61. ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
《ネタバレ》 めっちゃ派手、めっちゃ人死ぬ、面白さはまあまあ。 主要人物が都合よく死なな過ぎ! とにかく銃撃線にお腹いっぱい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-09 17:11:12) |
62. ハーダー・ゼイ・カム
《ネタバレ》 街を牛耳ってるレコード会社の社長がとにかく酷い。 どんなにレコードが売れても20ドルしか歌手に渡さない。 ここから主人公の破滅の道が始まった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-14 16:38:20) |
63. 裸のキッス
《ネタバレ》 冒頭のシーンが全てで、その後は淡々としたストーリーが続く。 にしても、主人公は暴力を振りすぎでしょ! とにかく殴りまくるし、平手打ちは当たり前。 身から出た錆のような気がするが、最後は英雄的な扱いなのは納得がいかない。 [ビデオ(字幕)] 6点(2021-08-13 11:50:46) |
64. バンビ、ゴジラに会う
《ネタバレ》 オープニングクレジットからして、もう既にギャグ。 そして衝撃のラスト!は、ホラー。 でも冒頭は癒しのアニメ。 たった1分ちょっとなのに、インパクト大。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-06 06:53:27) |
65. 母のおもかげ
《ネタバレ》 私の母親も早くに亡くなったが、新しいお母さんを欲しいと思った事など全くない。 まして無理矢理「お母ちゃん」と呼ばせようとは、もってのほかだ。 継母をこしらえようとしてるのは大人側の都合でしかない。 よく出来た男の子だったから、最後は「お母ちゃん」と呼んでくれたけど、はっきり言って継母なんて要らんのだよ。 清水宏の遺作であるが、最後までガキ、ガキ、ガキだらけ! という訳で、巨匠清水宏は最後まで清水宏でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-07 16:59:16)(良:1票) |
66. HARAJUKU CINEMA
《ネタバレ》 引きこもりが音楽を取り戻したところで終わらせていれば良かったはず。 親父告白のシーンが蛇足。 お気楽に見える読モの仕事、だけど彼女らは彼女なりに悩みを抱え、頑張って生きている。 それにフォーカスを絞った内容でいけば良かったのに。 なんかもったいない。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-09 00:47:38) |
67. ハムレット(1948)
《ネタバレ》 有名なハムレットという作品に、初めて触れることができた。 それだけで、ある程度は満足。 お城の造りが、とにかく凄い。 それを映し出すモノクロ映像。 芸術的価値も高い。 オフィーリアが倒れた時、その太ももが露わになる。 この、なんとエロティックなことか! 作品全体が荘厳な空気に包まれているからこそ、映えわたる太ももの美しさ。 まさに芸術です。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-03 20:24:36) |
68. バウンティフルへの旅
《ネタバレ》 郷愁を扱ったヒューマンドラマ。 お婆ちゃんが主演。 非常に優等生的な内容で、見ていて安心感はある。 お婆ちゃんの人生の思い出を、ひたすら聞かされるので、まるで老人の話し相手をしているような錯覚にとらわれた。 でも不思議と退屈はしない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-10 00:18:32) |
69. 初恋(2006)
《ネタバレ》 全く前知識なしで見たので、そのタイトルから単純な恋愛モノかと思っていたら、なんと三億円事件が絡んでいた。 このストーリーなら、別に三億円事件じゃなくても良い気がするが、そこは話題性を取ったのか? この頃の宮崎あおいは、まだ垢抜けていない印象。 それにしても、やはり60年代の新宿は独特で固有の魅力がありますな。 他の街には絶対にない独特の魅力。 そんな新宿を体感できたのは、この作品で得られた唯一の収穫だ。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-11-08 02:32:19) |
70. 花の慕情
《ネタバレ》 『その場所に女ありて』と同じ鈴木英夫監督、司葉子と宝田明が主演。 本作では司葉子が洋服ではなく和服であったが、洋服の方が似合うのかも。 パリッとスーツを着こなし、都会の洗練された美女を演じる方が好きかな。 話も『その場所に女ありて』ほど面白くはなく、普通のレベルだった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-28 17:34:20) |
71. 犯人は21番に住む
《ネタバレ》 十分に楽しい作品だが、傑作ぞろいのクルーゾー作品の中で言えば、普通の出来。 それだけ、クルーゾーの作品群は凄い。 本作は、ラストまでやや退屈感があったものの、ラストはあっと言わせられた。 それにしても、本作のモノクロ映像は美しいなぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2016-07-03 01:58:20) |
72. パームビーチ・ストーリー
《ネタバレ》 かの蓮實重彦氏が推薦している作品だったので鑑賞。 ビデオジャケット裏に、“ノンストップ・コメディ”と書かれていたので、この時代のアメリカ映画に特有な、べちゃくちゃうるさいラブ・コメディを想像していたが、意外とそこまでうるさくはなく、落ち着いて観ることのできる内容だった。 結局は元サヤに戻るという結末は、偶然にも最近鑑賞した、同時代のアメリア映画とまったく同じオチではあったものの、そこにいたるまでのストーリーが面白かったので、楽しむことができた。 [ビデオ(字幕)] 6点(2016-05-07 22:58:27) |
73. ハッピーイヤーズ・イブ
《ネタバレ》 完全にグイ・ルンメイ目当てで鑑賞。 彼女のミニスカ姿をおがめる貴重な一本だった。 ますます好きになった! 内容としては、純愛ラブストーリーで、三姉妹のそれぞれを描いたオムニバス。 まず、長女のストーリーは不要。 宇宙を舞台にしているが、完全に浮いている。 無重力だからという意味じゃない。 三話の中で内容的に浮いている。 当然だが、アジア映画としての雰囲気が、全く出ていない。 次女、グイ・ルンメイのパート。 これはグイ・ルンメイが主演じゃなかったら、駄作。 彼女の輝きがすべて。 三女のパート。 女優と一般人男性との恋を描いた、男からしたら夢のようなお話し。 ところが、この男、相手の素性を知らぬまま付き合っていて、女優と知った瞬間、「だまされた!」と言いだし、別れようとする。 こんなのあり得るか?! 勿論、純愛モノだから、これが正しい反応なんだけど・・・ 純愛モノは好きだから、それになりには気に入ったけど、アジア映画好きとしてみると、物足りない。 もっとアジアアジアした純愛ラブストーリーを観たい。 それもグイ・ルンメイ主演で! [DVD(字幕)] 6点(2014-11-04 01:34:32) |
74. 花の影
《ネタバレ》 チェン・カイコーらしい、毒っ気たっぷりの悲劇。 観終えた後の気色の悪い余韻は、何とも表現できないものがある。 特にラストシーンの怖さ。 完全にその辺のホラー映画の怖さを超越している。 コン・リーを乗せた車椅子が音をたてて迫り来る・・・ あー、マジで怖かった。 戦慄のラストシーン。 レスリー・チャンとコン・リーの熱のこもった演技も見所。 クリストファー・ドイルの撮った、少し曇り気味で寓話的な味わいを持つ映像も見所。 チェン・カイコーが演出した、毒キノコ的味わいのある悲劇も見所。 こういった見所満載の中で、最大のマイナスポイントは、その余韻の悪さ。 とにかく後味が悪い。 コン・リーの側近の毒キノコ頭の様に、気色が悪い。 この後味の悪さは、まさに毒キノコ。 いや、、毒キノコは食べたことはないが。 この作品、何気に『さらば、わが愛/覇王別姫』に匹敵するパワーを持っている。 チェン・カイコーの代表作として、個人的には挙げたい作品。 [ビデオ(字幕)] 6点(2013-05-22 00:52:19) |
75. 薔薇の葬列
オカマ(ゲイボーイ)の歴史を目の当りにしたかの様だ。 ATGと新宿って、むやみによく絡んでくるけど、この作品に限って言えば、新宿が舞台となった必然性を感じることができる。 主演がピーターとは知らないで観たが、すぐにピーターと分かった。 若かりし頃なので、断然美しい。 決して好きとは言えない内容だが、間違いなく力作。 家族写真を何度もチラつかせるが、父親の顔の部分がタバコの火でよく見えない。 そんでもって、あのラスト。 カルトものながら、こうした伏線もしっかりしており、映画としての出来も秀逸だ。 [ビデオ(邦画)] 6点(2012-09-16 16:47:13) |
76. 花火降る夏
香港返還期前後の混乱を描いた作品。 『メイド・イン・ホンコン』で、印象的な映像美を見せたフルーツ・チャン監督が、今度はアクション映画を撮った。 少々分かりにくい映像と展開は、香港返還の混乱を象徴しているとも取れなくもない。 ラストの展開はなかなか見もの。 残念なのは、ありきたりな香港アクション映画のレベルにまとまってしまっているところだ。 ただし、香港の雑然とした街並みと雰囲気を堪能できる、香港映画好きにはたまらないロケーションの数々が良い。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-12 22:55:26) |
77. バーバレラ
ちょっとエッチな大人向けSF映画。 フランス・イタリア・アメリカ合作だからこその味わいアリ。 とにかくジェーン・フォンダが美しい。 ブロンドに長い足に白い肌。 当時30歳とは思えない魅力を発している。 下らないと言ってしまえばそれまでの内容だが、体の力を抜いて観られる娯楽作として十分楽しめる。 言わば、脱力系エッチSF映画の金字塔だ。 目の保養として、金髪のエッチなおねえちゃんのコスプレを観たいなら、ハズレのない作品。 監督のロジェ・ヴァディムは、相変わらずブロンド美人を選ぶセンス、そして演出がにくいほどに上手い。 というか、単なるスケベ(笑)。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-13 19:43:49)(良:1票) |
78. 破戒(1962)
《ネタバレ》 市川崑と市川雷蔵による、“W市川”作品。 原作は私自身も、とある縁のある島崎藤村で、ヒロインに藤村志保という、“W藤村”作品。 というわけで、W市川藤村作品(どうでもよい)。 被差別部落問題を正面から扱った作品で、重苦しいのがネックだが、社会派的作品として、社会に対する役割は十分に果たしていると言える作品である。 三國連太郎と市川雷蔵のツーショットを観られるのも、本作の見所の一つだ。 ドラマとして観ると、楽しめる内容ではない。 それよりむしろ、まだ被差別部落問題が色濃く残存していた時代に、その問題を少しでも解消していこうという監督の熱意が感じられるのが良い。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-07-04 18:38:05) |
79. 薔薇いくたびか
若尾文子と南田洋子が20代前半の頃に共演した貴重な作品で、長谷川一夫のスーツ姿を見られたり、市川雷蔵や勝新太郎などが端役で出演していたりと、キャスト面では申し分なし。 ただし脚本的にはかなり問題あり。 都合の良すぎるストーリー展開には、見ていて苦笑せざるを得なかった。 特にラストの30分は、完全に蛇足。 普通に二人がくっついて爽やかに終り、というベタな終わらせ方の方が数倍良かったような気がする。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-06-20 00:46:16) |
80. パラダイン夫人の恋
《ネタバレ》 普通に楽しめたが、終盤の法廷劇は少々疲れた。 でもヒッチコックらしさも、ほんの少しだが感じられ、普通に楽しめるレベルの作品だと思う。 グレゴリー・ペックが、アリダ・ヴァリの屋敷を訪ねた時に、世話人の姿は見えど顔は全然分からない、しかも、いつの間にかいなくなっていた、という演出にサスペンス的な魅力を感じ、ここにヒッチコック印を感じた。 更には、その後、グレゴリー・ペックと、それを尾行してきた世話人との、室内における火花散る緊迫したやり取りも、ヒッチコックらしい緊張感があって楽しめた。 それにしても、私にとってアリダ・ヴァリという女優さんは、後年の眼光の鋭いおばさんのイメージしかないので、美人という設定には、個人的にむちゃくちゃ違和感を感じた。 又、グレゴリー・ペックのダテ男ぶりも堪能できる作品である。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 20:50:28) |