141. パーフェクト・ワールド
長年にわたり精力的に映画を撮ってきた映画人クリント・イーストウッドの力量を感じる作品。ケビン・コスナーのひねた暖かみを持った演技も良く、良い映画に仕上がっている。 7点(2003-10-06 18:29:05) |
142. パピヨン(1973)
脱出不可能と言われる刑務所から脱走しようって映画は多々あるけど、今作ほどの主人公が脱出(=生き抜くこと)に痛々しいまでの執念を見せる映画はなかったと思う。スティーブ・マックイーン、ダスティン・ホフマンそれぞれが演じる男の生き様が実に熱く切ない。 7点(2003-10-06 17:59:40) |
143. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
公開30年目を機に改めて3部作を観返してみて、充分分かりきっていた事だけれど、その自分自身の理解を越えて、遥かに僕はこの映画が好きだということを感じ入った。 この映画による娯楽体験こそが、僕の映画人生そのものの原点だと言って過言ではないし、同じような感慨を持つ映画はファンは世界中にいるのだろう。 焼け落ちた写真の欠片を手に取り、膨大な時間を越えて離れ離れになってしまった“友”を思う主人公。 が、次の瞬間、“友”は、今シリーズ中最も派手な描写で主人公の前に表れる。 そして最後にこう言って主人公たちを諭す。 It means your future hasn't written yet. No one's has. Your future is... whatever you make it. (君たちの未来は、まだ白紙という意味さ。 誰もがね。 自分の未来は・・・ どんな風にも、自分で作るものだよ。) 最高。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-10-03 20:45:58) |
144. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
この映画シリーズの主人公は言わずもがなマイケル・J・フォックスが扮したマーティ・マクフライ。 ただ3部作のパートごとに主人公の存在を食らうほど印象的なサブ主人公が存在する。 PART1の第二の主役はマーティの父親のジョージ・マクフライ。PART3の第二の主役はドク。 そして、このPART2のそれは、“ビフ・タネン”に他ならない。 故にシリーズ随一のダークさと悪趣味ぶりを誇っている。 今作において、未来→現在→過去と3つの時間軸においてビフ・タネン(+その孫)という稀代の悪役を演じきってみせたトーマス・F・ウィルソンの功績をすべての映画ファンは忘れないだろう。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-10-03 20:42:53) |
145. バック・トゥ・ザ・フューチャー
エンターテイメント映画というのはどこか安っぽく見られ、時間の経過とともに邪険に扱われがちだがこの映画は紛れもなく映画史に残る傑作であり、映画自体の娯楽性を代表する作品であると思う。現在にいたるまで日々エンターテイメント映画は作られ続けているが、この映画を完全に越えたと言える娯楽性をもった作品はまだ誕生していない。 10点(2003-10-03 20:33:38)(良:1票) |
146. パッセンジャー57
彼らしいと言えばらしいと言えるウェズリー・スナイプスのB級アクション映画。とりあえず見れるけど、何がどうしたということもない。もうひとつウェズリー・スナイプスは作品に恵まれていないと思う。 4点(2003-10-03 18:19:48) |
147. バトルランナー
もろにB級アクション的なノリだけど、見所は大いにある。ストーリーには安っぽさはあるけど、近未来におけるエンターテイメント界に対する危険性を訴えるところもありまとまっている。悪役をはじめ全体的に悪趣味な感じが作品の雰囲気にあっていて良かった。 [地上波(吹替)] 5点(2003-10-02 22:20:04) |
148. パトリオット・ゲーム
激しく印象の薄い映画。ストーリーの概要さえ思い出せない。ハリソン・フォードの険しい顔しか覚えがない……。 3点(2003-09-28 17:08:51) |