:00)
8.  鬼が来た! 《ネタバレ》 
二人の捕虜を巡ってどこか牧歌的な雰囲気で、コミカルなシーンも多い。ところが、終盤で思わぬ展開に。和やかな宴会が村人への大殺戮に変わっていくさまは息を飲む。堰を切った濁流のようにどうにも止まらない残虐行為の連鎖。中国映画らしい反日的な描き方は日本人としてはしんどいし引っかかるが、それをも超えた戦争の狂気、集団心理の怖さはあった。  二人の捕虜を連れてきた男の正体は最後まで明かされないなどシュールな面もあって、なにか心にとまる作品。ラストの主人公の首は、憑き物の鬼が落ちたような表情が印象的。そこだけカラーになるので、俯瞰で見ている監督の達観した顔にも見える。狂気と滑稽さが感じられてこの映画にふさわしいラスト。  日本に反感のある中国人が観れば、鬼は憎っくき日本人でしかない。ところが、フラットな気持ちで観れば鬼は誰にでも宿るように見える。視点によって見え方が変わってくるホログラムシールのような作りは、中国当局の検閲を考慮してのものなのだろうか。日本人役者のセリフが聞き取りにくいのと、モノクロでは見にくいのでカラーで見たかった。  しばらく後に再鑑賞。やっぱり面白い。 花屋が通訳から教えられた罵倒が新年の挨拶だったのは傑作で、緊張と緩和が生む笑いの最たるもの。
[DVD(字幕)] 8点(2013-07-11 23:08:39)
9.  オーディション(2000) 《ネタバレ》 
「キリキリキリキリ~」 オーディションで再婚相手を見つけようとした男に麻美の狂気が突き刺さる。 「自分がどんな人間かがわかるのも苦しいことやつらいことだけなの。うんとつらい目に遭った時だけ自分の心の形がわかるのよ」 痛いのがダメな人は見ないほうがいいスプラッターホラー。 『ミザリー』のような観ていて痛い場面があるが、追い詰められる心理的恐怖では到底及ばない。 妄想や夢が突然挿入されるので、何が現実なのかわかりにくくて観づらい。 緻密さに欠けるストーリーなので突っ込みどころはいろいろあるが、怖がらせる(痛がらせる)という点では悪くない。
[インターネット(字幕)] 5点(2013-06-03 01:21:07)
10.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 
「オペラ座の怪人」は映画やテレビ、舞台などで何度もリメイクされているので、いつのどの作品なのかが紛らわしい。 初めて観たのが1990年製作のテレビ版で、エリック役がチャールズ・ダンス、クリスティーヌ役がテリー・ポロ、エリックの父にバート・ランカスター。 これはストレートプレイでとても面白かったし、ストーリーがドラマティックでよく練られていた。 キャストもハマっていて、特にテリー・ポロが可憐で印象的。 それに比べて、ミュージカルはどうも相性が悪い。 セリフの代わりに歌うというのが不自然にしか感じられず、どうにも違和感が拭えない。 ミュージカルでも歌の少ないものはまだいいのだが、この作品のように歌の占める割合が多いと無理。 それにテレビ版では怪人の生い立ちがしっかり描かれ、エリック、クリスティーヌ、子爵の三角関係だけではなく、怪人の父親も絡めた愛憎劇となっている。 ところが、こちらはそうした生い立ちが描かれていないので人物造形が浅くなっている。 そのためストーリーに巻き込まれることがなく、感情移入ができなかった。 ストーリー重視派には合わない作品で、ミュージカルの好きな人には魅力的な作品か。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-12 19:29:44)
11.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
誰が何の目的で15年間も監禁したのか、謎を追究する主人公に自然と思いを重ねてしまい、最後まで引っ張られる。 その謎を解くキーはなぜ解放したかにあったというのが、意表をつく展開で良かった。 日本の漫画が原作だけに、劇画的な部分もあちこちに感じられる。 15年間の監禁生活で体を鍛えイメージトレーニングを重ね、大勢の敵を金槌で倒せる格闘の達人になるなんて、いかにも漫画チック。 少年の頃に持つような空手の通信講座で達人になる空想を、そのまま映像化したかのよう。 リアリティはまったくないけど、これはこれで楽しい。 ただ、犯行動機と手段が近親相姦も関わってあまりに衝撃的でシリアスなもの。 なので、時折り混ざっていたギャグタッチの描写とのギャップに違和感はあった。 そういうのもないと重くなりすぎるのかもしれないが。  アラを探せば、主人公が解放後に一番気になるはずの娘の消息を追わなかったのはおかしい。 また、万能薬的なアイテムともいえる催眠術を使っているのも引っかかる。 ただ、そうしたことをさほど気にならなくさせるだけの勢いがこの映画にはある。 ウジンの犯行動機は理不尽な逆恨みに近く、これほど苛酷な復讐はありえないと思われるかも。 でも、イカレた人間の逆恨みのターゲットになる怖さは今の社会なら常に潜在しているので、絵空事とまでは思えない。 タブーを恐れないアンダーグラウンドの臭いがして面白い映画だった。
[DVD(吹替)] 8点(2013-01-17 21:55:48)(良:1票)
12.  おっぱいバレー
顧問のおっぱいが見たいために奮闘するおバカな中学生たち。 どうせならもっと突き抜けてほしかったけど、こじんまりまとまった感も。
[DVD(邦画)] 6点(2012-12-31 00:28:41)
13.  男たちの大和 YAMATO
大和の実物大セットを作って撮影したことで話題にもなった邦画大作。 戦闘シーンは迫力があるが、ストーリーが今までの第二次大戦物の枠組みを超えるものではなかったので、ややインパクトに欠けるか。
[映画館(邦画)] 5点(2012-12-28 23:58:13)
14.  ALWAYS 三丁目の夕日
昭和30年代、日本はまだ便利で豊かとはいえないが、活気にあふれていた時代の物語。 子供はゲームソフトで遊ぶのではなく、空き地でみんなと遊んでいた。 そうした時代を懐かしんで、ノスタルジックな気分にさせてくれる映画。
[DVD(邦画)] 8点(2012-12-06 00:46:32)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS