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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4673
性別 男性
年齢 41歳

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81.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
全編に渡って「カイジュウ」という単語が連発しているだけで、監督の怪獣に対する思いがひしひしと伝わってくるのですが、音声解説を聞いてみると本当に日本の怪獣が大好きなんだなと痛感致しました。監督さんは60年代の日本の特撮や怪獣ものを見て育ったそうで、特に「ゴジラ」や「ウルトラマン」、「マジンガーZ」なんかが大好きなんだとか。そしていろんな方々の実名をあげて、ずっと蘊蓄を語っておりました。本作の戦闘シーンは、海の中で闘ってるのが多いのですが、CGの波が実によく出来ていて、その波も実は「葛飾北斎」の波をモデルにしてるんだとか。当然のことながら、イェーガーと怪獣もまたCGなんですけど、CGって重量感の表現がなかなか難しいと思うんですね。でも本作はその重量感を出すことにこだわっていたらしく、それがきちんと見て取れた。個人的に好きなシーンは、船を引きずりながらそれをバットみたいに持って敵に喰らわすシーン、それから怪獣がウェーガーを足で掴んで空を飛び、ビルにぶつけながら高く上がってくシーン。やんちゃキャラの科学者と堅物キャラの科学者の対比とか、ハンニバル・チャウの金ブーツとスーツ姿とか、人物キャラも印象的。みんなそれぞれ最初はわだかまりや悩み、対立がありながらもそれが一つになることで人類を救っていくという、定番だけど安定した流れで終始楽しめました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-20 00:25:14)
82.  ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~ 《ネタバレ》 
お恥ずかしながら、中盤までハッシュパピーを男の子だと思ってました(笑)。自分のことを「わたし」と呼んでるので気がついた。まぁそれはともかく、ハッシュパピーを演じてる子は確かに良い演技してましたね。強がってる時の表情とか、それでも涙があふれる時の表情とか、最後の凛とした表情とか。そしてお父さん。彼の教育方法は、なんというか自由ですな。子供の心を解き放たせるような、自由な感覚。飾り気のない、それこそ子供のような純粋なお父さんのキャラが印象的でした。巨獣オ―ロックスの映像とか、子供心の感覚の表現としては巧いと思いましたけど、独り言の台詞の数々はまるで詩のようで子供らしくないのでその点は少し気になりました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-11-14 23:31:15)
83.  ハングオーバー!!! 最後の反省会 《ネタバレ》 
前二作と比較すれば、確かにパワーダウン感は否めません。このシリーズ特有の、度を超えた下ネタ、そしてきわどい人種ネタのオンパレードだったのが、本作ではかなり控えめになっている。でも、愉快なノリはそのまま引き継がれていて、相変わらず笑かしてくれましたよ。キリンの首スパンでさっそく観客のハートをゲット。チャウの暴走と、アランの自己中。これが本作の両輪です。結婚してめでたしで終わるのは、ちょっと平凡過ぎるよ!と思っていたら、エンドロール中にいつもの「二日酔い」が。一日で出来るおっぱいってどんなお薬やねん(笑)。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-11-11 23:03:19)
84.  ハード・ラッシュ 《ネタバレ》 
う~ん、なんとも悩ましい作品でしたねぇ。 義弟を救う為に再び危ない仕事をやるということで、 家族思いな彼の気持ちはよくわかるのですが、 でもやってることは闇のお仕事ですしねぇ、、。 アンディの命を狙う組織のボスが嫌な奴なので、 そういう意味では主人公を応援出来るのですが、 しかしアンディもアホな奴だし、、、、。 偽札を実際に運び出して船に乗せようとする展開は サスペンスらしさが出ていてよかったですね。 後はリアリティを大事にしているのが見て取れて、 その点も良かったと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-11-10 11:21:31)
85.  バーニング・ブライト 《ネタバレ》 
家の中に虎が侵入。逃げながら格闘するという ワンシチュエーションものは、ありそうでなかったですね。 映像的になかなか難しかったのか、 虎に襲われてるシーンは虎のドアップとケリーたちを 交互に見せたりなんかして、制作者の腐心が見て取れる。 頑張りは伝わってきますし、それなりに面白くは見れました。 ただ行動の仕方に少し疑問があって、一度家を出たのならまず どこかに助けを呼ぶべきだろうとか、虎に薬食べさせてたのも 結局なんの意味もなかっただろうとか。 ちなみに、ストーリーとしては虎はメインではなくて、 本当は一つの家族の話なんですよね。 自閉症の弟に対するケリーの心境の変化みたいな、 そういうのが本当のメインです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-10-03 11:20:11)
86.  パラノーマン ブライス・ホローの謎 《ネタバレ》 
けっこう笑えましたね~。やたらと周りが見れてるデブちんの男の子とか、わがままで色目使いのお姉ちゃんとか、ゲイでいい身体のお兄ちゃんとか、いじめっ子でお調子者の男の子とか、あ~こんな奴いるいる~って思わせるキャラばっかりなんですよね。ある意味ではステレオタイプなんだけど、それがまた生き生きとアニメ化されてるもんだからすんなり共感出来るしそのキャラを生かしたユーモアがどれも面白い。怒り狂う少女を説得する終盤の展開も見ものでした。あとは、サントラも個人的にはお気に入りでしたね。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-09-21 22:41:40)
87.  ぱいかじ南海作戦 《ネタバレ》 
失業と離婚が同時に訪れた男性が 西表島でサバイバル生活を送るという内容。 南の島でのびのび自由に過ごしたいという 気持ちはよくわかるし、男なら、ああいう サバイバル生活に一度は憧れるというもの。 だから最後の台詞にも共感出来る。 最初は黒々とした4人のおっさんが登場し、 その後若い男性がやってくる。 そして女子2人組の登場。うむ、やはり南の島に 女子は必要だなと再認識。 主人公の男性に突然希ちゃんが好意を 伝えたりするのだが、主人公の恋愛描写は ほとんどと無いようなもので、その点が不満。 終盤、ドタドタと仕事仲間や元嫁さんが出てくる 展開は唐突である。 いくつか笑えるシーンもあるが、 滑ってる箇所も多々有り、全体としては 佳作かなという印象。
[DVD(邦画)] 5点(2013-05-07 21:09:40)
88.  パラノーマル・アクティビティ4 《ネタバレ》 
このシリーズもついに4作目ということですが、 間違いなく本作はシリーズ中一番低い出来だったと思います。 なにがダメって、全然怖くない。 最初は、この手法に自分が慣れてしまって 怖くなくなったのかなと思ったんだけど、 いやそうじゃない、怖がらせるシーンが どれもこれも中途半端でたいしたことがないんだ。 3作目でだいぶ大掛かりな見せ場が多かったから、 そこからの揺り戻しでこうなったのかもしれないけど、 悪魔崇拝だかなんだかの要素も消化不良で モヤモヤが残るし、不満ばかりの作品となってしまった。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-04-20 18:03:19)
89.  ハナミズキ 《ネタバレ》 
確かに、一青窈の主題歌、そして 新垣結衣と生田斗真主演のラヴストーリーということで、マーケティングで作られた映画なのは事実だと思いますが、そういう観点で最初から見ると、むしろ成功している内容と言えるかもしれません。前半は、恋と進学の狭間、そして遠距離だからこそのゆらぎ、そういうのが身近に感じられる展開でとても共感が持てます。それ故に、花が散る場面で二人かけ合って抱き合うシーンは凄く良かった。しかしながら後半はかなり急展開だったりします。結婚間近だった人が突然亡くなったり、康平が偶然カナダの町に漁で来ていて康平が置いていった船をこれまた偶然紗枝が見つけてというご都合な展開。リアリティ云々で考えると眉唾物なんですが、このお話は、いってみれば「恋愛の理想型」なんじゃないかなとも思う。要は、観客は女性がメインだから、リアリティ云々よりも、理想としての恋愛を提示してみせた、というところに意味があるのでしょう。だからこそ、そういう意味では成功していると言える。
[DVD(邦画)] 6点(2013-04-11 01:00:06)
90.  ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode 1 《ネタバレ》 
ドラマのやつ、いつも見ていました。 その映画化ということで拝見致しましたが、 いつも2人組だったのに相棒がいない、、、? と思いきや、ドラマ版の3年前を舞台にしていたのですね。 格好よくて好青年キャラのインションと、 お調子者で憎めないヤクザのダーフーのコンビが凄く良い。 アクションの良さもさることながら、この二人の 絶妙な組み合わせで最後まで楽しんで鑑賞出来ました。 最初の頃は刑事とヤクザでいがみ合ってたのに、 最後には二人ともあんな映画でお別れしちゃって、 なんだか微笑ましかったですね。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-07 16:05:14)
91.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
見る前は、派手な闘いっぷりを楽しむアクション映画なのかなと思ってたのですが、どうもそうではなかった。前半は、いわば殺人ゲームが金持ちたちの道楽になってる不条理さやスポンサーを集めるほうが有利とのことで演出される恋愛など、そういううわべの世界が描かれる。そして実際の闘いの場で、心優しいルーの死などが描かれ、その落差がより不条理を際立たせていて良かったなと感じる。ただ良かった点はそれぐらいで、他は突っ込みどころ満載。火の玉攻撃とか猛獣を投入させるとか、観てる側としては面白いもしれないけど、プレイヤーとしては全然フェアじゃない。最後の一人だけしか生き残れないというのに、途中でグループになって和気あいあいと狩りをしてる連中、あれはおかしい。しかも、その後みんなでぐっすり熟睡。やるかやられるかの世界なのに、なんという緊張感のなさ。主人公は、闘うというより、助言をもらってそれを実行して切り抜けたり、誰かに突然助けられたりして生き残るという形で、あまりぱっとした展開が見当たらない。こういう不条理生き残りゲームというのは、すでに邦画で似たようなものが何本かあったけど、邦画製のほうがまだ面白く見れたような気がする。不条理に対する、子ども達のもっと必死な様相が欲しかったな。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-01-18 12:24:23)(良:1票)
92.  バッド・ティーチャー 《ネタバレ》 
こういう役柄は、キャメロン・ディアス以外に 適役はいないでしょうね。生徒のことなど全く考えてなく 自分のことしか考えてない教師役なのですが、 どこか憎めない。そういう役柄を巧く演じてます。 台詞、および下ネタ描写で思い切った部分もあり、 そういうところはなかなか面白いのですが、 ストーリー自体は可もなく不可もなく実に平凡。 ライバル女教師や男の取り合いなど、全体的に なあなあな描写なので、もっとメリハリが欲しかったかな。
[DVD(字幕)] 5点(2013-01-17 11:21:19)
93.  ハングリー・ラビット 《ネタバレ》 
 「世界最速のインディアン」の監督さんということで期待して観たのですが、アクションがどうにも陳腐で地味。全体として印象の薄い作品でありました。ガイ・ピアースの悪役っぷりはなかなかハマっていたと思うのですが、そもそもこの「代理殺人」システムとやらがとても機能するとは思えず、すぐに破綻するのは目に見えているわけで、その設定自体に違和感を持ってしまいました。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-12-20 22:30:35)
94.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
前作が劣化版マトリックスのへなちょこアクションだったので本作もあまり期待はしていなかったのだが、少なくとも前作よりかは遥かに良い出来映え。一つ一つのアクションも目に楽しめるし、なによりお金かかってそう。ストーリーは、よく言えば自由奔放、悪く言えば脈絡なしで、次になにが出てくるのやら、どうなるのやらと全然予想がつかない。構成的に、ゲームのやり方をそのまま真似ているのだろう。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-12-19 17:35:51)
95.  遙かなる走路 《ネタバレ》 
今でこそ当たり前の存在になっている自動車ですが、 その自動車の創成期がどのようなものであったのか 本作を見て知る事ができ、とても興味深く、 そして面白かったです。  トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎の お話ということですが、やっぱり見ていて思うのは、 「創業家精神」というやつですよね。 父の佐吉さんから受け継いだ、やると決めたら とことんまで突っ走る精神、誰もやってないことを やり抜く精神、この精神の崇高さを感じた次第です。 誰もやらないことに挑戦すると、いつの時代でも必ず 批判や困難がつきものです。 何度失敗しても、うまくいくまで何度でもトライする。 そしてどんな困難があろうと、成功するまで挑戦する。 全ての創業者は、多かれ少なかれ皆同じ道をくぐり抜けて いるんだろうなと、これまでの日本を作り上げてきた 多くの先人の努力に思いを馳せ、胸が熱くなりました。  物語としても、ぐっとくるところがあります。 経営陣に幾度となく反対されながらも、彼らを説得する 様子や、ついに一台の車を作り上げたときの、 多くの技術者たちの喜び様など色々ありますが、 一番はやっぱり実の母と対面して、お母さんを 自分が作った車に乗せようとするシーンですかね。 本当に感動しました。まぎれもない良作です。
[DVD(邦画)] 8点(2012-10-22 20:56:34)
96.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 
「見終わってしばらくしたら忘れる映画」とか、「中身がからっぽの映画」というのは通常マイナス要素として言われるものだけど、この作品に限って言えばその空っぽさを徹底しているように見え、マイナスどころかむしろ賞賛したくなる自分がいる。観客だって、別に小難しい話やうざったい恋愛模様などが観たいわけでなく、求めているのは熱いバトルシーンなわけで。それを徹底してるわけだから、実に清々しいではないか。特に海軍マニアにはおすすめの内容となっていて、実際の駆逐艦とか戦艦ミズーリなんかが出てくるので、目にも楽しい。勿論こういう作品は突っ込みどころが満載なのはいつものことで、本作の宇宙人は人類よりもはるかにすぐれた戦闘能力を持つ船や兵器を持っているわけだが、これがまた相当弱いのだ。彼らは攻撃力はあっても、守備力はまるでないらしい。「光に弱い」という理由がついてはいるものの、肉弾戦になってもやっぱり弱い。それでいて、人間とふと一対一になったと思いきや、なにも手を出さなかったりする。良い奴なのか悪い奴なのかもはっきりしない。でもいいんだ。そんな細かいことは水に流そう。巨大なメカが頭上高く舞い上がり、無慈悲な殺戮マシンが次々と襲いかかる、そのダイナミックなシーンをこれでもかと見せつけてくれる。からっぽの映画は、頭をからっぽにして楽しむ、それが鉄則なのだ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-09-06 23:16:26)(笑:1票) (良:2票)
97.  八甲田山 《ネタバレ》 
まぎれもない大作です。そして、実際にロケ隊が遭難しかかったというのもよくわかるぐらい、全編に渡り吹雪いてる。観ていて寒々しくなるので、真夏に観るにはもってこいかも(笑)。ただ、3時間弱の尺は正直長く感じました。2時間ぐらいにしても別に問題ないのではないかと思う。基本の主軸は、有能なリーダーと無能なリーダーの対比、それに尽きるでしょう。無能なリーダーのせいで、多くの隊員が正気を失い、命を落とした。そしてそのリーダー自身は、隊員たちによって最後まで生かされたという切ないラスト。さすがに自責の念で最後は自害されてたけど、そもそもこの訓練てどれほどの意味があったのかしら、ていう思いもありますよね。案内人の女性に対して徳島大尉が「案内人殿に、敬礼!」と言うシーンが一番良かったです。
[DVD(邦画)] 6点(2012-08-20 14:06:47)
98.  発情アニマル 《ネタバレ》 
私はリメイクされたほうを先に見たのですが、正直言うとこのオリジナルよりリメイクのほうが良かったですね。あっちのほうがより過激だし、なによりスピード感がありました。まぁ、でも70年代にこれだけ過激な作品を作る心意気というのもありますし、このオリジナルがあってそういうリメイクが生まれる訳ですからね。だから、先駆者としての評価は揺るぎない。勿論、この先駆者っていうのも、ほとんどの人が毛嫌いするような、そういうジャンルの先駆者ですから(笑)、真っ当な人にはとてもお勧め出来ません。女性が男どもにレイプされ、その女性が男どもに「目には目を」な復讐をするという内容ですから。リメイクとちょっと違うなと感じたのは、復讐してるときの彼女は、割とこう淡々としているといいますか、リメイクの子ほど怒りにうち震えてるような感じには見えないんですよね。アニマルたちを誘惑して、まんまと罠にはまったところでサクっとやる、みたいな。その点に少し物足りなさを感じるのも事実なんですが、なんにせよ身体を張って体当たり演技した彼女には賞賛を贈りたいと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-19 20:32:08)
99.  拝啓天皇陛下様 《ネタバレ》 
この作品の良いなと思うところは、戦争というものを主軸にして描いてるのでなく、あくまでも舞台装置として扱っているという点ですね。その扱い方、軍隊や貧困を扱いながら爽やかな喜劇でまとまっているということが今ではとても新鮮に感じる。勿論メインは、ヤマショーと棟本の友情物語ですよ。これがもう実に微笑ましい。見ていて心洗われる。ヤマショーこと山田正助は、まさに自然児とでもいわんばかりのキャラで、飯が食いたいという理由で軍に残りたいと考えたり、そのために天皇陛下に手紙を書こうとしたり、棟本を喜ばせるために鶏を盗んできたり、恋心募らす中、いつのまにか結婚まで決めたような気になってたりと、その純粋さがたまらないんですよね。そんで、棟本はそんなヤマショーにいつも常識という名のツッコミを入れる。男の友情の、一つの美しい姿。そしてまた、ヤマショーを演じた渥美清のナチュラル演技のすばらしさも光る。それは演技というより、まさに山田正助という純粋無垢な男が現にいたんだと、そんな風にすら感じさせられます。
[DVD(邦画)] 7点(2012-08-17 17:33:07)
100.  ハウスメイド 《ネタバレ》 
まあまあ面白かったと思いますよ。見せ方も巧いですし、全てをお金で解決する金持ち一家の嫌らしさが全編にわたり出ていたと思うし(笑)。確かに、ウニさんにも落ち度があったと思います。序盤から好意を持ってたような感じだし、最初の時点で断るべきだった。だがしかし、妊娠してからの一家の対応が実に酷い。女たちの醜い争いも見てて面白いけど、義理の母さんに言い詰める旦那の台詞がまた格別(笑)。ただまぁ、ラストの復讐は、はたして復讐になっているのか?て思う人も多いはず。心情的には、あの一家に直接の実害が加わるような復讐をしてほしかったりもするので。あの惨状を、ナミちゃんがしっかり目撃していたので、どちらかといえば、その復讐をナミちゃんに託したという風にとらえることも出来る。あの子が真っ当に成長していけば、真っ当でない家族といつか対峙する時が来るのだろうから。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-09 22:50:47)
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