141. 遥かなる大地へ
もうちょっと壮大な歴史ロマン冒険活劇!みたいなのを期待してたんですが、やや友和・百恵系のアイドル映画チックになってしまった印象。トムは悪くないんだけれど、キッドマンがちょっと薄っぺらい感じ。もうちょっと「芯の強さ」みたいなものが欲しかった。 <追記>16年ぶりに再見。封建的地主制度が残る伝統の国から自由の国に移民したら格差が逆転するというのはさもありなんという印象。ただし、2人とも妙に前向きで悲壮感がないので、全体的に軽くて見ていても緊張感がない。気軽に見るにはいいのだろうが。ただし、土地を求めて夢と希望を持って突き進むという裏にはインディアンを追い出しているという負の側面があるわけで、そういった事まったく排除して描くのはあまりにもバランスが欠如した「アメリカ万歳」的でもあり、傲慢な印象も受ける。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-02-14 04:56:36) |
142. バウンド(1996)
ずっとハラハラしっぱなしだった。作中舞台となるのは1つのマンションのみという閉鎖性がさらに緊張感を高めていると思う。ただし、過去に1度裏切られ刑務所に入った事のあるジーナ・ガーションが何故ジェニファー・ティリーを信頼するようになったのかが不可解だった。だから2人のどちらかが裏切るのでは?と最後まで思ってしまった。 8点(2004-02-08 03:54:46) |
143. ハートブルー
前半は結構面白いのだが、双方の素性がバレてからは、なんかキアヌはヘナチョコだし、パトリック・スウェイジは強盗の犯行動機が滅茶苦茶なタダのバカだし、訳がわからなくなってくる。そもそもこの映画に友情なんてあるの?自分の女を監禁・暴行・人質にする相手に友情も何もないと思うが。 4点(2004-02-08 02:11:38) |
144. バウンティ/愛と反乱の航海
結構面白かったです。軍の規律と南国パラダイス。そりゃ後者がよいでしょう。環境によって人は変化する。また恐怖じゃ人はついてこない。艦長にもう少しマネジメント能力があればこの事件は起こらなかったのでは?とは言っても艦長について行った者もいるので、上司部下は最終的にはやはり相性か?などといろいろ考えさせられました。 8点(2004-02-07 13:57:53) |
145. バックドラフト
兄弟の葛藤・映像的な迫力共によいと思いますが、放火する消防士は 論外。結局放火で仲間を殺してるしさ。殺人方法は他にもあるだろ?消防署を守る方法もいくらでもあるだろ???このせいで、はっきり言ってストーリーが滅茶苦茶になった。 6点(2004-01-25 19:53:17) |
146. パーフェクト ストーム
単なる無謀者の顛末。観ていてアホらしかった。 <追記>18年ぶりに再見。年を取って評価が変わるかと思ったが、そうでもなかった。生き残りが居ないのでどこまで実話なのかがわからないが、もし本当だとすると命よりカネを優先したということになり、これが漁師のギャンブル精神なのかもしれないが、もうこうなると反面教師として見るしかない。映像的的にはそれなりの工夫は感じられるが、やはり後味は悪い。尚30分程度短縮されたものを鑑賞。 [地上波(吹替)] 4点(2004-01-16 21:48:24) |
147. バーティカル・リミット
観にいったのですが、そこそこ楽しめたかな。オチも結構よかったと思う。 6点(2004-01-08 13:20:50) |
148. バーチュオシティ
結構笑えたけど。皆点数低いね。 6点(2004-01-06 18:56:45) |
149. ハリーの災難
ドキドキはしないんだけど、常にハリーの事が頭から離れないので「どうなっちゃうんだろう?」という期待で最後まで楽しめた。 6点(2004-01-02 22:08:18) |
150. パトリオット・ゲーム
ハリソンフォードファンならそこそこ楽しめる作品。 6点(2004-01-02 04:17:48) |
151. 張り込み(1987)
のぞきシーンが多く、ちょっと「裏窓」風。ウソの上塗りで追い詰められていくドレイファスが面白く、かつ緊張感もある。刑事コメディーの秀作。 8点(2003-12-31 21:45:48) |
152. はつ恋(2000)
田中麗奈の可能性を感じる作品。 7点(2003-12-28 02:11:29) |
153. パリの恋人
《ネタバレ》 「ボンジュールパリ」は確かにいいね。オードリーが本当に楽しそうに踊っている。これで十分なのでは? <追記>17年ぶりに再見。まずは「アメリカ人よ、パリを見て死ね」という台詞がNHKで流される事の衝撃。また30歳差のカップルには違和感はある。これも年の差婚がアレコレ言われるようになったせいだろうか。ストーリー展開のキモは共感主義の哲学少女が「くだらない」モデルの仕事への評価の変化なのだが、女好きの哲学者のせいでウヤムヤなオチになってしまった印象。オードリーが楽しそうに踊っているのはいいんだがさすがに「声」は気になる。ファッションは着飾っているよりも普段着の素朴な方が個人的には印象はよい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2003-12-28 00:52:25) |
154. 八甲田山
リーダシップとは何か?を考えさせられる映画。 <追記>10年ぶりに再見。欣也は愚かなリーダーというイメージだったのだが、よく見ると部下の信頼は厚く、慕われているが上司に振り回されてモノが言えない哀れなリーダーだったのだなと。まあ軍隊だから仕方ないけど。一方対比的に描かれる高倉健の方はちょっと英雄過ぎてファンタジーになってしまっているような。諸々の選択の結果も偶然性が高いというか、単純に各々の隊の善悪を決め付ける事もできず、自然の前では人間は無力なのだなあと思わせられる。特に311後だと痛感する。再見で気になったのは加山雄三の存在。常に冷静で空気を読む。上司の前ではしゃばらず、部下に対しても偉ぶらず、あまりリスクもとらない。こういう人が組織では生き残り、出世していくタイプなのかなと。 各々の隊については極端に対比的に描かれているが、どうも史実はちょっと違うようである。この辺についても詳しく調べてみたいなと思った。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2003-12-27 23:33:08) |
155. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ちょっと子供向けの映画という感じ。ストーリーも一部「?」と思えるところがあった。(途中で寝ちゃったからかもしれないが・・・)こういうところでアレコレ書きたい人には物足りないかも? 4点(2003-12-27 13:12:38) |
156. バトル・ロワイアル
人間の本質を描いた秀作だと思います。人間が極限に追い込まれると、まさに手のひらを返して昨日の友は今日の敵となり、サバイバル闘争が展開される。カッコつけて潔く死ぬか?なりふり構わず生き残ろうとするのか?殆どが後者でしょう。実際の殺し合いではないでしょうが、同じような事が日常茶飯事起きていると思います。 9点(2003-12-23 04:54:23) |
157. 遥かなる山の呼び声
今までの人生でもっとも感動した作品。20年ぐらい前、中学時代に見た。これがどうしても観たかったのだが、リバイバル上映されないので、ビデオデッキとセルビデオを買った。よってビデオで観た初めての映画。観終わった後は震えが止まらず放心状態になった。デッキとテープで10万かかったけど、10万は安いと思った。その頃私は登校拒否をしており、毎日家にこもって、この作品を毎日2-3回見ていました。そういう生活が2,3ヶ月続いたので、200回ぐらいは見たんじゃないかな?何とか今までの人生をやってこれたのも、この作品があったからだと思ってます。心の支えとなってる映画です。 [ビデオ(邦画)] 10点(2003-12-23 02:46:11)(良:4票) |