21. バティニョールおじさん
《ネタバレ》 「何で俺がこんなことを・・・」と言いながらも、子供たちの世話を最後まで焼いてしまうバティニョールおじさん。彼だって子供達にイライラしたり、妻子ある身でありながら、逃亡中に匿ってくれた女主人となぜかいい感じになったり・・・と、根っからの善人ではない、そこら辺にいるようなしょぼくれたオッサン(失礼!)なのがリアルでポイント高いです。それだけに、ラストで「俺も一緒に行く!」と、子供達と旅を続けることを選択した場面では彼の心の変化を感じ取ることができて、観ているこっちも優しい気分になりました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-08 22:17:22)(良:1票) |
22. バロン
サラ・ポーリーが可愛い。ユマ・サーマンが美しい。ロビン・ウィリアムスが怪しい。話のほうはどうでしょう。どこか跳んでるアドベンチャーかなぁ。どうも私はギリアム監督とはあまり相性が良くないようで・・・。 5点(2004-09-04 21:11:41) |
23. バードケージ
ネイサン・レインのオカマっぷりに脱帽。彼(彼女?)のおかげで、ロビンの熱演も霞んでしまうほどだった。ただ、終始ドタバタしすぎでストーリーそのものはあまり面白くなかった(ネイサンの演技で視聴者を引っ張っていた?)感も。ところで、どうもロビンの一人息子にはあんまり感情移入できないような。育ての親に対してする仕打ちがなんかあんまりな感じを受けるんだよなぁ。 5点(2004-06-27 21:36:10) |
24. ハイ・フィデリティ
こういう登場人物がスクリーンの外の観客に話しかける演出のある映画(ギャグ系を除く)を観るのは初めてだったので新鮮だった。恋愛映画として観た点数がこれ。作中で出てくる音楽ネタを詳しく知っていればもっと楽しめたのかもしれない。ティム・ロビンスが出てきた時は彼の出演を前もって知らなかったのでビックリ。でも変な髪形だったなぁ(笑)。 6点(2004-06-27 21:28:43) |
25. ハドソン河のモスコー
今までとは全く違う環境に飛び込んで、右往左往するウラジミルの姿は、生まれ育った場所から独り立ちする頃の不安だった自分を思い出させてくれる。都会の現実を突きつけられて、やっぱり自分はよそ者なんだ、孤独なんだと落ち込む彼の気持ちに共感。そんなトゲトゲ感を少々コメディックに、温かく描いている脚本、映像、役者、音楽と四拍子(?)揃った素晴らしい作品。 8点(2004-06-22 18:48:32) |
26. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
監督が交代したのがプラスの方向に働いたと思う。前作までのエピソード詰め込みすぎで窮屈な印象が今回は感じられなかったし、クライマックスに向かう途中のドキドキ感も以前の二作よりもアップしていた。原作のエピソードをバサバサ切り捨てているらしく、原作のファンの方々からは「いろいろ端折られていた」という不満の声が、観終わった後の映画館でチラホラと聞こえてきていたが、二時間半の作品としてまとめるならばこれぐらいの情報量やストーリーが一番ピッタリくると感じた。エンドロールの足跡も結構面白かったし、何よりも観ている途中で飽きなかったというのがポイント高い。それにしても子役達はみんな大きくなりましたな。ハーマイオニーも大人っぽくなっていて驚いたけど、マルフォイの急激な成長にビックリ。 8点(2004-06-21 22:53:35)(良:1票) |
27. ハリー・ポッターと秘密の部屋
監督が変わらず、作劇の構成も前回と同じような感じなので、点数も前作と同様。ただ、この展開がこれ以降の作品でずっと続くとさすがに辛いと思う。次回作の新監督の手腕に期待しています。それにしても、ハリーは魔法使いなのに全然魔法使わないのが不思議。ハーマイオニーの方が印象的に魔法を使ってる気がするなぁ。 7点(2004-06-07 22:18:00) |
28. ハリー・ポッターと賢者の石
意外と評価低いみたいですね。こういう学園モノのファンタジーは好みの分かれるところでしょうが、個人的には楽しめました。クィディッチのルールはよく理解できませんでしたが・・・。 7点(2004-06-06 22:01:42) |
29. パッチ・アダムス
ロビン・ウィリアムスはやっぱり医者の役(この作品ではまだ医大生だけど)が良く似合う。笑えるエピソードから悲しいシーンまで盛りだくさんなのだが、詰め込みすぎで場面がすぐに展開するので、あまり感動の余韻に浸っていられないのが残念といえば残念。ところで、この作品のコレクターズエディションDVD、どうせならシャドヤック監督のコメンタリーの字幕も付けてほしかった!と思うのは私だけでしょうか? 7点(2004-06-02 23:07:49) |
30. パンチドランク・ラブ
音楽も映像もとにかくシュール。でも中身は一直線のラブストーリー。このミスマッチさに逆に好感が持てた。この映画でアダム・サンドラーに注目し始めて他の作品も観たのですが、この作品だけ異色な感じなんですね。 7点(2004-06-02 22:06:38) |