1. オリエント急行殺人事件(2017)
《ネタバレ》 もともと推理系は好きなジャンルだが、楽しめた。格調高き特急と、特急が駆け抜ける雪山の雰囲気は至高。 登場人物は多いがキャラが確立しているため、人間関係像は把握しやすい。犯人は誰なのだ、という緊張感漂う展開に加え、意外な真相が待ち受けていた。締めは弱いと感じ、個人的に好きでないので減点。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-07-27 00:25:12) |
2. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 狼の子どもを育てるなんて・・・独特の設定なものの、スッと世界観に入れた。 ガチャガチャしてなくて好き。ほのぼのとした静かな物語。 狼と花の馴れ初めが素敵で、温かい目で見守る自分に気づく。 花の母としての強さや包み込むような優しさ、田舎の人々の温かみ、田園風景広がる澄んだ空気…。 喧騒から遠ざかった日々がそこにあった。おおかみこどもである雨と雪の自分なりの今後の生き方の決意に拍手。 [DVD(邦画)] 7点(2017-06-19 21:21:06) |
3. オール・イズ・ロスト 最後の手紙
《ネタバレ》 登場人物1名・台本31ページのセリフ量というスケールの小ささだが、自然と引き込まれて目が離せない。 難破した際の、知識と経験に裏打ちされた老人の行動には舌を巻いた。 弱点としては、メッセージ性とインパクトは無いかな。主人公の背景が全然分からないのが一因かも。 あと、オリジナリティ。同じような海難モノである『キャスト・アウェイ』を彷彿とさせるため、見劣りする。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-05-10 22:56:54) |
4. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 シビレた。宇宙モノの作品の中では、かなり好きなほう。 随所随所で、作品への作り込みの情熱が伝わる。丁寧。 生きることへの強い思いが伝わる、勇気づけられる映画。 『70億人が、彼の還りを待っている。』というキャッチフレーズだったが、鑑賞者の自分もその一人だと実感させられた迫真さだった。 ワトニーがMAVに乗り込み、ハーミス号に向け発射されるシーンは鳥肌が立ち続けた。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-04-02 01:20:03) |
5. オブリビオン(2013)
《ネタバレ》 近未来の乗り物やドローン、タワーなどの描写はものすごく綺麗で良かった。この映画はドローンが重要な役割をもつ一つの存在だが、その攻撃力がものすごく高いゆえ、油断できないといういい緊張感を持たせてくれた。全体的な設定としてはやや難解で、後半部分は紐解かれていくが釈然としない部分も存在した。最後のクローン52号とジュリアがひっつくのは、逆にこの映画の価値を下げてしまっていると思う。亡きジャックを湖畔の家で偲びながら過ごすほうが印象に残る。 [DVD(字幕)] 6点(2014-12-09 23:22:51)(良:1票) |
6. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 このようなタイムループ系の映画は好きで、他レビューサイトに "Source Code" よりも良いという感想を見て劇場で鑑賞した。 結論としては、アクションシーンの占める割合が高く、戦闘に重きが置かれていたので、期待以上のものではなかった。「ギタイに立ち向かうために強くならなければいけない、トレーニングを重ねなければならない」というケイジの思いに入り込むことができなかったのが一番の要因だと感じる。 [映画館(字幕)] 5点(2014-12-06 17:45:29) |